モンキー125,2023年初ライド

2023/3/12 Sun

モンキー,最高!

iPhone11 Pro

天気予報大当たり.
なんと,日中10℃近くまで気温が上昇するらしい.
一ヶ月は季節前倒しやな.

モンキー125に,前日にバイク屋さんから引き取ってきたバッテリーを取り付ける.
「マイナスカラハズシテプラスカラツケル」と謎の呪文を唱えながら.

無事にエンジン始動.
2023年は走行距離「5038km」からスタート.

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さて,気温が高いとは言っても,本州の冬とそれほど違わない.
ましてや,体感気温がダダ下がるオートバイに乗るには...正直寒い.

でも走るけどな.

まず上半身.

- 起毛インナーシャツ
- パールイズミのセーター
- 電熱ベスト

そして,忘れちゃならないプロテクター.

その上に20年モノのコミネの3シーズンジャケット
念のため,トップケースにはウインドブレーカーを入れておく.

次に下半身.

- 厚手のスキー用タイツ
- インナーソックス
- 起毛ソックス
- ソックスカバー

そして,これまた20年モノのバイクシューズ.

このあたりはチャリでの経験・装備が活かされている.

グローブは冬最強を誇る「防寒テムレス」

一応,電熱グローブも持参.

電熱グローブ再起動~交換バッテリーが届いた

これで完璧!っつーか,モンキー・ツーリングは久々なので,何を着て何を持参するかの感覚が戻っていない.

さすがにトンネル内はまだ凍結の心配がある.
ゆえにトンネルがないとわかっている馴染みの道を走ることに.

昨日のSNSでの投稿で「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」の会場である「大雪森のガーデン」に至る道が走行可能であることを知り,行き先とする.

国道39号を走る.
もちろん全面路面は出ている.
路肩の雪で車線がつぶれているわけでもない.
十分耐えられる寒さで快走.

ただし,この時期の北海道の道路を走るにあたって注意点がある.

それは砂利

路面凍結時,交差点や坂に巻かれる滑り止めの砂が,融雪に伴い路上に浮き出てくる.
ようするに滑るのだ.
まぁ,わかっていれば問題ない.

ここで,突然,新ヘルメットのインプレ.
長年使用していたAraiのジェットヘルをついに新調した.

どっちのヘルメットSHOW~オートバイ編

本日,ついに装着しての実走.
結論から言うと,想像以上に良かった.
あくまで古いAraiの「SZ」との比較になるが.

まず重さや頭部フィット感(Lサイズ)は問題なし.前のと変わらない.

シールドが長いのが気に入った.
フルフェイス並の防風効果があるような気がする.
つまり密閉性が高いので,安物インカムの音質も向上したような気がする.

【最新型改良Type-C】 バイク インカム ヘルメット スピーカー Bluetooth

ただし,この密閉性との引き換えなのか,シールドの曇りがひどい.
低温のせいかもしれんけど.

「ピンロックシート」,試そうかなぁ.

【RunWind 】ヘルメット 曇り止め シート ピンロックシールド くもり止めシート シールド クリア (ジェットヘルメット)

サングラス内蔵なのをすっかり失念.
いつもの安物を別にかけている.

高速道路は使えないので,チャリと同様に下道で上川市街へ.
いつも立ち寄る,国道に面したセブンではなく,マチナカにあるセイコマへ向かう.

ちょうど,前夜に『ドキュメント72時間』で初山別のセイコーマート回を観たばかり.

ドキュメント72時間「初山別のコンビニ」撮影裏話

ああいうのを観るとセイコマを応援したくなるのが道民ってもんだ.てぃっ(何?).

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缶コーヒーと「道産ポテト」を購入.
冷えたカラダを暖める.

休憩中,目の前を見覚えのあるロードバイクが走っていった.
おそらく「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」の中の人(Gさん)だろう.
さすがだ.もう乗っている.

先ほどの砂利問題のこともあり,ロードバイクで快適に走れるようになるのはもう少し先.
メイン道路は専用の路肩洗浄車が清掃してくれるのだ.それを待つ.

