理想と現実の2023GW

2023/5/8 Mon

あるはずだった世界線

2023年のGWが終った.
今年は日の並びがよく,有給取得せずに9連休...だったのだが.

【理想(予定)のGW】

4/29~5/1:道北もしくは十勝方面ソロキャンプ
5/2:一度帰宅して休息.次なるキャンプへの準備
5/3~5/5:息子と二人で紋別方面キャンプ(プールと公園付き)
5/6~5/7:ソロライドorツーリング

ああ,夢のようだ(った).

【現実のGW】

4/29:上川方面へソロライド(これはまぁ良し)

EMONDAな桜散策(不発)ライド

4/30:雨模様.クルマのタイヤ交換
5/1:美唄近郊でクラッシュ! ⇒ 整形外科受診.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

5/2:朝ガンプラ.昼MRI
5/3~5/7:引きこもってガンプラと『ジロ』視聴

くそぉ~こんなもんでは負けんぞ!(何に?)

自分の傷もチャリの傷もいつかは癒える.
となれば,次は二度とコケないための予防策だ.

もうコケんぞと,Google先生に色々質問.
結論から言うと,「常に注意深くあること」が最適解なのは確かなのだが,他にもこんな意見があった.

ロードバイクで落車した!二度としないための「原因」の考え方を解説

新たな知見で参考になったのは「現場検証」
その通り.
なぜコケたのか? 外的要因を確認することは大事.

ホームコース(Kazchariだと美瑛の丘)なら,坂の斜度,路面状況までだいたい把握している.
初めての道の場合,より慎重に走るべきだった.
ブルベなどであちこち遠征してきたが,これまで大きな落車がなかったのは,単に運が良かっただけ.

次に興味深い考察は「タイヤからの荷重抜け」
つまり乗り方.この視点も新鮮.

ディスクロードになってフロントフォークの剛性アップ.
結果,流行りの前乗りがしやすくなったので,以前よりも前輪荷重を意識するようになった.
基本的に「二輪車は前輪が滑らない限りコケないはず」なので理にかなっている.

ただ今回の事故はトラクターから落ちた硬い土塊に前輪が乗り上げたため,乗り方は関係なかったかも.

今でも思う.
もしファットバイクだったら気づかないうちに土塊を粉砕し,何の問題もなくクリアできただろう.

だがしかし,用心をしていたとしてもコケる時はコケる.

その後の処置についてはこの記事が詳しい.

ロードバイクで落車した時の対処法について ~時速55キロからの落車で考える その(2)

今回のクラッシュ.季節的にロングスリーブウェアとレッグウォーマーを着ていた.
上下ともウェアのダメージはそれほどでもなかった.
小さな穴が空いたぐらい.
不思議なことに,服の下の皮膚はかなりの擦過傷(膝は縫合要).
それでも肌がむき出しでなかったため,傷口に砂や小石の混入はなかったらしい.つまり,感染のリスクが減る=治りが早い(はず).

この筆者さんは「湿潤療法」を薦めているが,体質的に合う合わないがあるようだ.
Kazchariは後者.
昔の転倒でできた擦過傷に対し,湿潤療法を試したが治癒が遅く通常の乾燥型に変えた記憶がある.

そして,現在最も気になるのが,2週間ほどチャリに乗れないことによるパフォーマンスの低下.
「プロでもないのに何を言っとるのだ」と言われそうだが,ここ数年積み上げてきたチャリ筋が崩れるのは耐えられん.

筋トレ界隈だと「2週間サボったぐらいではさほど筋量は落ちない.ただしその間タンパク質の摂取は怠らないこと」というのが大半の意見のようだ.

うーん,現在一週間サボって,身体がなまった感じや腹が出た感じや脚が攣りやすくなった気がするけど,気の所為?

まとめ.

グループライドそのものは楽しく,嫌いではない.
ただし,ただ漫然と走ってしまうと今回の様な目に合いがち.

前方や側方の人がクリアできたからと言って,自分も無事に通れるとは思わないこと.
グループライドでもソロ走行並みの注意を周辺に払っておこう.

さて,今夜もガンプラ作りながら『ジロ』観るか.

iPhone11 Pro

新城大活躍中.

続くガンプラな日々~MGバルバトスとジロ

2023/5/6 Sat

汚しまくってイライラ解消?

衝撃のあの日から5日経った.
肩・膝とも,かなり傷が癒えてきた(気がする).

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

肩の痛みはまだ残る(肩鎖関節捻挫).
まだ重いものは持てない.

当然自転車には乗っていない.
物凄く違和感.
Kazchariの日々の生活に,チャリがいかに溶け込んでいたかがわかる.

チャリが趣味じゃない人,いや,昔のKazchariはどうやって休日を過ごしているのかもはや想像できない.

それにしても,いつかはあろう「クランカー」さんからの電話もしくはメールが怖い.修理代は元より,「フレームも逝ってるねぇ」とか言われたら気ぃ狂うな.きっと.
引き取りは純正ハンドルへの交換後と伝えているので,再スタートは6月以降になりそうやけど.

膝の屈伸をほとんどしない...ということであればオートバイは乗れそうやけど...ヤメとこ.

プレバン限定ガンプラ『百式ライズカイン』も無事完成.

レトロなGW後半戦~ガンプラな日々再び?

つーことで,どこにも出かけない連休最後半戦も罪...いや積みプラを崩す.
今回はこいつだっ!

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MG 1/100『ガンダムバルバトス』

MG 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトス 1/100スケール 色分け済みプラモデル

ご存知の方も多いと思われるが,数ある「ガンダム」の中でも最も汚しが似合う機体.
ビーム兵器無効,実弾もしくは鈍器か大剣で殴り合う世界.
おまけに急造カスタム仕様で地上戦メイン.

