エアコンなしで真夏のフランス...

2024/7/10 Wed

エコの名のもとに

大阪から旭川に引っ越して20年ほどになる.

当初は「冬は雪で大変だけど,夏は涼しいよぉー,なんせ北海道だからねぇ」とかなんとか言われた.

確かに熱帯夜もあったが,しょせんお盆時期の1週間程度.
「もうあかん! 暑くて眠れん! エアコン買うで!」と決意する頃には涼しくなっていた.

ところが,温暖化だか何だか知らんが,ここ数年は酷暑期間が長い.
昼も夜も暑くてたまらん.

とうとう耐えきれず,昨年はとうとうリビングにエアコンを設置.
ついでにポータブルエアコン2台を一気に導入.

北海道の夏.エアコンの夏

やっぱこいつは人類の至宝ですな.睡眠時間が楽しみになった.

で,2024年7月10日現在の話.

本州では既に地獄的な暑さの報告がチラホラ.
幸い,北海道は“まだ”涼しい
窓全開+扇風機天井向き回しで十分快適.

いや,ZWIFT時は汗だくか.
今年もJSPORTSサイクルパックにて「ツール」を鑑賞しながら漕いでいる.

第一週が終わった.
バルデカヴェンディッシュの歴史的勝利や,全然クライマーに見えない赤玉ジャージのアブラハムセン,ぽっちゃりバットマンことフルーネウェーヘン,それにシャンパンファイトが鬼門なギルマイなど,濃いキャラが大活躍.序盤としては例年以上に面白い.
ただ,ヴィンゲゴーは本調子でないのか,あまり積極的な走りが見られないのが残念...って,毎年こうだっけ?
正直,ポガチャル“レース大好き少年感”の方が見ていてほほえましい.

「ツール」が終われば次はオリンピックである.

Kazchariは自転車っつーかロードレース以外の種目は全く興味ない.
なのに,たぶん日本ではまともに放送してくれない...(新城出るのに)
東京五輪の無音中継はむっちゃ不気味やったなぁ.

さて,「ツール」中継時にもたびたび話題になるフランスのホテル事情.
驚くことにエアコンが設置されていないところが多いそうな.

元々は日本と異なり湿気が少ないので,気温が高くてもさほど不快ではない(汗をかかない)という説明があった.

後は外見の問題?
おフランスの美的感覚では室外機が許せないとも聞く(噂).

しかあし,今ではそんなことは言ってられない.
ヨーロッパでも熱波で人が亡くなる時代である.
カヴェンディッシュも初日の熱中症で35勝を逃しかけたし.

設置そのものが困難な,昔からあるホテルならまだ理解できないこともないが,なんと新規建造の選手村の宿舎にエアコンを設置しない方針らしい.

アスリートの健康か、環境か――選手村の“エアコン未設置計画”に米紙が異論「冷水を流すだけでは限界がある」【パリ五輪】

「エコのため」というなら,コメントにあるように真夏の開催がそもそもおかしい.

さらには施設の建造・解体も問題.
オリンピック会場はギリシャ(アテネ)常設でいいんじゃね? 甲子園みたいに.
まぁ,甲子園も真夏開催に毎年異論が噴出するけど.

春の台湾一周旅では,もちろん泊った宿,全てがエアコン設置だった.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

3月と言えど,さすが東南アジア.
宿にエアコンがなければ,連日の100kmライドは耐えられへんかったなぁ.

で,台湾旅後,がぜん海外ライドに興味が出てきたKazchari.
将来的にはジロやツールに出てくるような有名な峠(ステルビアとか)を走ってみたいが,エアコンがないのは...ご勘弁.

もうじきパリ五輪.
競技外での事故が起きないことを願って.

進む人手不足~どこまで信用?

2024/7/3 Wed

今だけのシステム?

先日,家族と回転寿司に行った.
休日の夜だけに,ごったがえす店内.
事前に予約していたので,待ち時間なしで座れた.

食事を終えて会計へ.
いつ間にか,この店も無人のセルフレジになっていた.
ヨメさんが支払い中,先に子供らと一緒にクルマに戻った.

うん?

よく考えれば,これって食い逃げし放題?
出入口で店員さんが監視しているわけではない.

モニターで記録されているのだろうか?
AI判定で“常習犯”と認定され,そのうち呼び出しをくらったりして.

それはともかく,この客への信頼を基本にしたシステムだと「食い逃げ犯が一定数いてもおかしくない」と想像.
その被害額よりも「有人レジ=人件費」の抑制の方が,コスト的には優位なのかなと思われる.

これから無人レジはあちこちの店で拡大していくだろう.
そう言えば,うちの職場の図書室も司書がいなくなって貸出し・返却ともセルフになった.

これはヒトが互いに信用しているからこそ成り立っているシステム.
メトロン星人がいつ侵略を開始してもおかしくない時代だ(そうか?)

次の段階としてはスマートコンビニだっけ?
スマホ持参で商品を選び,ドアを通過するだけで自動決済.
やがてデバイスが体内埋め込み式になるだろう(=なりすまし不可).

ただし,そのデバイスを埋め込んでもらうには社会的評価が高くないとダメかも.いよいよ評価経済社会(ホワイト化社会)の幕開けですな.

評価経済社会・電子版プラス Kindle版

一方で,最近こんなニュースもあった.

粗大ごみの中から現金9万円 警察に届け出ず処理施設の職員たちが焼き肉店での飲食に使用 見つけた現金で菓子やジュース購入…習慣化 広域連合が処分や指導

コメント欄に職員たちへの擁護意見が多いのが面白い.

「誰もが嫌がる仕事を引き受けていただいているので,このくらいの報酬はあり」とか「焼肉屋で飲み食いしたことで経済が回った」とか.

結果的にエライ人が処分されたらしい.
法的には問題なのだろうが,感情的にはコメント欄の声に納得がいく.

現在のところ,かろうじてGNP世界第三位の我が国.
なんだかんだで,まだ余裕があるんやろね.

本当にヤバくなったら,ゴミ処理施設がフィリピンのスモーキーマウンテンのようになるかもしれん...と思っていたら1995年に閉鎖されてた.
世界は少しずつ発展している.

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

さて,これからどうなるんやろね.
変化を嘆くのではなく楽しみましょう.

新型RXLソックスを購入~運が向いてきた

2024/7/2 Tue

サイコーの定番品

iPhone15 Pro

2006年にロードバイクを購入して以来,ずっと続いているチャリ趣味.

ピチピチウェアにも最初から抵抗なし.

と言っても,ウン万円する「R」とか「A」ブランドのは買えない.
良い品であるのはわかるけど,さすがに高すぎる.
そこまで性能や快適さに差はあるんかなぁ...(すいません)

落車で穴が開いたりしたら泣くに泣けん.
何よりも消耗品やし(特にビブ)

最近買ったこのワンピースは安いけどベネ.

で,こんな感じでジャージやビブは様々なメーカーのモノを購入しているが,ソックスだけは「これでいいんじゃね?」的商品が存在する.
それは「R×L SOCKS」である.

(アールエル ソックス)R×L SOCKS 自転車 バイクソックス TBK-300R

そこそこ乗っているサイクリストには人気の品.
イベントでよく見かける.
Kazchariも3足所有している(全部ブラック)

何しろフィット感が良い.
足裏の滑り止めもよく効いていて,シューズとの一体感を増してくれているように思う.
それに生地が厚めなのに乾きも早い.
雨中走行でも蒸れないなど,いいとこ尽くし.
パーペキにオススメである.

さて,そんな「R×L」(アールエル)だが,公式サイトの存在を最近知った.

R×L(アールエル) 公式 Online ショップ

この手のサイトによくあるように,ID登録したりLINEで友達になったりすると,割引クーポンがもらえるのだ(今回は¥300引き)
さらにはサイト公開記念なのか,お得なキャンペーンが展開されていた(~6/26).

(1)全品送料無料
(2)ポイント還元5%
(3)抽選で毎月1名全額ポイントバック

はい.そんな戦略に見事に乗せられて,今回購入したのがこれ.

552 WILD PAPER 和紙 バイク グリップ ソックス (ラウンド) BKS1003【流通限定カラー】

iPhone15 Pro

「流通限定」も甘美な響きだ.
そして最大のウリはこれ.

iPhone15 Pro

和紙? つまり紙? 洗っても大丈夫なのか?
説明書にはこうある.

