レトロフューチャーと未来の科学

2023/2/21 Tue

そんなのは古い.

朝,NHKのニュースにて「空飛ぶクルマ」の有人フライト実験を紹介していた.

「空飛ぶクルマ」人を乗せ高度30mまで浮上の試験飛行 大分

夢のある話で結構だが,あくまで浮上実験
日本における(?)実用化はまだまだ先だろう.
そういやずっと前から言われている「ドローンによる宅配便配達」って,どこまで進んでいるのだろう?

また「空飛ぶクルマ」が実用化されたとしても,人の手によるマニュアル操縦ではなく,自動で決められたコースだけを飛行するような気がする.
でないと危なくて仕方がない.
地上での自動運転すらまだ未解決.

しかし,先程のニュースに映った「クルマ」だが,果たしてこれは「クルマ」と呼んでよいのか?
少なくとも形状的に地上走行は無理っぽい.

その飛行試験を見ての子供の感想.

「ヘリコプターみたい」

あまりに正直な感想で笑える.

その昔,Eテレの『地球ドラマチック』で見た「トランジョン」はクルマ要素が強かったように思うが.

空飛ぶ自動車「Transition」、いよいよ2019年に発売–2人乗りで航続距離640km

かつて,SF映画やコミックで描かれたチューブ内を走るエアカーや,クルマの形状そのままで垂直上昇し,水平移動に切り替わる...やはりあれはレトロフューチャーどまりなのだろうか?

飛行機ではないが,クルマの形のまんまで潜水艇になる『007 私を愛したスパイ』(1977)のロータスには感動した.
実際は特殊撮影で潜行は不可能らしいけど.

フジミ模型 1/24 BOND CAR Submarine

「空飛ぶクルマ」に話を戻すと,現状「でっかいドローン化」が主流のようだ.
つまり現行技術の応用.

移動手段が馬からクルマになった要因,「内燃機関」の開発のようなエポックメイキングはからんでいない.

モノリス,飛行石,シズマドライブ,ナノミスハインなど,SF映画やアニメには画期的発明もしくはナニモノかにもたらされて,文明が進化するという描写が多い.

現状,常温核融合とかどうなってるんやろ?
超電導技術はMRIか.

日常,体感できる変化は通信速度の爆速化が身近.
ようするにスマホの進化が一番身近かな.
まぁ,これも既存の物理法則の拡大ではある.

つーことで,気になったので,この先に登場するであろう最新科学の成果をGoogle先生に聞いてみた.

実現可能性の高い、未来の科学技術10選

あれ?「空飛ぶクルマ」が入ってない.
空を飛ぶならパーソナル・ジェットパックの方が実用的?

『マンダロリアン』の第三シーズンが楽しみだ.

秋分の雨とDisney+で『マンダロリアン』

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