DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

2024/7/15 Mon

快速巡行

いただき画像

晴れ.温度:17 ℃,湿度:87%,体感温度:19 ℃,風速:2.1 km/時,風向:S

ひぐまサイクルさんの旭川スタート襟裳岬フィニッシュ1DAYロングライドに参加した.

結論から述べる.
自分史上サイコーに楽で楽しい300kmだった.
正にサバーイ&サヌック(タイ語).

旭川から襟裳岬までの300km(正確には310km)という距離は,ブルベやプライベートで何度も走っているので未知の領域...というワケではない.

ただし,長めの休憩を含めて約13時間,プラスこんな速度(Ave.30km/h越え)は,ぼっちじゃ絶対に不可能.

ローテンションの先頭時はともかく,2番手以降になった時の心拍はだいたい100~120の間.実に楽だった.

ただし...坂が来ると(いつも通りに)スイッチが入ってしまう.
さすがにヒルクライム時は160を越える.すいません.すいません(誰に?)

さて,話を当日の朝に戻す.
このイベントの出発時間は早い.
道の駅「あさひかわ」を5時に出発する.

3時に起きて,いつも通りの食事をする.
ツールの見逃し配信を観ながら準備し,4時過ぎに家を出る.
そして,プラスαでこいつを車中でチビチビと.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

4時半には道の駅着.
だがしかし.季節柄キャンピングカーその他の車中泊組が駐車場を占拠.
仕方なく図書館側に停める.

チャリを降ろして準備中にメール着信.
本日一緒に走るヤマタケさんから「(カメラの)キタムラの隣に停めてます」とのこと.

おお,確かにそちらの方が道の駅に近い.
移動しましょう.

そして上川を出たものの,忘れ物に気づいて途中で引き返したというGさんも続いて到着.各自準備を開始.
今日のKazchariバイクは,長距離用でカラダにやさしいDOMANE

iPhone15 Pro

そして主催者のひぐまサイクル,Kさんバスの到着である.

iPhone15 Pro

つーことで,今回の参加メンバーをご紹介.
誤解・思い込みご勘弁.

まずは主催のKさん.
北海道出身.夏の間はこのようなバスサポート付のサイクリングツアーを開催.
冬は静岡の焼津で過ごされているそうな.
TTっぽいRIDLEYも,本人のふくらはぎもエグイ.

Pさん.
チャリにも乗られるようだが,今回はサポート役としてバスの運転とエイドでの補給準備を担う.

Eさん.
たまーにイベントでお会いするが,チャリ界隈では謎の人物として有名(?).
はたしてナニモノなのか.真相は回を追うごとに明らかになる...かも.
元は何かのかよくわからない魔改造ロードに乗る.
ハンドル周りがエグい.
ちなみにKazchari,Kさんともども同い年である ⇒「6×7=42チーム」が結成された.

ヤマタケさん.
旭川における有名チャリダーの一人.
「目玉の方が本体ではないか」ともっぱらのウワサ.
様々なイベントに出没する本業クルマ屋さん.
アルミのCannondaleで参加.

Natural Born EZOist

Gさん.
上川町から参上.
「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」の主催者でもある.
最近,マーブル模様がまぶしいELVESに乗り換えた.

つーことで,5時を少し過ぎていよいよ出発である.
普通に考えてチャリで襟裳岬は,はるか彼方のイスカンダル並み.

iPhone15 Pro

おおむね50kmごとに休憩をとる行程.

道の駅「あさひかわ」

富良野(セブン)

占冠(ハマナス)

日高門別(セブン)

三石(セイコマ)

様似(セイコマ)

襟裳岬

iPhone15 Pro

最初の富良野のセブンでは各自での補給だったが,ここ以降は...

iPhone15 Pro 冷凍フルーツ&きびだんご美味し

こんな感じで即席エイドが用意される.
カロリー高めの補給食,エナジードリンク他と水が用意されている.
これでハンガーノックは完璧に阻止.

普段は9割以上が“ぼっちライド”のKazchari.
伴走車付きのグループライドに参加するのは実質的に初めてだが,メリットだらけなことに気付いた.

とにかく安心感がまるで違う.

言うまでもなく,疲れたらそこで走るのを辞められる.
マシントラブル,事故,体調悪化など,ロングライド中は何が起きるかわからない.

最近は寛解状態にあるものの,Kazchariには持病の右腸脛靭帯炎がある.
負荷をかけ過ぎると再発してしまうが,ブルベ時と異なり,鎮痛剤を服用して痛みをだましだまし漕ぎ続ける必要はない.
「甘え」ともとれるが,チャリはあくまで趣味である.
一般的な感覚では命や健康を賭ける方がおかしい.

ただし,ハンドサインによる後続車への注意喚起は良し悪し.

もちろんマナーとして,先行者が地面の穴ぼこなどを後方に伝えるのは当前のマナーだが,片手走行によるリスクもある.
特に海岸沿いは路肩が狭く,アスファルトが崩れてボコボコの箇所が多い.さらにハイスピードだと自身の回避が間に合わないことがある.
実際,4月に行われた「日高門別200」では,ハンドサインを試みたベテラン・ランドナーTさんの落車シーンを目の当たりにした.

2024BRM429日高門別200

さらには「自分のペースで走れない」問題もある.
巡行速度のペースではなく,例えばキレイな景色に出会って撮影のために停車...という行動は難しい(遠慮してしまう).
なので結果的に休憩地点での写真ばかりになってしまった.

写真に関してもメリットはある.
それは自分の走行写真がgetできること.
ぼっちだと不可能(三脚+タイマーなら可能だが現実的ではない).
バスから撮影された,普段は撮れない自分の走行写真がいただける.

てな感じでスタートしたものの,“旅”の行程を順に書いていくといつまで経っても話が進まないので,自分が撮った写真と「いただき写真」をおりまぜて,思い出を振り返りませう(時系列怪しい)

いただき画像 カミフの丘
いただき画像
いただき画像
いただき画像
iPhone15 Pro 金山峠
いただき画像
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iPhone15 Pro 道の駅しむかっぷ
iPhone15 Pro 日高峠
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いただき画像 ツール・ド・フランスなヤツ
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いただき画像
いただき画像
iPhone15 Pro 三石のセイコマ
iPhone15 Pro 残りわずか
iPhone15 Pro 浦河町の側溝
いただき画像
いただき画像 霧の襟裳岬

そして,18時過ぎ,ようやく襟裳岬にゴール.

いただき画像 なんちゃってゴールスプリント

風が強い場所だが,この日は無問題.
約2年ぶりである.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その4:釧路~浦河)

iPhone15 Pro

さすがのローテーションライド.カラダはまだまだ余裕.
そして,みなさん到着後記念撮影.
今日は7/15なのだが,この売店は閉店前に日付ボードを交換しているようで,7/16に代わっていた.

いただき画像

日没時間も近い.
400ブルベなら,ここから神秘的な夜の時間が始まるのだが,今日はおしまい.

いただき画像
いただき画像

バスにチャリを積み込み,アポイ山荘へ.
かつて息子と泊まったキャンプ場の隣にある.

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

宿泊目的ではなく温泉のみの利用.
入浴料は¥500.安い.

夕食のラストオーダー時間もあり,サウナはショート2セットで終了.
まぁ,こればかりは仕方がない.

様似名物,つまり限定らしい「アポイツブ玉丼」をオーダー.

iPhone15 Pro

美味し.ただしエネルギー枯渇気味なので,もっとボリュームのあるメニューにすればよかったかも.
まぁ,この後はチャリに乗らないのでええか.

ほとんどの区間をチャリで一緒に走ったKさん,今度は旭川まで運転である.
感謝しかない.

ゆったりとシートに座る.
さすがに疲れていないようで疲れている.
30分ほど寝落ちしてしまった.