「天然由来繊維の和紙糸は様々なコンディション(雨,泥,沼,川,水,汗)の状況下でドライ感を発揮.RUN,TRAIL,ULTRAなどの過酷な環境だけではなく多様なスポーツシーンで足元を快適に保ちます.素材は独自に施策を重ね開発した紙糸にナイロン糸を撚り高強度を実現し紙糸の特徴でもある軽さも一般的な糸の半分の重量を維持しています.」

なんだかわからんが,なんとなく真夏向きなアイテム.
確かに軽い.
耐久性が心配だが,次回のライド(300kmブルベ)でテストやね.

さて本題はここから.
購入後しばらくすると,公式サイトからメールが.

なんと,キャンペーン(3)の「全額ポイントバック」に見事当選!
購入金額分の「2650ポイント」が丸々戻って来た!
おっ,なんだか運が向いてきたぞ(全プレだったりして...)

ここはポイントを使ってもう一足getやな.
ずっと使っている「300R」のバージョンアップ版として「310R」シリーズというのがあるらしい.なぜかAmazonでは売ってない.
よし,これにしよう.

310R バイク レーシング グリップ ソックス(ラウンド) BKS1005

iPhone15 Pro

ロードレース界でも流行中のホワイトカラー.
なかなかカッコよし.汚れが目立つかな?

信頼と実績のR×L
試着する前から良い商品なのはわかっているのだが,こいつもライドでの使用が楽しみだ.

つーことで,予断を許さない今夏のチャリイベント予定.

「BRM706当丸コースター300」
「旭川→襟裳岬サポートカー付きロングライド」(310km)
「和寒ぐるっとライド(グラベル)」
「NISEKO HANAZONO ヒルクライム」

以上,全てエントリー済み!

Topstoneな東神楽グラベルライド~ジャングル・リベンジ

2024/6/23 Sun

ミドリの地獄ふたたび

iPhone15 Pro

曇り.温度:16 ℃.湿度:100%.体感温度:16 ℃,風速:3.9km/時.風向:WNW

旭川自転車愛好会のイベント「東神楽グラベルライド」にまたまた参加.
先日の鷹栖町グラベルからの連投である.

Topstoneな鷹栖町グラベルライド

この時も書いたが,昨今の熊騒動のせいで一人でグラベルに行けなくなった.
だがしかし.多人数で行くと安心(そうか?).

それに知らないルートを案内してくれるのでホンマに楽しい(しかも参加無料)
リーダーのCさんに深く感謝である.

今回の集合場所は東神楽のパークゴルフ場.
いわゆる「ウパシの森」(冬限定)ですね.

ウパシの森ふたたび~ファットバイクに試乗!

家からは15kmほど.
自走も考えたが,集合場所のすぐ隣に常サウナの「花神楽」あり.
これはライド後,ゆっくり蒸されてから帰りましょう.

つーことで8時過ぎにハスラーで家を出る.
途中セイコマに寄って,補給食となるグミカロリーメイトを購入.

8時半頃,パークゴルフ場着.

何やら大会があるのか人で大賑わいだった.
駐車場の隅に“らしい集団”を発見.

iPhone15 Pro

Cさんの他,前回もご一緒したSさん,それに初めましてのMさん(大学生),Kさん(自転車屋さん)の2名,これにKazchariを含め計5名が本日のメンバーである.

問題はe-Bikeが3台もあること.
今日も口内に鉄の味がしそうだぜい.

で,出発.
スタート後,すぐにグラベルというか田んぼのあぜ道に突入.

やはり土の感覚は良い.
やがて激坂を越えて,高原へ.
景色最高.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

さて,CさんとSさんはいつも通りe-Bikeで激走.
トレーニングを兼ね,できるだけ遅れないようについていく.
これって,インターバルトレ?

iPhone15 Pro

一旦舗装路に出て有名な「赤羽の丘」へ.

iPhone15 Pro

ここはよく来ます.
なんせ「ツーリングマップル」にも記載あるしな.

ツーリングマップル 北海道 2024

オートバイの姿もよく見る.

iPhone15 Pro

春には桜が美しい聖台公園で休憩.

iPhone15 Pro

2024年のGW総括!

次のグラベルに備えて補給タイム.
集合前にグミを買っておいて良かった.

さて,我がTopstone,例によってタイヤ圧は3bar.
グラベル走行という目的ではやや高め.
不思議なことに,走っているうちに自然に2barになって落ち着く.
それ以上は低くならないのでパンクではない.
不思議だ(チューブです)

少し休んだだけで次のグラベルへ.
正に波状攻撃.
今日はNISEKO GRAVELなみにハードかも.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

宇幕別方面へ向かい,途中から次のグラベルへ.
今度はいきなり斜度10%越えの直登=いわゆる心が折れる坂.
いやいや楽しい(変態)

iPhone15 Pro

登り切ったと思ったら,つづら折れでまだ登る.
うひょひょ(変態)

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

アップダウンを繰り返すとなんだか緑が濃くなってきた.

iPhone15 Pro

ジャングルに突入?
どこかで見たような景色...

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

iPhone15 Pro

かろうじて道らしきモノは存在する.
クルマとは言わないがヒトが通っているのか? 山菜ゲッター?

iPhone15 Pro

何が出てもおかしくない道を脱出し,少し開けた場所に出た.
そやけど,リーダーのCさん,よくこんな場所を見つけるなぁ.
”ぼっち”じゃ絶対無理.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

で,廃道寸前の坂を登りきると...非情にも電気柵.

iPhone15 Pro

見渡したところ,どこにも抜け道はない.
まさかの引き返し=万策尽きたかと思いきや,作業中のトラクターが近づいてきた.
てっきり怒られると思ったが,なんと親切にも電気柵を外して通してくれた.
「よくこんな道来たね~ 自転車で山走ってるんだぁ~」と呆れ声.
ありがとうございます.

こっちはただの遊びなのに,お仕事の邪魔をして申し訳ありません.

iPhone15 Pro

畑内を通らせてもらい,しばらく進むと見覚えのあるところに出た.
朗根内の交差点にある自販機まで移動.
補給タイムである...が,ゴミ箱がないので空き缶を捨てられない.
先月の八戸遠征が懐かしいぜ.

明徳小学校前から始まるグラベルに突入.
期せずしてここが本日のハイライトとなった.
激坂に次ぐ激坂.
サイコン読みで一時は20%越えの場所もあった.
蛇行しつつなんとか足つきなしで登りきる.

iPhone15 Pro

周囲360°開けた風景.
いやいや家のすぐ近くにこんな場所があったとは驚き.

iPhone15 Pro

頂上から下る道は2つ.
右は明らかに集落につながってそう.
左はさらに山奥へ.

さて,少々壊れたグラベル愛好者が選ぶのは...もちろん左である.

急坂を降りて,最初に現れるのが倒木.
大丈夫.下をくぐれば問題ない(そうか?)

iPhone15 Pro

しばらくは道らしき道が続く.
さっきの道でもうこりごりだったのだが,またしても緑の地獄に迷い込んだらしい.
しかも,さっきよりもハード...

iPhone15 Pro

やがて周辺の草が身長を越えてきた.

写真撮影などで停車すると先行者の姿が見えなくなる.
当然,後方にも人影なし.
チャリにはエンジンがついていないので静か.

すっかり忘れていたが,ここは羆の出没エリアである.
藪を抜けたらいきなり羆と対峙しても,全然おかしくない.

止まっているとクマ鈴も鳴らない.
時折,誰かのブザー音が聞こえる.

iPhone15 Pro

困ったのが,こんな場所に紛れ込むとは思わず,半パンビブで来てしまったこと.ちくちく系の草や枝がむき出しの下腿や手指にスリ傷を作る.

そして出血.うぎゃぁ.

グラサンはしているものの,一番大事な目は守らねば.

そういやマダニは大丈夫なのか?

とかなんとか心配事が山盛りだが,どうしようもない.
「このまま進めばマシな道に出るはず」とのCさんのナビ感を信じて,藪コギしつつ進軍.ここはインパールか?

そしてついに...

iPhone15 Pro

完全に道が無くなった.
決死の行軍もここまで.
悔しいが引き返すことにする.

iPhone15 Pro

一度通っているので戻りは早い.
倒木箇所まであっと言う間.

先ほどの激坂を下り幹線道路へ.
やっと一息つく.

もう12時近い.
昼食の時間である.
当初予定していたカフェは満席(5名以上は予約推奨).

少し走ってWednesday cafe&bakeに移動.

iPhone15 Pro

これまた満席近かったが,バラバラに座ることでなんとかランチにありつけた.
残り一食と言われた「ガーリックシュリンププレート」を注文.

iPhone15 Pro

想像よりずっと美味し.リピート確定.

さすがに今日のライドはここまで...と思っていたが,なんとグラベルライドはまだ続く.
楽しい.楽しいが...ハードだ.e-Bike速えー.

iPhone15 Pro

つーことで,食後のおかわりグラベル後,無事スタート地点に戻る.