『百式ライズカイン』は金メッキだったので,せいぜいフレームに墨入れ0程度だったが,バルバトスは汚しまくるでぇ.

iPhone11 Pro

この時代(2019年12月発売)になるとポリキャップレス.
合わせ目もなく,パーティングラインも目立たず,可動耐久性も申し分ない.
各部むき出しのシリンダーも可動に合わせて無理なく動く.
パイプ類は一体プラ成型.このあたりはMGっぽくない.

実はこのキット,元々は息子の誕生日プレゼント用に買ったのだが,さうがにMGはまだ早いっつーか,ボロボロに作られるのがもったいないと判断.
代わりにこいつを渡した.

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトス 1/100スケール 色分け済みプラモデル

放送当時に発売されたこのキット,不思議なことにバルバトスを象徴する武装である「メイス」が付いていないのだ.不思議.
息子はサクッと作り,サクッとボロボロにした.

MGバルバトスに話を戻す.
ゲート処理したパーツをテキトーにブロックごとに組んだら,つや消しの缶スプレーをシュッと.

iPhone11 Pro

乾燥後はガンダムマーカーを塗りたくり綿棒で拭き取り.

荒いスプレーの粒子がプラ表面にいい感じにムラを作り,ダメージを受けたような表面処理となる.

GSIクレオス Mr.トップコート 水性 艶消し スプレー 88ml 模型用仕上材 B503

GSIクレオス ガンダムマーカー GM406 リアルタッチマーカー グレー3

iPhone11 Pro

ちょっと脚を汚し過ぎたかも.
全体に満足な場所とイマイチな場所がある.まぁ久しぶりの作業やし.

カーモデルやバイクモデルのような傷一つ無いように磨きまくるプラモと異なり,机上に置いて気が向いた時に,シルバードライブラシでちょんちょんやったり,ダークブランでオイル垂らしたり,砂埃付着させたりと色々遊べそう.

SF3D...もといMa.k.の横山宏さんも同じようなことをしている,と聞いた.

横山宏Ma.K.モデリングブック

いずれにせよ,拭き取り用のマーカーは適当ではなく,控えめに使うのが良い(といまさら反省).

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夢中で作っていると夜になった.
やはりプラモ作りは楽しい.チャリの代わり...はならん.

今夜からいよいよ2023年の『ジロ・デ・イタリア』スタート.
グランツールは,何か作業しながらダラダラ観るのが良い.

第1ステージは個人タイムトライアル.
結局最後まで観てしまったが,レムコスゴかったわ.

初日のせいか,ライダーは全員一分間隔でスタート.
爆走するレムコの前走者は身長190cm超えの巨人.
それを171cmの小柄なレムコが,あっと言う間に抜き去るのが...カッコ良すぎる.
結局初日でマリア・ローザ.
ガンナの立場が...

そう言えば,バルバトスのパイロット,三日月も躊躇も容赦もないミクロマン.おおっ,何かつながった.

iPhone11 Pro

バルバトスと言えばこのポージング.

iPhone11 Pro

やはり,バルバトスの武装はメイス一択.
付属の太刀やら滑空砲はランナーのまま.気が向いたら作ろう.

この超いかつい鈍器で問答無用で敵を叩きつぶす,絶対コロスマンの主人公.
他のガンダム作品にはない.
なのに...シーズン2で大失速したのが実にもったいないなぁ(リメイク希望).

つーことで,近年になく天候に恵まれた2023年のGWも...終わってしまう.
あー,ついてねぇ.

運の方程式 チャンスを引き寄せ結果に結びつける科学的な方法

思えば,このあたりから怪しい.

機会損失~ ボクは...取り返しのつかないことをしてしまった...

それでも慎重かつ大胆に進もうと決意.アタックチャンス(何のこっちゃ).

「ツール・ド・フランス2022」のBlurayは発売されない?

2022/11/2 Wed

確かに何度も観るものではないけれど.

iPhone11 Pro

レース志向サイクリストの夏のお楽しみと言えば「ツール・ド・フランス」であろう.
Kazchariも2013年大会の「NHK総集編」の録画から始まって,2015年からはJSPORTSオンデマンドで全ステージを視聴する習慣がついた.

本ブログでも,2020年大会はほぼ毎ステージの感想を書いた(2021年は挫折).

『Tour de France 2020』の視聴環境

もちろん今年,2022年もしっかり視聴.
ユンボ総攻撃による絶対王者ポガチャルの陥落,(1ステージだけとは言え)復活のフルームなど,今年も非常に見応えのあるレースだった.

『ツール・ド・フランス2022 ステージ11』の感想~まるで...

『ツール・ド・フランス2022 ステージ12』の感想~復活のクリス・フルーム

そして大会終了後は,毎年10月頃に発売される「Bluray スペシャルボックス」の発売を楽しみにしている.

ツール・ド・フランス2021 スペシャルBOX [Blu-ray]

サムネ写真にある通り,Kazchari家にはBluray版が発売されるようになった「2011年~2021年大会」までがそろっている.

これらはZwiftの友として,時々鑑賞.
100インチのスクリーンにてプロジェクタ投影した際の臨場感たるや!

こうしたツール総集編の映像商品はいつからあるのだろう?
Amazonでざっと検索すると1990年頃から? VHSからDVDへの移行期か?

最近の大会は,YouTubeでハイライト映像がいつでも視聴可能.
それでも,やはりできるだけ長いverで,何よりサッシャ&栗村の解説で聴きたいのだ.

つーことで,2022年大会の「Bluray スペシャルボックス」の予約開始も楽しみにしていたのだが,今年はおかしい.
11月に入ったこの時期になっても,発売元のJSPORTSからのアナウンスが全くないのだ.

「とうとう来たか...」と思った.

そう,時代はサブスクである.
”円盤”で販売という形式がいつ終了しても不思議ではない.

