Greetings for the new year!

2020/1/1 Wed

というわけで,2020年になった.

レトロフューチャーだと,人々はぴったりした宇宙服っぽいモノ(冷暖房自動調節)を着ており,見上げれば高層ビルの間にチューブが張り巡らされ,その中を流線型のスポーツカーが走りまくっている…といったイメージがあったが,現実には,元旦の旭川は室内でも超寒い.車も雪に埋もれているわけですよ.

先週末から,ヨメと子供たちが実家に帰省しており,束の間の独身生活を満喫しているわけですが,人が少ないと家の中が寒い.
おかげで室内なのに例の電熱ベストを着用中.

少し前から計画していた年末ロングライド.ここ数年すっかりメジャーイベントになった「年越し宗谷岬」に参加予定でした.
もちろん旭川から宗谷岬までの200kmを自走する元気はないので,車で稚内まで行き,そこからの30kmをファットバイクで目指すという貧弱貧弱ぅライドのつもりが,30日の十勝岳アタックのダメージおよび悪天候予報に意志が折れて断念.結局,大晦日は部屋の掃除とローラー台,Zwift三昧で過ごした.
夜6時頃,食事に出かけたら,すでに閉店している店が多かった.働き方改革というより人手不足なんやろな.

本来であれば12/31のネタだと思われるが,改めて2019年の振り返りを.

1月:アイスブルベ50km出場.3時間30分.高砂温泉~鷹栖方面.良い天気でした.

2月:冬チャリ旭川1時間耐久出場.3位入賞! ダウンコートいただきました(ただしサイズが…)
TREK Domaneをオーバーホールに.購入して2年.

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3月:雪解けはじまる.美瑛方面ライドがロードでも可能に

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4月:BRM428美唄200km,8時間22分 寒い

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5月:BRM504旭川200km,8時間39分 まだ寒い

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BRM511トトロ300km,14時間3分 夜の青山ダム…

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6月:BRM609新十勝200km,8時間51分 極寒の幌鹿峠! 地獄!

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7月:旭ヶ丘ヒルクライムアタック,13分30秒で12位…情けないので大会後三国峠まで往復した.

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BRM720北村300km,12時間59分 トンネルに次ぐトンネル.同行者がダウンヒルでクラッシュ!

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8月:BRM810宗谷岬600Km,33時間27分 3時間寝た!

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BRM824旭川400km,19時間16分 完徹走行!

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9月:本ブログ開始!
ほぼ30年ぶりに和琴ミーティングに参加

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Fatboyによるグラベルツーリングにはまる

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10月:BRM106大夕張200km,8時間55分 ブルベ納め

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11月:グラベルどはまり 紅葉最高!

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12月:ラジャ・アンパットダイビングクルーズ

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冬期十勝岳アタックライド! 過酷!

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Kazchari,ザ・世界.充実した1年だった.新たな知り合いもたくさん増えた.何よりもこの健康な身体に感謝.
昨夜はZwift走り納めとして久々に「Alpe de Zwift」を登った.
これで,Strava上の2019年の総合記録は…

距離  : 16795Km
タイム : 693時間37分
獲得高度: 146943m
ライド : 474時間

となった.ローラー走行分は認めん!という方もいるかもしれんが,北の大地では仕方がない.
にしても乗ったなぁ…2018年が11363kmだったので+5000kmか.こりゃ今年は20000kmを目標にせざるを得ない.

それにしてもチャリという趣味に出会って本当に良かった.
50歳を越えても,やればやるだけ記録が伸びるスポーツが他にあるだろうか?
若造をブチ抜く快感! あかんボケの兆候が…

今年も無事にエキサイティングな日々が続くことを願って.

十勝岳アタックライド!

2019/12/30 Mon

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Partly Cloudy, -7°C, Feels like -11°C, Humidity 94%, Wind 2m/s from SE

2019年もいよいよ大詰め.
各々忙しい時期のはずなのに,ヘンタイもといアイスブルベな人たちの祭典,真冬の十勝岳アタックが開催された.
通常であればふもとからヒルクライムして頂上ゴールなのだが,今回は見事な裏ワザ.