高速を一部利用,途中一か所で休憩して深夜2時半頃,無事道の駅「あさひかわ」に帰還.

iPhone15 Pro

クルマが5時間かけて戻った道をチャリで13時間.
普通に考えて,やはりチャリはスゲーわ.人力最高.

いや,それにしてもホンマ楽しいライドでした.
ひぐまサイクルさん,ありがとうございました.

今シーズンのツアーは始まったばかり.
今後の企画もSNSに次々にアップされている.

今もっとも気になるのは8月開催予定の「帯広⇒納沙布岬」ライド.
これまでブルベやプライベートで道内あちこちを走ってきたが,実は釧路より東側は未経験.
オートバイやクルマでも十数年行っていない.

「旭川⇒宗谷」に比べるとマイナー路線(?)のためか,現時点で最少催行人数にまだ達していないようだ.

メンバーが揃うか否か,酷暑もしくは雨などの天気を含め,さてさてどうなることやら...これまた予断を許さない状況.

iPhone15 Pro

にしても.みなさん速かったっつーか,脚が合いましたね.
また機会があればよろしくお願いします.ちゃんちゃん.

モンキー125,なんとなく上川まで

2024/7/14 Sun

脚休め

iPhone15 Pro

翌日(7/15)は,チャリでちょっとしたロングライドに出かける予定.
ゆえに今日はレスト日とする.

天気は良い.
ならばモンキーで出かけるべし.

iPhone15 Pro

9:40頃出発.
今季初のメッシュジャケットを着用.

出発がちょっと遅めなのは,ヨメさんが予約した本を図書館に取りに行くため.

現時点の総走行距離は7560km.
次のオイル交換は9000kmを予定しているけど,そろそろタイヤもヤバイかな.
特殊サイズゆえ,選択の幅が少ないとか.
要吟味.

図書館には10時ジャスト着.
そそくさと手続きを済ませる.

リハビリの夜

さて,これからどこに行こうか?
実は決めてなかったりする.

漠然と海が見たいなぁ...と,留萌行きを考えたが,それもワンパターン.
では,紋別はどうだ?
ちょっと遠いか.
とりあえず上川方面に向かいましょう.

街中走行時は,モンキーに不満はないが,やはり広い国道などでは正直パワー不足.ようするに後方から来るクルマの“圧”を感じるのだ.

ゆえに,交通量が少ない道を選びがち.
なんかロードバイクとやってることが同じやな.
気のせいか,こうした田舎道の方が出会ったライダーから”ヤエー”される頻度も高い.

それにしても...やはりロードより疲れるのはなぜ?
以前にも書いたが,風の影響だろうか.
深い前傾のロードと異なり,直立座りのモンキーは走行中まともに風を受ける.
つまり常に体幹を緊張させておくことになる.
ある意味,常に向かい風状態を自分で作っている印象.

そんなわけで,当初予定していた紋別なんぞ行けるわけもなく,上川の市街地にあるセイコマにピットイン.

iPhone15 Pro

猛烈にハラが減ってきたので,早くもランチタイム.
一体,何しに来たのやら.

上の写真にも写っているが,入り口付近にバックパッキングのローディ一人.
こちらもチャリだったら話しかけていたのだが...(なぜ遠慮)

iPhone15 Pro

最近お気に入りの「雪印バタープリン」をズルっと流し込み.いざ出発.
でもどこへ?
一応,紋別方面へ向かう国道273号へ左折するものの...

iPhone15 Pro

「まぁ,今日はもうええかな」という気分になり,脇道に入ってUターン.

iPhone15 Pro

「クマ出没注意」の看板がいくつもある森の中を通って,結局上川町に戻り,そのまま帰路についた.

これはどうしたことだろう?

もはやこのマシンでは心が踊らないのか.

キリン(1)

Point of No returnな39歳は,とっくの昔に越えてしまった.
あっち側に渡ってしまったかな(別に命知らずの走り屋だったわけではない).

小排気量車のせい?
もちろん,チャリ,つまり人力に比べるとモンキーですら圧倒的にハイパワーである.
跳ねるように,飛ぶように走る.

年を重ね,これまで好きだったものに興味がなくなっていく.
いや,整理されていく.
これはこれで悲しいこと.

とかなんとか言ってますが,オートバイは”まだ”降りませんよ.
先ほどはオートバイの方が疲れると書いたが,純粋に体力面から考えると,チャリの方が先に乗れなくなるはず.
そしたら...大きいの乗る?

で,とりとめのないモヤモヤを抱えたまま帰宅.
そそくさとハスラーに乗り換えて,常サウナである「花神楽」へ向かう.

入館時の15時頃はまだ空いていたが,夕方に近づくにつれ人が増えてきた.
子供がはしゃぎまわる.
そう,隣接するキャンプ場の客だ.
この時期の夕方からは要注意.

いつも通りのサ活3セット後に『キングダム』の最新刊.

キングダム 72

こうした入浴施設のコミックコーナーが充実してきたおかげで,最近レンタルがすっかりご無沙汰.

次は夕食.
ヨメさんと子供らは法事で大阪に帰省中.
ここは一人でがっつりカーボローディング.

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「かつや」で限定品の「海鮮たまごチキンカツ」
脂肪分,多すぎやろ.

さぁ,明日の過酷なライドに備えて寝ましょう.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第2の挑戦

2024/7/7 Sun

降るんか? 降らんのか?

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曇り.温度:22 ℃,湿度:75%,体感温度:23 ℃,風速:12.5 km/時,風向:S

北海道には梅雨がない...と言われたのは昔の話.
ここ数日の天気は最悪である.よりによって週末連続雨予報とは...

おかげで楽しみにしていた「当丸コースター300」をDNS.
SNSを見ると相当数がDNS,出走後もDNF者が多かったようだ.

で,本日は「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」開催.
健康診断として位置付けていたこの大会だが,今年は「当丸」を優先したためエントリーせず...
こんなことになるなら...と後悔しても仕方がない.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

さて,今日も悔いのない1日にすべく天気予報を確認.
午前中はなんとか天候がもちそう.
出かけましょう.

そうだ!スタンプラリー第2の挑戦だッ! Go Go!

それでもいつかは雨が降る.
レインウェア,ソックスカバーの持参はもちろんのこと,チャリもEMONDAではなく,濡れても気にならないファットで出撃! 久しぶりだ.

自走だといつ帰れるかわからんので,ハスラーでトランポ.
いつもの美瑛町体育館へ.
まるで真冬のライド.

iPhone15 Pro

さて,スタンプ集めの続きである.
まずはCP「憩が丘」へ.

iPhone15 Pro

看板あり.
前回のスタンプラリーでは最後にチェックした場所である.感慨深い.

最初はセンチュリーライド60kmの常設コースをたどる.
緩やかに坂を登り,CP「三愛の丘」

iPhone15 Pro

トイレ周りの掃除をしているパトロールの人や,本州から一人車中泊旅の人から「太いタイヤだねー.重いっしょ?」と立て続けに質問.
「いえ,ママチャリより軽いですよ~」と同じ回答.
まぁ,美瑛の丘陵地帯を,こいつで走り回るのはよいトレーニングなのは事実.

近くにある,勝手にブライダル写真を撮られていることが多い一本木な風景.

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次のPCは「ファームズ千代田ふれあい牧場牧草地」
なぜか看板が倒れていた.風?

iPhone15 Pro

雨予報はどこへやら.
青空が見えております.
それにしても絶景だ.楽しすぎる.

iPhone15 Pro

次のCP「水沢春日台」がなかなか見つからない.
確か前回は天ぷら屋の近くだったような...なくなった?

つーことで場所が少しズレたが無事発見.
そろそろ天気がヤバい.

iPhone15 Pro

次のPCはちょっと遠い.
地図を拡大すると細い道がある.
ここを通ろう.

念のため分岐で確認すると,なぜか肝心のスタンプラリーアプリ「DIIIG」が重いっつーか,全然つながらない.