これまでは大会が開催される1ヶ月間のみJSPORTSにスポット加入していたが,今後は年間契約してアーガイブで楽しむ方向に変わっていくのか...と思った.
単純にコストだけを考えるならこちらの方が賢いかもしれん.
様々なレース見れるしな(ただし時間泥棒)

つーことで,とりあえずJSPORTSに,Bluray発売の有無をメールで問い合わせてみた.

なんと2,3時間後に早くも回答.
曰く...

「お問い合わせ頂きました【ツール・ド・フランス スペシャルBOX】の商品は、例年より予約開始が遅れており、11月下旬頃から予約開始、2023年2月頃発売となる予定です。」

とのこと.
安心っつーか,肩透かし.
ええ,買わせて頂きますよ.

ちょっと間が開くのでムックでも読んで我慢するか.

完全保存版 2022ツール・ド・フランス詳細レポート (ヤエスメディアムック765)

思えば,こいつの元本である『チクリッシモ』も休刊中...
サイクルロードレースはやはりマイナー.

それはともかく,先日「ツール・ド・フランス2023」のコースが発表になった.

https://www.cyclingnews.com/news/tour-de-france-2023-route-revealed-mountainous-profile-only-22km-of-time-trialling-and-four-summit-finish-finales/より

これまた超変則的なレイアウト.

何年か前の「ツール・ド・下半分」と似ているようで似ていない.
まさに「西から東」への大横断.

何かと物議をかもすグラベルもない.
個人TTステージも1つだけ.しかも22kmと非常に短い.

名物山岳のラルプデュエズもモンバントゥーもないのに,山岳が厳しく「ジロ2023」より獲得標高があるらしい.
するとクライマー向きか.

ヴィンゲゴー2連覇?
アシスト増強中のUAE,ポガチャルの逆襲?
レムコ参戦?
未だ所属チームが決まらぬカヴェンディッシュのツール最多勝利の更新なるか?

個人的には,マイヨジョーヌで逃げかましたり,マイヨベルデで山頂を先頭通過するワウトの”わけのわからない走り”が,また見たい.

とまぁ,やはり役者揃いで楽しみが尽きない来年のツールである.

ジロ・デ・イタリア2022の感想

2022/6/2 Thu

世界で最も美しく,過酷なレース

https://news.jsports.co.jp/cycle/blog/kurimura/2021/11/32022.htmlより

5/29で全21ステージ終了した今年のジロ・デ・イタリア.
例によってJSPORTSオンデマンドを1ヶ月だけ契約.

全ステージ,スタート時からライブで鑑賞.
ゴール時間はだいたい深夜12時過ぎ.もちろん...時々楽車(寝落ち)
そして観きれなかった分は翌朝にクリアというルーティンを21日間(休息日もあるけどな).

よく言われるが,視聴する方もなかなか大変なのがグランツール.
時間も体力も削られてしまうのだ.
プラス今年は花粉症が辛かった(まだ継続中).

さて,2022年第105回大会の感想.
全力で走った選手の皆さんには申し訳ないが,一視聴者からすると,イマイチ盛り上がりに欠けた大会だった.

確かに19ステージまで,”マリア・ローザ”カラパスと2位のヒンドレーの差はわずか3秒.
ドラマチックなタイム差で,実際,20ステージの「BORA大作戦+カラパスバッドデイ」で,大逆転ドラマが生まれたのだが...

全世界配信◯グソで後世に語り継がれる2017年のデュムラン(大)

ここ10年のレースで最高峰.ライブで観ることの価値を知らしめた80km独走の2018年のフルーム.

初山の一人逃げやミケルアンヘルロペスの観客ドツキ事件など優勝者以外が目立った2019年のカラパス.

トンプガンナの爆走と最終ステージ・タイム差0の2020年のゲイガンハート.

ダニマルに鼓舞され必死の形相で走り,別のステージでは極寒の山岳を独走(しかも中継中断)した2021年のベルナル.

これらの激闘に比べると,2022年はやけにあっさりしてたなぁ.

その理由を考えてみる.

1)ユアン,ギルマイ,イエーツ,アルメイダ,ミケルアンヘル・ロペスなど有力どころが次々とリタイヤしていき,早いうちから優勝候補が絞られてしまった.

2)カラパスにマリアローザが移ってから,総合勢の消極的なレースが目立った.

3)コルク事件.

4)マチューのセオリー無視の走りは確かに最高だったが,その結果他チームの事前の作戦が成り立たなくなりグダグダ(想像).

5)天気が良すぎた.雨が降ったのは半日のみ.

6)雪が降り積もる一級山岳でのレース...が観たかった.

と,なんだかんだで不満も多いが,それでも放送終了後のロスもあった.
早速,YouTubeの「LIVE CYCLING」に総集編動画が続々とアップされている.
まずはMVPのマチュー!

iPadの映像を横目でチラチラ観ていた,うちのJKが「レースのことは全然わからんけど,イタリアの風景の中を,自転車が生き物のように走り抜ける構図は,ホンマ好き」とのこと.
ほほぉ,さすが写真を趣味にしているだけのことはあるな,我が娘よ.

後,あれやねJSPORTSの実況・解説陣のやり取りは相変わらず面白い.
フランスから本格リモート参戦の別府さんのコメントは新鮮だったし,辻啓さんの「ジェノバはどう見ても神戸三宮ですね」で大爆笑.

てなわけで,自転車動画を色々検索していると,意外なチャンネルがひっかかった.

宇多丸さんと言えば,ユニークな視点からの映画批評が真骨頂.
ナーメテーター映画という言葉は,この番組から誕生した.

一見自転車レースに無関係な宇多丸さん.近頃は「F1」から始まって,乗り物系に興味が出てきたらしい.
で,通な人をゲストに呼んでの,ロードレース入門解説回である.