事前に見たGPXだと「なんか知っているルートやな」と思っていたが,百聞は一見に如かず,全然違った.
まさかここまで充実したライドになるとは.

「グラベルバイクが推されているのはメーカーの陰謀.なぜならアメリカみたいな走って楽しい場所がない」という声もあるが,北海道,いや少なくともKazchariの住む旭川周辺は例外やな.
丘陵からガレ場からジャングルから,まだまだ知らないグラベルだらけ.
羆問題さえなければ,もっとディープに探検したいところである.

さて,こうしたイベントで知り合った方とSTRAVAでつながろうと思っても,e-Bike勢は利用していない人が多い.
まぁ,そうかもしれん.
普通に走っただけでセグメントのKOM取りまくることになるしな.
抗議メールがガシガシ送られてきそう.

旭川自転車愛好会の次のライドは「和寒近郊グラベル」とのこと.
これもぜひ参加したい.

いやホンマ楽しかった.
もちろん,サウナも堪能しましたよ.

iPhone15 Pro

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その4)

2024/6/16 Sun

戦い済んで

いただき画像  X星人?

晴れ時々曇り.温度:23 ℃,湿度:68%,体感温度:23 ℃,風速:9.5km/時,風向:SSW

本日(?)2回目の朝食.
ここもブルベのPCとしてなじみのあるコンビニである.
Kazchariもウインドブレーカーを脱ぐ.

iPhone15 Pro

ここで再度装備のチェック.

今回,フロントバッグとして,REC MOUNT PLUSの「Ride On Bag」を導入.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ (ブラック)+ハンドルバー専用ベースマウント【R+Bag-BK-DM35】「Ride On Bag とベースマウント(R+B-DM35)のセット品」

装着しての試走はしたがブルベでの使用は初.
DOMANEはカーボンハンドルなので別売りのこいつでマウント.

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ ステムボルト専用ベースマウント(M5)【R+B-BOLT】「Ride On Bag 用 増車向けの単品パーツのみ

このマウント,購入後しばらくして,メーカー自らが強度を増した代替品を送ってきた.
こういう姿勢のメーカーは信頼度は上がるねぇ.

いずれにせよ,このバッグの使い勝手は非常に良好.
重さは全く気にならない.
「芽登の地獄ダウンヒル」でもガタツキなし.
予備のライトやらバッテリー,補給食などをポンポン放り込む.

ついでにブルベカードも...ってこれがマズかった.
昨夜の宇宙...もとい雨中走行でバックもしっとり.

フタこそプラ製だがボディは帆布.防水性能はあまりなかったようだ.
ようするに,カードがふにゃふにゃになってしまった.
途中であわててコンビニ袋に入れたので,最悪の状況(文字が読めない)は免れたが,今後は要注意.

つーことで,このパチ...いや「Ride On Bag」おすすめです.

ここから富良野市内までは後少し.
PCがしばらく続くようだ.

富良野と中富良野をショートカットする通称「斜線道路」は通らない.

iPhone15 Pro

さて,廃線になった線路を越えて,富良野の裏道をジグザクに進む.

いただき画像

次のPC「セイコーマート富良野店」を住宅街に発見.

あれ?...おかしい.

このセイコマには「瑞穂店」と書いてある.

Kazchariの記憶が確かなら,国道沿いにもセイコマがあったはず.
そちらのこと?

しかしそちらに進むとetrexに入れたgpxのルートから外れてしまう.

そんなことあんの?

手持ちのキューシートを信じて,その国道沿いのセイコマ「富良野店」まで移動する.
で,朝7:00まで待って3人で打刻.これで「22時間ルール」をクリアである.

iPhone15 Pro

ルートをそれた場所まで戻りルーティングを再開.
昨夜の雨が嘘のような快晴.
“みんな大好き”十勝岳もよく見える.

いただき画像

お次は【PC5 363.2km地点 ローソン上富良野店】へ.
本日3度目の朝食として「さけハラスおにぎり」を食う.完全にブルベ腹だ.

で,このまま国道を北上するのかと思いきや...いつぞやの「アイスブルべ100」のルートに入る.

アイスブルベ2020(100km)

まさか...もしやこの道は!
はい,出ました「ジェットコースターの道」

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

まぁ,クライマーのKazchariとしてはうれしいわけですが,徹夜明けでこの坂は辛い.

文字通り高速ダウンヒルでヒャッハーしたいところだが,一時停止標識があるのでスピードダウン.うーストレス.

Pikaさんが後方から「もう残りは平坦だけですよ~」との声かけ.
となると,右方向やなぁ...って,あれ?
左? しかも登りやん! まさかのV時登り返し

そう,先ほどの富良野のPCトラブルといい,この時に気付くべきだった.

Pikaさんの作ったルート,AJ-Hに提出したルート,ナビに入っているルート,キューシート,そしてブルベカード.どれもが少しずつ違っているのだ.

思えば通常のブルベと異なり,ルート作成は個人.
それをブルベカードにするのは主催.
どこかで意図しないミスがあってもおかしくない.

話を戻す.
このあたりはKazchariの常用トレーニングコース.
先のカーブを曲がれば登りなのか下りなのか,だいたい把握している.

カミフから美瑛へをこの道で走ると,しばらく平坦はないはず.
既定距離の「360km」,それに「22時間地点から25km走行」はとっくに過ぎている.
それでも,まだ美瑛を脱出できていない.
何かがおかしい.これも例の呪い!?

川沿いのとある場所でストップ.
この状況に対し3人で協議.
明らかに走るべきルートからズレている.

「引き返すより,少し進んでからリカバリした方が良いでしょう」と結論.

美瑛市街と旭川市に向かう道の分岐点着.
証拠となるはずの「東海商店」という看板をバックに自撮り.ここが24時間経過地点となる.

iPhone15 Pro

ただ...Pikaさん曰く,このままだと認定されない可能性があるという.
ブルベカードのPC名がおかしいことと,距離と時間をクリアしているのは確かなので,後は主催者の判断次第...ということらしい.

ここでKazchari「記録には残らなくても記憶には残る走りだった」という名言めいたモノをつぶやく.もはや,徹夜走行で頭が沸いてて,ロクに思考できていないかも.

少しでも認定の可能性を高めるためにも,正式な(?)ルートである国道237号線に最短距離で戻る必要がある.

ここはKazchariの出番.
走りつくしたこの地域.美瑛市街に続く道は...こっちだぁ~!(アタマ沸いてます)

正規ルートに戻った証拠として「セブンイレブン上川美瑛店」で最後のレシート.
すっかりブルベ腹かつ歯磨きなしで24時間で口内わちゃわちゃなKazchariは,ミネラルウォーターを最後の買い物にした.

さて,後は旭川駅前のナイスプレイスを目指してひたすら走るだけ.
このラストラン,神様からのプレゼントなのか完全に追い風.
思えば,今回のブルベ全行程の90%以上が追い風やったなぁ.
グロスタイムはともかく,走行中のAveは相当速い気がする.

気温がぐんぐん上がる中,スタート地点の「セイコーマート神楽岡店」に到着.
おおよそ26時間ぶりの帰還である.

iPhone15 Pro

神楽岡公園にクルマを停めているというPikaさんと別れ,Kさんと旭川駅前に向かう.
「ナイスプレイス」の場所を確認し,駅前のローソンにピットイン.
もうコンビニ飯はうんざりだったが,この超汗臭いジャージでレストランに入るのも憚られるので,あきらめてローソンの「チャーハン&焼きそば弁当」にする.
腹が減っていたので不味いが美味い(ブルベ腹はどこいった)

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

受付は12時から.
ぞくぞくと集まる24時間以上走り続けたであろう猛者(ランドヌール)達.

ホテルにチェックインしたPikaさんが来た.
ゴール手続きは代表メンバー1名でよいとのことで,ブルベカードとレシートを託す.認定されるよう交渉おなしゃす.

頭沸いたまま,自宅まで走る.
ざっとシャワーを浴びて,速攻で横になる.
3時間は眠れた.

今夜はメンバー3人+DNSしたOさんで祝賀会なのだ!
そう,祝賀会! 起きた際にチェックしたLINEに,Pikaさんから「無事完走認定」の連絡が入っていたのだぁー!

バスにて最近何かと話題のサンロクへ.

いただき画像

久々においしいお酒が飲めました.まだまだ眠いけど.

つーことで,想像以上に大変だったFlèche.
距離こそ大したことはなかったけど,やはり「24時間ほぼ不眠」はキツイ.

まぁ好きでやっているわけなので,誰かに文句を言う筋合いではありませんが.
なんか600ブルベの完徹走行も可能な気がしてきた(大丈夫か?)