またか.
こういう時にはあわてず騒がずブラウザで公式サイトにアクセス.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

そこからログインして「イベント参加」をクリック.
すると,アプリが起動し現在位置が表示される...こともある.
もしくは現在地を少し移動して...ってまぁ,面倒くさい上に不安定.

それでもなんとかルートを確認し曲がった先は...

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なんとグラベル!
以前もモンキーで来たことあるなぁ.
今日はファットで良かった.

iPhone15 Pro

しかもこのうねうね具合!
距離は短かったけど,満足いくジャリ道でした.

で,舗装路へ.
次のPCは「常盤会館」だが,あまりに目立たない建物で300mほど通り過ぎてしまった.
もちろん看板はない.

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新PCである「美瑛放牧酪農場前」へ.
去年のカミフグラベルでも来たな.

Topstoneなカミフグラベル走行会ライド

iPhone15 Pro

ここのPCはGPS計測がけっこうシビアで,建物前では認識されず,少し出入り口側に移動する必要があった.

さて,今日はいくつ回れるやら.
とりあえずPC「JR美馬牛駅」へ.

iPhone15 Pro

腹が減った.そろそろ補給要.
この近くにコンビニやカフェはない...「YAMAICHI」は遠いしな.
そこで目に入ったのが駅前にあるこの佐藤商店
そして,黒ボードに「ランチメニュー」の文字が.
これはぜひトライ.

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この「そば」「ばくだんおにぎり」のセット,なんと¥530である.
ご時世なのにめちゃめちゃリーズナブル.
しかもおにぎりの具は味玉.美味し.
ただし食べにくい.

iPhone15 Pro

まぁ,量的にはもう少し欲しいところだが(+¥200でそばがフルサイズに),もう少し走り続けるエネジーは得た.

坂を登り返してPC「拓真館」へ向かう.

iPhone15 Pro

また人が増えてきた.
レンタカーにご用心(急ターン&急ブレーキ).

少々地味なPC「福富行政区会館」

iPhone15 Pro

ここにはトイレがあります.
そして本日のラストPCは...

iPhone15 Pro

「新栄の丘」でした.
この天気である.ソフトクリームはやんぺ.

さて,デポ地に戻りますか.

iPhone15 Pro

クルマに到着した途端,雨が降り出した.
今日は運が良い.
走行中,レインウェアを着ることがなかった.

まだ13:00過ぎ.
時間はあるのでもう少し回れないこともないが...次回のお楽しみにとっておこう.
ここまでの達成状況はこんな感じ.

国道をはさみ,東西の端っこが残っている.
フルコンプのためには,もう一度走る必要があるな.

ネットに「旭ヶ丘ヒルクライムアタック2024」のリザルトがアップされていた.

旭ヶ丘ヒルクライムアタック2024

トップ集団のタイムがとんでもなく速い.
ことごとく13分切り.
昨年のKazchariのタイム(ベスト)だと総合15位になってしまう.
年代別でも7位...

この大会も徐々にメジャーになり,全国(全道?)から猛者が集まるようになってきたかも(そうなのか?).

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

2024/7/5 Fri

これはこれで

iPhone15 Pro

曇り.温度:26 ℃,湿度:67%,体感温度:28 ℃,風速:4.9km/時,風向:S

祈っても祈っても消えない明日の雨マーク.
本日は有給とって,いつもの定宿「万葉の湯 ふとみ銘泉」に移動し,前泊するつもりだった.
途中からならまだしも,スタートから雨はなぁ...それに風も強そうだ.

悪いことは言わない。ブルベで雨ならDNSしとけ

つーことで潔く「当丸コースター300」はDNSすることにした.
なんか前にも同じようなことしたな.

リベンジ!『きのこの山300』~その準備

ただし,今日に関して言えば旭川は快晴.
出かけないともったいない.

そこで思い出したのが,復活の丘のまち サイクルスタンプラリー
新コロ禍の2021年に,やむなく中止になった「センチュリーライド」の代わりとして実施されたイベントである.

フルコンプ!びえい CYCLE STAMP RALLY 2021 ライド!

なかなか過酷なイベントだったが2日に分けてクリア.
美瑛特産品詰め合わせセットはなかなかのボリューム.
鬼門は望岳台.
ちゃんとしたロード乗りならともかく,クロスバイク勢(電動含む)は地獄を見たのでは?

そのイベントが復活.
今回は期間が長め(たぶん).
やっぱ「センチュリーライド」終了の噂は本当なのかねぇ...

で,1日目を終えて...まぁ,色々ありましたわ.
前回と比べてシステムが大幅に変化.
正直...色々言いたいことがありをりはべりいまそかり.

今回はネットでの事前申請やら,駅前の観光協会に出向いての手続きは全て不要.

公式サイトでID登録後「DIIIG」というアプリをスマホにインストール.
この手のスタンプラリー汎用アプリの様だ.

とりあえず出発.
チャリは最速マシンのEMONDA
遠くから攻める=望岳台をとりあえず目指す.

日差しが強い.暑い.
雨降り前で湿度も高い.
半袖半パンで,露出部分には日焼け止めを塗っておく.

まずは自宅から一番近いCP「美瑛町地域人材育成研修交流センター」に到着.

iPhone15 Pro

「センチュリーライド」のエイドでも使われる旧小学校跡地.
てっきり前回同様,どこかに看板があってQRを読み込むとスタンプget!...と勝手に思い込んでいた.
まず,そうした看板は見当たらない.

なんと,今回は「GPS情報取得」に変化していた.
CPの100m以内でアプリを立ち上げて場所を確認し,OKボタンを押すと「CLEAR」になるようだ.
到達に苦労しそうなPCほど,獲得ポイントが多め.

まぁ,仕組みはわかったのだが,まずこのアプリ起動が遅く,かつボタンの反応が遅い(サーバーの問題?)
極め付けは,左上方にある「←」マークをいくら押しても,前の画面に戻らないこと.

こちらの「指」の問題かと思い(日焼け止めを塗ったので),濡らしたり舐めたり,長押ししたりと試行錯誤.
全然反応せん.
なんかもうイライラして,イベント参加やめたろかと思った(クソ暑いし)

「もしかしてCPの近くだと反応するかもしれん」と次の場所に向かうことにする.
一番近いCP「セブンスターの木」へ.

平日なのにかかわらず,インバウンド客だらけ.
人が多すぎて警備員が道路整理してた.

iPhone15 Pro

さて,肝心のアプリは...
う,動かん.どういうこっちゃ.

ここは悪あがき.
アプリの再インストールを行う.
ダウンロードしてからも,パスワード登録などにこれまた時間がかかる.
汗だくの中,決死の作業.

なんだかんだでようやく「セブンスターの木」をCLEAR.
まさか毎回この作業が必要?

次に「北西の丘展望公園」へ.

iPhone15 Pro

相変わらず画面が変わらん.
また再インストールか...あれ?
もしかして...そう,左上の「←」は”押す”のではなく”スワイプ”
指でシュっとすると見事に画面が切り替わった.
こんな操作方法とは,聞いてへんでぇ~!(常識なのか?)

よし,ここでモチベ完全回復.
ガシガシCP攻めたるわwww

少し戻ってCP「ケンとメリーの木」をCLEAR,お次はCP「四季の橋」へ向かう.
何やら見覚えのある看板が.

iPhone15 Pro

これは前回のスタンプラリーの使いまわしやん(たぶん).
QRコードにはしっかりカバーがしてある.
問題は,この看板があるCPとないCPが混在していること.
ややこしい場所だけ設置してるんやろか?
いずれにせよどちらかに統一した方が良いのでは?

で,ここからサイクリングロードを通って「青い池」に向かう.

