歌野晶午『春から夏,やがて冬』を読んだ

2020/1/9 Thu

春から夏、やがて冬 (文春文庫)

それほどの読書家ではないが,年間100冊は活字本(紙の本)を読んでいる.ほぼ100%図書館で借りている.金銭的に助かるのと〆切(返却日)がある方が読めるのです.傾向としては新書ノンフィクションや国内ミステリ系が多い.

大学生の頃は国内外の純文学にドはまりしていた.今でも一番好きな作家は?と質問されたら迷わず「ヘルマン・ヘッセ」と答える.この頃は新潮文庫や岩波文庫をたくさん買ってたなぁ.
しかしながら,たまーに本棚の奥から“文学系”を引っ張り出して読むと...あかん.展開の遅さに逆についていけん.むしろ老境に差し掛かかった今は軽い内容の本が楽しい.

簡単な読書リストもつけている.1984年から記録しているが,面白いことに最近読んだ本より,20年,30年前に読んだ本の内容を覚えているのはどういうこっちゃ.作品のデキ云々よりも,Kazchariの脳機能,特に感性の低下が懸念される.

さて『春から夏,やがて冬』である.これはミステリ小説なのだろうか?

この本,事前の評判などから探していたわけではなく,たまたま図書館のオススメ本コーナーに置いてあった.手に取り表紙を開いてみると,図書館的処理で貼りつけた帯にこんな文言が...

「ラスト5ページで世界が反転する!」

おお,これは期待できるぞ.なんせあの“葉桜”の作者やしな!と喜び勇んで借りました.

以下,少し内容に触れます.

結論 ⇒ 反転しませんでした.

ハードル高めで読んだせいかな? むしろこのラスト5ページ不要では?
ここまでのヒロイン(?)の造形から,そういう行動するかなぁ...何か納得いかない.
でも,いつ来るか,いつ来るかのワクワク感は味合わせて頂き,一気読みさせる筆力はある.さすがだ.

むしろ,ミステリ要素を抜いた部分.全てを失った50代主人公の心情には共感できた.でも殺すかなぁ...携帯のメッセージでばれた(ことにした)ってのも無理あるし.物語だからと納得したとしても“読了後の充実した感”は弱いなぁ.

この作者には『葉桜の季節に君を想うということ』という泣く子も黙る大傑作がある.相当この類のどんでん返し系ミステリを読みこんでいたとしても,騙されない読者はまずいないはず.今でもおおよそのストーリー展開を覚えている.「おもしろい本はないですか?」と訊かれたら真っ先に推薦している.

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

『春から夏,やがて冬』がKazcahri歴に残り続けるかどうかは,時間が教えてくれる.

『GARNEAU Presents 第1回 美唄スノーサイクルレース』にエントリー

2020/1/8 Wed

1/13に開催される『第1回美唄スノーサイクルレース』にエントリーした.

雪に埋もれたゴルフ場を使ったコースの150分(!)の耐久レースだ.なんと150分ですよ! 2時間半ですよ! 長めの映画1本分ですよ! カテジナさん!
Kazchariはもちろんファットくんで出撃.タイムを気にしなければ一人で走りきる自信がないわけではないが,せっかくなので同僚と2人でエントリー(¥8000).30分交代で出走予定.

また,同日開催で直線30mのTTキッズレースなるものがある.機材がどの様なものかわからないが当日申し込みで参加できるとのこと(¥100).我々のチームはそれぞれが7歳男子の子持ち.ここはぜひレースデビューをさせよう.走りを交代している時に子どもの世話(正しくは監視)もできるしな.

Kazchariは,この類のイベントの第一回やプレ大会に結構参加している.
今や北海道のチャリイベントの中でも大人気,大規模イベントとなった『美瑛センチュリーライド』『そらちグルメフォンド』,昨年から始まった『旭ヶ丘ヒルクライムアタック』『冬チャリ旭川』,なぜか“国際”の『キトウシ国際サイクリング』などに参加した.

2014年の『第一回そらちグルメフォンド』は悪い意味で話題になったなぁ...
Kazchariは100km組だったのでそれほど被害はなかったが.この反省を活かしてか翌年以降は大幅に改善され,今では夏の大人気イベントになっている.

さて,この『美唄スノーサイクルレース』も第一回.多少のトラブルも予測されるが,それもまた一興と思いたい.あまり宣伝していないようだが何人くらい出走するのだろう?

さぁ,今日も練習,練習と.

『バンブルビー』を観た

2020/1/7 Tue

SFメカ物は大好物.しかしなぁ...

バンブルビー (字幕版)

Amazon Prime Videoで映画『バンブルビー』を観た.もちろんZwiftしながら.

トランスフォーマーシリーズには全く思い入れがない.
アニメは未見.マイケル・ベイの実写映画は1と2程度.中身は(ないに等しいので)ほとんど忘れた.どっかの星でサイなんとかとディスなんとかが何だかよくわからない理由で戦っている? 一世風靡したシャイア・ラブーフはどこに消えた? コンボイ司令=オプティマス・シロッコ...じゃなかったプライムだっけ?という程度の知識を持つKazcahriの感想です.