まぁ,いずれにせよ...めっちゃ楽しかったのは事実.
また走ります?(疑問形なのか)

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その2)

2024/6/15 Sat

焼肉と霧雨と

iPhone15 Pro

晴れ時々曇り.温度:23 ℃,湿度:68%,体感温度:23 ℃,風速:9.5km/時,風向:SSW

その1はこちら ⇒ Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

まだ陽が高く暖かい.
特に防寒装備はせずにダウンヒル.

そこそこスピードも出てしまうが,ここは野生動物との接触事故頻発ゾーンである.
チャリだと鹿どころかキツネにぶつかっただけでも大惨事となる.
慎重に下る.リムブレーキやしな.

途中,Pikaさんの提案で「タウシュベツ川橋梁」に立ち寄ることに.
入口にチャリを停めて,100mほど森の中を歩く.
こういう時はやっぱりSPD

iPhone15 Pro

ここから橋を眺めるのはKazchariも初.
あぁ,こんなに遠いのか.

iPhone15 Pro

ファットな糠平湖上ライド(地獄篇)

音がして振り向くと鹿の親子がいた.

iPhone15 Pro

熊だったらブルベどころではない.

幌鹿峠と糠平温泉との分岐点まで下る.

iPhone15 Pro

糠平温泉街にある「ひがし大雪自然館」まで移動.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

トイレ休憩後にチャリまで戻ると,Pikaさんが悲鳴.
なんとリアタイヤがズル剥け.中の繊維が覗いている.
この状態だと,いつバースト,いやその前にスリップしても不思議ではない.

タイヤ交換後,それほど距離は走っていないとのこと.
メーカー名は伏せるが,ちょっと耐久性に難ありと見た.
もしくは...例の八戸の「呪い」が継続しているのか?

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その3)

やはり,ブルべは信頼と実績の「Continental GP5000」が安心ですな.

2本セット Continental(コンチネンタル) GRAND PRIX 5000 グランプリ5000 [並行輸入品]

以前に比べ値段が倍以上になったのが大問題だが.

そうそう,パーツ価格と言えば,日本への配送サービスがなくなってしまった“みんな大好き”「wiggle」が,いつの間にか国外配送復活.

wiggle

しかしながら以前に比べると品揃えが悪い上に高い.
上記「GP5000」の700×28cが2本でなんと120ポンド(+送料)もする.
海外から買う意味が全然無ぇ.

さて,現実に戻る.
まだまだ先は長く,Pikaさんの安全も気になるところ.
とは言え,ここでDNFするわけにも行かず(してもどうしようもない),次のPCを目指す.

やっかいなことに,この後,悪名高い“例の道”が控えている.
それは「芽登ダウンヒル」
快適走行の国道を左折して,まずは直登のヒルクライムから.

iPhone15 Pro
いただき画像

そしていよいよ始まる地獄.
別に急坂とか砂利が浮いているわけではない.
何しろこの道,道路の継ぎ目の高低差が激しく,かつその間隔が短いのだ.
ようするに常にドッカンドッカンと下から突き上げがくる.

十勝方面にありがちなのだが,冬期間の地面凍結によりアスファルトが変形,こうした波打ち道路を作る.ここは特にひどい.

iPhone15 Pro

今回は事前に知っていたため,腰を浮かせた“グラベル乗り”で衝撃を吸収しつつ走ったが,5年前の初見ではマジでびっくりした.
ランドヌールの中にも,ボトルが吹っ飛んだり,パーツが破損するケースが続出したらしい.

おまけに長い.
いつ終わるとも知れぬ波状道路.
ようやく記憶にある道路が少し狭くなる場所に到達.
「そろそろ終わるはず」と思いきや,今度は工事中でジャリの上に鉄板が敷いてある.

いただき画像

雨が降ってなくてよかった.
前方に黒い生き物を発見.
まさか...子熊!? ⇒ 猫でした.ただし黒猫だったので不吉.
その後は鉄板なしのグラベルになったりと,やはりハードな道だった.

iPhone15 Pro

国道に合流.
段差がマシになった道に,一同「ようやく文明社会に戻ってきた」と安堵.

さすがに国道は交通量多め.
確かこの付近に道の駅があったはず,と休憩を提案.
それは廃止された道の駅「足寄湖」

iPhone15 Pro

その昔,高台にあるレストランで食べた「鹿肉シチュー」が美味かった記憶がある.
それにしてもこの旧道の駅はレイアウトが悪すぎる.廃止も止むなし.

さて,次のPCはまだ先.
暗くなる前に急ぎましょう.
ありがたいことに追い風マジック継続中.
果てしなく続く直線道路を高速巡行.

いただき画像

徐々に夕闇が迫る中,本別町着.
時刻は19:00になろうとしている.
PCに寄る前に夕食に.

Google先生におすすめを訊く.

iPhone15 Pro

営業中かどうか不明な道の駅をうろうろしたりと,町内をしばし徘徊.
なんだかんだで「COWKING」という焼肉店に決定.

iPhone15 Pro

どうでもよいがこの「COWKINNG」「ガオキング」に聞こえて,脳内にアニキの歌う「百獣合体!ガオキング」がリピートして困る.

ブルベ中に焼肉? 通常ではなかなか考えられないメニューではある.
3人とも「カウキングカルビ焼定食」(¥1,650)を注文.
幸いなことに一人分ずつ皿に分けられた肉が出てきた.

iPhone15 Pro

さらに七輪焼きである.美味し.
これは良い.
タンパク質でパワー回復.
アルコールが飲めないのが残念だが,まだまだブルベは続くのだ.

iPhone15 Pro

夕食タイム終了.
店の外に出る.
すっかり夜だ.それに肌寒い.
ウインドブレーカーとレッグカバーを装着.

iPhone15 Pro

すぐそばの【PC2:184km地点 セイコーマート本別店】へ移動.
5年前のブルベではここで夕食を摂った.

缶コーヒーを購入.
町を離れ,いよいよ本格的な夜間走行に突入する.

店の外でKさんが一言.

「霧雨ですね」

確かに.
三国峠で会ったTraceの人たちも「帯広は霧で大変でした」と言っていた.
やはり,峠を境に天候が異なるようだ.

いずれにせよ,まだレインウェアを着るほどではないと判断.

チャリの前後ライトを点灯.
フロントは「OLIGHT RN1500」を最小ルーメン(300)で.

OLIGHT(オーライト) RN1500 自転車ライト

リアはキャットアイの単4電池仕様の「OMNI5」

キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト [TL-LD155-R] OMNI5

ヘルメットにキャットアイの「HL-EL145」,リアにBikeguyを付ける.

キャットアイ(CAT EYE) 自転車用LEDライト ヘッドライト URBAN アーバン 前照灯 JIS規格 800カンデラ HL-EL145

Bikeguy トライスター充電式 LEDリアライト 防水 強力発光

信頼と実績のギアたちである.

ここからはしばらくKさんを先頭に走る.
本ブルベで最も寂しい地域である.

町と町の距離が遠い.
街灯もほとんどない.
振り向くと完璧な暗闇が広がる.
夜間なのに鳥の声が響く.

雲に覆われているのか,月も星も見えない.
晴れていれば頭上には満天の星.気分は宇宙の旅...なんやけどなぁ...残念.

霧雨がやがて小雨に.そう,明らかに雨に変わった.
路面も濡れている.
先ほどの芽登よりはマシだが,十勝クオリティの凸凹道路,油断すると水たまりに突っ込む.

こんな夜でもメリットはある.
ライトのおかげで後方から迫るクルマに気付きやすいのだ.
ゆえに危険な路肩ではなく,センターライン寄りを走れるしな.
メンバーとのおしゃべりもしやすい.

そんな暗闇の田舎走行中,前方に光が見えた.
クルマのハイビームにしてはまぶしくないし,光量も小さい.
横ではなく,前後に並んでいるようだ.
それになかなか近づいてこない.

そう,まさかのチャリ集団だった.
こんな時間,22:30過ぎに走るチャリと言えば...ブルベに違いない.

すれ違いざま互いに「がんばれぇ~」とエールを送る.
立ち止まらないのが“らしい”.

後で調べたところ,おそらく「炎上上等シャーマンズ」というチーム.
よりによってこの名前...だから雨なのか.

我々とは逆回り.
てことはこれから三国峠越え!? タフだ.

しばらく進んでPCでもなんでもない「セイコーマート士幌店」にピットイン.
暖をとる.
そう.もはや完璧に雨.予報が悪い方に外れた.

iPhone15 Pro

ウインドブレーカーでは対応できず,レインウェアに着替える.