ここまでは前回と同じポイントだったので,ロード上にあるCPを一か所スルーしてしまった.
で,たどり着いたのがCP「日の出橋」

iPhone15 Pro

サムネにあるCP「道の駅ビルケの森」を経由してCP「青い池」へ.
例によって,すんげー人混み.

iPhone15 Pro

いよいよ望岳台クライム開始.
空腹を感じたので,白金温泉にてジェルを補給.
非常用だが賞味期限が近い.食わねば.

日本新薬 WINZONE(ウィンゾーン)フルマラソン完走セット エナジージェル 6袋 オレンジ

ちょうど先行するローディを見かけたのでペースメー...いや目標にしようと思ったが,望岳台に向かうのではなく直進して行った.残念.

つーことでハイケイデンスで鼻歌歌いながら~♪...とはいかず,なぜか脚が重い,重すぎる.
ようするに調子が悪い.疲れているのだろうか?
やっぱ”登り”の前日は休息要なのか?

最後の激坂も全然回せず,ひぃひぃ言いながらPC「十勝岳望岳台防災シェルター」到着.天気が怪しくなってきたゾ.

iPhone15 Pro

CLEARしたら,もう用はない.
もちろんカミヒルもしない.スタンプラリーを続行するのだ!
この気温だとダウンヒルでも上着がいらん.

そして,直登ヒルクラを越えて,看板がなければCPとは思えない「美瑛町営白金牧場牧草地」へ.

iPhone15 Pro

今日のうちにやっかいな(遠い)CPをつぶすべく「十勝岳火山砂防情報センター」へ.
いいかげんノドが渇いたので自販機を求めて建物内へ.

iPhone15 Pro

受付の方が出てきたので「自販機ありますか」と尋ねるが,ないとのこと.
がっくし.
すると,気の毒に思われたのか「缶ジュースならあるよ.飲むかい?」というやさしい申し出.地獄で仏とはこのこと.
そして頂いたのが...

iPhone15 Pro

マンゴー味のカルピス!
Kazchariは,この日飲んだジュースの美味しさを忘れることはないであろう.
ありがとうございます.

スタンプラリーが始まって以来(6/25~),サイクリストがやたらに訪れるようになったそうな.
ならばっ! じ,自販機を置いてくれ~(ついでにゴミ箱も).

ここまでの道を逆走するのは遠回りな上,面倒なので防災トンネルを使ってワープする.

iPhone15 Pro

まるで奈落の底.もちろんチャリでは走れないので,かついで降りる.
気分はシクロクロス.軽量EMONDAで助かった.
そやけどピンディングは滑りやすいので要注意.

で,トンネルを抜けると...

iPhone15 Pro

白ひげの滝へ.
当然のごとくインバウンドな大渋滞.

ワープの甲斐あって,後は豪快なダウンヒルで「ビルケ」に戻る.
そのままサイクリングロードに乗っかり,しばらく爆走して途中下車.
CP「美沢19線」をCLEAR.
夏と言うより秋の風景.

iPhone15 Pro

再度サイクリングロードに戻り,往路で取り逃したCP「美沢10線堤防」を発見.
前回はなかった新規CP.そら気づかんわ.

iPhone15 Pro

美瑛の町に戻る.
みんな大好き「美瑛町スポーツセンター」もCPだった.

iPhone15 Pro

時刻は既に15時近い.
さすがに腹が減ったので,いつものセイコマにピットイン.
逆にこの時間になると,お昼に売り切れ気味のホットシェフも充実.夕食用?

iPhone15 Pro

もう街を離れて遠出をする時間はない.
家に向かいつつ,拾えるところは拾っていきませう.
まずはCP「丘のまち郷土学館 美宙」へ.こいつも新規.

iPhone15 Pro

で,道の駅「びえい 丘のくら」もCLEAR.

iPhone15 Pro

ついこないだも通ったばかりの道で帰宅の途へ.

EMONDAなカミフうろうろライド~ヒルクライム練?

これまた看板がなければ苦労しそうなCP「明治第1」を発見.

iPhone15 Pro

丘を越えた先の「聖台公園」もCPだった.

Topstoneな東神楽グラベルライド~ジャングル・リベンジ

東屋ではおっちゃん達がお仕事の休憩中.
平日休みの甘美な背徳感.

iPhone15 Pro

本日,最後のPCは「朗根内郵便局」
看板なし.
このまま奥に進めばもう一か所PCがあるのだが(俵真布),さすがに今日はここまで.
19ヵ所で49pt ⇒ 現在2位!

やっぱり1日で全PCを周るのは無理.
ガチで挑戦したければ早朝スタートやな.不可能ではない.

iPhone15 Pro

さて,峠を1つ越えると北海道ではめずらしいゴミ箱付の自販機.
相当のどが渇いていたのだろう,買った「濃いお茶」を一気飲みしてしまった.

iPhone15 Pro

後は”高速道路”こと忠別川サイクリングロードをつないで無事帰宅.
洗濯した後,サ活へ.

入浴後に夕食.
メンチカツ定食(¥750)を頼んだが...

iPhone15 Pro

昔からこんなんだっけ?
明らかに量が少なくて寂しい(皿が妙におシャ).

やはり材料費高騰のせいだろうか.
まぁ,「現代人は食べ過ぎてる説」はホンマだと思うので,健康的にも経済的にもこれくらいが正解かもしれんな.

最高の体調 進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法 ACTIVE HEALTH

さて,このサイクルスタンプラリー「第2の挑戦」はいつになるのか?
あっ,もちろんこれは伝説のカルト映画『レモ/第1の挑戦』のもじりです.

レモ/第1の挑戦 Blu-ray

てことは,第2はない? くわばらくわばら(誤用).

Topstoneな東神楽グラベルライド~ジャングル・リベンジ

2024/6/23 Sun

ミドリの地獄ふたたび

iPhone15 Pro

曇り.温度:16 ℃.湿度:100%.体感温度:16 ℃,風速:3.9km/時.風向:WNW

旭川自転車愛好会のイベント「東神楽グラベルライド」にまたまた参加.
先日の鷹栖町グラベルからの連投である.

Topstoneな鷹栖町グラベルライド

この時も書いたが,昨今の熊騒動のせいで一人でグラベルに行けなくなった.
だがしかし.多人数で行くと安心(そうか?).

それに知らないルートを案内してくれるのでホンマに楽しい(しかも参加無料)
リーダーのCさんに深く感謝である.

今回の集合場所は東神楽のパークゴルフ場.
いわゆる「ウパシの森」(冬限定)ですね.

ウパシの森ふたたび~ファットバイクに試乗!

家からは15kmほど.
自走も考えたが,集合場所のすぐ隣に常サウナの「花神楽」あり.
これはライド後,ゆっくり蒸されてから帰りましょう.

つーことで8時過ぎにハスラーで家を出る.
途中セイコマに寄って,補給食となるグミカロリーメイトを購入.

8時半頃,パークゴルフ場着.

何やら大会があるのか人で大賑わいだった.
駐車場の隅に“らしい集団”を発見.

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Cさんの他,前回もご一緒したSさん,それに初めましてのMさん(大学生),Kさん(自転車屋さん)の2名,これにKazchariを含め計5名が本日のメンバーである.

問題はe-Bikeが3台もあること.
今日も口内に鉄の味がしそうだぜい.

で,出発.
スタート後,すぐにグラベルというか田んぼのあぜ道に突入.

やはり土の感覚は良い.
やがて激坂を越えて,高原へ.
景色最高.

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さて,CさんとSさんはいつも通りe-Bikeで激走.
トレーニングを兼ね,できるだけ遅れないようについていく.
これって,インターバルトレ?

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一旦舗装路に出て有名な「赤羽の丘」へ.

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ここはよく来ます.
なんせ「ツーリングマップル」にも記載あるしな.

ツーリングマップル 北海道 2024

オートバイの姿もよく見る.

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春には桜が美しい聖台公園で休憩.

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2024年のGW総括!