以下,内容に触れます.

【不満点】
・意味なく下品.人体爆発(液状化)とかゲロとか車に生卵塗りたくりだとか誰得?
・男のシャツで目隠したままの手放し運転に何の意味が?
・1987年が舞台の割にはそれっぽさが少ない(遊びが足りない?)
・丈夫なのか脆いのかよくわからないロボット達.アレに耐えられるのにそんなんで破壊?
・ビーの形状コピー機能が都合よすぎでは? 逃げるの簡単やん.
・飛び込み選手設定の意味.心臓発作で死んだ父の撮った最後のビデオが飛び込みだったから競技を止めた? 意味不明.
・復讐するなら取り巻きの女の子(だけ)ではなく煽ってきた男では?
・バンブルビー,どう見てもアメリカ兵殺しているよな?
・宇宙共通語は英語なのか?

【良かったかもしれない点】
・CGがスゴイ(本編映画の何やってんのかわからん映像よりは良い)
・やたら濃いタヌキメイクの主人公が徐々にかわいく見えてくる...けど,キャラづけが...
・クライマックスで,コンボイ司令が助けにやってくるという激アツ(だけど安易)な展開を避けた点.

あれ? 結局全部不満?
出会い⇒誤解⇒交流⇒別れという青春ドラマの王道展開に,80年代音楽・映画のオマージュで味付け(と言ってもふりかけ程度)などなどに,見事に乗れませんでした.

自分を孤独だと思い込んでいた主人公が,それは実は自分の思い込みで,周りには優しい人たちがたくさんいてて,自分のことを愛していることに最後は気づいた...みたいな話やろうけど,まどろっこしいわ!

Kazchariの観る視点が歪んでいたということで許してください.
つーことで『バンブルビー』.トランスフォーマーファンにはおすすめです!

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(6)

2019/12/4 Wed Day6 Raja-Ampat

極楽鳥を観に行く.

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

(5)はこちら ⇒ 2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(5)

ダイビングクルーズでは島に上陸する機会が何度かある.
一昨日のペネムー島の山登り(というか階段上り)に続き,今度は極楽鳥観察ツアーである.極楽鳥(正しくはフウチョウ)と言えば世界一美しい鳥として有名.

とか(昆虫?)

とか(円盤獣?)

とか(怪獣?ベムスター的な)

これらはみんな大好き「いらすとや」から転載.色々な種がいるものの,だいたいこんな感じの派手な鳥で,メスへの求愛ダンスなどが有名.以前訪れたパプアニューギニアのマダンでも観察ツアーに参加したが,鳴き声はすれども姿を見ることはできなかった.さて,今回は?

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

まだ暗いうちに小型ボートで出発.リピーターの人は行かないので総勢10名ぐらいか.
事前連絡を受けていた装備を確認.
長袖,長ズボンはもちろんのこと,シューズ(Kazchariは日本からサンダル履き.よってフィンシューズで代用),ライト(自転車用のキャットアイ.ダイビングライトは水中使用が前提=発熱量が多いため地上では使えない)を用意.忘れちゃいかんのが,カメラと水である.望遠レンズは諦め,12-100mm(フルサイズ換算24-200mm相当)で勝負だぁ! ボート上で虫よけスプレーをもらい,顔を含めた肌の露出部に塗りたくる.

しばらくすると目的地,ガム島に上陸.桟橋を渡り村を抜けトレッキングコースへ.

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コースは踏み固められており非常に歩きやすい.声を出すと鳥が逃げてしまうため,全員無言.何かの巡礼のようだ.徐々に明るくなり結局ライトは使わずじまい.30分ほど登ってようやく観察ポイントへ.

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木を見上げ続けること数十分,途中で疲れたので木の板に寝っ転がって数十分,来ましたよ~世にも美しい“オス”の極楽鳥が…だったらよかったのだが,結局来たのは小型で地味なメスのみ.最大望遠+トリミングでこの程度.

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

何の鳥かわからない.どうもKazchariは極楽鳥に縁がないようだ.帰国したら『ダーウィンが来た』か『ディスカバリーチャンネル』を観よ.
以下,帰り道.

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OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
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見学後は当然Dive!

Dive270 Sardine Reef
「広大なリーフスロープで魚が多く集まるポイントです」(D2Iのクルーズレポートより)
潜水時間50min 深度26.3m
水温29℃ 透明度17m

ピンストライプフュージュラー大群,クマザサハナムロ大群,タカサゴ大群,ウメイロモドキ大群,モロ群,ツムブリ群,サザナミトサカハギ群,ヒラニザ群,マダラタルミ群,テンジクイサキ群,ブラックフィンバラクーダ群,ムレハタタテダイ,ブラックチップリーフシャーク,ホワイトチップリーフシャーク,ナポレオン,バラフエダイ,ナミフエダイ,ロウニンアジ,カスミアジ,ヨコシマサワラ,ホシカイワリ,ヒメフエダイ,テングハギモドキ群,ヒメテングハギ群,ツバメウオ,etc