このクソ寒い時期に朝早く起きて,9時半頃十勝岳温泉凌雲閣前到着.ここに車をデポしてまず10kmのダウンヒルし,その後ヒルクライム.そうここがスタート&ゴールなのである.

十勝岳温泉湯元 凌雲閣

今回のメンバはKazchariを含め5人.Kaba3,Oさん,Sさん,Yさん.それぞれStravaでつながっていたり,これまでのブルベでお見掛けしたりと,初対面だが初対面でないような関係性です.MTB3台,ファット2台の布陣.

Kazchari到着時,みなさんすでに準備万端.F1マシンで例えるなら,すでに空ぶかしブオンブオン状態.挨拶や出発前の記念撮影もそこそこにダウンヒル開始.

いただき画像

さすがにこれほど長い&急こう配&凍結道のダウンヒルは初めて.もう怖いのなんのって.確かに4.0+スパイクはしっかりと氷に食いつき,転倒するような気配はない.ディスクブレーキもよく効いている.でもビビるわぁ.最高でも40km/hぐらい.それにしても,みなさんのダウンヒルとんでもなく速い速い.ちょっと直線になるとエアロポジションでゲキ漕ぎ.フルームですか!?

GoPro6切り出し画像
GoPro6切り出し画像

スキーやスノボには興味がないKazchari,それも原因? こっちも怖いが,登ってくる車も怖いやろうなぁ.まさかこのわけのわからん状況で,まさかチャリが高速でつっこんで来るとは思いもしないであろう…

いただき画像

チェーン装着場で停止.ここからヒルクライムなのだが,ウェアチェックが重要.ダウンヒルは寒い.Kazchariもいつもの冬装備に加え,ユニクロのライトダウン着用.登るときには汗だくになるので当然脱ぐ.

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さぁ,軽量級のKazchari,いよいよ登りです.
レースではないが,それでも自分の気持ちの良いペースで登りたい.スタートしてしばらくはMTBのYさんの後を追う.

いただき画像

…が,ジワジワと引き離される.100mほどの差を付けられたままクライム&クライム.夏の軽量ロードでも辛い坂道.当然雪道の重いファットバイクではもっと辛い.斜度の強いところ(14%)ではタイヤが空回りする.かと言って路肩に寄ると吹き溜まりがあってタイヤをとられて重い.心拍が170後半,今にも180越えそう…
それでもゾンビ走法を心がけているうちに,心折れ坂やカミホロ荘の難所を越えてなんとかゴ~ル!

GoPro6切り出し画像

十勝岳看板と撮影するため,ファットを停める.この頃から暴風雪!
スタンドを立ててもひっくり返る.まだゴールしていない3人さん大丈夫だろうか?

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外で待っていると,低温+汗冷えのためこちらが凍死しそうになってきたので凌雲閣内に避難.しばらくすると,Oさん,Kaba3到着.その後Sさんも無事着.

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全員そろったので,秀岳荘メンバーズバッグ割引やらなんやらで¥1300で入浴+昼食セット.美味し.

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アイスブルベや来年の納沙布1200kmの話やらをして,玄関前で撮影大会.天気がさらに悪化する前に解散.

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いただき画像

ヒルクライムして温泉入って昼飯食って帰るという夢のようなライド。下界は晴れでも頂上吹雪いて文字通りの白昼夢状態。また一歩キケンな世界に足を踏み入れたような気がする…

いやぁ,それにしても充実のライドでした.冷静に考えると,この過酷な状況でチャリに乗るのは異常.何が楽しいのか,”やってない”人には説明できない.

一つ言えることは,おっさんはいつまで経っても”男の子”なのだ.

いただき画像
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今年の買い物暫定一位!