モンベル U.L.サイクルレインジャケット

まさかこのような事態になるとは予測できず,レインパンツは持参せず.
ただし最強の対雨天グッズ,「オールラウンドソックス」を着用.
脚部の濡れは仕方がないが,少なくともシューズ内の防水は完璧である.

モンベル GORE-TEX オールラウンド ソックス

少し停まるだけでカラダが冷える.
早く動かして熱を産生しなければ.

一山超えて軽快にダウンヒル.
道の駅「しほろ温泉」への道道で右折に気付かずミスコース.
Kazchariが気づいてダメージを最小限に抑える.

Flèche走破のコツで気づいたことがいくつかある.

まずメンバーの「脚が揃っていること」が最重要.
ペースが異なるランドヌールに追いつくのも,合わせるのも大変.

次に「ルールに精通していること」
かなりややこしいので,経験者がリーダーを担うべき.

我がチームはPikaさんが先日,東京にてFlècheを経験済み.実に助かる.

そして...できれば「コース周辺の地理に明るいこと」
先ほどのミスもそうだが,コース経験者もしくは地元出身者がいるとかなりの確率でリカバリが効く.
これは手前味噌ながらKazchariの役割.
その強みがこの先の最終局面で生かされることになる.

で,とりあえずここでのミスを回避し,鹿追へ向かう.

遠くに見える鹿追は街灯の数も多く,まるで砂漠の中のオアシス.
プライベートやブルベで何度も訪れているので,コンビニの位置も把握している.

ところが...ルート通りに進むと,道の駅やコンビニのある中心街をスルーしてしまう.
街外れでそれに気付いたKazchari,一旦停止して二人と相談.
少し戻ってセブンで休憩するか,それともこのまま進んで次のPCである新得を目指すか...

Pikaさんの「残り16kmです.このまま行きましょう」との意見.
進軍を決意する.

長いようで短いようで長い16km.
しかも山越えだ.
雨も止まない.

それでも漕いでいればいつかは目的地に着くのが世の理.
新得町の明かりが見えてきた.

久々の信号ストップ.
新得のセブンイレブンと言えば,昨年,Kaba3ともオートバイ試走時に立ち寄ったな.

モンキー125,ふたたびブルベを走る!?

確かこのあたりにあったはず...
だが,なじみのセブンイレブン看板が見当たらない.
右折してしばらく進むと新得駅.
そこを過ぎて道は暗闇の中へと入っていく.

こ,これは確実に通り過ぎている.
Uターンし,先ほどの信号まで戻る.
そして目を凝らすと...角にあったのは,消灯して闇にたたずむ【PC3:269.8km地点 セブンイレブン新得町南店】の姿であった...

(その3)に続く  Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その3)

Topstoneな鷹栖町グラベルライド

2024/5/26 Sun

ひとりではいけない

iPhone15 Pro

曇り.温度:12 ℃,湿度:76%,体感温度:11 ℃,風速:12.5km/時,風向:WSW

旭川自転車愛好会のイベント「鷹栖グラベル」に参加した.
昨年の上富良野に続いて二度目の走行会である.

Topstoneなカミフグラベル走行会ライド

ヒグマの個体数が爆増&狂暴化しているらしい昨今,ちょっと前のようにのほほんと“ぼっち”で林道に出かけるのもはばかられる.
話題になったこの映像は衝撃的.

そんな中,こうしたイベントの存在は実にありがたい.
複数だから安心,というわけではないけど.

何より,未知の道を教えてもらえるしね.
例えば幹線道路をグラベルロードで走行中,気になる林道があって進入.
もし,途中通行止めであってもオートバイならさっと引き返せるが,チャリの場合は距離が長く,しかも登りとなるとダメージが計り知れん.

とは言え,確実に先がわかっている道ばかり走るのも,冒険心が喚起されず面白くない.

現状,こうした少人数でのグラベル散策がベストかもしれんね.

つーことで,本日は10時に鷹栖町「丸山パークゴルフ場」に集合.
気になるのが天候.
朝,結構な雨音で起床した.

朝食&洗濯などの朝のルーティンをこなしていると雨はやみ,天気予報も回復傾向とのこと.
「こりゃ中止はないな」と,家から自走で出発.
もちろんTopstoneを駆る.

ジャージは映画公開記念で「ボブ・マーリー」だっ!

Google先生によると自宅から集合場所の「丸山パークゴルフ場」までは25km.
まぁ,1時間半もあれば着くでしょう...と軽く考えていた時期がKazchariにもありました.
旭川の町中で結構な信号坂につかまり,残り時間と距離がやばいことに.

iPhone15 Pro

鷹栖町に入り,クルマが途切れると激コギ.
集合場所に着く頃にはヘロヘロになってしまった.
曇天で寒かったのでカラダを暖めたかったのもある.

iPhone15 Pro

元々は5人で走る予定だったが,諸事情で2名がDNS.
で,CさんとKさん,それにKazchariの3人で走ることになった.

さてここで問題というか...このお二人e-Bikeなのである.
これは迷惑をかけぬよう,遅れないようにしなければ(ああ日本人)

10時になり,いよいよ出発.

最初はジャリ道から.
森の中にある謎のカフェ.雰囲気よし.ただし営業前.

iPhone15 Pro

特に大々的に宣伝はしていないようだ.

それにしても,久々に乗るTopstoneはサスが効いてふわふわで,抜群の乗り心地.舗装路,グラベルともガシガシ走る.
パワーが逃げる? そんな時はLeftyのサスをoff(基本的にon)

最近クラファンで面白いものを見つけた.

AirSeat

上下だけでなく前後に動くらしい.
前傾深めのロードより,クロスやミニベロなどの直立座り系チャリによさそうな感じ.

今後も1000kmを越えるようなブルベに出走の際には,革サドルを使うつもりだけど,これもいいかもしれない.
2025年のアレ用装備として検討したい.

そやけど,Topstoneはロードに比べると明らかに重い.
乗車中や,何ならヒルクライムでもさほど気にならないけど,持ち上げるとズシっとくる.つまり輪行時は相当体力が必要かも.

こないだのDOMANE輪行ですら,結構重く感じたしな.
一応,グラベル用というか大きめチャリ用の輪行袋も持ってはいるけど(未使用).

R250(アールニーゴーマル) グラベルバイク用 縦型軽量輪行袋 ブラック フレーム/スプロケット/ローターカバー・ダミーローター・輪行マニュアル・12mmスルーアクスル用エンド金具付属

主催のCさんの案内でグラベルを進む.
全てのルートを把握しておられるわけではなく,時々ルートを確認.
こういうのが楽しい.

iPhone15 Pro

とかなんとか走っていると,徐々に路面状況が変化.
昨日の雨のせいか,はたまた元からこうなのか,泥濘地帯が現れた.

iPhone15 Pro

ブロックタイヤに泥がつまりグリップがロス.
結果的に蛇行状態.おもしれー.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

重の駐車エリアを抜けると,泥路面のまま今度はヒルクライム!
さすがにe-Bikeにはついていけないが,できるだけ食らいつく.
ふっ,全くいいトレーニングだぜ...ぜぇぜぇ...

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

Cさんの経験&勘を頼りに分岐で選択タイム.
別の重機置き場に到着.

以前から思っていたのだが,曲げて伸ばすという単純な機構でさえ,この巨体と複雑さ.絶対モビルスーツは実用化できへんな(当たり前).

iPhone15 Pro

リエゾン区間(舗装路)を経由して別のグラベルへ.

iPhone15 Pro

「うぎゃおーッ!」と変な声が出るほどの絶景.
これは素晴らしい.
NISEKO GRAVELに全くヒケをとらない.

iPhone15 Pro

やっぱ,グラベルは(も)やめられまへんなぁ.
にしても雲が怖ぇ.

iPhone15 Pro

少し登って,一番高いところへ.
向こうへと続くS字ラインが美しい.

iPhone15 Pro

ダウンヒル.
去年のNISEKOを思い出す(要はコケたら大惨事).

iPhone15 Pro

和寒に続く道道へ.
STRAVAセグメントにもなっているヒルクライムエリアである.
さすがにe-Bikeにブチ抜かれる.
くそお,EMONDAなら,EMONDAならぁ~!(たぶん負ける)

iPhone15 Pro

ほぼ峠から,またまたグラベルへ.
とっかかりから登り.
それがやがて17%超へ.
加速する余裕もなく,悔しいがさすがに押し歩き...

iPhone15 Pro

幸いエグイ斜度は先ほどのみ.
なんとか乗れる坂をゆっくりと上る.
やがてご褒美な風景が!

iPhone15 Pro

滅多に人が通らないのか,ごつい落石が放置されたまま.
うむ.確かに一人では来れないな,この道.

iPhone15 Pro

もちろん登れば下るの快感が待っている.
一見,草ぼうぼうだが,大き目の石が隠れているので油断大敵.トブぞ.

iPhone15 Pro

写真はないが,この後斜度18%越え+河原並みのゴロ石ゾーンに突入.
どれだけ後方過重しても止まらない.
いやぁ,マジで怖かった...けど,これがグラベルの醍醐味.ひたすら楽しい.

iPhone15 Pro

短いジャリ道をこなし,スタート地点に無事帰る.