「ウルトラ団体競技」「風景がキレイ」に関してはアグリーできる内容だが,レースについては「スプリントステージのゴール」が中心だったのは仕方がないか(サンキュータツオさんはサガンファンらしい).

もちろん最後には関連映画の紹介.

フランス製アニメの『ベルヴィル・ランデブー』が気になる.
いつか視聴したい.

さて,いずれにせよ...次は「ツール」だ!

花粉症とジロ・デ・イタリア

2022/5/18 Wed

わかっちゃいるけど.

これまでもちょこちょこ記事にしてきたが,今年は花粉症にヤラれまくっている.
例年,ここまでひどくなかった.
体質が変わってしまったのだろうか?

北海道のこの時期と言えば,シラカバ花粉が最盛期.

北海道の花粉情報

全く,いつになったら収まるのやら.

目がかゆいのはもちろんのこと,人前で話す職業なので,鼻詰まりは困るのだ.
ただでさえマスクで声が通りにくいというのに.

もっとも困るのは就寝時.
花が詰まっているので,口を開けての呼吸になる.
するとのどが渇く ⇒ 起きる ⇒ 水を飲むの繰り返し.
おまけにくしゃみが一時的に止まらなくなる.
明らかに熟睡できていない.
睡眠の質が低下している.

対処療法としてAmazonブランドの市販薬を使っている.

まずは目薬.

[Amazon限定ブランド]【第2類医薬品】PHARMA CHOICE 眼科用薬 マリンスカイDX 15mL

そして「点鼻スプレー」を使っている.

[Amazon限定ブランド]【第2類医薬品】PHARMA CHOICE 点鼻スプレー 鼻炎スプレーN 30mL

こいつは確かに効く.
もちろん,永久にとはいかず,2,3時間だけは鼻水,くしゃみが見事に止まる.

使用制限は1日6回.
これだけ効くということは,成分がやばいのか?
気になったので調べてみた.
いずれも100mg中の成分.

ナファゾリン塩酸塩(50mg):血管収縮剤
クロルフェニラミンマレイン酸塩(500g):抗アレルギー剤
リドカイン(300mg):局所麻酔
ペンゼトミウム塩化剤(20mg):抗菌剤

こうした点鼻薬全般に言えることだが,即効性は高い.
しかし,使いすぎによる薬剤性鼻炎に注意する必要がある.
下手すると依存症...

実際,使用後はリドカインの作用で,舌がしびれるので”ヤベー薬”という認識はあった.

いずれにせよ,寝不足気味.
もちろん,それを解消するためには早めの就寝がベストなのだが,間の悪いことに現在JSPORTSにて「第105回ジロ・デ・イタリア」を配信中なのだ.

もちろん,例年同様,今年も月決契約中.
英語コメンタリーによるスタートからの配信,および午後9時頃からの日本語実況で,毎日観ている.

先頭のゴールは毎晩だいたい0時過ぎ.
そこから寝て6時に起床.
あかん,確実に睡眠時間が6時間切っとる.

今年は大本命(スター選手)不在の大会とされる.
強いてあげれば,マチューが注目選手かな.
実際,大活躍というか,マチューのこれまでのセオリーをブチ壊す走りはホンマにすごい.

昨年のツールの様に,途中でリタイヤしないで欲しい.
暴れるだけ暴れて「ハイ,サヨナラ」は印象が悪い.

とは言え,マチューに総合は無理やしな.
順当にいけばカラパスかなぁ...

さて,昨夜の配信は前半と後半でプロフィールが180°変わる第10ステージ.
残り90kmの丘陵地帯に入ってからは目が離せなかった.

ラストのスプリント.
マチューとギルマイのマッチポイント.
いやーすごかった.まるで某自転車マンガみたいな展開.

途中で諦めた(負けを認めた)マチューのギルマイに送るサムズアップ.かっこ良すぎる.

そして,ジロどころかグランツール史上初のアフリカ人(エリトリア)選手のステージ優勝である.
「フルームはケニア人では?」というツッコミは置いといて)

が,そのギルマイ.
ポディウムでのシャンパンを開封する時にとんでもないアクシデントが.

2022 ジロ・デ・イタリア第10ステージ ビニヤム・ギルマイがゴール後病院送りに 明日の出走は?

第1ステージのポディウムで,マチューも同じミスをやらかしてたな.
シャンパンメーカー,コルクの作りを改善した方が良いのでは?

つーことで,花粉症とジロのおかげで寝不足...という話でした.

※追記:この記事を書いていると第11ステージ配信開始.そして...

2022 ジロ・デ・イタリア第11ステージ  あ~、ビニアム・ギルマイ

注目選手が一人減った.残念やな.
ツールは出るんやろか?

あぁカラパス~ツール2021第17ステージ

2021/7/15 Thu

カッコ悪いとはこういうことさ

ツール・ド・フランス2021 第17ステージ ミュレ~サン=ラリ=スラン(コル・ド・ポルテ) 178km(山岳)

これぞというクイーンステージが存在しない今年のツール・ド・フランス(全部キツいから?).
公称されてはいないが,この第17ステージがたぶんクイーン?
1,1,超級の登り.

結果的には大方の予想通り,ポガチャられてしまったが,何かと物議をかもしそうな動きがゴール間際にあった.
それはカラパスのアタックである.

最後の超級ポルテ峠にて,総合狙いの選手を置き去りしたポガチャル,ヴィンゲゴー,カラパスの3人にステージ優勝者は絞られた.
現状5分以上のアドバンテージで,ぶっちぎり総合1位のポガチャルはともかく,他の2人は表彰台争いの重要な局面.

余裕のなせる業か,特に必要もないのに涼しい顔でインターバル走法を繰り返すマイヨジョーヌ.かっこよすぎる(やはり真波くんっぽい).
時々ヴィンゲゴーも前に出てひく(こちらは手嶋さんか?).