2019/12/26 Thu

今年も残り数日.明日は仕事納め.
毎年この時期になると,ブロガーやYouTuberが「今年買ってよかったモノ」をネタにする.その流れに乗っかって,Kazchariもドギャ~ンと発表!

サンタ話の時にも書いたが,Kazchariは消費税アップ以降,消耗材を除き,なるべくモノを買わないようにしてきた.結果,明らかに昨年より支出は減っている.もちろん節約ばかりの人生は面白くないので,“モノ”ではなく“コト”には金をかけたい.絶賛連載中(?)のラジャ・アンパットレポートはまさに“コト”消費.かなり散財したが,後悔はしていない.

さて本題.
Kazchariは,とある場所で2020年の初日の出を見る予定.手段はもちろんチャリ.その“コト”を充実させるために新たに購入したのが...ズバリこれだぁ!

【LECDDL 人気の電熱 ベスト シリーズ!!】 加熱ベスト 電熱ベスト加熱服 USB 電熱ベスト USB充電式電熱ベスト 3段温度調整 保温 防寒 超軽量 臭くない 水洗い可能 アウト 男女兼用 ドア防寒対策 血液循環の促進 ラベル付き(日本語説明)

「ヒーターベスト」もしくは「ヒートベスト」とも称される暖房グッズである.
ほぼ全てが中華製で,Amazonでも,ものすごい数のメーカーや種類がある.ほとんどがOEMであろう.とは言え,あまりにも安すぎるモノは不安なので,ステマっぽくないレビュー(わかりませんけど)を精査し中間価格帯の物を選択した.

Kazchariは職場までファットバイクで通勤している.この時期にしては雪の少ない旭川であるが,出勤退勤時の気温は-10℃を下回る.職場は暖かいので割と薄着で乗っている.つまり寒さを我慢していたのだ.

早々に届いたのでここ3日ほど通勤時に着用.バッテリーは安定のAnker製.ベストのポケットに丁度良いサイズ.

Anker PowerCore 10000 (モバイルバッテリー 10000mAh 最小最軽量 大容量)【PSE認証済/PowerIQ搭載】 iPhone&Android対応

体幹前後の電熱板で別々の電源,かつ暖かさは三段階に調整可能.一番低いレベルでも十分暖かい.中レベルでダウンジャケットを着れば上半身はポカポカのコタツ状態.特に腹回りは使い捨てカイロとほぼ同等のフィーリング.裏生地も起毛ではないが,そこそこ保温性がありそうな造り.左胸に光る調整ボタンを押す感覚はまさに近未来やねぇ.とりあえず通勤時はもう手放せない存在.

さて問題はチャリ・ツーリングの時の使用である.
通勤時は距離も短く,間違ってもゲキ漕ぎしないので発汗しない.ゆえに電熱ベストonでも全く問題ない.冬のオートバイ・ツーリングにはぴったりであろう.
しかし,フルの冬期レイヤー時のチャリではさすがに暑い(暑くなる)と思われる.よって走行中はoff,汗冷え防止のためにダウンヒルや休憩時にonが適切な使い方かも.

このままだと年末旅が初テスト? 目的地の天気予報を見ると暴風雪(雪だるまが傾いとる~)となっているがどうなることやら.

つーことで,今年買ってよかったモノ,暫定一位は電熱ベストでした.

雪質最高!ご近所ライド

2019/12/22 Sun

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Mostly Cloudy, -4°C, Feels like -9°C, Humidity 81%, Wind 3m/s from WSW

降ったり融けたりでなかなか安定しない今年の雪.例年に比べ,基本少なめの印象.
昨日は家庭の事情で超忙しかった.今日は朝から晴れ.しかしながら家庭の事情(続き)で与えられた時間は4時間ほど.夏と違ってあまり遠くに行けない.覚悟を決めてご近所ライド.車が怖いので幹線道路はなるべく避ける.

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試しに行ってみたのが西神楽から入る美瑛川の河川敷.もともと未舗装なので人も通らず,雪も深すぎて通行困難.スタンドも使えないので寝かせて撮影.