既に12時越え.
パークゴルフ併設の(営業時間がやたら短い)食堂で腹を満たしましょう.
どうやら「ゲソ丼」が名物のよう.
通常サイズで¥700也.美味し.

iPhone15 Pro

つーことで,走行会は終了-解散.
いやぁ,楽しかった.ありがとうございます.
天気もすっかり回復.むしろ暑いくらい.

iPhone15 Pro

この付近はグラベルだらけ.
往路で選択した舗装路ではなく,あえてグラベルをたどりつつ帰路につく.

iPhone15 Pro

河川敷も舗装化はまだまだ.

iPhone15 Pro

散々楽しんだ後,素直に元来た道に戻る.

そういや,今日も熊多発地帯への侵入.
いつ出会ってもおかしくないエリア.

奈井江町の猟友会が「手当が安すぎる」と,役場からの駆除依頼を拒否した話が話題になっている.
以降も道内あちこちで発見・襲撃報告が相次いでいる.

今後どうなるのだろう?

北海道に越してきてすぐだったかな.
狩猟免許を取ろうと考えたことがある.
もちろん,熊撃ちなんて想定していない.
結局,視力の問題および,管理の面倒くささ,それに仕留めた後の処理の手間など,総合的に考えてハードルが高すぎた.

今後もグラベルも楽しみたいが...

FRONTIERSMAN Bear Attack フロンティアーズマン 森林警備隊採用 ベアアタック 熊撃退スプレー ラングスジャパン(RANGS)

買うべき?
命に代えられないのわかるが...高すぎる.

それに,例の熊のような超高速で迫って来るヤツに落ち着いて噴射できるとは思えん.

やはりこいつか!

CARBABY 斧 野外キャンプ用品 薪割り 手斧 38cm 鉈 ガーデン用手斧 キャンプ 斧 焚き火 アウトドア 保護カバー付き

自転車に乗るだけなのに,何か殺伐.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

2024/5/17 Fri

はじめての本州ライド

iPhone15 Pro

2024年のブルベ第2戦はランドヌ札幌さんのBRM518あまちゃん200
その名の通り,某国営放送の超人気朝ドラのロケ地をめぐる旅となる.

発着地点は青森県八戸市.

まずは旭川から苫小牧までクルマで移動.
苫小牧西港フェリーターミナルにクルマをデポ,輪行袋に入れたロードバイクを担いで23:59発のフェリーに乗船,翌朝7:30八戸港着.
輪行解除し,スタート地点となる八戸駅に8:30頃到着という算段である.

17日の金曜日は有給休暇を取得.
午前中にDOMANEの洗車と整備を行う.

iPhone15 Pro

うちのDOMANEくん,普段はZWIFT専用機.
つまり室内でしか乗っていないのでさほど汚れてはいない.
Di2の充電も済ませてある.
洗車&注油後は輪行袋に収納.

iPhone15 Pro

昨秋の「利尻島ライド」以来の輪行だけに,細かい作業がすっかり頭から抜けていた.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

で,動画を見て復習.

おお,少しずつ思い出してきたぞ.

オーストリッチ(OSTRICH) 輪行袋

OSTRICH(オーストリッチ) エンド金具 [リア用] エンド幅135mm

マルト(MARUTO) スプロケット&ブレーキローターカバー RS-S570 シルバー

MARUTO(マルト) チェーンカバー RS-C750 シルバー

今回,ホイールをフレームにくくりつけるゴムバンドを新規購入.

マルト(MARUTO) りんりんバンド(3本)RS-KF620 黒

輪行袋付属のへなへなバンドよりずっと使いやすい.おすすめ.

これまでチャリをハスラーに乗せる時は「リアと助手席のシートを倒し,前輪だけを外して横向きに寝かせる」もしくは「助手席と後部座席の間に90°曲げた前輪を入れて立たせる」ようにしている.
今回は袋入りなので,リア席にそのまま積載.
ブレーキ時に前方へつんのめらないように,ゴムバンドで固定した.
うむ.すっきりだ.

昼食後の12時過ぎに出発.
ケチケチマンのKazchariは,高速道路なんて使わない.
下道指定で170km.近い.チャリでも行ける(距離感おかしい)

国道12号で南下.
滝川のSSで給油を試みるが,そこにスタッフのおねーさんが登場.
ENEOSアプリの登録キャンペーンとやらで,今,入会すると本日リッター8円引き!という甘言につられてスマホをポチポチと操作.
詳細は省くが,この手続きが超絶ややこしく(クレカ登録やらVポイント連携やら),何度か挫折しそうになるが,おねーさんに励まされつつ完遂.
登録記念にボックスティッシュを6箱もくれたので,全てヨシ.

ENEOS公式アプリ

いやホンマ,なんでもかんでもアプリの時代やね.
登録しまくるのはええけど,交通事故やらで本人が突然召されたら,残された家族は解約すんの大変やろな.特にサブスク系は永遠に引き落とされ続けるわけやし...
いかん,いかん,不吉なことを考えるのはよそう.

岩見沢で左折して国道234号へ.
途中のセイコマで休憩.
おやつの時間だ.

シュークリームおよび最近ドはまりしている「コロロ」を,と思いきや,全て売り切れ.ぐぬぬぬ.

UHA味覚糖 コロロ グレープ ソーダ マスカット 佐藤錦 4種 各2個 計8個

代わりに酸っぱい系グミを買った.
余ったらブルベの最中に食すのにちょうど良い.

この頃から雨が降り出すが,幸運なことに肝心の明日,明後日の青森は晴れ予報だ.

南下を続けて道の駅「ウトナイ湖」で2回目の休憩.

iPhone15 Pro

すぐに苫小牧着.
この道,懐かしいぞ.

BRM610きのこの山300km(その0)

時刻はまだ16時.
フェリーターミナルに直行して延々と待つなんてアホなことはしない.
乗船前にサウナと夕食を済ませるのだ.
これが本日のメインイベント.

「サウナイキタイ」で検索.

ターミナル近くのなごみの湯着.
入浴料¥950か.
建物が古いわりに強気の値段設定やな.
で,公式サイトにて詳細をチェック.
休憩所が狭いな.時間をつぶすのが難しいかも...

おや,(サウナイキタイで)その下にあるのは...
料金は同じ.そして...このコミック量はっ!

つーことで,ここから10kmほど離れたほのかに滞在場所を変更する.

で,17時前に「ほのか」着.

iPhone15 Pro

無料の館内着に着替え,まずはサウナ4セット.
うむ.(マジで)高温サウナ,(塩壺ありの)ミストサウナともにヨシ.
温泉もホンモノだ.
食事は...もうちょっと量が欲しい(写真サギとまでは言わないけどな).

iPhone15 Pro

で,コミックコーナーへ.

さすがに「万葉の湯」グループにはかなわんが,なかなかの品揃え.
『チ.』を最終巻まで読む.

チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス)

そやな.見方を変えれば白も黒も正義も悪も過去も未来も真実も嘘も存在せーへんのかもな.誰もがその時々の常識もしくは信念で行動している.だからGなんて...(おっと,誰か来たようだ)

22時過ぎに「ほのか」を出て,フェリーターミナルに向けて出発.

iPhone15 Pro

ここで要注意なのが駐車場の選定.
「最大¥500」ルールのあるTimes第二駐車場に停めないと,後でエライ目にあう.何度も看板を確認して無事に駐車.

iPhone15 Pro

ハスラーからDOMANEおよび,着替えの入ったリュックを降ろす.

iPhone15 Pro

ターミナル建物前で輪行準備中のサイクリストを発見.
「もしかして“あまちゃん”ですか?」と声をかける.
なんと,北海道ランドヌの重鎮,Nさんだった.

ネットで予約済みではあるが,もちろん乗船手続きが必要.
輪行袋に入れたチャリは手荷物扱いでちゃっかり無料.素晴らしい.

後でわかったことだが,チャリを分解せずそのまま車両甲板に乗せると,料金(¥3,100)を取られるだけでなく,下船時間も遅くなることが判明(クルマが先なので).今後もフェリーは袋一択やな.

無事手続きを済ませて待合室に.
FreeWifiが使えるため,早速「ジロ・デ・イタリア」を視聴.