そして,絶対的王者,イネオスのエース,カラパス.
なぜか,全然ひかない.
先行する二人にチラ見され,無言の圧力をかけられつつも,全然先頭に出ず“ツキ位置”をキープ.
ワザとらしくサイコンをポチポチいじったり,すんごいキツそうな顔をしたり,霧が濃いにもかかわらずサングラスをかけなおしたり(表情隠し?)と謎の行動.

まさか,ゴール直前サクッと抜け駆けアタックしたりせーへんよなぁ...(紳士協定的にNG)と思った矢先,トンネル手前でまさかのアタック!
ポガチャルはすぐに反応するが,ヴィンゲゴー遅れる.

このアタックを見て「カラパスがんばれ」よりも「カラパス大丈夫か?」という気持ちが先に立った.
これでもし勝ったとしても,世間からの非難轟々やで~

そして「ポガチャル怒りのアタック!」ではなく「ザ・ワールド!時よ止まれ!ズギゥューン!」が発動し,カラパスをあっさりと抜き去る.
さらに,ヴィンゲゴーもカラパスを抜いて二位に浮上!

ゴール後はひっくり返っていたが,全然余裕のポガチャル.
このえげつないコースを走った後やのに,なんでそんなに爽やか?
もう一山行けそうな感じ.
ヴィンゲゴーもポガチャルほどでもないが割と余裕.倒れているポガチャルを起こして称える余裕もなる.

一方でカラパスは...疲労困憊でインタビュー.

超人達がギリギリ限界の中でせめぎあっている.
勝利のために手段を択ばない.
プロとしては正しい姿勢なのだろう.
ズルイとか卑怯とか言ってられないかもしれない.

まぁ,演技だったことは,二人にバレてたらしいけど.

2021ツール・ド・フランス第17ステージでタデイ・ポガチャルはリチャル・カラパスの嘘を見抜く

さて,カラパスと言えば昨年のツールでもやらかしている.
ポガチャルがログリッチェを下した伝説の第20ステージ.
スタート前,カラパスは山岳ジャージを着用.
TTステージだが,かなり極端なレイアウト.
たいていのライダーはふもとでマシンを乗り換える.
後半ひたすら登り.
その結果,TTにもかかわらず山岳ポイントが設定された.

ツール・ド・フランス2020 第20ステージ ルアー~ラ・プランシュ・デ・ベルフィーユ 36.2㎞(個人TT)

さて,カラパス.
最後だけ全力で登ればいいやと,前半部を超スロー走行し足を貯める.
そして山岳のみに全力をそそぐが...なんとポガチャルより遅く.山岳ジャージを失ってしまう.

どこか憎めないカラパスだった.

そうそう,今年の4月以降禁止されたスーパータック(スペースペダリング)をついついやってしまって,失格になったこともあったなぁ...(リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ).

ただチャリをこいでいるだけに見えるロードレースだが,実は高度な心理戦が繰り広げられている.
近年のデータ主義によって面白さが半減したと言われるが,まだまだ十分に見ごたえあり.

それにしても,ジロに比べ,ツールのイネオスはええとこなしやなぁ.
ベルナル出場のブエルタで盛り返せるか?

美瑛,私的定番コースライド&『Critérium du Dauphiné』

2021/6/3 Thu

いつまで走れるのだろう

iPhone11 Pro

Scattered clouds, 17°C, Feels like 17°C, Humidity 77%, Wind 2m/s from N

ステージ優勝候補2名のみにとんでもないトラブル(パンク&落車)が襲い,順当にベルナルがマリア・ローザを獲得した『Giro d’Italia』が終了.

2020年に続きINEOS連勝だが,レース的には昨年の方が面白かったかな(最終ステージ同タイム決戦はなかなかない).
まぁ,演出があるわけではないので,誰かのシナリオ通りには進まないのがレース.

現地放送局の編集なのだろうけど,最終ステージ表彰式後に全ステージのハイライトをまとめた映像が流れる.
これがまぁ,情緒的な音楽と相まって実によくできている.

この3週間(毎日3~5時間の放送)は視聴者にとっても”死闘”(寝不足)

この映像を観ると,まるで選手とともに完走できた気分になって,正直,泣けます.
だからレース鑑賞はやめられない.来年の『Giro』も楽しみだ.

それにしても,ここ数年のチャンピオン,カラパス-ゲイガンハート-ベルナルがみんな(現在)同チームにいるとは...

そして迎えた『Critérium du Dauphiné』
Jsportsの契約をそのままにしているので,こちらも初めて生視聴.

『Tour de France』と”ほぼ”同じメンバーが出場,つまり前哨戦とされるレース.
グランツールに比べると,良くも悪くもゆるく鑑賞中.

それでも,第4ステージでフルームが,あのフルームが個人TTで後方から走ってきた選手に抜かれる日が来ようとは...衝撃の映像だった.
まるでアリス『チャンピオン』の様.
どう考えてもツール5勝目は難しいだろう.
個人の能力,チーム力ともあまりに弱い.
2022年? 年を追うごとに肉体は衰える.時の流れは残酷.

いつも読ませていただいている「ロードバイクはやめられない」というブログにこんな記事があった.

2021シーズンに最も高い給料をもらっているライダーは誰? 1位となんと~

フルームにのしかかるプレッシャー.
いわゆる誹謗中傷もひどいんやろなぁ...

続く第5ステージ.
ZWIFTを終え,オンデマンドにつなげると既に残り10kmを切っていた.
集団には結構な数.逃げてる選手もつかまりそう.
「今日も集団スプリントか」と観ていると,残り1kmちょいの最終連続コーナーの手前で白いグラサンの「G」ことゲラント・トーマスが先頭に!
ここは通常,スプリンターとちゃうの!?とびっくり.
これは不味いと,後方からグリーンジャージのコルブレッリが猛スパート.
しかし,ほんのわずかの差で「G」が勝利!
いやいや何すんの! (ベテランの)総合系ライダーが?