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来た道を戻って14%の激坂を登り,どちらに行こうかと東神楽方面へ.秋によく通った小川沿いの散歩道へ.ヒト+犬の足跡がたくさんある=ファットで楽勝の法則.

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雰囲気の良いちょっとした雑木林.青い.

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行き止まりだったので幹線道路に戻る.思い立って忠別川サイクリングロードに向かう.例年であればこの時期,雪が深くてとても走れない.さぁ今日は?

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全然OKでした.ここはパークゴルフ場.丁度良い東屋がある.今度はコンロとコーヒーを持ってこよう.
雪質最高! そこそこ深さ(5cmほど)あるものの,サラサラでペダルが回る回る.人の痕跡のない雪面に新しいタイヤの跡を刻んでいく.時速20kmやけど…

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雪も激しくなってきたし,そろそろタイムリミット.家に帰ろう.
今日でだいたい30kmコース.アイスブルベ100kmにエントリーもしたし,次回はもっと遠くに行きたい.

Facebookでは旭川界隈のブルベ&ファットなみなさんが,旭岳や十勝岳のヒルクライムを報告されておられる.いかんなぁ…うずうずしてきた.

ファットくん購入2周年マチナカライド

2019/12/15 Sun

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Mostly Cloudy, -4°C, Feels like -6°C, Humidity 82%, Wind 2m/s from N

先週は南の島でバカンスしていたため,久々の外ライド.
今週は暖かい日が続き水曜日あたりはアスファルト路面がむき出しだったのだが,ここ数日がっつり降雪した.

フリータイムをゲットしたのでお出かけ.ファットくんを購入して2年,さらに最近はヘッド付近からの異音が気になるなど,本格的冬チャリシーズン突入前の総点検をしてもらうため「吉田輪業」さんまで自走することにした.当初はサイクリングロード経由ルートを考えていたが,深雪のため10km/h程度しかスピードが出ない.トレーニングには良いがこのままでは疲労困憊して吉輪さんにはたどり着かない.

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仕方ないので旭川の街中を進む.買い物公園通り,日曜日なのに非常に人通りが少ない.大丈夫か?

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旭川名物(?)のなんちゃってロータリー(構造的に正式ではないらしい).苦手なのでクルマでもなるべく通りたくない.

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これまた名所の旭橋.戦車も通れる丈夫な橋.写真を撮っていると,向こうから歩いてきたおっちゃんがファットくんのタイヤに興味津々.触りまくっていた.

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新雪に隠れたその下は凍結地面.つまり非常に滑りやすい状況.そのせいか車があちこちで事故ってた.まだ除雪による歩道の狭小化は進んでいない.非常に走りやすい.
13kmほど走って吉輪さん着.
「ヘッド周辺で異音がするんですけど...」と伝えるが,「そりゃわからん.音だけで自転車の異常を判断するのは無理」
ごもっとも.
色々チェックしてもらうと,やはりヘッドシャフトが緩んでいたようで,フロントフォークに上下のがたつきがあった.コラム1枚追加で無事調整完了(¥259).原因がわかってめでたしめでたし.

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さぁ,これで年末ロング(行くのか?)もしくはアイスブルベ100km(エントリー済)の準備もできた.

往路とは違う道で戻る.懲りずに再びサイクリングロードへ.「旭川冬まつり」の会場付近はトラックの出入りがあるのか,圧雪されており,非常に走りやすかった.

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どこまで行けるかと駅方面へ走りだす.ジョギングか散歩のトラックがある間はなんとか進めたが,とうとう新雪ゾーンに突入.進めないことはないけど…進めないことは…進めな…ぐおーっ!

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というわけで挫折.途中の土手からファットくんを押し上げて歩道走行復活.いい加減腹も減ってきたので,以前より気になっていた「小樽なると屋」へ.ザンギ定食を食す.