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

Dive271 Blue Magic
「シーマウント上の隠れ根で,ラジャアンパットを代表する豪快ワイドポイントです」
潜水時間45min 深度25m
水温29℃ 透明度15m

タカサゴ大群,ユメウメイロ群,ピンストライプフュージュラー大群,ウメイロモドキ大群,クマザサハナムロ大群,イエローフィンバラクーダ群,アカククリ群,アヤメエビス群,アカモンガラ群,ギンガメアジ群,タッスルドウォビゴン,ブルーユニコーン群,テングハギモドキ群,ヒラニザ群,ツムブリ群,ロウニンアジ,カスミアジ編隊,ホシカイワリ編隊,グレイリーフシャーク,オーシャニックトリガーフィッシュ,ジャワラビットフィッシュ,アケボノハゼ,クダゴンベ,ヒメフエダイ,バラフエダイ,ナミフエダイ,ヨコシマサワラ,イソマグロ,ナポレオン,etc

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

安全停止中,エア0に.流れが強く激キックしたせいか.にしても,今回のツアー,自分のスキル不足を痛感する出来事が多い.トホホ.

Dive272 Mioscon Reef
「イエロースロープと呼ばれるほど黄色い魚が群れているポイントです」
潜水時間51min 深度18.4m
水温29℃ 透明度18m

ピンストライプフュージュラー大群,タカサゴ大群,ユメウメイロ群,ウメイロモドキ大群,モロ群,クマザサハナムロ大群,ニセクロホシフエダイ,キンセンフエダイ,ロクセンフエダイ,マダラタルミ群,バラフエダイ,テンジクイサキ,ミナミイスズミ大群,ムレハタタテダイ,ロウニンアジ,カスミアジ編隊,イソマグロ,ヨコシマサワラ,ナポレオン,キツネフエフキ,ホワイトチップリーフシャーク,タッスルドウォビゴン,アカククリ,ゼブラバットフィッシュ,ピグミーシーホース,etc

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

このDiveからウエィトを1kg減らして3kgにした.ちょうど良い.これまでが重すぎた.

今日は朝が早かったために眠い.よってNightダイブはキャンセル.
船の貯水量がピンチで近くの島に寄って水を買うことになった.その結果1~2時間程度の断水発生.いずれにせよ,シャワーも使えず潜るどころでなかった.

上陸こそしなかったものの,船上デッキから島の人たち,特にわらわらと寄ってくる子供たちを撮る.イスラムの国だねぇ.

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

Kazchariは人を撮るのは苦手だ.理由はいくつかある.
まず,旅先で現地の人をスナップ的に撮ることに抵抗がある(と言いつつ撮っていますが).もちろん仲良くなった方と一緒に記念撮影的な画を撮ることはあるが,それとは違う.言葉の問題ではなく,コミュニケーション力の差というか,自然で良い表情が引き出せない.また,笑顔やピースサインなど“さぁ撮られますよ”的なものも面白くない.

どういう画が撮りたいのか模索中.そうした意味では,インド方面で働くおっさんの写真ばっかり撮っているこのプロはすごいと思う.

渋イケメンの国 ~無駄にかっこいい男たち~

ポートレートといえば川島小鳥さんのこの2冊にも衝撃を受けた.

未来ちゃん

BABY BABY

前者は話題になったので知っている人も多いと思う.しかしながらKazchariは『BABY BABY』の方が断然好み.この非現実感.ありきたりな女の子のポートレート写真集とはまるで違う.エロだとかロリだとかグラビアだとかカワイイとか幻想的だとか純真無垢だとか未完成の魅力とか青春の思い出だとかそういった概念を超越したモノがある.初見の人,驚くと思う.最後の手記も味わい深い.13歳のうちの娘もこの雰囲気で撮りためていけば...は無理やろなぁ...まず撮らせてくれないし,何より親の目線では絶対に撮れない.

結局,風景や動物,昆虫が一番気兼ねなくてそっちにいってしまう.
夕日の写真も撮った.これはこれで船旅の醍醐味ともいえる.

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

明日はいよいよ,これぞラジャ!とも言うべき“あの”ポイントへ.

(7)はこちら ⇒ 2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(7)

ファットくん,超プチ改造

2020/1/5 Sun

♪ガムガムガムガム,トップガム~

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ニチアサ特撮の2本立てを観ながら3本ローラー.

『ゼロワン』→ 難しいテーマを扱っているなぁ.まぁ,最後は”共生”というパワーワードでまとめると思うが.

『リュウソウジャー』→ 相変わらず脚本が…それはともかくトップ製菓CMの昭和臭がすごすぎる.今時4:3の画面って…

外を見ると快晴.しかしながら昨日の疲れで今日は”外”トレーニングはなしということで.
で,雪かき開始.庭では息子が遊んでいる.早く戦力にならんかぁ?

次にファットくんを軽く整備.チェーン給油と各部増し締めを行う.
ハンドルカバーを付け直ししていると,「穴」が開いていることに気づいた.