次のグラベルに備えて補給タイム.
集合前にグミを買っておいて良かった.

さて,我がTopstone,例によってタイヤ圧は3bar.
グラベル走行という目的ではやや高め.
不思議なことに,走っているうちに自然に2barになって落ち着く.
それ以上は低くならないのでパンクではない.
不思議だ(チューブです)

少し休んだだけで次のグラベルへ.
正に波状攻撃.
今日はNISEKO GRAVELなみにハードかも.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

宇幕別方面へ向かい,途中から次のグラベルへ.
今度はいきなり斜度10%越えの直登=いわゆる心が折れる坂.
いやいや楽しい(変態)

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登り切ったと思ったら,つづら折れでまだ登る.
うひょひょ(変態)

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アップダウンを繰り返すとなんだか緑が濃くなってきた.

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ジャングルに突入?
どこかで見たような景色...

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

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かろうじて道らしきモノは存在する.
クルマとは言わないがヒトが通っているのか? 山菜ゲッター?

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何が出てもおかしくない道を脱出し,少し開けた場所に出た.
そやけど,リーダーのCさん,よくこんな場所を見つけるなぁ.
”ぼっち”じゃ絶対無理.

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で,廃道寸前の坂を登りきると...非情にも電気柵.

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見渡したところ,どこにも抜け道はない.
まさかの引き返し=万策尽きたかと思いきや,作業中のトラクターが近づいてきた.
てっきり怒られると思ったが,なんと親切にも電気柵を外して通してくれた.
「よくこんな道来たね~ 自転車で山走ってるんだぁ~」と呆れ声.
ありがとうございます.

こっちはただの遊びなのに,お仕事の邪魔をして申し訳ありません.

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畑内を通らせてもらい,しばらく進むと見覚えのあるところに出た.
朗根内の交差点にある自販機まで移動.
補給タイムである...が,ゴミ箱がないので空き缶を捨てられない.
先月の八戸遠征が懐かしいぜ.

明徳小学校前から始まるグラベルに突入.
期せずしてここが本日のハイライトとなった.
激坂に次ぐ激坂.
サイコン読みで一時は20%越えの場所もあった.
蛇行しつつなんとか足つきなしで登りきる.

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周囲360°開けた風景.
いやいや家のすぐ近くにこんな場所があったとは驚き.

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頂上から下る道は2つ.
右は明らかに集落につながってそう.
左はさらに山奥へ.

さて,少々壊れたグラベル愛好者が選ぶのは...もちろん左である.

急坂を降りて,最初に現れるのが倒木.
大丈夫.下をくぐれば問題ない(そうか?)

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しばらくは道らしき道が続く.
さっきの道でもうこりごりだったのだが,またしても緑の地獄に迷い込んだらしい.
しかも,さっきよりもハード...

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やがて周辺の草が身長を越えてきた.

写真撮影などで停車すると先行者の姿が見えなくなる.
当然,後方にも人影なし.
チャリにはエンジンがついていないので静か.

すっかり忘れていたが,ここは羆の出没エリアである.
藪を抜けたらいきなり羆と対峙しても,全然おかしくない.

止まっているとクマ鈴も鳴らない.
時折,誰かのブザー音が聞こえる.

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困ったのが,こんな場所に紛れ込むとは思わず,半パンビブで来てしまったこと.ちくちく系の草や枝がむき出しの下腿や手指にスリ傷を作る.

そして出血.うぎゃぁ.

グラサンはしているものの,一番大事な目は守らねば.

そういやマダニは大丈夫なのか?

とかなんとか心配事が山盛りだが,どうしようもない.
「このまま進めばマシな道に出るはず」とのCさんのナビ感を信じて,藪コギしつつ進軍.ここはインパールか?

そしてついに...

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完全に道が無くなった.
決死の行軍もここまで.
悔しいが引き返すことにする.

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一度通っているので戻りは早い.
倒木箇所まであっと言う間.

先ほどの激坂を下り幹線道路へ.
やっと一息つく.

もう12時近い.
昼食の時間である.
当初予定していたカフェは満席(5名以上は予約推奨).

少し走ってWednesday cafe&bakeに移動.

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これまた満席近かったが,バラバラに座ることでなんとかランチにありつけた.
残り一食と言われた「ガーリックシュリンププレート」を注文.

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想像よりずっと美味し.リピート確定.

さすがに今日のライドはここまで...と思っていたが,なんとグラベルライドはまだ続く.
楽しい.楽しいが...ハードだ.e-Bike速えー.

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つーことで,食後のおかわりグラベル後,無事スタート地点に戻る.

事前に見たGPXだと「なんか知っているルートやな」と思っていたが,百聞は一見に如かず,全然違った.
まさかここまで充実したライドになるとは.

「グラベルバイクが推されているのはメーカーの陰謀.なぜならアメリカみたいな走って楽しい場所がない」という声もあるが,北海道,いや少なくともKazchariの住む旭川周辺は例外やな.
丘陵からガレ場からジャングルから,まだまだ知らないグラベルだらけ.
羆問題さえなければ,もっとディープに探検したいところである.

さて,こうしたイベントで知り合った方とSTRAVAでつながろうと思っても,e-Bike勢は利用していない人が多い.
まぁ,そうかもしれん.
普通に走っただけでセグメントのKOM取りまくることになるしな.
抗議メールがガシガシ送られてきそう.

旭川自転車愛好会の次のライドは「和寒近郊グラベル」とのこと.
これもぜひ参加したい.

いやホンマ楽しかった.
もちろん,サウナも堪能しましたよ.

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Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その2)

2024/6/15 Sat

焼肉と霧雨と

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晴れ時々曇り.温度:23 ℃,湿度:68%,体感温度:23 ℃,風速:9.5km/時,風向:SSW

その1はこちら ⇒ Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

まだ陽が高く暖かい.
特に防寒装備はせずにダウンヒル.

そこそこスピードも出てしまうが,ここは野生動物との接触事故頻発ゾーンである.
チャリだと鹿どころかキツネにぶつかっただけでも大惨事となる.
慎重に下る.リムブレーキやしな.

途中,Pikaさんの提案で「タウシュベツ川橋梁」に立ち寄ることに.
入口にチャリを停めて,100mほど森の中を歩く.
こういう時はやっぱりSPD

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ここから橋を眺めるのはKazchariも初.
あぁ,こんなに遠いのか.

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ファットな糠平湖上ライド(地獄篇)

音がして振り向くと鹿の親子がいた.

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熊だったらブルベどころではない.

幌鹿峠と糠平温泉との分岐点まで下る.

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糠平温泉街にある「ひがし大雪自然館」まで移動.

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トイレ休憩後にチャリまで戻ると,Pikaさんが悲鳴.
なんとリアタイヤがズル剥け.中の繊維が覗いている.
この状態だと,いつバースト,いやその前にスリップしても不思議ではない.

タイヤ交換後,それほど距離は走っていないとのこと.
メーカー名は伏せるが,ちょっと耐久性に難ありと見た.
もしくは...例の八戸の「呪い」が継続しているのか?

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その3)

やはり,ブルべは信頼と実績の「Continental GP5000」が安心ですな.

2本セット Continental(コンチネンタル) GRAND PRIX 5000 グランプリ5000 [並行輸入品]

以前に比べ値段が倍以上になったのが大問題だが.

そうそう,パーツ価格と言えば,日本への配送サービスがなくなってしまった“みんな大好き”「wiggle」が,いつの間にか国外配送復活.

wiggle

しかしながら以前に比べると品揃えが悪い上に高い.
上記「GP5000」の700×28cが2本でなんと120ポンド(+送料)もする.
海外から買う意味が全然無ぇ.

さて,現実に戻る.
まだまだ先は長く,Pikaさんの安全も気になるところ.
とは言え,ここでDNFするわけにも行かず(してもどうしようもない),次のPCを目指す.