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えー,味の方は…個人的には道の駅あさひかわのフードコートにある「ごはん処あさひ屋」の甘辛からあげ定食の勝ちかな.
図書館で予約本を借りた後,無事帰宅.夏のロードに比べるとどうしても距離が稼げないが,たとえマチナカライドであっても充実感,疲労感は十分十分.今回も楽しい冬ライドでした.

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スパイクタイヤ,はじめました.

2019/11/19

今朝の路面はやばい.やばすぎる.

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昨日は午後から雪が雨に変わり,融雪&アスファルトが顔をだしつつあった.さらに夕方からの強風! 結果,自宅前がスケートリンクに変わっていた.

ふっふっふ,こんなこともあろうかと,昨夜のうちにノーマルのブロックタイヤをスパイクタイヤに変えておいたのだ.ただし前輪だけ.

根雪にはまだ余裕ありそうやし,予報上は今後10℃以上になる日もあるらしいし,露出アスファルトでピンを削りたくないし…で前輪だけ交換.理論上,前輪がグリップすれば転倒リスクはかなり減るっ(はず).

で,朝ですよ.いつも通り3本ローラーで汗を流し,朝飯食って家事をして,AM8:20頃,さぁ行くでと玄関開けたら…むっちゃ後悔した.後輪も変えときゃよかった.トラクションかけるとすぐに蛇行する.むしろこちらから露出路面を探してガリガリ走る始末.交差点は押して渡りましたよ.

ちなみに使用しているスパイクタイヤはこれ.

45NRTH Diliinger 4 Studded Fat Bike Tire 26×4.0

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ノーマルの26×4.6に比べると,当然細身でファットらしさは半減するが,その安心感は爆上がり.ファット購入1年目の冬はノーマルだけで過ごし,交差点の圧雪で転倒しまくった.後続の車,さぞかし怖かったであろう.スイマセン.
2年目,すなわち昨年にこのタイヤを吉田輪業さんで購入.1本¥12500だったかな.ファットのタイヤは高いのです.

問題はファットのタイヤ交換,まだコツがうまくつかめない.30分はかかるなぁ.先月屋外でパンク修理した時は,なぜかスムーズだったのだが…
昨夜は前輪交換で某メーカーのタイヤレバー1本折ってしもた.でも,予備に持っていたPanaracer製のレバーはホンマ使いやすい.タイヤに差し込む先端の形が秀逸.

パナレーサー(Panaracer) タイヤレバー PTL 3本セット


さぁ,今夜は後輪のタイヤ交換!

Amazon Primeでこんなドキュメントを発見.冬チャリダー必見.

Bicicles

The Frozen Road

雪景色サイクリングロードライド

2019/11/17 Sun

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Mostly Cloudy, -3°C, Feels like -8°C, Humidity 81%, Wind 5m/s from W

朝から自宅前の雪かき.一息ついた所でファットくん出撃!
今日からハンドルカバーを装着(手袋が薄手でOKとなるのでブレーキ,ギア操作しやすい).
こうして徐々に冬装備に変わっていくファットくん.
雪の状態からみて圧雪アイスバーン箇所は少ないとみて,ノーマルブロックタイヤのまま.
交換が面倒くさいので逃げているだけかも.
行き先はっ,おそらく今しか走れない忠別川サイクリングロードッ!

バイクパーツセンター ネオプレーン ハンドルカバー ウォーマーブラック 左右セット

近所の通称”シャイニング”通りを抜け川堰に向かう(映画の『シャイニング』クライマックスのあれ).

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川堰の上こそ除雪されていたものの,サイクリングロードは案の定,積雪15cm~ほどで雪の進軍状態.
かろうじて残る,人(+犬)の足跡を辿る.誰にも出会わない.夏には気にも留めない木々が,雪から生えて良い感じのオブジェと化している.

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この季節の雪は重い.
ホイールにまとわりついてペダリングがどんどん重くなる.
Zwiftの10%坂をずっと登っている印象.
これもまた冬チャリトレーニングの醍醐味と,時々踏むがやはりもたない.
すぐに汗だくになる.如何せん景色が美しすぎて頻繁に止まるし.