ゆえに本日の初乗りはオートバイにした次第である.

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さて,補給も済んだところで「森のガーデン」へ.
高速道路の高架下が濡れていたのでやや緊張.

その昔,冬のツーリング中,京都の山奥にて凍結道路で転倒した経験があるのだ.

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先の情報通り,コース上は完全に乾燥.
路肩に積まれた雪山から時折,水が流れているだけだった.
おそらく,頂上の高級レストランは冬季も営業しているので,ちゃんと除雪が入ってるのだろう.

今日はオートバイだが,夏のレースを思い出しながら登る.

旭ヶ丘ヒルクライムアタック2022

今年の大会も,もちろんエントリー済み.

機材ドーピングでどこまでタイムが伸びるか?
その前にちゃんとトレーニング.
エンジン(カラダ)をチューンしないと意味がない.

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頂上に着いた.

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農場方面への道も一部除雪で少し探索.

作業車をよく見かける.
春への準備だろう.

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レストランの駐車場まで上がってみる.
さすがに高級過ぎて手が出ないし(ランチ¥4,000~),その前に予約制だ.

山の写真だけ撮ってそそくさと退散.

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丘を下ると,先ほど見かけたロードバイクの人が2本目のヒルクライムに挑むところだった.
「中の人」との予測は大当たり.しばし歓談.

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正午を少し過ぎた.
昼飯を食いに行く.

お気に入りの『山の食房』でいつもの「ポークチャップ定食」を注文.

こういう時って新規開拓,つまり「新しいモノに挑戦した方が良いかも?」といつも考えてしまう.

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空腹なのに,それではずしたら嫌だし,一方でおいしいとわかっているモノが,いつ何時食べられなくなるかもしれない.

有限な人生で,この2つがせめぎ合う.
「終活」が難しいのは,結局こういうことなのだろう.
知らんけど.

注文してから料理がやってくる間に,家を出る直前に届いた『ファイブスター物語17巻』を読む.

ファイブスター物語 17 (ニュータイプ100%コミックス)

正直,ストーリーには断片的にしかついていけない(裏設定&変更が大杉)
新刊が発表される度,キャラがどんどん増えて物語が拡大していく.
作者(読者も)存命中に完結まで見届けられるかどうかの懸念が常に付きまとう.
連載始まって早37年である.
ただし,永野護は稀代の天才作家だと思う.これからも好きなように描いて下さい.

にしても,ここのポークチャップは美味い.また食べに来よう.

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復路はやや遠回り.
確実に開いている当麻町のパーキングへ向かう.
そこでトイレとコーヒータイムのつもり.

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途中,JR「愛別駅」に寄る.
特に用事はない.
この駅もいつなくなるかわからんね.

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当麻のパーキングには,バイカーの先客がいた.
CB400とMAGNA250.

「寒いですね」と挨拶.
カップルかと思ったが,父娘だった.

お父さん,非常に気さくな方.
新コロの件もあって,リターンライダーとのこと.
そして,娘さんが免許取り立てで今日が初ライド!(3月の北海道である).

うちのJK娘も,オートバイに乗る日が来るだろうか?

Kazchariと世代が近く「ガンマやMVXの後ろは走っちゃいけない」とか,昭和ライダーにしかわからない会話をかわす.

チャリもそうだけど,二輪愛好者同士は話題が多いな.やっぱり.

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桜岡へ.
やはり日が落ちてくると寒い.
とは言え,電熱グッズに頼るほどではない.

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東川キャンモアスキー場の横の”ジェットコースター”
北海道にいくつあるんだ? ジェットコースター.

家の近所も,ちょっと前までは一面の雪道.
今年の季節変化は加速度的.

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早々に帰宅.
距離計は「5183km」を指していた.
つまり,本日の走行距離は145kmほど.
オートバイだとあっという間やね.

泥跳ねだらけのモンキーを濡れタオルで拭く.ご苦労さん.

さぁ,2023年度のオートバイ・ライフのスタートである.

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