OLYMPUS TG-5

別に破れたわけではない.どうやらブレーキケーブルを通す穴のようだ.Kazchariは通していない(通せない).つまり,この穴は丸々空気取り入れ口になっている.
「なんや,やたらと手が寒いのはこれのせいか」と装着2年目にしてようやくガッテン.

ダイソーに行き,これを塞ぐアイテムを物色.すると,こんなのを発見.

OLYMPUS TG-5

「シ~ルフェルト~」表と裏から早速装着.

OLYMPUS TG-5

おおっ,素晴らしい仕上がりだ.まったく違和感がない.
アイスブルベ100kmが近づいている.次の試走が楽しみだ.

新春,美瑛の丘ライド

2020/1/4 Sat

宗谷帰りの猛者に会う.

OLYMPUS TG-5

Overcast, -7°C, Feels like -11°C, Humidity 78%, Wind 2m/s from ESE

新春恒例,美瑛の丘ライド.夏の朝練でよく行くコースである.
冬は当然,よりハードになる.

まず,昨夜からの雪が積もる家の前を雪かき.
自宅前がこういう状態ということは...はい,住宅街はどこもかしこもフカフカ&ボコボコでした.それでもファットだと楽勝.本当に楽しい乗り物だ.

道道を使って南方面へ.歩道が使えないので危険な車道を走る.ところどころ凍結面が出ているが問題ない.

こういう時の安全対策にはリアライトが重要.メインライトはこれなのだが,

キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト [TL-LD570R] リフレックスオート 自動点灯消灯 JIS規格適合リフレクター

暗闇+振動のオートライトなので,昼間はトンネルに入らない限り作動しない.

予備にこのUSB充電式のものを使っている.安いけど小型軽量の優れもの.常時点滅状態.

ziyueセーフティーライト 自転車 usb充電式 高輝度ledテールライト 防水 4点灯モード 夜間走行の視認性をアピール

ただし,この商品,OEMでいろいろなブランド(いわゆる中華)で出ているが,値段と品質はマチマチ.Kazchariも2つ違うブランドで買ったところ一つはすぐに故障した.運やね.

いい感じで水平線が見渡せる場所が出てきたので一旦停止して撮影.まるで南極の様(そうなのか?)

OLYMPUS TG-5
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踏切を越えて五稜方面へ.だらだらと続くヒルクライム.冬ライドの敵,発汗がすごい.愛用のファイントラックメッシュの撥水作用が低下しているように感じたので,今朝アイロンをかけた.やや機能復活?

ファイントラック(finetrack) スキンメッシュロングスリーブ男性用 FUM0411

マイルドセブンの丘に到着.相変わらず観光客だらけ.タイやら台湾の人からすればこの雪景色最高らしい.

そういや昨夜,レンタカーに乗った香港からの観光客が凍結路面で止まれず踏切に進入.列車と衝突するという事故が釧路であったらしい.そんなん雪が降らない国の人が冬期北海道で運転したらあかんやろ~ それに確か中国人って,国際免許があっても日本で使えないんとちゃうかったっけ?(と,調べてみたら香港人は条件付きでOKでした)

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駐車場にて,やっぱりいてはりました! 年越し宗谷岬帰りの相模ナンバーセロー.今年の様子を尋ねてみた.スンゴイ暴風雪だったそうな.

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しばし談笑.年越し宗谷は2回目,さらに毎夏にも来ているらしい.その気持ちわかります.自作スパイクタイヤやら,前輪ブレ防止のステアリングダンパーが装着してあって冬装備の工夫が面白い.パッキングがやたら右加重なので,大丈夫?と尋ねたところ,こうしないとサスが十分に沈まず,左側にひっくり返ってしまうらしい.

ライダーさんはライダーさんで,うちのファットくんに興味津々.試乗してもらった.

今回は雪が少ないので快調に飛ばしていたら,時速80kmで転倒したとのこと.ケガはなく無事だったそうだが(生きていれば)こういうのも笑い話になってしまうのがライダーである.
そういえば,先日の旭岳アタックを“軽く死にかけた”という内容でFacebookにアップしたところ,数人から真面目に心配された.ご安心を.チャリダーが“死にかけた”とか“ひどかった”“辛かった”と言うのは“楽しかった”とほぼ同義ですので.

ライダーさんと別れ,なぜか除雪されている冬期通行止め道路へ.観光客へサービス? 最近多い気がする.丁度良い感じで陽が入り,実に美しい風景となる.そやけど撮影のため止まると寒い.特に手がぁ~ 旭岳の再来か! まぁ,丘の上は気温低いからな.

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次に,これまた除雪済みの森の小道へ.ここも雰囲気が良い.

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さて,色々と時間を食った.今日はヨメと子供らが大阪から帰ってくる日.空港へのお迎え業務があるので,そろそろ戻らねばと予定のコースを短縮して帰路に就く.