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結局,駅に到着するのに1時間ほどかかった.向かい風がどんどん強くなってきたので,駅構内に避難避難.持参したコーヒーで一服.旭橋付近まで行く予定だったがここでDNF.帰路につくことに.

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もちろん,このままサイクリングロードリターンでは面白くないので神楽岡公園に寄ることにした.
この公園,冬は散歩道がクロカンコースに変わる.
もう少し積雪が進むと足つき必須の難コースに変わるのだが,まだまだファットでスルスル走れる.

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数名の犬散歩の人以外,誰もいない静かな空間.
冬チャリは飛ばさなくても楽しめる.
寒さ? そうでもない.

腹が減ったので,セイコマにてカロリー摂取.
どれだけ気温が低かろうが「ガリガリ君たまご焼き味」は欠かせないっ!(さすがに寒かったぞ!)

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Randonneurs Sapporo開催2020ブルベ発表!

2019/11/15 Fri

朝起きると,この様な状況に...

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スパイクはまだ早い.
来週の月曜日は雨で最高気温11℃くらいまで上がるそうなので,再び融けるか.
ネットにつなぐと,ランドヌール札幌の2020ブルベリストが発表になっていた.

Randonneurs Sapporo

まだルートが出ておらず名称のみ.
詳細は順次発表とのことで,現時点での雑感を.

⓪ アイスブルベ(2020/1/25 キトウシ温泉発)

ランドヌール札幌の独自ブルベ(認定外).
今年は高砂温泉から鷹栖方面を巡る50kmに出走.
3時間30分でゴール.
ほぼ快晴で実に走りやすかった.
ゴール後の高砂温泉は至福.
今年はルートが変わって東川(キトウシ)-美瑛-上富良野方面の50もしくは100kmのどちらか.
参加するならやはり100kmかなぁ.
50kmだといつもの冬サイクリングと距離が変わらないので達成感がイマイチなのです.
とは言え,アイスブルベは天候次第で天国にも地獄にも変わる.
「2017年,完走者1名」の悲劇が思い起こされる(出てないけど).

① BRM502日高門別200km(札幌発)
ルートが全く想像つかないGW半ばのブルベ.
AJ北海道の方で4月のシーズンイン・ブルベあり?
いずれにせよチャリでは走ったことがないルートだと思われる.
参加可能性〇(マル)で.
前泊はGWでも安定の空室あり,ふとみ温泉リラックスルームか.

② BRM516十和田クラシック200km
これはさすがにパス.
出たい気持ちはヤマヤマだが,ヨメ峠は絶対に越えられない.

③ BRM606きのこの山300km(札幌発)
謎ルート.
きのこ王国(?)のことだとすると,超豪華なトイレで有名な大滝周りだろうか?
興味はあるので参加可能性は△.

④ BRM620噴火湾200km(往路)(札幌発)
⑤ BRM621噴火湾200km(復路)(札幌発)
名称からなんとなくルートの想像がつくが,なぜ400km一発ではないのか?
片方は内陸経由で獲得標高がとんでもないとか.
旭川からの移動を含めると2泊3日...これも参加は難しいかも.

⑥ BRM723クロスコート200km from札幌
⑦ BRM723クロスコート200km from旭川
⑧ BRM723クロスコート200km from釧路
このような開催方法もあるのかと.
この3つだと意図がよくわからないのだが,翌日の...

⑨ BRM724アタック三国峠300km(音更発)
で,真相が明らかに.
睡眠がたっぷりとれる500kmブルベだったのねん.
アタック三国峠は2018年に完走.
2020年はスタート地点も違うし,幌鹿峠も開通済みなので難易度がアップしているはず.
残念ながら祝日開催.
両方とも参加は無理か...