つーことで「G」を含む,INEOSやはり強し.
ツールでの勝利のみに照準を合わせているログリッチェポガチャルとの対決が楽しみである.
オリンピック? 何それ?

と,レースネタは置いといて.
今日は久々の晴れ.
午前中休みをとって3時間程度のライドに出かけることにした.
時間制限があるため,馴染みの定番コースへ.

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毎回書いている気もするが,何度走っても飽きない道だ.
そらそうだ.全国のライダー,チャリダー憧れの美瑛だ.
自宅を出て30分でこの風景.
絶景閾値が高くなりすぎて困る.

今日は風向きが非常によく,巡航速度がかなり上がった.
体力的に余裕もあったため,いくつかのSTRAVAセグメント,順位アップに挑戦.
結果は...うーん,いずれもベスト10内に入れず.

次回こそって,その次回=未来はいつまで存在するのだろうか.
もちろんプロ選手ではないけれど,以前は「伸び続けるもの」と思い込むことができたチャリのスキル.

やがて伸びが止まり,落ちていくのが自然の流れとはいえ,寂しいものである.
おや? これって初老期うつの徴候なのか...

「のんびり走って楽しめたらいいや」と思える境地には,まだ達していない(あくまで主観).
たかが趣味なんやけど,まだ改善・向上を目指したい.

フルームになるのか,「G」になるのか?
「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」となるのか...

『Giro d’Italia』とワルガキ・ブギ

2021/5/27 Thu

笑いこっちゃない

『Giro d’Italia 2021』が面白くなってきた.

まず,月曜日の第16(クイーン)ステージのベルナルの走りっつーか,ゴール前のわざわざレインウェアを脱ぎ捨ててのマリアローザ顕示は,本人のコメントとも相まって非常に感動的なシーンだった.

注目のチマコッピ1位通過からのダウンヒルは電波障害により全く放送されなかったが,このゴールだけでも今大会のベストシーン候補だろう.

ただし...そう,ジロと言えば,第3週における大逆転が名物.
ここ10年でもっとも素晴らしいレースと評される2018年のフルーム.もう何度繰り返し観たことか.

https://www.youtube.com/watch?v=AirQGSzscbA

そう,何が言いたいかというと...似ているのだ.
今大会のベルナルと2018年のサイモン・イエーツが.

2018年大会では,第1週から2週にかけて無双状態だったものの,必要以上にとばし過ぎたためか,3週目に大失速したイエーツ.
そこをまさかの「アシスト全員使い切り80kmの大逃げ」をかましたフルーム.

今年の大会ではベルナルが,かつてのイエーツのように見えてしまう.
「そこまで踏む必要ある?」と思って観ている視聴者は多いはず.
ましてやベルナルは背中に爆弾を抱えているらしい.

そして迎えた休息日明けの第17ステージ.
最終山岳決戦ステージの第一幕である.

ステージ優勝は「ダンマー」ことダン・マーティン
グランツール全てでステージ優勝のハットトリック(史上102人目).
しかし,そのダンマー,チャリに乗っている時と表彰台に立っている時の印象がまるで別人.
正直,なんでこんなヨボヨボフラフラの人が,ここまでパフォーマンスを発揮できるのか不思議(失礼).

それはともかく集団から飛び出して,ステージ2位争いのベルナル.
ゴールまで残り3km付近でアルメイダイエーツのアタックについていけず失速.

そこをチームメイトの「ダニマル」ことダニエル・マルティネス(確か去年のジロでステージ優勝した際,両手でハートマークを作ったいかつい髭面(失礼))が,こぶしを握り締めスペイン語でベルナルに檄を飛ばす!

総合2位のカルーゾだけには遅れまじと,マジで気力だけでついていくベルナル.
大崩れとまではいかないが,最大のライバルであるイエーツにタイム差をかなり詰められてしまった.

Jsports中継の砂田さんとサッシャ,なぜかベルナルの背中の痛みについて全く言及しないが,ひょっとして再発したんじゃね?的な失速だった.

第16ステージゴール後のインタビューでも「背中の痛みは消えたわけでない」と言っていたベルナル.
さぁ,残る2つの凶悪山岳(特に第20ステージ)を乗り切れるのか...

ベルナルを始め,連日地獄のようなレースに出場している選手たちには悪いが,今年のジロも視聴者的には面白くなってきた.

奇しくもイエーツのゼッケン番号は,あの時のフルームと同じ「181」
残りのステージで何かが起こる...

さて,そんな水曜日.
Kazchari家ではジロには全く関係ないとんでも事件が...

朝,例によってファットで通勤すると,息子の学校の先生から電話がかかってきた.

先生「〇〇小の〇〇です.いつもお世話になっております」

Kachari「あっ,はい.お世話になっております」(あっちゃー,また何かやらかしたか...)

先生「実はですね,(息子)くんがですね,登校中にクルマに...」

Kazchari(ひぃー!とうとうひかれたのか!?)「はっ,はいっ!」

先生「...石を投げてですね.キズをつけてしまったんですよ」

Kazchari「はいーっ? えっ,ああ,す,すいません」(なせ謝る)

先生「それでですね,今担任の先生も現場で相手の運転手さんとお話をしているので,お父さんも向かっていただけますか?」

Kazchari「わっ,わかりました.すぐに! で,ば,場所は...」

先生「それと,どうやら相手の方,お父さんと同じ職場の方らしいですよ」

Kazchari「ほわっ?」

あわててファットで現場に向かう.
同僚って誰やろ?
思い浮かぶのは...現場近くに住む〇〇さんに違いない!