OLYMPUS TG-5

このコース,一番の問題は食事である.コンビニがない.カフェの類は不定期休業,もしくは混んでいる(もしくは,おしゃれ過ぎて入りづらい).
そろそろ消費カロリーが700Kcalを越え,カラータイマーが鳴っている.自宅まで5kmの地点でギブアップ.公園内にあるバス停風の建物で休憩.Mag-onとサーモスに入れたコーヒーで補給.

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Mag-on マグオン エナジージェル おためし5味各2個 新味計10個セット

Mag-onは高いのでここで使うのはもったいないが仕方がない.賞味期限も近いし.

残りの距離を激走し,14:00頃帰宅.
冷凍コロッケやら,台所にストックしてあった菓子類を食べて落ち着く.

さぁ,お迎えに行こうか.
そしてさらば,静寂の日々よ...

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激闘!旭岳アタックライド!

2020/1/2 Thu

なぜKazchariはこんなアホなことをするのか? おかしいですよ!カテジナさん!

OLYMPUS TG-5

Overcast, -8°C, Feels like -15°C, Humidity 77%, Wind 5m/s from W

先日の十勝岳に続き,行ってきました旭岳.
いやぁ寒いのなんのって,ダウンヒルですよ,ダウンヒル.

7:00,起床.
外を見ると,時折晴れ間が見えるまぁまぁの天気.よし,山へ行こう! ぼっちで.食事をして,少しだけ家の前の雪かきをして,ハスラーにファットくんを積み込む.

10:30,東川の大雪旭岳源水着.
出発準備.おお,まるでサンダーバード2号のコンテナから特殊重機が現れたようだ.

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10:40,さぁ登るでぇ.対向車からの視線が痛いぜ!

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OLYMPUS TG-5

旭岳は斜度きつめ → ゆるやか → きつめのプロフィール(体感上です).
最初のキーポイントはガマ岩.ここで一旦休憩.やっぱり夏よりキツいのは当たり前.それほど寒さは感じない.もちろん汗はたっぷりかいている(これが後に…)

OLYMPUS TG-5

今回,第一の失敗はサングラス選び.オークリーの純正調光レンズモデルにしたのだが,どうも雪の白さを日差しの強さと勘違いするらしく,常に真っ黒.視界が非常に悪い.さらには自分の息で曇る.道が見えず雪だまりにタイヤをとられる.途中からはサングラスを外し,メットに指して走行.すると今度は顔がぁ,目がぁ,目がぁ~

ちなみに調光レンズのおすすめはこれ.

グッドマンレンズマニュファクチュア JAWBREAKER用交換レンズ 調光クリア→グレー JBK-P201S

現在品切れ? うちのJawbreakerにはこれを付けています.オリジナルより透過性が高く夜でも雪でも問題なし!

さすがにスキーシーズン.車が多い.雪を削って轍=アスファルト面を作ってくれるので助かる.十勝岳同様,スパイクと言えど空転する時もあるけど.
標高が上がるにつれ,雪が強くなってきた.道路もふかふか状態に…

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

アップダウンを繰り返し,温泉ホテル街が見えてきたら,ようやくゴールのロープウエィ乗り場.スキーヤーやボーダーの視線が痛いぜ!
12:00頃着.おおよそ90分のクライムでした.

「これは雪道専用なの?」という質問を受ける.
「そういうわけではありませんが,スパイクはかせて走ると滑らないし楽しいですよ~ これからダウンヒルですし~」
心なしか顔が引きつっておられたような…

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旭岳のオアシスと言えば,無料休憩所ことビジターセンターである.少し下って入室.期待通り暖房が入っていた.早速,汗と雪で濡れたグローブ,フェイスマスク,アウター,ウールインナーを脱いで乾かす.Kazchariの方はミルクティとプロテインバー,羊羹,塩タブで補給.

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着替えのウールインナーとユニクロのライトダウンを中に着込み,さぁ,ダウンヒルの開始! ここからが地獄だぜ!

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今回,第二の失敗はフェイスマスクの選択.寒かろうと頭部までフリース生地が分厚いものにしたところ,登りの汗が乾かなかったので,逆にめちゃくちゃ冷える!

TRIWONDER フリース フェイスマスク ネックウォーマー フード バラクラバ フェイスカバー 目出し帽 防寒 ヘッドバンド インナーキャップ ヘルメット インナー ビーニー アウトドア スキー スノボ 釣り バイク

決して悪い商品ではないのだが,冬の山チャリ向きではない(そんな特殊用途…).もう一つ所有しているこちらにすれば良かった.

コミネ KOMINE 09-016 Fleece Face Mask 防寒フリースマスク AK-016

こいつの良いところは頭部の生地が薄いこと.元々オートバイ用なのでヘルメットによる蒸れ防止対策になっているようだ.

そして,第三の失敗はグローブ!
Kazchariは以下の組み合わせ+ハンドルカバーで冬対応している.