⑩ BRM829弁慶岬600km(札幌発)
これはぜひ参加したい.
弁慶岬がどこかわからなかったので早速検索.
寿都にあるらしい.
つまり道南周りの600?
現時点で参加意欲は◎.
問題はその2週間前にAJ北海道の「納沙布1200」があるということ.
疲労回復峠のみならずヨメ峠は越えられるか?

⑪ BRM926霧立400km(札幌発)
霧立はやはり霧立峠のこと?
すると増毛や北村300っぽい海岸沿いから内陸に入るルートかな.
時期が時期だけに夜間の防寒がポイントか.
シーズン最終に近いので参加可能性は〇(マル).

正式ルート確認後,アップデートかな.
さすがにランドヌール札幌だけではSR達成は難しそう.
AJ北海道との組み合わせは必須.

今年のブルベ界隈,最大の話題はルートラボ代替問題でしょう(ホンマ?).
いつ決定打が登場するのやら...とすっかり他力本願.

今年もよろしく雪道ライド

Mostly Cloudy, 1°C, Feels like -3°C, Humidity 89%, Wind 3m/s from S

アップが少々遅れたが,11/9のライド日記となる.
朝起きると,Zwift部屋からの眺めがこの様になっていた.
旭川はいきなり真冬に突入.

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初雪後の本格的な冬景色.思えば前日の金曜日は仕事で北見方面に出張していた.業務が終わり,現地を出発したのがPM7:00.旭川紋別自動車道,白滝付近で暴風雪に遭遇.除雪間に合わず,積雪は軽く5cmを越えていたように思う.さらには横殴り,正面からの雪でハイビームが反射して使えない.おまけにKazchariのくるまは軽のハスラー.蛇行するわ,後方からトラックやSUVに煽られるわで生きた心地せず.いやぁ,無事に帰れてよかった.「俺っ,生きてるっ!」

で,翌日は休日.天気も回復している.となればグラベルへGoである.
ウェアは冬用中装備.手袋で悩む.ハンドルカバーはまだ早いと判断.チャリの方は凍結を考えタイヤの空気圧を減らした(通常1.2Bar→0.7Barへ).
幹線道路の状態はこんな感じ.

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いつも通り南に向かい,空港周りを探索予定.途中で眺めのよさそうなあぜ道を見つけるとそちらにハンドルを向ける.遠くに離陸間近のJAL機が見える.

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空港脇の撮影スポットに入る.今日はバズーカカメラマン皆無.良い撮影日よりだと思うのだが.日差しも出てきて,15%超えの激坂を上って自撮り.ポージングがイマイチ.

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今度は下る.青い空,白い雪,黒い土,さらに黄色の枯れ木がアクセント.自撮り棒にて俯瞰撮影.

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雪を踏む.薄氷を踏む.

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落葉のもみじを見つける.赤と白のコントラスト.

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千代ヶ丘の踏切を押して渡る.くるまは通れない.

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帰路に就く.
お気に入りの河川敷へ.時折,川岸に降りる.どう考えても無謀なブロック敷.ファットだと安心,と言いつつも結局は水門に阻まれて,堤防に15kgを押し上げることになる.

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堤防を走る.一週間前との景色の違い,変化を楽しむ.この極端さが楽しい.

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コーヒータイム.この魔法瓶,ホンマ優秀.残念ながらボトルゲージに差してグラベルすると表面が傷だらけになってしまうのだが.

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タイガー 水筒 500ml サハラ マグ ステンレスボトル 軽量 アクアブルー MMZ-A501AA

PM1:00,今日も無事帰宅.例によって泥だらけで実に楽しい.自宅庭の雪はこんな感じ.また融けるかな.

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弱虫ペダルは最新刊64巻からMTB編! 世間では色々と物議をかもしているようだが(2年目のIHの結果がアレだったので),Kazchariは楽しんでいます.特にこの巻はMTB解説編で勉強になる.コーナーでペダルを回せるとか(ビギナーなんでスイマセン).そやけど,ここにきて突然のMTB編,うがった見方をするなら業界の「MTBを流行らせよう戦略」を感じないでもない.ロードブームの夢をもう一度,とか.