やっかいなことに,この後,悪名高い“例の道”が控えている.
それは「芽登ダウンヒル」
快適走行の国道を左折して,まずは直登のヒルクライムから.

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いただき画像

そしていよいよ始まる地獄.
別に急坂とか砂利が浮いているわけではない.
何しろこの道,道路の継ぎ目の高低差が激しく,かつその間隔が短いのだ.
ようするに常にドッカンドッカンと下から突き上げがくる.

十勝方面にありがちなのだが,冬期間の地面凍結によりアスファルトが変形,こうした波打ち道路を作る.ここは特にひどい.

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今回は事前に知っていたため,腰を浮かせた“グラベル乗り”で衝撃を吸収しつつ走ったが,5年前の初見ではマジでびっくりした.
ランドヌールの中にも,ボトルが吹っ飛んだり,パーツが破損するケースが続出したらしい.

おまけに長い.
いつ終わるとも知れぬ波状道路.
ようやく記憶にある道路が少し狭くなる場所に到達.
「そろそろ終わるはず」と思いきや,今度は工事中でジャリの上に鉄板が敷いてある.

いただき画像

雨が降ってなくてよかった.
前方に黒い生き物を発見.
まさか...子熊!? ⇒ 猫でした.ただし黒猫だったので不吉.
その後は鉄板なしのグラベルになったりと,やはりハードな道だった.

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国道に合流.
段差がマシになった道に,一同「ようやく文明社会に戻ってきた」と安堵.

さすがに国道は交通量多め.
確かこの付近に道の駅があったはず,と休憩を提案.
それは廃止された道の駅「足寄湖」

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その昔,高台にあるレストランで食べた「鹿肉シチュー」が美味かった記憶がある.
それにしてもこの旧道の駅はレイアウトが悪すぎる.廃止も止むなし.

さて,次のPCはまだ先.
暗くなる前に急ぎましょう.
ありがたいことに追い風マジック継続中.
果てしなく続く直線道路を高速巡行.

いただき画像

徐々に夕闇が迫る中,本別町着.
時刻は19:00になろうとしている.
PCに寄る前に夕食に.

Google先生におすすめを訊く.

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営業中かどうか不明な道の駅をうろうろしたりと,町内をしばし徘徊.
なんだかんだで「COWKING」という焼肉店に決定.

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どうでもよいがこの「COWKINNG」「ガオキング」に聞こえて,脳内にアニキの歌う「百獣合体!ガオキング」がリピートして困る.

ブルベ中に焼肉? 通常ではなかなか考えられないメニューではある.
3人とも「カウキングカルビ焼定食」(¥1,650)を注文.
幸いなことに一人分ずつ皿に分けられた肉が出てきた.

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さらに七輪焼きである.美味し.
これは良い.
タンパク質でパワー回復.
アルコールが飲めないのが残念だが,まだまだブルベは続くのだ.

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夕食タイム終了.
店の外に出る.
すっかり夜だ.それに肌寒い.
ウインドブレーカーとレッグカバーを装着.

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すぐそばの【PC2:184km地点 セイコーマート本別店】へ移動.
5年前のブルベではここで夕食を摂った.

缶コーヒーを購入.
町を離れ,いよいよ本格的な夜間走行に突入する.

店の外でKさんが一言.

「霧雨ですね」

確かに.
三国峠で会ったTraceの人たちも「帯広は霧で大変でした」と言っていた.
やはり,峠を境に天候が異なるようだ.

いずれにせよ,まだレインウェアを着るほどではないと判断.

チャリの前後ライトを点灯.
フロントは「OLIGHT RN1500」を最小ルーメン(300)で.

OLIGHT(オーライト) RN1500 自転車ライト

リアはキャットアイの単4電池仕様の「OMNI5」

キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト [TL-LD155-R] OMNI5

ヘルメットにキャットアイの「HL-EL145」,リアにBikeguyを付ける.

キャットアイ(CAT EYE) 自転車用LEDライト ヘッドライト URBAN アーバン 前照灯 JIS規格 800カンデラ HL-EL145

Bikeguy トライスター充電式 LEDリアライト 防水 強力発光

信頼と実績のギアたちである.

ここからはしばらくKさんを先頭に走る.
本ブルベで最も寂しい地域である.

町と町の距離が遠い.
街灯もほとんどない.
振り向くと完璧な暗闇が広がる.
夜間なのに鳥の声が響く.

雲に覆われているのか,月も星も見えない.
晴れていれば頭上には満天の星.気分は宇宙の旅...なんやけどなぁ...残念.

霧雨がやがて小雨に.そう,明らかに雨に変わった.
路面も濡れている.
先ほどの芽登よりはマシだが,十勝クオリティの凸凹道路,油断すると水たまりに突っ込む.

こんな夜でもメリットはある.
ライトのおかげで後方から迫るクルマに気付きやすいのだ.
ゆえに危険な路肩ではなく,センターライン寄りを走れるしな.
メンバーとのおしゃべりもしやすい.

そんな暗闇の田舎走行中,前方に光が見えた.
クルマのハイビームにしてはまぶしくないし,光量も小さい.
横ではなく,前後に並んでいるようだ.
それになかなか近づいてこない.

そう,まさかのチャリ集団だった.
こんな時間,22:30過ぎに走るチャリと言えば...ブルベに違いない.

すれ違いざま互いに「がんばれぇ~」とエールを送る.
立ち止まらないのが“らしい”.

後で調べたところ,おそらく「炎上上等シャーマンズ」というチーム.
よりによってこの名前...だから雨なのか.

我々とは逆回り.
てことはこれから三国峠越え!? タフだ.

しばらく進んでPCでもなんでもない「セイコーマート士幌店」にピットイン.
暖をとる.
そう.もはや完璧に雨.予報が悪い方に外れた.

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ウインドブレーカーでは対応できず,レインウェアに着替える.

モンベル U.L.サイクルレインジャケット

まさかこのような事態になるとは予測できず,レインパンツは持参せず.
ただし最強の対雨天グッズ,「オールラウンドソックス」を着用.
脚部の濡れは仕方がないが,少なくともシューズ内の防水は完璧である.

モンベル GORE-TEX オールラウンド ソックス

少し停まるだけでカラダが冷える.
早く動かして熱を産生しなければ.

一山超えて軽快にダウンヒル.
道の駅「しほろ温泉」への道道で右折に気付かずミスコース.
Kazchariが気づいてダメージを最小限に抑える.

Flèche走破のコツで気づいたことがいくつかある.

まずメンバーの「脚が揃っていること」が最重要.
ペースが異なるランドヌールに追いつくのも,合わせるのも大変.

次に「ルールに精通していること」
かなりややこしいので,経験者がリーダーを担うべき.

我がチームはPikaさんが先日,東京にてFlècheを経験済み.実に助かる.

そして...できれば「コース周辺の地理に明るいこと」
先ほどのミスもそうだが,コース経験者もしくは地元出身者がいるとかなりの確率でリカバリが効く.
これは手前味噌ながらKazchariの役割.
その強みがこの先の最終局面で生かされることになる.

で,とりあえずここでのミスを回避し,鹿追へ向かう.

遠くに見える鹿追は街灯の数も多く,まるで砂漠の中のオアシス.
プライベートやブルベで何度も訪れているので,コンビニの位置も把握している.

ところが...ルート通りに進むと,道の駅やコンビニのある中心街をスルーしてしまう.
街外れでそれに気付いたKazchari,一旦停止して二人と相談.
少し戻ってセブンで休憩するか,それともこのまま進んで次のPCである新得を目指すか...

Pikaさんの「残り16kmです.このまま行きましょう」との意見.
進軍を決意する.

長いようで短いようで長い16km.
しかも山越えだ.
雨も止まない.

それでも漕いでいればいつかは目的地に着くのが世の理.
新得町の明かりが見えてきた.