SyuuYou トレッキンググローブ アウトドア 登山 サイクルグローブ 防寒防風防雨 滑り止め付き タッチパネル対応 秋冬用 裏起毛 保温 男女兼用 手袋 バイク 自転車 ウォーキング 通勤 通学などに

finetrack(ファイントラック) パワーメッシュインナーグローブ FAU0201

平地は十分なんですよこれで.汗をかいてもインナーのメッシュが撥水してくれるのでベタベタしない.しかし,この氷点下20℃近い中でのダウンヒルでは寒すぎた.あれ? 寒いな? あれ? 指の感覚が? あれ動きが悪く…やべ.頭の中には医学書で見る凍傷,切断前の黒い指が浮かぶ.

乾いた予備のグローブは? → ない
分厚い別のグローブは? → ない
使い捨てカイロは? → ない

どうすんねん?
「えーと,12km登ったから,ふもとまでは単純計算で,この距離表示が24kmになったらゴールか,早く早くぅ~」という思考を何度も繰り返していて気がそぞろになったのか,凍結路面+轍に前輪をとられ,見事に転倒!

GoPro6からの切り出し画像

ハンドルが180°回転し,マウントステーがひん曲がり,基部破損,サイコンが吹っ飛んだ!StravaのGPSトラックがおかしいのは,このアクシデント以降,サイコンをポケットに入れていたからであろう.前後に車がいなくて良かったのぉ.身体に特にダメージもなく復帰.より慎重に下ったのは言うまでもない.

無事,車のデポ地点着.身体の震えがとまらん.ウェアが凍って紙細工のようにパリパリ.車の暖房を入れ,しばし温まる.最後にやられた顔の自撮りを行いファットくん撤収.

OLYMPUS TG-5

こりゃ温泉しかないと,キトウシ高原ホテルの温泉に行く.ちなみにここはアイスブルベのスタート&ゴールでもある.
早めの夕食をとり帰宅.ウェアの洗濯タイムである.その際,バックパックの中に使い捨てカイロを発見.がくぅ…

それにしてもKazchariとファットくん,よくがんばった.
また行こう!(マジ?)

OLYMPUS TG-5

Greetings for the new year!

2020/1/1 Wed

というわけで,2020年になった.

レトロフューチャーだと,人々はぴったりした宇宙服っぽいモノ(冷暖房自動調節)を着ており,見上げれば高層ビルの間にチューブが張り巡らされ,その中を流線型のスポーツカーが走りまくっている…といったイメージがあったが,現実には,元旦の旭川は室内でも超寒い.車も雪に埋もれているわけですよ.

先週末から,ヨメと子供たちが実家に帰省しており,束の間の独身生活を満喫しているわけですが,人が少ないと家の中が寒い.
おかげで室内なのに例の電熱ベストを着用中.

少し前から計画していた年末ロングライド.ここ数年すっかりメジャーイベントになった「年越し宗谷岬」に参加予定でした.
もちろん旭川から宗谷岬までの200kmを自走する元気はないので,車で稚内まで行き,そこからの30kmをファットバイクで目指すという貧弱貧弱ぅライドのつもりが,30日の十勝岳アタックのダメージおよび悪天候予報に意志が折れて断念.結局,大晦日は部屋の掃除とローラー台,Zwift三昧で過ごした.
夜6時頃,食事に出かけたら,すでに閉店している店が多かった.働き方改革というより人手不足なんやろな.

本来であれば12/31のネタだと思われるが,改めて2019年の振り返りを.

1月:アイスブルベ50km出場.3時間30分.高砂温泉~鷹栖方面.良い天気でした.

2月:冬チャリ旭川1時間耐久出場.3位入賞! ダウンコートいただきました(ただしサイズが…)
TREK Domaneをオーバーホールに.購入して2年.

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3月:雪解けはじまる.美瑛方面ライドがロードでも可能に

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4月:BRM428美唄200km,8時間22分 寒い

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5月:BRM504旭川200km,8時間39分 まだ寒い

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BRM511トトロ300km,14時間3分 夜の青山ダム…

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6月:BRM609新十勝200km,8時間51分 極寒の幌鹿峠! 地獄!

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7月:旭ヶ丘ヒルクライムアタック,13分30秒で12位…情けないので大会後三国峠まで往復した.

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BRM720北村300km,12時間59分 トンネルに次ぐトンネル.同行者がダウンヒルでクラッシュ!

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8月:BRM810宗谷岬600Km,33時間27分 3時間寝た!

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BRM824旭川400km,19時間16分 完徹走行!

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9月:本ブログ開始!
ほぼ30年ぶりに和琴ミーティングに参加

OLYMPUS TG-5

Fatboyによるグラベルツーリングにはまる

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10月:BRM106大夕張200km,8時間55分 ブルベ納め

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11月:グラベルどはまり 紅葉最高!

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12月:ラジャ・アンパットダイビングクルーズ

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

冬期十勝岳アタックライド! 過酷!

OLYMPUS TG-5

Kazchari,ザ・世界.充実した1年だった.新たな知り合いもたくさん増えた.何よりもこの健康な身体に感謝.
昨夜はZwift走り納めとして久々に「Alpe de Zwift」を登った.
これで,Strava上の2019年の総合記録は…

距離  : 16795Km
タイム : 693時間37分
獲得高度: 146943m
ライド : 474時間

となった.ローラー走行分は認めん!という方もいるかもしれんが,北の大地では仕方がない.
にしても乗ったなぁ…2018年が11363kmだったので+5000kmか.こりゃ今年は20000kmを目標にせざるを得ない.