到着.
そこには見慣れたクルマが...
想像してたのとは別人だったが,同僚は同僚だった.
すでに先生に叱られた後らしい息子とその友達.
膝を抱えて泣いている.

どうやら二人して,道路の反対側に石を投げて遊んでいたところ,通りかかったクルマにぶつけてしまったらしい.
フロントドア下部にしっかりとキズがぁ...すいません.

もちろん同僚の方だから,というわけではないが,逃げも隠れも言い訳もしませんできません.
修理代は完全にこちらが持つことになった(当然である).

はぁ...どれくらいかかるんやろ.

で,職場に戻るとあまりの偶然に大爆笑の渦.

一人憂鬱なKazchariは,加入済みの保険で使えるものはないかとネット検索.

Google先生に「子どもが他人のクルマに...」と打ち込むと,続きで「傷をつけた 保険」というキーワードが出てきた.
みんな調べることは一緒やねんなぁ.

では可能性その1,自宅の『火災保険』
損害賠償特約を付帯していなかったから使えない.

次,その2『自転車保険』
Kazchariはブルベ参加用にサイクル安心保険に加入している.
家族の事故もカバーしている「自転車事故補償コースCプラン」(年¥3470)でなんとかならんかと思ったのだが...うーん残念.
「自転車がからむ事故」の補償だけだった.
年¥7140の「交通傷害ワイド補償コース」にしておけば...と悔やんでも仕方がない.

その3『クレジットカード付帯保険』
所有している「Y」「J」「R」カード,全て一般カードのためか,旅行関連以外使えない.

つーことで諦めました.
素直に全額払いましょう!(キリッ)← 当然

そやけどなぁ...何もなかったらええけど,息子の投石で事故を誘発した可能性もあったわけで.
オートバイや自転車だと転倒させていたかもしれない.

学校の先生を始め,当然Kazchariにも,こってり叱られた息子であった...
しばらく小遣いなしや!

チョボチナイゲート,そろそろ開けたったらどうやライド

2021/5/20 Thu

二人は本当に愛し合ってるんや(棒)

iPhone11 Pro

Few clouds, 23°C, Feels like 23°C, Humidity 60%, Wind 2m/s from NW

緊急事態宣言下の旭川だが,ぼっちライド,ましてやコンビニにすら寄らないライドに何の問題もないはず.

ワクチンなんぞいつ打てるかわからない.
何よりも健康であることが最大の予防策.
半袖ライドできるこんな好天,出掛けずにいられない.
事故だけには気を付けよう.

向かうは5/6に開くはずだったチョボチナイゲート
半分諦めたまま向かうが...やはり,先日訪れた際同様にゲートはしっかりと閉じられたまま.

ちなみに昨年(2020)の記録はこれ.

富良野上川線完全走破ライド

ファットな富良野上川線再びライド

iPhone11 Pro

今回はその理由が看板に追加されていた.

「地滑りの危険があるため閉鎖中」とのこと.

どの辺やろうか?

いずれにせよ,不法侵入はしません.
サクッと諦めて,すごすごとプラン変更.

まずいつも通り忠別湖を望む「親水公園」に立ち寄る.
水量が増えてファットで走れる面積がかなり減った.
また来年のお楽しみか.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

湧水公園ではボトルに水を補給.

iPhone11 Pro

この写真ではわからないが,湧水口背後にある桜の花びらが散り続けていた.
なかなかに情緒的で美しいザ・日本の風景

Kazchariは通常,水道水をそのままボトルに入れて出かける.

以前は粉末のポカリスエットを1/2か1/3程度薄めて飲んでいたこともあったが,どれだけ薄めようと糖分を含んでいるのは変わらないため,フレームや手がベタベタしたり,何よりボトル洗いが大変.
水道水だとコストが安い上,夏場は頭からかぶったり,転倒時に傷を洗ったりもできる.
塩分はタブレットでカバー.

水道水のメリットをまとめたのが以下の記事.

水分補給はスポーツドリンクじゃなくて水で大丈夫

水道水唯一の欠点は...美味しくないこと.
大阪よりはマシだと思うのだが,やはり薬品くささは抜けない(殺菌・保存という目的のためには安全なのかもしれんが)

そこで,こちら方面へのライド時には,この公園に立ち寄ってボトルの中身を入れ替えている.

いつ飲んでも美味い.
それに数時間経っても,”変な味”にならないのも良い.
有名な話だが,東川町の水道料金は無料である.

「ミネラルウォーター」が無限に無料で飲める町

15時になった.
さすがに時間が時間なので旭岳クライムは避けて,ダム湖の反対側に渡り,Uターンで帰宅するルートにした.

途中のお気に入りポイント「プチ滝」で撮影.
定点撮影だと季節の移り変わりを感じられて良い.

iPhone11 Pro

そのままダムを通過してダウンヒル.
十数年前にオートバイで訪れた記憶のあるダム下の道路に侵入するも,ゲートによって直下まで行くことは叶わず.
どん詰まりには釣り人が数名.

引き返す.
途中で堤防沿いに上がれそうな分岐を発見.
「途中でダートになったら不味いなぁ」と思いつつも,試しに侵入.

iPhone11 Pro

全線舗装路で無事に幹線道路に繋がっていた.
例の「△R〇〇」表記もあったので,この道もサイクリングロードの一部かも.

いささか強引だが,旭川駅を起点とした場合,下部方面は忠別ダム下まで,上部方面は上川のパークゴルフ場までは(ほぼ)ノンストップで走行可能ということが判明(そうなのか?)