久々の信号ストップ.
新得のセブンイレブンと言えば,昨年,Kaba3ともオートバイ試走時に立ち寄ったな.

モンキー125,ふたたびブルベを走る!?

確かこのあたりにあったはず...
だが,なじみのセブンイレブン看板が見当たらない.
右折してしばらく進むと新得駅.
そこを過ぎて道は暗闇の中へと入っていく.

こ,これは確実に通り過ぎている.
Uターンし,先ほどの信号まで戻る.
そして目を凝らすと...角にあったのは,消灯して闇にたたずむ【PC3:269.8km地点 セブンイレブン新得町南店】の姿であった...

(その3)に続く  Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その3)

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

2024/6/15 Sat

夏は扉を開けて

https://ridewithgps.com/routes/45735841より
https://ridewithgps.com/routes/45735841より

晴れ時々曇り.温度:23 ℃,湿度:68%,体感温度:23 ℃,風速:9.5km/時,風向:SSW

話は昨年12月にさかのぼる.
ブルベで何度かご一緒した函館のPikaさんから「今度のFlècheで一緒に走りませんか?」とのお誘いを受けた.

Flèche?

「確か,360kmぐらい離れたところから,24時間内にとある集合場所を目指すチームブルベやんなぁ?」程度の認識.

ちゃんとした説明はこちら ⇒ Fleche Japan規定の補足説明

こりゃ思った以上にルールが細かい.
理解がイマイチ追い付かないまま,ルート作成に関してはPikaさんに丸投げ.
本番では走行中のサポートにまわる所存でありますッ <(^^)

今回の集合地点=ナイスプレイスは旭川.
そこで,旭川からの距離を調べてみた.
函館まで高速使って436km.
遠すぎか.
八雲までならちょうど360km.
うん.そこまで輪行してスタート.旭川を目指す感じかぁ...と勝手に想像.

ところがPikaさんの計画では,ランドヌ札幌のブルベ「旭川400」をベースとし旭川発着で調整する予定とのこと.
なるほど.その手があったか.こりゃ旭川市民としては助かる.
それに「旭川400」は以前走ったことがあるので土地勘あり.

BRM824旭川400km(その1)

大雪山系をぐるっと一回り.

Flèche(矢)というより,ブーメランなコースやな.

昨年はランドヌ札幌の中の人,kaba3ともオートバイで走った.

モンキー125,ふたたびブルベを走る!?

つーことで参加決定.
当初は函館組3人,旭川組2人の5人構成だったが,諸事情により出走者は3人になった.これはFlècheの最低参加人数.
以後,一人でも欠ければDNSかDNFである.ヤバい.

チーム名は「おだってるJAPAN」となった.

そして6/15.出発の朝を迎えた.
快晴である.
長袖のブルベジャージと,下は半パンビブで良いでしょう.
ウインドブレーカーと,念のためにレインウェアも持っていきますか(大正解).

スタート地点の「セイコーマート神楽岡通店」は自宅から5kmほど.
チャリ自走のため8時過ぎに自宅を出る.

前日のDOMANEくんの最終整備&洗車の際,前後に雨よけフェンダーを取り付けた.

ROCKBROS(ロックブロス)自転車 泥除け ロードバイク フェンダー 700c マッドガード 角度調整 泥よけ フロント リア 軽量 耐久性 取り付け簡単 柔軟性 PP材質 ブラック

だが安物のペラペラ,もしくは2点留めのせいかめちゃめちゃ安定感が悪い.
できれば無しで走りたいところだが,雨天時に迷惑をかけては...とそのまま走行.

信号ストップの際に確認.
案の定,斜めに歪んでいて下手すればタイヤに接触しそう.
うーむ.どうすれば...と思い悩みつつ,セコマ着.

既にチームリーダーたるPikaさんが到着していた.
なんと,フェンダーなしである.

「予報だと雨降らないらしいので外しちゃいました」

なんのこっちゃ.
ならば,ということでKazchariも取り付け基部だけを残してフェンダーをオフ.
問題はその外したフェンダーをどうするか,である.

とある事情でやむなくDNSとなったOさんが,スタート時に見送りに来ると言っていたので,預かってもらう? それとも時間はまだあるので一旦帰宅?

思いついたのは,息子の宿泊合宿のために,ちょうど家を出た頃のヨメさんに託すこと.
電話をしたところ通り道なので寄れるという.正にドンピシャ(死語).

次に函館から参加のKさん登場.初対面である.

その後,到着したヨメさんにフェンダーを渡した後,Oさんがやってきた.
ブルベカードの確認などでわちゃわちゃしていると,出発時間である9:00が近づいてきた.
まずはスタート地点のレシート入手である.
チーム戦ゆえ,レシートの打刻は3人同時でなければならない.

Pikaさん情報によると,メンバーの一人がトイレに行っていることに気付かず,他のメンバーが先に買い物.15分違いのレシートになったところ,ゴール受付時に「失格」となった事例があったそうな.怖っ.

RPGのキャラのようにレジに並んで,9:00打刻のレシートをGET.
いよいよ旅立ちである.

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この時は「まっ,400ブルベみたいなもんでしょ」と軽く考えていたKazchari.
まさか,この後に阿鼻叫喚な地獄が待っていようとは...

いただき画像
いただき画像

まずは市内を抜けなければならない.
ようするにいくつもの信号坂を越える.
25km/hほどのペースで先頭でひっぱる.
明らかにぼっち走行時よりペースが遅い.

「そうそう,ブルベはこういうのでいいんだよ.タイムアタックなんて考えちゃダメです」← どの口が...

当麻を過ぎて高速の下をくぐる.
完璧にいつもの練習コース.

ちなみに一緒に走るKさんだが,本日のコースは完全に初見.
同じ北海道と言えど,函館と旭川はまるで景色が異なるので実に楽しいという.
そうそう,こんな天気は滅多にない.
この先の三国峠が楽しみである.

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ちなみにKさんのバイクはサイズが小さい.
明らかに体格に合っていない.
なんでも親戚からのもらいものらしい.
ロードバイクの場合,小さい分にはステム長やらサドル長でなんとかなるが,がっしりしたKさんには窮屈そうに見えた.
娘さんが自立したら新車に買い替える予定だそうな.
うむ.誰かと違って父親の鑑やな(チャリ4台にオートバイ1台...)

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さて上川に到着.
時刻は11時過ぎ.
混む前に,人気店『よし乃』に入りますか.

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『よし乃』と言えば「みそラーメン」
今や一杯¥1,000である.
3人分を頼む.
そういや,昔は(なぜか)「漬けマグロ」が自動的についてたなぁ.

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食後,すぐ隣にある【PC1:48.8km セブンイレブン上川町店】に移動.

ここを右折すると「旭ヶ丘ヒルクライム」の会場.
今年はパス.前日の山岳ブルベ「当丸コースター300」のせいだ.

さて,ここからは約50km先の三国峠を目指す.

今日は風に恵まれていて,予報だと行きも帰りも追い風.
期待しすぎると外れた時の(心の)ダメージがでかいが,今のところ完全に追い風である.
層雲峡まであっという間であった.

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レースでも,通常のブルベでもないので,PCではない「セブンイレブン上川層雲峡店」にてまたまたピットイン.
この地味カラーなセブン.
昨年7月に人出不足につき一度閉店したが,復活の声が多かったのか5ヶ月後に再び開店.
これってめずらしいパターンでは?
元々はスキージャンパー高梨沙羅の実家が経営していたが,現在は層雲峡のホテルが運営しているそうな.

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カーブを曲がってすぐの立地なので,ブレーキによる追突事故が心配...なのはKazchariだけ?

さて出発.
この国道39号の最大の難所である「銀河トンネル」着.
2019年の「旭川400」ではランドヌールが,トンネル内でクルマに追突されている.