それにしてもチャリという趣味に出会って本当に良かった.
50歳を越えても,やればやるだけ記録が伸びるスポーツが他にあるだろうか?
若造をブチ抜く快感! あかんボケの兆候が…

今年も無事にエキサイティングな日々が続くことを願って.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(5)

2019/12/3 Tue Day5 Raja-Ampat

出ました.

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

今回のツアーではマイクロプラスチック問題是正のため,アルミボトルが一人ずつ配布された.これにウォーターサーバーから水をリフィルして使う.何かと役に立ちそうだ.

OLYMPUS TG-5

環境問題とも絡むが,ダイビングでは「生物のおさわり禁止」「砂地以外での着底禁止」などのルールがある.もちろん,「サンゴを傷つけぬようフィンキックなどは注意して行う」というのもあるが,こればかりは個人のスキルが絡んでくるので努力義務となろう.

意図的,無意識にかかわらずこれらのルールを破ると,“地球防衛軍”がやってくる.特撮系用語ではなく,地球環境保護に熱心な人たちを指す.西洋人ガイドに多い.マジで怒られる.

この他,地域差,ガイド差があるのがグローブの着用ルール.禁止理由としては「着けていると油断してサンゴに触りがちになるから」らしい.ちょっと屁理屈っぽい.
ただし,手のモデルさんや外科医など,手の保護が業務上必要な人は許してもらえる場合もある.

Kazchariは,着用可であっても付けない派です.理由はカメラの操作がしにくくなるから.今回は個人判断だったが,結果,見事に左手をシロガヤにやられた.この記事を書いている3週間後もまだかゆい.

OLYMPUS TG-5

同室のTさんもやられた.別の種類の毒性生物だったのか体質によるのかはわからないが内出血がひどい.サメのようなわかりやすい肉食魚よりも,こうしたヤツらの方が質が悪い.

で,今日もダイビング三昧.

Dive266 Yanbraimuk Reef
「沖にある広大なリーフで大変きれいなサンゴとたくさんの魚たちが楽しめます」(D2Iのクルーズレポートより)
潜水時間44min 深度24.1m
水温29℃ 透明度17m

ピンストライプフュージョラー大群,ウメイロモドキ群,ユメウメイロ群,イエローフィンバラクーダ群,ブラックフィンバラクーダ,イソマグロ,ロウニンアジ,カスミアジ,ヨコシマサワラ編隊,タッスルドウォビゴン(カーペットシャーク),アカフチリュウグウウミウシ,ナポレオン,マダラタルミ群,バラフエダイ,ナミフエダイ,ロウニンアジ&カスミの捕食シーン,ヒラニザ群,etc(フォト)×4

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

ウォビゴン発見! 途中まで”ガビゴン”と勘違い.ポケモンか!

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS TG-5

向かって左側のストロボが途中で光らなくなった.昨年の西表島ダイブにてガムテ補修した光ファイバーケーブル基部が外れてプカプカ浮いておる~ 仕方ないので左手で押さえながら撮影続行.今回も“ダイビングでは何かが壊れるジンクス”が継続中.

Dive267 Yanbraimuk №2
「ハゼ天国の砂地とオレンジのトサカが大変綺麗なワイドもマクロも楽しめるポイントです」
潜水時間65min 深度20.7m
水温29℃ 透明度16m

ギンガメアジ群,イエロー&ブラックフィンバラクーダ群,ユメウメイロ群,ブラックチップリーフシャーク,ロウニンアジ,カスミアジ,テールスポットコームトゥースブレニー,ピグミーシーホース(デニス),タッスルドウォビゴン(カーペットシャーク),ギンガメハゼ,レッドマージンシュリンプゴビー,ネジリンボウ,etc

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

マクロ写真の方が多くなってしまった.TG-5は普通の水中マクロモードで撮るよりも「顕微鏡モード+ポップアートⅠ+露出高め」にすると,水中写真家っぽい画になって楽しい.

Dive268 Airborek Jetty
「桟橋の周りには多くの魚たちが集まります」
潜水時間61min 深度19.3m
水温29℃ 透明度12m

ロウニンアジ.カスミアジ,ナポレオン,キツネフエフキ,ギンガメアジ群,ピンストライプフュージュラー群,オヤビッチャ群,ユメウメイロ群,タカサゴ群,スパイニークロニス,オレンジラインゴビー,スプレンディッドティバック,交接中のムカデウミウシ,アカククリ群,ナンヨウツバメウオ群,ヒラニザ群,etc

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

そして今夜もNight DiveへGo! 目的はもちろんアイツです.

