ウパシの森,現地集合ライド

2021/1/31 Sun

雪の山脈.

OLYMPUS TG-5

Snow Showers, -6°C, Feels like -13°C, Humidity 59%, Wind 5m/s from SW

通常ならソロライドで雪の丘を駆けまわる...はずの日曜なのだが,めずらしく家族サービスの日となった.
まぁ,天気もイマイチやしね.

以前から目を付けていた,土日限定の冬の遊び場である東神楽「ウパシの森に出かけることに.

ただしっ! 家族みんなでクルマに乗って行くのは面白くない.
ファットくんのライドも楽しみたいというオヤジのワガママで,現地集合-解散ライドとなった

娘はテスト勉強のため留守番.
もちろん息子とヨメさんはクルマ.
いつものニチアサ『キラメイジャー』が始まる頃,Kazchariが先行して出発.

自宅からの距は約15km.
夏なら,そう夏ならロードで30分もかからない.
しかし今は厳冬期
そして,今日は完全に向かい風.
時速10km/hしか出ない.
気温がさほど低くないことが救いか.

OLYMPUS TG-5

この死にそうな太陽...
「吹雪いて何も見えん⇒ちょっち日差し⇒吹雪く」の繰り返し.
ヨメさんから「家を出た」メールが届くものの,こちらの行程はまだ半分.
途中で引き返そうかと思うほど視界悪し.

OLYMPUS TG-5

目的地まで残り3.5kmの看板を見つけ,ようやくモチアップ.
ここに来るまでに既に500kcal以上消費している.
ハラヘッタ.

OLYMPUS TG-5

家から1時間半かけ,ようやく到着.
向こうに見えるビニールハウスが,東神楽町の誇る全天候型パークゴルフ場だっ!
そう,北海道のシニアスポーツはゲートボールよりもパークゴルフの方が盛ん.
人間関係壊れなくて良いのでは?

カロリー補給のため自販機でコーヒータイム.
丘の上から手を振るヨメと息子を発見.
無事合流.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

東神楽町あげてのイベントのためか,スタッフのみなさん非常に愛想良し.
細かいことは言えないが,色々とおまけしてもらいました.
アトラクションや用具レンタルの値段もそれほど高くないし,オススメです.

で,ひとしきり遊んだ後,昼食.
息子は残りのアトラクションを楽しむらしいが,Kazchariは気温低下を避けるため,先に帰宅.なんせ1時間半かかるもんで.

駐車場で帰宅準備をしていると,パークゴルフ客のおじさんに話しかけられる(ファットバイクあるある).
「これ,スパイクタイヤ? すごいねー」から始まるのはいつものことだが,その後「冬の自転車は危ない」だの「こないだひきかけた」「あいつらは邪魔」など,話がどんどんネガティブな方向へ...
そんなんKazchariに言われてもなぁ.
危ないのは重々承知.
できるだけ安全に配慮してます,としか言えん.
永遠に,お互い相容れない存在なのか?

出発直後,ようやく太陽が.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

追い風,除雪も完璧と,往路に比べ実に快適.

そして橋を渡って東川へ.
ここからが地獄の始まりだった...

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

市街地を抜て吹きさらしの直線道路に入ると,横風の猛威.
歩道と車道の区別がほとんどつかなくなる上に,雪だまりがランダムに歩道にかぶさっており,正に山脈状態.
快適に走れると思ったら,いきなり雪が深くなり,後輪がふれ,ハンドルが取られる.
積もった雪の下が斜めになっているところがあり,とうとうスリップダウン.
ててて,先週に続き今日もこけた(T.T)

OLYMPUS TG-5

ようやく,旭川に市街地にたどり着く.
これでもう安全.

で,とある決意を胸に,とある場所へ...こっ,ここは?(臨時休業日でした(T.T))

OLYMPUS TG-5

近くのセイコマでおやつタイム.
また太陽が顔を出した.

DOMANE,オーバーホール完了の連絡あり.
ようやくZwiftが再開できる.

OLYMPUS TG-5
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ファースト・ガンダムで教育,いや洗脳?

2021/1/30 Sat

♪ライリーライリーライリーリラー.

iPhone11 Pro

ヨメさんが美容院に出かけていない.
天気も悪い.
子どもが2人とも家にいる.
となれば,あれしかないでしょう!
そう,『ファースト・ガンダム』鑑賞会!

さすがにTV版43話をちまちま見せるのは膨大な時間がかかるので,ここは手堅く『劇場版三部作』を.

iPhone11 Pro

もちろん,あの悪評高い「特別編」(ジャブローで「哀・戦士」が流れない,ライフルの音がポヨン)ではなく,オリジナル音声版で.

第一部(という名称はない)は1981年公開.
確か前売り券を買うのに並んだ記憶がある.
そして公開日,梅田の松竹会館から延々と伸びる列は地下へ.
懐かしい.