弱虫ペダル(64) (少年チャンピオン・コミックス)

『バイクパッキングBOOK』を読んだ

2019/11/7 Thu

バイクパッキング BOOK 軽量バッグシステムが創る新しい自転車旅

軽量バッグシステムによる自転車旅の提案書である.
忘れかけていた何かを思い出させてくれる良書であった.
MTBによるグラベルツーリング(+テント泊)の話題が多く,まさにKazchariの旬の趣向に合致する.

自転車旅と言えば,頑丈だが重量級のクロモリ・チャリの前輪と後輪に,これまた頑丈なサイドラックと帆布バッグを4つ装着して,夏休みに真っ黒になりながら日本各地を旅する,というイメージが強い.

そしてチャリダーのメシの量は半端ない.

本書によると,昔に比べて何よりも装備の軽量・小型化が進んだ.
身軽になったことにより,未知なる場所へ踏み込むハードルがかなり下がった.
このブログで紹介してきたグラベルは基本,車も通れるダブルトラック,農業や林業用道路がほとんど.
著者の意見ではシングルトラック,つまり登山道や獣道のトレイルにこそ旅の醍醐味があるそうな.

Kazchariも元々はオートバイ野宿ライダー.最近,乗る機会がすっかり減ったものの,『HONDA XR250 BAJA』(1996年型)を未だに所有している.

思い起こせば1987年の夏,初の北海道ツーリングはなかなかの苦行であった.
当時はインターネットも,ノウハウを教えてくれる師匠も友人もいない.
せいぜい雑誌(『OUTRIDER』など)をむさぼり読んで装備を整えるぐらいしか事前準備できなかった.

若さは得てして楽観的思考を生む(準備万端にできるほど資金もない).
保温性能が低いわりにかさばる3シーズンシュラフと,雨風にめっぽう弱くデッドスペースだらけのダンロップの黄色い三角テント,EPIストーブとコッヘルのみがキャンプグッズ.
しかもバイクはレーサーレプリカポジションの『HONDA VFR400Z』
何とかなるだろうと大阪の自宅を出発.

舞鶴からフェリーに乗って,小樽に上陸し北を目指すという定番パターン.
キャンプ最初の夜は背中が痛くて眠れない.
そう,銀マットなどの地面に対するクッション類は持っていなかったからだ.
さらにはライトもないので夜は真っ暗.8月と言えど,北海道の朝は寒くて目が覚めた.

それでも2週間の旅からの帰宅後はすっかり野宿ツーリングに目覚めた.
出会った旅人たちのなんと面白かったことか.
失敗経験からの反省や社会人になったことによる金銭的余裕から装備品も徐々にアップデート.
オフロードバイク『HONDA NX125』も買い足した.

大阪在住時には四国,九州方面.
沼津に住んでいた頃には伊豆半島,信州方面は元より,東北地方まで足を延ばすなど,ほぼ日本中をバイクで周った.

昨今は,スノーピークのアメニティドームを軽自動車(ハスラー)に積んで,家族4人で毎年8月に1泊×2回ほどするファミリーキャンパーである.
これが決してつまらないわけではないが,何かが足りない.

スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム (新品番)

自転車趣味が高じてからは,オートバイではなく,旅するチャリダーが目に付く.
正直に言おう.うらやましいのだ.

しかしながら,よくよく考えてみると,ここ数年は既にバイクパッキングに極めて近いことを既に実践していることに気づいた.
そう,これって600kmのブルベ装備とさほど変わらない.
サドルバッグ,トップチューブバッグ,フロントポーチは既に持っている.
ストーブなどの調理道具もある.軽量テントさえ買い足せば,いつでも旅立てる.

プロモンテ(PuroMonte) 超軽量山岳テント [日本国内生産品]

現在,年末から元旦にかけての,ファットくんによる年越し宗谷岬ツーリングを計画中.

本当に実行するのか?
予断を許さない状況である.