さくっと忠別ダムライド

2020/8/23 Sun

ロードにも乗らないと.

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Partly Cloudy, 26°C, Feels like 26°C, Humidity 44%, Wind 2m/s from SW

カブトムシ採集と同日.
さすがに息子と一緒の低負荷ライドだけだとアレなので,ロードに乗りかえて,夕方からさくっと忠別ダムまで行って来た.
2台持ちだと,一日でこういう遊びができるから面白い.

それにしても,やはりロードは軽い
家を出て堤防沿いを走るサイクリングロードへ.
風はほぼ無風
邪魔をするものはない.
踏めば踏むほど速度が出る感あり.

ただし,左膝は膝蓋骨骨折の既往をかかえているので,無理すると間違いなく痛みが発生する.
20年以上前のバイク転倒事故が原因だが,もしあの時骨折していなければ,今の自分はなかった.
少なくとも北海道には住んでいなかったと思う.

少し前まではライド中,骨伝導イヤホンで音楽を聴きながら走っていた.
最近は風切り音が心地よい.
夏の終わりの日差しもやさしい.
斜光がチャリや麦や稲穂を照らす.

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後,30年もすれば,こんな世界を感じることもできなくなるかもしれない.

不治の病ではないけれど,50を過ぎて自己の人生の終わりを想像することが多くなってきた.

“うつ”ではないけれど,「人は永久に生きられない」という真理を明確に意識するようになってきた.

だからこそ,有形無形の美しいものを忘れないでおこう.
チャリはその全てを与えてくれる素晴らしい乗り物.

とかなんとか感傷に浸っている内に,忠別川発電所を過ぎる.
ここからダムの管理所までの5.3kmがSTRAVAのセグメント
下ハンに持ち替える.

とは言え,あまりとばすと最後の坂がもたん.
ここに至ってもほぼ無風
助けも妨害もない.
まさに自分との戦い.

チェレステカラーの橋が見えてきた.
ここから登りが始まる.
ダンシングに切り替える.
一息つける段差までたどり着いた後はシッティングへ.
割と調子よく足が回る.
それでも息が上がってくる.
呼気2回,吸気1回のリズムを保つ.

赤い橋を過ぎ,ダムまで150mの看板が見えてくる.
後少し.
ダンシングに切り替える.
カーブの前方,後方をを確認し,センターラインを越えて右側にあるダム管理所へ.

...ゲホゲホ,うっぷ,気分が悪い.
肺や胃が不快感を訴えている.
All outとはいかないけど,かなりがんばった...はず.

結果は10:58.とりあえず現状同率9位.
その上の方が10:52.これが次の目標か.
STRAVAによる動機付けは恐ろしい.

フラフラしながらダム路へ.
雲の位置も低く蒼い空が広がる.
自己の呼吸音,チャリのラチェット音しか聞こえない
静かだ.

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さて,今日与えられた時間は2時間
無茶な遠出をせず,5時半には帰宅しよう.
きっと子ども達はカブトムシの世話をしているだろう.

帰りのサイクリングロードも,トンボやバッタが飛び交っていて,一日通して昆虫ライドな日
北海道に秋が近づく.

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