TV版1話~13話までを137分(長い!)にまとめた総集編だが,神がかった編集によって1本の映画として成立している.
世界観,語りつくされたストーリー,セリフ回し...最高だ.
ただし,作画がなぁ...
スケジュールの厳しさを感じさせるデッサン崩れは元より,色パカ背景ベタ塗りのTV流用パートと新作部分の差が激しい.
まぁ,第三部の「めぐりあい」よりはマシ.
『Z』の劇場版? おっと,それは言わない約束だ.

さぁ,最近の美麗な映像に慣れた,娘と息子の評価はどうだっ!

...えー,食い入るように見てます.

息子はプラモにて「ザク」「ガンダム」は知っており,重度の声優ヲタ化している娘に至ってはアニメ特番などで流される,定番の名セリフが出る度に笑っている.
もちろん,そのすぐ脇でそのセリフを諳んじるKazchariの存在も笑いを誘引しているのは間違いない.

アムロのうじうじシーン(ベッドで頭抱えてうずくまる場面)で,息子が「シンジくんだ」とつぶやいたのが面白かった.
そう,前日にはTVで『エヴァQ』を放送していたのだ.

一番笑えたのが,ブライトがそのうじうじアムロを殴るかの有名な場面.
ちょうどこのタイミングで退屈したアホ息子が,娘の身体をふざけて蹴り飛ばし始めたのだ.
娘がやめてと言うのに調子にのってたので,キレたKazchariが息子にげんこつ.

その時,画面から「二度もぶった!親父にもぶたれたことないのに!」という例のセリフ.
タイミング良すぎて3人で爆笑.

「グフ」とランバ・ラルの素晴らしさを勝手に解説し始め,ギレン総帥のお言葉をほぼ完ぺきに諳んじるKazchari.
子どもらに十分うざがられた頃,本編終了.

(Kazchariは)面白かった.

そして,エンディングで流れる主題歌はやしきたかじんの『砂の十字架』
まぁ,歌詞や曲が内容に合っているかと言えば...少々疑問.
後年,たかじんは”アニソンを歌った”という経歴が嫌でずっと封印していたと聞くが,ホンマかな.
谷村新司は後年『∀ガンダム』で再びかかわることになるけど.

見終わった後,息子に感想を聞くと「シャアがかっこよかった」「アムロは目がきもい(?)」と至極当然の答え.
そうじゃろ,そうじゃろ.

こうしてガンヲタ洗脳計画,第一幕が完了した.

にしても...今やディスクの種類多すぎ.
KazchariがDVD版を購入したのが2007年.
最新規格が出る度にディスク化されるが,絵の古さはどうしようもない.
そろそろ『ジ・オリジン』のクオリティで作りなおしてほしいものだ.
ただし,ブラウ・ブロは宇宙(そら)で戦わせてくれ.

北海道移住,失敗?

2021/1/26 Tue

ネタなのか?

先日,Yahoo!トップ画面からのリンクで,以下の記事を読んだ.

3年で東京に戻ってきた。新婚さんが北海道移住に失敗した理由とは?

いやもう大爆笑.
これ真面目に答えてる?書いてる?
その内容をざっくりまとめると...

理由①:仕事を選べず給料減少

旦那さんは介護職,奥さんは近所で接客のアルバイト...
収入少ないのは北海道関係ないやん.

理由②:車2台ないと厳しい現実

クルマが一台しかないから不便.ゆえにアルバイトは徒歩圏内.買い物は週末まとめ買いかオンライン...とか.
どこが厳しいのかわからん.

理由③:地元の人との交流が不得意だった

集会や活動への参加要請やプライベートを探られるのが嫌?
北海道は無人島ではありません.
自分たちは変わろうとはしないのに文句だけ言う.
どこに住んでも上手くいかへん人らやな.

理由④:家選びの失敗

猫と暮らしたいから築40年の古民家を,“ほぼ現物を見ずに”選んだが冬寒すぎた...らしい.
ノーコメント.

理由⑤:生活費が都会と大差ない

クルマの維持費,光熱費が思ったより高く...はわかる.が,関東への飛行機代がかかる,が謎.
なぜそこまで頻繁に帰省する必要がある?
だとしても,格安航空を使うなり,ネット通販が多いのならJALかANAのクレカでマイルがどんどん貯まるのだが(一年で羽田往復は余裕).

理由⑥:ペットの医療機関が遠い

知らんがな.

理由⑦:雪かきの大変さ

町中雪かきするわけじゃあるまいし.
せいぜい自分の家の周りだけなら,それほど大変でもない(旭川).
ましてや田舎なら雪の捨て場所(庭とか)がたくさんある.
何よりも...そんなこたぁ,最初からわかっているはず.
サウジアラビアに行って砂だらけって文句言いますか?

極めつけは「フクシマからの放射性物質が怖かったから逃げてきた」にも関わらず,移住先が小樽って...すぐそばに泊原発があるのだが.
百歩譲って,そこが合わなかったとして道内移動すら考えてないのも不思議.

結論
おそらく色々な事例を混ぜた空想妄想記事.
まんまとのせられてしまったぁ(棒).