それにしても,ポガチャル強すぎ.

ここまで無双されるとレース全体がつまらなくなりそうなものだが,なぜかそうならない.
そして彼の場合,その人柄のせいか現地でも反感の声はほとんど聞こえてこないらしい(一時期のフルームとかひどかった...)

いつもニコニコ笑いつつ「戦略?駆け引き?温存?そんなの関係ねー.ゴールまで競争しようよ,競争!」的なノリが面白過ぎる.
まるでリアル真波くんだ.そういやアホ毛も共通.

iPhone15 Pro

とかなんとか時間をつぶしていると乗船時間.
飛行機の3倍くらい長いタラップ(パッセンジャーボーディング・ブリッジ:PBBというらしい)を歩いて「二等寝台A」まで(¥8,100).
ブルベ出走前はちゃんと寝たいのよ.

案内室前のホールでは,チャリを甲板に積んだらしい,ブルベ参加者のMさんO西さんが早速ビールを飲み,くつろいでいた.

さて,出航である.
ちょうど日付が変わった.
寝ますか...

iPhone15 Pro

(その2)へ続く.

台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その2)

2024/3/28 Thu

最後の試練?

iPhone15 Pro

晴れ時々曇り.温度:20 ℃,湿度:83%,体感温度:21 ℃,風速:6.6km/時,風向:W

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その1)

順調に海岸沿いを北上するKazchari.
ナビ上に三貂角灯台という表示が出てきた.
高台にあって景色がよさそうだ.
たまには道を外れるか.

ただし...灯台までの道が激坂!
平均10%を越える坂がダラダラと続く.
ま,まぁたまには脚に刺激を入れんとな.

iPhone15 Pro

と,強がってはみたものの,ぜぇぜぇと必死のパッチで無事登頂.
台湾人にも人気の場所なのか,多くの人がいた.
なんとなくアート爆発な気配.

iPhone15 Pro

特別な感慨もなく,そそくさとダウンヒル.
そやけど,ようこんな坂登ってきたなぁ,
きょうはもうヒルクライムはええわ~(甘かった)

OLYMPUS TG-5

幹線道路に戻り,再びGoogle先生の案内で進む.
すると海沿いの小さな港町へ.

変なオブジェの写真を撮っていると,例によって台湾人のおばちゃんに声をかけられ自撮り大会.これも日の丸効果か.

iPhone15 Pro

にしても,これは何のオブジェだ?
男性ダイバーが持っているのはアワビなのか?

iPhone15 Pro

おばちゃん達と別れてさらに進む.
あれれ~,どこかで見たキャラだけど,なんだか(等身が)おかしいぞぉ~

iPhone15 Pro

何か日本の温泉街っぽい交互通行.
時間があれば,この先も行ってみたいものだ.

iPhone15 Pro

これまた沖縄にありそうな樹木の奥にある家屋.
おや,雨が降ってきたぞ.

iPhone15 Pro

それほど強くはない.
レインウェアの着用は面倒くさい.
なので,屋根がある近くのお寺でしばらく雨宿り.
派手だねぇ.やはり小乗仏教風.

iPhone15 Pro

小雨になったので,レインウェアを着ることなく発進.
小さな町に入る.
どうやらここを起点に山方面へのサイクリングが盛んなようで,レンタルサイクル屋が点在.

この小径タイヤで後方過重のタンデム車,まともに漕げるんやろか?
あっ,電動か.

OLYMPUS TG-5

腹が減ったのでコンビニ飯&(クセになる)サロンパス炭酸

iPhone15 Pro

分岐地点にある観光センター.
ここから九份に向かうには山ルートと海ルートがある.
距離も短く,登攀も楽そうなのは山ルート.
でも,海ルートも捨てがたい.

iPhone15 Pro

地図を見ながら考えていると,おばちゃんが英語で話しかけてきた.
その後Kazchariの雰囲気や日の丸を見て日本語にチェンジ.

サイクリングツアーガイドの仕事をしているということで,日本にも何度か行ったことがあるそうな.
カスイチ,つまり霞ヶ浦一周アテンドもしたとのこと.

で,九份に行くことを告げると,海沿いを進んだ先にあるサイクリングルートをおすすめされた.
了解.行ってみます.

で,行ってみると...

iPhone15 Pro

とんでもなく立派なつり橋.
クルマは通れないので,チャリと歩行者専用.
相変わらず金の使い方がおか...いや,スゴイわ.

iPhone15 Pro

しばらくジャングルライド(あの時とは異なる).
そこを抜けるとまたまた漁村に出た.

iPhone15 Pro

では,Google先生の指示通り,九份へのヒルクライムを開始しますか.
ぐ,ぐぬ,こ,これはなかなか...エグイ斜度ではないか...

iPhone15 Pro

軽く10%を越える坂(最大16%)を5km近くは漕ぐ.
ようやくピークにある分岐着.
この先のグネグネを越えると,九份近くの幹線道路に(地図上では)出るはず.

と,ところが!

iPhone15 Pro

がーん!見事に通行止め!
あぁ無情!
つーか,ここに来てまたしても「ザ・マップ」発動かよ!

通行止めの理由は書かれていない.
崖崩れ?
まぁ,クルマが通れなくてもチャリなら行けないことはないはず!(←懲りてない)

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

...やめとこ.

せっかく登ったのに...傷心のままダウンヒルして海岸沿いに戻る.

OLYMPUS TG-5

御覧の通り,台湾にしては狭い道が続く.
そう,列車に乗って回避した海岸ルートもこれに近い状態のはず.
大型トラック多し.トンネルもあり.
風景は美しいものの,逃げ場がない.

リア・ライトを全点灯して,必死に自己の存在をアピール.

OLYMPUS TG-5

ようやくまともな九份へのルートを発見(もちろん登る)
さすがにこちらは大丈夫だろう...大丈夫なんやぁ? 誰か大丈夫と言って!

OLYMPUS TG-5

遠くに見えるは崖に作られた町,いや正確には鉱山跡に作られた町,千と千尋な九份! ここからだと,なかなか絶望的な距離と高さである(残り3.8km)

OLYMPUS TG-5

ぜぇ,ぜぇ...さっきよりはマシだが,長くて暑い.
おっ,10年前に来て見覚えのある道が見えてきたぞ.

Google先生の道案内だと,宿はこの階段を上った先にある...って,か,階段だとぉ!? 「ザ・マップ」の攻撃はまだ続いていたァー!

覚悟”を決めて,チャリを持ち上げて階段を押し上げる.
観光客から奇異の目を向けられる.視線が痛いぜ.

OLYMPUS TG-5

中間に踊り場があるので一旦休憩.

ちょうどそこにあるカフェのおねーさんがキレイな英語で「一体何してんの?」とあきれて声をかけてくる.

Kazchari「(ぜぇ,ぜぇ)いや,あの,その,こ,このホテルに行きたいねんけど,この階段を上った先にあるねんなぁ?」

おねーさん「まぁ,行けることは行けるけど,そこなら下に降りて道路を通って,コンビニの横から入った方が早いわよ」

な,なにィー! またしてもGoogle先生にヤラれたのか?

せっかく登った(押し上げた)階段だが,おねーさんの助言に従い,降りることにする.ううぅ,ついさっきも同じことをしたような...

つーことで,一般観光客に迷惑をかけつつ,階段を降りて再び道路へ.
つづら折れのカーブを必死にヒルクライム.

そしてこれまた見覚えのあるセブンイレブン,その脇から老街へ進入する道を発見.そう,ここだ!

まだ観光客でごったがえす細い通路を,チャリを押しつつ歩く.
まぁ,その隣を原チャがクラクションを鳴らしつつ爆走していくわけだが.

iPhone15 Pro

で,ようやくたどり着いたのがここ.

九份九重町民宿(Chiu Chunt Dint Inn)

おお,マジで老街のど真ん中にある.
なかなか良い立地だ.
レビューにあった「荷物が重いと大変」な方は,先ほどの階段から来たのでは?

iPhone15 Pro

普段は一泊¥10,000を越えることの多い高級宿だが,今夜は¥6,000程度で泊れた.
ただし支払いはキャッシュオンリー.
なけなしの台湾ドルで払う.そう,確かに払ったのだ.(伏線)

一階はカフェ.部屋は2階.
もちろん細い階段でしか行けない.
スタッフのにーちゃんに「チャリは2階に上げて」と言われる.おいおいまたかー.
「無理無理無理ーっ!」とダダをこねる.

