2020/7/14 Tue
その時不思議なことが起こった.
今朝は5時からローラーを回す.
ローラーの友として『「麒麟がくる」まで待てない!戦国大河ドラマ名場面スペシャル』の先週分『秀吉』の録画を観た.
『秀吉』は全編通して観たかな.割と内容を覚えている.
渡哲也の信長はさすがのハマリ役だったが,それよりなによりも,主役の竹中直人のキレた演技が全てをもってった印象.
時々香川照之と区別がつかなくなるのはKazchariだけ?
この大河『秀吉』,最大の特徴はその死を描かなかったこと.
栄華を極めた絶頂,少しボケはじめた北政所との結婚35周年を祝うパーティで物語は終わる.
歴史上の事実としてその後,秀吉は醜態をさらしていく.
堕ちたヒーローを描くのは難しい.
異色中の異色として,悪役をヒーローとして描いた『平清盛』は大失敗というか,世間から総スカンをくってたな.
Kazchariは役者の鬼気迫る演技をはじめ,あの暗~い画面構成が好みだった.
戦国・幕末以外の時代も珍しいし.
それはさておき,番組の最後でMCの高橋英樹が「竹中さん,やり残したことはありますか?」とふると,竹中直人は「ぜひ,晩年の秀吉もやってみたいですね」とかなんとか答えている.
あれ?
確か数年後の大河『軍師官兵衛』で竹中直人はもう一度秀吉を演じていたはず.
さらに,先ほど言及していた醜態をさらした晩年の秀吉をしっかり演じ,大往生(?)を迎えたはず.
いつの間にかKazchariは『軍師官兵衛』が作られなかった,もしくは竹中が秀吉を演じなかった世界に飛ばされてしまったらしい.
早速,ヨメさんにこのことを話すと,「最初から最後まで主役でやりたいという意味ちゃうの?」とご意見が.
そうかなぁ? 『官兵衛』でも十分主役はってたが.
その後,洗濯物干しへ.
いつものごとくiPadでYouTubeを観る.
「なになに,最終回が悲惨な展開のアニメ? なかなか面白そうやな」
と再生ボタンをポチっ.
最初が『バジリスク』(なるほど),2番目はなんと『あしたのジョー』だった.
YouTuberさん曰く,
「えー,最強のチャンピオン,メキシコのホセ・メンドーサとジョーは死闘を繰り広げるわけですが,とうとう最後にですね,ジョーは判定で“勝つ”のですが,イスに座ったままで真っ白に燃え尽きているわけですよ」(意訳)
あれ?
確か,ジョーって判定負けでは?
ここで勝ってたら悲惨うんぬん以前に,全然物語の意味ないし,この試合に至るまでのドランカー描写も台無しやん.
うーん,YouTuberさんの単なる勘違いかなぁ.そやけどこのネタで紹介するのに,『あしたのジョー』の最重要シーンの勝敗で間違えることがあるのだろうか?
はっ,も,もしや,やはりここは以前いた世界とは別の世界?
さすがに2回も続くと現実感がなくなってくる.
これまた,ヨメさんに報告すると,
「ワタシもそんな話知らんわ.その人若いから知らんだけとちゃうの?」とのご意見.
あー,なんだか,目の前の空間,脳内の認識が崩れていく…
マジで寝ている間にタイムリープ? 今は何度目?
まっ,冷静に考えてみると,Kazchariも毎日駄文を書き散らしているわけで,知らずにたくさんのミスや思い違いをしているかもしれんな.
反省してこれらを修正したら,元の世界に戻れるだろうか?(なんのこっちゃ)