Dive269 Airborek Jetty(Night)
「ウォーキングシャーク遭遇率№1のポイントで,小物も楽しめるポイントです」
潜水時間60min 深度18.8m
水温29℃

ラジャエポーレットシャーク(ウォーキングシャーク・固有種),ボラダイルツノガニ,ニシキフウライウオ,ゼニガタフシエラガイ,エンヤサラサエビ,コウイカの仲間,イシガニの仲間,コウモンガニ,ネッタイミノカサゴ,ケショウフグ,ソメンヤドカリ,イソバナガニ.ノコギリガニ,オイランヨウジ,ヒレギレイカ,ミノウミウシの仲間,ツノダシ,ニラミギンポ,etc

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

あきらめかけていた頃,ようやく出ました“歩くサメ”.まぁ,突かれて追い込まれてちょっと気の毒に思わないでもないが…地球防衛軍に見つかるとヤバイレベル.それでも,こうした珍獣系はやはり生で見るのが一番ですな.(その6へ)

十勝岳アタックライド!

2019/12/30 Mon

OLYMPUS TG-5

Partly Cloudy, -7°C, Feels like -11°C, Humidity 94%, Wind 2m/s from SE

2019年もいよいよ大詰め.
各々忙しい時期のはずなのに,ヘンタイもといアイスブルベな人たちの祭典,真冬の十勝岳アタックが開催された.
通常であればふもとからヒルクライムして頂上ゴールなのだが,今回は見事な裏ワザ.

このクソ寒い時期に朝早く起きて,9時半頃十勝岳温泉凌雲閣前到着.ここに車をデポしてまず10kmのダウンヒルし,その後ヒルクライム.そうここがスタート&ゴールなのである.

十勝岳温泉湯元 凌雲閣

今回のメンバはKazchariを含め5人.Kaba3,Oさん,Sさん,Yさん.それぞれStravaでつながっていたり,これまでのブルベでお見掛けしたりと,初対面だが初対面でないような関係性です.MTB3台,ファット2台の布陣.

Kazchari到着時,みなさんすでに準備万端.F1マシンで例えるなら,すでに空ぶかしブオンブオン状態.挨拶や出発前の記念撮影もそこそこにダウンヒル開始.

いただき画像

さすがにこれほど長い&急こう配&凍結道のダウンヒルは初めて.もう怖いのなんのって.確かに4.0+スパイクはしっかりと氷に食いつき,転倒するような気配はない.ディスクブレーキもよく効いている.でもビビるわぁ.最高でも40km/hぐらい.それにしても,みなさんのダウンヒルとんでもなく速い速い.ちょっと直線になるとエアロポジションでゲキ漕ぎ.フルームですか!?

GoPro6切り出し画像
GoPro6切り出し画像

スキーやスノボには興味がないKazchari,それも原因? こっちも怖いが,登ってくる車も怖いやろうなぁ.まさかこのわけのわからん状況で,まさかチャリが高速でつっこんで来るとは思いもしないであろう…

いただき画像

チェーン装着場で停止.ここからヒルクライムなのだが,ウェアチェックが重要.ダウンヒルは寒い.Kazchariもいつもの冬装備に加え,ユニクロのライトダウン着用.登るときには汗だくになるので当然脱ぐ.

OLYMPUS TG-5

さぁ,軽量級のKazchari,いよいよ登りです.
レースではないが,それでも自分の気持ちの良いペースで登りたい.スタートしてしばらくはMTBのYさんの後を追う.

いただき画像

…が,ジワジワと引き離される.100mほどの差を付けられたままクライム&クライム.夏の軽量ロードでも辛い坂道.当然雪道の重いファットバイクではもっと辛い.斜度の強いところ(14%)ではタイヤが空回りする.かと言って路肩に寄ると吹き溜まりがあってタイヤをとられて重い.心拍が170後半,今にも180越えそう…
それでもゾンビ走法を心がけているうちに,心折れ坂やカミホロ荘の難所を越えてなんとかゴ~ル!

GoPro6切り出し画像

十勝岳看板と撮影するため,ファットを停める.この頃から暴風雪!
スタンドを立ててもひっくり返る.まだゴールしていない3人さん大丈夫だろうか?

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

外で待っていると,低温+汗冷えのためこちらが凍死しそうになってきたので凌雲閣内に避難.しばらくすると,Oさん,Kaba3到着.その後Sさんも無事着.

OLYMPUS TG-5

全員そろったので,秀岳荘メンバーズバッグ割引やらなんやらで¥1300で入浴+昼食セット.美味し.

OLYMPUS TG-5

アイスブルベや来年の納沙布1200kmの話やらをして,玄関前で撮影大会.天気がさらに悪化する前に解散.

OLYMPUS TG-5
いただき画像

ヒルクライムして温泉入って昼飯食って帰るという夢のようなライド。下界は晴れでも頂上吹雪いて文字通りの白昼夢状態。また一歩キケンな世界に足を踏み入れたような気がする…

いやぁ,それにしても充実のライドでした.冷静に考えると,この過酷な状況でチャリに乗るのは異常.何が楽しいのか,”やってない”人には説明できない.

一つ言えることは,おっさんはいつまで経っても”男の子”なのだ.

いただき画像
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