あわてたにーちゃん「オ,オレも手伝うし」と,二人して激重のチャリを2階まで運ぶ.
これでようやく終わり...なのか?

iPhone15 Pro

部屋も浴室もなかなかキレイ.
ランドリーがないので久々に漬け洗い.

iPhone15 Pro

今日もハードな一日(無駄な登りが多かった).
せっかくの九份.本来であればすぐさま観光に出かけるべきなのだが,しばし休憩.
それに今回は”夜の”散策が主目的なのだ.

やがて陽が落ちる.
窓から見える老街もすっかり人が減った.
そろそろ夕食に行きますか.

そういえば,先ほどチェックインの際,ドリンクのクーポン券をもらった.
「食事をすれば使用可」とかなんとか言ってたな.

せっかくだから使ってみるか.

ところが...このクーポン券,食事ではなくドリンクを1杯頼めば,もう1杯無料という変なクーポンだった.
なんじゃそりゃ.
ようするに一人旅向けではないっつーことか.

こりゃあかんと,外に行こうかと思ったが,メニューを見ると「カニ雑炊」的なものがあった.
美味そうだ.
仕方がない.一人でドリンク2杯飲みますか.

iPhone15 Pro

うむ.味はまぁまぁっつーか普通.
よくも悪くも観光客向けな無難な味(値段は高い).
ドリンクは「タピオカミルクティ」「エスプレッソ」
全部平らげて腹が(水分で)たぷんたぷん.

このカロリーは歩いて消費しましょう.

iPhone15 Pro

やはりいいねぇ.この雰囲気.
まずは一番高い所に行きますか.

登った.遠くに海が見える.

iPhone15 Pro

遠方に見えるのが,提灯がいっぱいぶら下がっている有名な建物.
九份の観光写真でよく被写体にされている.
露出・HDR・彩度加工バリバリやけど.

iPhone15 Pro

時間の経過とともに人が減り,店が閉まり,静寂の刻がやってくる.
街の中心にも民宿点在.

iPhone15 Pro

下の写真.
多少角度や位置が違うけど,この辺りからの構図が有名.
スマホだとこんなものか.暗すぎたかな.夕方の方が良い.
ちゃんとしたカメラだと,もっとキレイに撮れそうだ.
まぁ,ありきたりの写真を撮っても仕方がない.
ココロの目(記憶)が何より大事(写欲が減ったなぁ...)

iPhone15 Pro

ここからが今夜のお楽しみ.
あえて寂しい路地を歩くツアー.人影が徐々に減る.

iPhone15 Pro

もう人の姿も消え,声も聞こえない.
何かが出てきそう.
これがいい.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

迷路のような街をさまよい,中心地に戻る.
さすがにこの辺りにはまだ人がいた.
泊り客? 台北からの夜ツアーもあるのか.

前回同様,提灯がキレイだ.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

あらためて老街(魔界)への入り口となるセブンイレブンへ.
この写真,まるで合成の様.

iPhone15 Pro

10年前には日本語表記を結構見かけが,かなり減った気がする.
宿の前のこの食堂は親切表記.
メニューがひたすら美味しそう.
こっちにしたら良かった.安いし(←こんな後悔ばっか)

iPhone15 Pro

つーことで,夜の九份を堪能.
この街はやはり夜が良い.

Day13へ続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day13 九份~台北

iPhone15 Pro

台湾一周(環島)ライド Day11-1 花蓮周遊

2024/3/27 Wed

友達の友達は友達

iPhone15 Pro

曇り.温度:20 ℃,湿度:79%,体感温度:21 ℃,風速:5.0km/時,風向:NNE

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day10 花蓮の休息

昨夜は割と眠れた.
さて今日はどうする?

宿のチェックアウト時間は10時.
列車の発車時刻は14時半.
かなり時間がある.

とりあえず近くのセブンに朝飯を食いに行く.

iPhone15 Pro

イートインでコーヒーを飲みながら,ふと思いついた.

上富良野の「ルイーダ酒場」「台湾観光案内所」であるヤマイチのシンゴさんから紹介されたUさんに会いに行ってみるか.
Uさんは台湾人男性と結婚され,ここ花蓮でホテルを経営されている.

VIEW HOSTEL

ちなみに花蓮紹介のYouTubeにも出演.

出国前にメッセージを送り,花蓮滞在時は立ち寄るつもりだったが,いかんせん予定が組めない旅.
数日前にagodaで予約しようとした際には,安い部屋は既に満室.
一泊¥10,000越えの高級部屋しか空いていなかったため断念した経緯がある.

もちろんノーアポで訪問するのは失礼なので,ダメ元で「今から伺いたい」旨のメッセージを送る.
すぐに返事があった.
「ぜひ寄ってって」とのことで図々しくもお邪魔することに.
お客さん対応のため,お昼過ぎにはホテルにいるそうな.

となれば,こちらも早々にチェックアウトし,その時間まで花蓮ライドすることにしますか.昨日は雨で全然動けんかったしな.

iPhone15 Pro

例によって受付に誰もいなかったのでカギをデスクに置いておく.
台湾の民宿はこのシステムが多くて,管理人が常駐しておらず,何か用がある場合はメールか電話をする必要がある.
英語ならともかく,中国語で電話なんて無理ゲーやな.

iPhone15 Pro

さて,今回は前日よりも南側の海岸地帯を目指すことにする.
町中をゆっくりとチャリ散歩.
そこはかとなく漂うオキナワ感.
ちなみに台湾だと沖縄は「琉球」と表記されている.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro ちょこザップ?
iPhone15 Pro

海浜公園っぽいところに向かうつもりが,左手にサイクリングロードの入り口を発見.
「行ってみろ」という声が聞こえて進入する(幻聴?)

iPhone15 Pro

これがまたジャングルを抜けて海岸沿いに至る素晴らしい道.
やはりチャリ大国はあなどれん.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

まぁ,天気が残念ではある.

iPhone15 Pro

この道を北上すると,昨日の”ゲージュツ”エリアにたどり着くはず.

iPhone15 Pro

撮影中,例によって散歩中のおじさんが「撮ってやろうか?」と話しかけてくる.
ここぞとばかりに自撮り.
いい表情やねっつーか,この人,亡くなったうちのじーちゃんに似ている.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro 原住民の像
iPhone15 Pro

海岸お散歩ライド終了.
約束の時間に間に合わせるべく「VIEW HOSTEL」に向かう.

iPhone15 Pro

ZWIFTの「MAKURI ISLAND」に出てきそうなお店.
ようするに勘違いしたジャポニズムだが,台湾だとリアルに存在する.
海鮮系かな.

iPhone15 Pro

プラモランナー風のゼロ戦オブジェ(?)
こんな感じで町中に面白いモノが点在するので止まってばかり.

iPhone15 Pro

ようやくたどり着いた.
フロントにUさんがいて出迎えてくれた.
泊り客でもないのにうれしいね.

iPhone15 Pro

ロビーのソファに座って談笑.
もちろん,Uさんの台湾生活のことやらKazchariの旅の話など,話題が尽きない.

中でも面白かったのが,台湾人であるご主人の自転車愛.
控えめに言って...〇〇である(ホメ言葉)
つーか,年中隙あらばチャリにまたがっている話やらなんやら聞いていると,どうしても他人とは思えない.

ひと目でわかるブラックサイクリストの特徴10個

奥さん(Uさん)は少々呆れ気味のようだが共感しかない.

「人生の99%の問題はチャリが解決する」
「毎晩1時間はZWIFTしないと寝付けない」
「ベッドの脇にローラー台に設置したチャリが置いてある」
「夕食時はアルコールの代わりにプロテイン」
「冬山ダウンヒル最高!」
「100kmは短距離」

などなど,サイクリストには常識だが,一般人には理解しがたい発言だらけのKazchari.
残念ながら本日は不在のご主人だが,もしおられたらどれほど話が盛り上がったことだろう.

iPhone15 Pro

楽しい時間はあっという間に過ぎる.
昨日の停滞時間に連絡すればよかったと少々後悔.

列車の出発時刻まであと少し.
出発前に「食事をしましょう」ということで,HOSTELすぐそばのローカル食堂へ.

iPhone15 Pro

左上の野菜の煮つけっぽいのが美味しかったなぁ.
台中以来,久々に誰かとの食事.
ごちそうさまでした.

お礼を言って花蓮駅に向かう.

iPhone15 Pro

「確か改札は2階にあったはず」と,エレベーターに乗り込む.
チャリを乗せるのに十分な広さ.さすがだ.
面白い画が撮れた.

iPhone15 Pro

月台=プラットフォーム.
うん.下手に漢字を知っていると,どうしても馴染めない.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

もう一度エレベーターにのせて月台へ降りる.
14時半発の自強号が既に停車していた.

iPhone15 Pro

Day11-2へ続く.