それにしてもなぜ“引っ越し”ではなく,“移住”なのだろう?
東京から大阪に移住...とは言わない.
北海道,沖縄,はては長野など,ようするに都会から田舎に引っ越す時の用語っぽい.
元々は,「移住」にはその地に永住,「引っ越し」には一時的というニュアンスがあるようだ.
よって「移住」には覚悟が求められるのかも.

Kazchariも「どうして北海道に移住したんですか?」とたまに聞かれる(言葉遣いですぐばれる).
ここで「もちろん,大阪で悪いことして飛ばされたんですわ~」と答えると,たいていウケる(鉄板).

元々,旅好きということもあり,住む場所,ましてや「故郷」といった概念にはこだわりがない.
二年間のジャマイカ暮らしから帰国後,「まぁ,北海道に少し住んでみてもええか.飽きたら沖縄にでも行こ」という軽いノリで「引っ越し」たはず.
それから早19年.家も買って子どもも2人.
結果的に「移住」になりそうな気配.

試しに「北海道 移住 後悔」で検索したところ,以下の記事がヒットした.

【151人に聞いた】北海道に移住して後悔した人は何故?考察しました。

この調査によると,後悔している人は全体の20%ほどらしい.

Kazchari自身はもちろん北海道,いや旭川ライフを満喫している.
特にチャリ趣味にはまってからは加速中.
家から30分もこげば,超絶景の美瑛ですよ!
林道もたくさんあるし.

19年のうち,大阪の実家に帰ったのはせいぜい5,6回.
それも母親の葬式などが理由であり,帰りたくて帰ったことはない.

大阪には空が無い.
よくあんな狭くて空気の悪いところに住んでいたと思う.
溜息しかでない.
そして帰省中は「早く北海道(旭川)に帰りたい」と,無い空を眺めながらつぶやいてしまう.

デメリット?
そやね,今の生活が快適すぎることかな.
逆にKazcahriの子どもらには一度外に出てもらいたい.
他の土地で生活した後,帰っといで.
もちろん,気に入った場所に「移住」するもなお良し.

※ もちろん個人の感想です.

「住めば都」は,けだし名言.
何やらこのことわざを「都心の栄えた場所に住むことがいい」と誤解している人がいるとかいないとか.

しんあな.

「生まれた日や赤ちゃんの時のこと」~息子の作文

2021/1/22 Fri

良い文章とは?

ぼくの生れた日は,2013年〇月〇日
ぼくは,自分の家で生れました.
3900ぐらむありました.
おかあちゃんとぼくをつなぐ「へそのお」をとうちゃんとねぇちゃんが切ってくれて,べつべつになりました.
赤ちゃんの時はベビースイミングに行ってましたそこで友だちの〇〇〇〇〇ちゃんに合っていたなんてぼくは,気がついていませんでした.
プールの中でよく足をバタバタうごかしていたためか,1さいになる前には,一人で歩けるようになっていました.
元気に生まれてめっちゃうれしかったよ.

上記の文章は何かの授業で,うちの息子(小2,7歳)が書いたもの.

伝聞による「事実」があって,「考察」があって,最後は「感想」で締めている.
ひいき目に見ても,なかなか“書けている”のではないだろうか?(親バカ
まぁ,一般の小二男子にどの程度文章力があるのかはわからんけど.

文章読解力,作文力の発達の基本は会話と読書にあるのは間違いないと思う.
うちの息子よくしゃべるし,『おしりたんてい』を愛読している.

一方,先日の記事に書いたように,算数などの興味のない授業中は落ち着かず,支援の先生がマンツーマンでついていたりする.

実に興味深い.

来月早々,こうした支援対象児の三者面談がある(呼び出された)ので色々聞いてみようと思う.
ただ...こちらにも業務上,児童心理学や発達学の知識が多少なりともあるので,論争にならないようにしようと誓う(一度やらかしました).

Kazchariの本業は教員なので,日々学生の書くレポートなどを採点する立場にある.
(テーマによるが)先ほどの「事実」「考察」「感想」が分かれていない文章に対しては評価が辛くならざるを得ない.
さらに付け加えるなら自然科学系のレポートには別の視点,つまり「反論」「反証」もあると良い,

昨今の傾向なのか,「事実」だけの列挙で何の「考察」「感想」がないレポートも散見される.

彼(彼女)らに言わせると,人の意見に対し批評・批判することはマナー違反で,とてもカッコ悪いことらしい.
裏返せば,自分自身の”考えたこと”が評価されるのを無意識に嫌っているためだろう.
ゆえに「事実」しか書かない.

何しろ自信がない.

こうした生徒は石橋を叩いて壊してしまう.
小学校の頃のあの傍若無人さは,いつから,どこへ行ってしまうのだろう?
やはり14歳がターニングポイント?(なんとなく)

まぁ,そんなエラソーなKazchari自身の作文力も採点されるべきなのだろう.
こうやって,ほぼ毎日ブログを書いているのも,インプット⇒アウトプットの流れを作り,“脳力”を維持・向上させるため.

できれば一記事2時間内に書き終えたいが,焦るとロクな文章にならない.
小説家やエッセイストは元より,ブログ専業で生活している人を素直に尊敬する.
マジで書くことそのものが好きじゃないと続かへんやろな.