東神楽森林公園に向かう途中にあるダートにも軽く進入.
ファットでよく来る道である.陽の入り方が良い感じ.
もちろん,Domaneでガシガシ進むというわけにはいかず,少し入った所で撮影.
いくら28cタイヤとは言え躊躇するダート道である.熊も出そう.

iPhone11 Pro

ダート=グラベルと言えば,先日の『Giro d’Italia 2021』Stage11は見ごたえがあった.
ストラーデ・ビアンケ(白い道)のコースが組み込まれた,栗村さん曰く「白・デ・イタリア」のベルナルの走りは,例によって躊躇もなければ容赦もない.
ライバルたるエヴィネプールが完全に置き去りに...(ドゥクーニックそのものが上手く機能していない印象)

終了後のベルナルのインタビュー「(最後のセクターで)どうして誰もついて来ないのかわからなかった」

いやいや,標準的なロード乗りはグラベルをその速度では走れません.
MTB,シクロ出身の選手の速さが最近のロード界のトレンドであることがまたしても証明された.
特にこうした道は,体重や機材の軽さでなく,バイクコントロールが重要なのだろう.

東川からいつものサイクリングロードに入り,高速巡行で帰宅.
走行距離は短かったものの,結構踏んだ(つもり)ので足がだるい.
今夜は休息日かなぁ...と思ってネットを見てたら,なんとZwiftの新コースが発表されていた.
しかも,日本風味(あくまで風味)らしい.

これは乗るべし,と接続したが,その新コース「夢路」への入り方がわからんかった.なんで?

今晩,もう一度チャレンジしよ.

ZWIFT「Yumezi」

雨の日曜日と『Giro d’Italia Stage9』の感想

2021/5/16 Sun

自転車は万能薬?

土曜日のライド終了後,Kazchariは突如として謎の敵からの攻撃を受けた.

もう目がかゆくて,鼻がムズムズして,くしゃみが止まらない...えー花粉症だな.
この時期の北海道はシラカバ花粉が飛びまくっているそうな.
たぶん,それが原因.

帰宅後は速攻でコンタクトを外して目薬をドバドバ.
鼻にはスプレー
そして花粉対策キャンディをなめまくる.

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[Amazon限定ブランド]【第2類医薬品】PHARMA CHOICE 点鼻スプレー 鼻炎スプレーN 30mL

早川製菓 鼻のどすっきりキャンディ 90g×20袋

効き目がなかったとは言わないが,ぐしゅぐしゅは続いた.
いやもう辛い辛い.
ここまでのアレルギー反応は久しぶり.
とは言え,風邪薬をはじめとする飲み薬は避けたい.
特に鼻炎系は頭がボーッとして何もしたくなくなる.

なんとか一晩寝てやってきた日曜日.
この日は残念ながら朝から雨.
外ライドは諦める.

いずれにせよ,じっとしていると鼻水がツーっとたれ,次に奥の方がこそばゆくなり,そして”くっさめ”が...の繰り返し.
ティッシュを大量に消費しながら,読書したり部屋の掃除,緊急事態宣言発令前に図書館に行ったりなどの雑事をこなす.

しかし,夕方になって「あれ? オレ何してんだ?」とふと我に返った.

「チャリに乗ったらええやん」

すっかり忘れてた.運動の効果を.

で,ZWIFT開始.
いつも通り1時間ちょい,LONDON内を30kmほど流す.
すると...なんということでしょう! 見事に鼻がすっきり通った! 鼻水もたれず,くしゃみも出ない!
運動すると交感神経が活性化して粘膜の血管が収縮 ⇒ 通りがよくなるのだ.

いやホンマ,チャリは万能薬やわとあらためて実感.

すっかり体調(気分)が戻った.
そして,今宵のジロはStage9,☆4つの難関コースを楽しみに観る.

ごらんの通り,登るか下るかの平坦ほぼ皆無ステージ.
おまけにゴール前残り1.6kmからは未舗装!かつ斜度14%の激坂付き,というわけのわからんコース.

前半では衝撃のモホリッチ落車シーン
ジャックナイフからの頸からの着地もたいがいだが,メリダのフロントフォーク真っ二つ! 脳震盪疑いでリタイヤとなったが,死んでてもおかしくない転倒やった.
プロと比較すれば圧倒的に遅いとは言え,Kazchariも十勝岳の下りでは60km/h近く出てしまうことがある.ホンマ気を付けよう.

配信を観てたら,またしても走りたくなってきたので今度は3本ローラー.
このようにレース配信と同時に乗るのは楽しい.

入浴後ベッドに横になりながら,レースの続きを観る.
23時を越え,やってきましたクライマックス.
ベルナルの走りが凄まじかった!
グラベルでは,ベルナルも普段と乗り方が違う.バイクをしっかり押さえつけ,トラクションをかけたMTB乗り.
あの細いスリックタイヤでダートであのスピードは何やねん!
しかも激坂前にアウターに入れるとは.
ツール覇者は伊達じゃない.

背中に爆弾を抱えているらしいが,まさにMTB編の坂道くんの様.モデルとしてはキンタナ越えやな.

シーズンが始まると,このサイトの更新を楽しみにしている.
ツールやジロの各ステージの4コマ漫画が毎回面白いのだが,「逃げが決まるレースはやるべきことをやるべきチームがやっていない」とか「途中の過程はともかく,最後に勝てばよかろうなのだぁ」的カーズ思考に異議を唱えているのが良い.

そういう意味で,このステージ9のベルナルの走りはすごかった.
先行する2人をぶち抜いた瞬間,画面の前で思わず拍手したで.

それにしてもライバルたるエヴィネプールインタビューが不気味だ.
彼に言わせると「登りが足りなかった」らしい...(なんじゃそら)

事実上,この二人の優勝争いのような感じになっている.
タイムトライアルはエヴィネプール優位とされるが,ベルナルも2,3年前はT.T得意と言われてなかったっけ?

つーことで,オーソドックスなコース設定と言われる今年のジロだが,段々と面白くなってきました.

https://www.youtube.com/watch?v=m5ib9AQYs9E