『TENET』をネットの力で解釈

2020/10/2 Fri

オラに知恵をわけてくれ.

...というわけで,一夜明けてもまだまだ続く『TENET』の衝撃.
昨日のブログでうろ覚えのあらすじを書いてみたものの,さっぱりはさっぱり.
「こんなんも理解できへんのか,お前アホやろ」と言われ続けることに喜べる「M体質」の人にはたまらん映画であることは間違いない.

で,各種映画レビューサイトをざっくり巡回してみたが,不特定多数が書き込む掲示板系は全然参考にならない.
「わからないけど面白い」的な感想が多い気がする.

その点,やはり個人ブログは深く考察している(同時に自分のうろ覚えの適当差が発覚).
現状,ここが一番参考になった(うならされた)

【ネタバレ】『TENET テネット』解説・考察:ノーランの作り出す美しき物語の「円」に惚れた!

以前から購読させていただいている.
その鋭い考察が素晴らしい.
管理者のナガさん,すごいわ.

その記事から,なるほどと思った点をアップ.もちろんネタバレも含みます.

- Kazchariが主人公の名前が思い出せないのは当たり前.劇中,誰にも名前を呼ばれていない.
- オペラ劇場で探していたのはプルトニウム241=立方体の装置
- あの立方体はアルゴリズムと呼ばれる世界消滅装置の一部.
- オペラ劇場で,主人公を助けたのはエージェント=ニール.
- 奥さんの名前はキャット.シュレディンガーの猫から!⇒「観測」という行為の重要性
- 円環構造.挟み撃ちの意味
- セイタースクエアを構成する単語は全て本編に登場
- 誰の視点で話が進んでいるのかを考えれば“少しは”わかりやすくなる
- 超難関,カーチェイスシーンの分析がスゴイ...というかこうして色分け文章にしてもらってもまだピンとこん.

パンフレット(未購入)にも,この難解な映画の構造についてはある程度触れているらしいが,肝心のカーチェイスシーンに関してはサジを投げているそうな.

この解説でも残る”謎”に関しては別の方のブログで補完.

難解映画【TENET テネット】攻略-文系にもやさしい徹底解説・考察 ※ネタバレあり

- 主人公(名もなき男)はCIAのスパイ
- 拷問後の彼を救ったのは彼自身が未来に作るチームTENET.
- 環境破壊によって滅びかけている未来人が,若いころのセイターに,金と逆行能力を与えて権力者にし,9つに分かれたアルゴリズムを集めて作動させるよう仕組んだ.
- 時間逆行装置「アルゴリズム」が起動すると,全世界が逆行するので,息ができなくなる人類は滅ぶ.
- 作中の世界はキャットがセイターに撃たれたシーンが頂点(折り返し点).

他に,YouTubeにも解説動画があるので一通り見た.

これでようやく劇中のタイムラインはだいたい理解できた.
それでもまだ謎,というか納得できない点がある.
それは「未来人」関連について.

- アルゴリズムが発動し人類滅亡.その誰もいなくなった世界に逆行してきた未来人が到着.その後順行にチェンジして世界をやり直す? もしくは逆行空間で逆行したまま過去に向かって生きる?
-「祖父殺しのパラドックス」は起きない(結果は変わらない)という前提でこの作戦を決行するつもりなら,順行に戻すつもりはないということ?
- セイターにアルゴリズムをどうやって送ったのだろう? なんで9つに分解?
- セイターはどうやってアルゴリズムを探したのか?
- エストニアがどうしてプルトニム214を保管?

どこかのサイトで誰か分析してない? まだまだ探求の旅は続く(自分で考えろ!).

いやぁ,それにしてもここまで楽しめるとは.
めちゃくちゃコストパフォーマンスがいい映画やな.いわゆるスルメ映画
既に出尽くしたと思われるタイムリープ物だが,まだこんなアイデアがあったとは.

数か月後にはレンタルや配信が開始されると思うけど,たぶん酷評の嵐になることが予測される.
もしくは途中で視聴をやめるとか.

つまり,挫折しそうになっても,集中して見続けなければならない劇場公開向け映画の最たる物やな.
さぁ,近いうちにもう一度劇場に(再確認に)行くか! おお客の行動すらも逆行させるとは!

コメントを残す