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全身反射素材+赤色ライトをガシガシ付けているチャリをはねるとは,どんだけ注意散漫やねん.
つーことで,事前の話し合いにて安全を考慮し,歩道をゆっくりと走ることにした.
道交法上も問題ないはず.

自転車も歩道を走っていいの? 通行が認められる4つのケースとは

そもそも歩道に歩行者なんぞいない.
ただし,暗いトンネル内は凸凹で,縦溝にタイヤを取られること数回.
落車はシャレにならん.

トンネルを抜け,北見方面との分岐.

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もちろん帯広方面へ右折.
ダム上にて記念撮影.

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もう一つの短いトンネルを抜けていよいよ斜度が上がる(アップダウンあるけど).
と言ってもこちらからの登りはかなり緩やか.
2~3%,たまに6%か.
晴天の中,景色を堪能しながら漕いでいると,あっという間に最終トンネルに.
ここを抜けると三国峠である.

まだ14時前.
カフェもオープンしている.

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ここで帯広からのTrace組と接触.
この後,層雲峡に下って本日は終了(宿泊)とのこと.

...な,なんだと??
こちらはまだ17時間以上残しているというのに.

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Trace組を見送った後,食事の提供が終わった三国峠カフェにて休憩.
ここは思い切って「サクラカフェラテ」¥750をオーダー.

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贅沢の極み.

水汲み場で水を補給.
そしていつもの看板で記念撮影.

いただき画像

なかなかこの天気はない.
日本でも有数の絶景.
初見のKさんは元より,ブルベで何度も来ているはずのPikaさんも感動していた.

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iPhone15 Pro

さていよいよダウンヒル
十勝エリアに突入である.

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(その2)へ続く ⇒ Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その2)

Amazonスマイルセールでのお買い物~チャリ関連ばかり

2024/6/17 Mon

生活をより豊かに

iPhone15 Pro

ほぼツキイチで開催されるAmazonのポイントアップセール.
6月は「スマイルセール」というよくわからない名称だった(ネタ切れ?).
つーことで色々購入.ほぼチャリ関連.

【トレーニングベンチ】

iPhone15 Pro

部屋が狭くなるのでこの手のグッズは増やしたくなかったが...日本製にひかれて買っちった.
格安商品のためか想像よりも軽く,安定感はあまりない.
Kazchariは小柄で軽いからいいけど,重量級の人にはおすすめできない.
組み立ても特にねじ止めなどは必要なく,角度調整のためのピンを三か所に挿すだけ.

ただし費用対効果は抜群.
昨年5月の落車後,チャリに乗れない時期に始めたのがこれ.

毎朝1年以上続けている.
おかげさんで肩こりや腰痛がなくなった.
そしてこのベンチのおかげでレッグレイズの負荷が段違いにアップ.
股関節伸展位からの開始となるため,むっちゃキツイ...が楽しい.

他の利用法も考えていきたい.

【日本企業】トレーニングベンチ インクラインベンチ ダンベル ベンチ 角度調節 組立超簡単 折り畳み式 収納便利 フラットベンチ マルチシットアップベンチ 腹筋 背筋 シットアップ 耐荷重300KG 筋トレ 家庭用 日本語説明書【メーカー保証:2年間】

【シマノ サイクリンググローブ】

iPhone15 Pro

サイクルウェアの中で一番の消耗品はグローブでは?
常に汗を吸い,摩擦に耐えているから.

昔はウェアに合わせてハデハデ系のモノを買っていたが,最近の流行にすっかり乗せられて,ブラックまたはダークブルー系を選ぶようになった.
今回は少しだけ安くなっていた世界のSHIMANO製
Sサイズでぴったり.

安全のためにはグローブ必須だと思うが,たまに素手でブラケット握ると妙に気持ちよかったりする.不思議やな.

シマノ(SHIMANO) サイクリンググローブ エアウェイ グローブ 22年モデル

【アンダーアーマー アンダーウェア】

iPhone15 Pro

サイクルジャージの下にはアンダーウェアを着ている.
吸汗即乾のためだ.
特にヒルクライム後のダウンヒルで,ウェアが汗を吸ったままだと...地獄.

これまで色々試したが,半袖はfinetrackのスケスケ.
長袖はパールイズミの半スケが機能的に満足.

特に長袖は疲労につながる日焼け防止になる.
それに水をぶっかけることによる気過冷却作用に期待している.
元々,長袖も2着所有していたのだが,台湾一周旅の際,壁に接触して大きく破れてしまった.
修繕もうまくいかず泣く泣く破棄.

で,代用として,以前からYouTubeの「コスパch」でよく紹介されているこいつを購入.

野球 アンダーアーマー ベースボール ウェア ヒートギア アーマー コンプレッション ロングスリーブ クルー アンダーシャツ クルーネック 丸首 長袖 1358646 UA

色々と効用が書いてあるが,一番気に入っているのは...値段だ.
お試しはまだである.

【電動ポンプ】

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ついに買っちった.
思い出せばその昔,5年ほど前かな.
一応自転車用と名だたれた,発売されたばかりの「電動ポンプ」を購入したことがあるが,何しろ大きく重かった.
20000mAhのモバイルバッテリーほどのサイズ.
ロードバイクだと,とても持ち運ぶ気にはならなかった.
それに最大で5Bar程度が限界だったような...
つーことで,ヤフオクですぐに売却.

で,時代は変わり,小型軽量・高性能で評判のこいつにしたわけだ.
実際に先月,Pikaさんが使っているのを見た,というのもある.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その3)

確かにそのサイズや性能には文句なし.
特にセカンドグレードの「AS2PRO」は表示パネル付きなのが良し.

値段だけがネックだったが,セールで安くなっていたタイミングで購入.
普段は公式が最安だったが,円安のおかげでAmaが逆転.

CYCPLUS 自転車 空気入れ 気圧表示 MAX 120PSI 携帯 電動ポンプ 携帯ポンプ 小型 電動空気入れ 米式仏式英式バルブ対応

運用上で気になるのが,従来の手動ポンプとの共用.
電動だけだと故障時などに不安だし,電動はチューブ組み込み前のちょい入れが難しい.
「結局ポンプも捨てられへんのか」が残念ポイント(とされる).

まぁ,ここは考えようやな.
思い切って電動だけの人も多くなってきているようだ.
いずれにせよ,グラベルライドブルベなどの荷物が多少増えてもかまわない場合で重宝.

【フェンダー】

iPhone15 Pro
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これは今度の「Flèche Hokkaido」対策.
雨天時にトレインを組んで走る際,後方の方の迷惑にならないように...装着するのが本場欧州でのマナーらしい.
我がブルベマシン,DOMANEにママチャリの様なフルサイズが付くかどうかわからんかったので,おしゃれなハーフサイズで.
効果なかったらどうしよう.

※ その顛末は次回のブログにて

ROCKBROS(ロックブロス)自転車 泥除け ロードバイク フェンダー 700c マッドガード 角度調整 泥よけ フロント リア 軽量 耐久性 取り付け簡単 柔軟性 PP材質 ブラック

【スパイスセット】

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チャリとは無関係の調味料セット.
これまでキャンプ用に老舗の「ほりにし」&「マキシマム」を購入していた.

何にかけても料理も美味くしてしまうので,キャンプ時のみならず,普通に食卓に鎮座している.
(使いすぎたのか)こいつらがそろそろ空に.
別のテイストも試したいということで3種セットのこいつを購入.

【万福】匠のスパイス3種類各1本ずつ3本セット (オリジナル・ガーリック・うまからワサビ)

意外にワサビ味がお気に入り.
この手のスパイスはAmaでも膨大な種類が販売されている.
色々試したいところ.
高いけどね.

以上,今月のお買い物でした.

Topstoneな第7回キトウシ国際サイクリング

2024/6/9 Sun

復活2年目

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曇り.温度:16 ℃,湿度:81%,体感温度:16 ℃,風速:7.1km/時,風向:S

東川の名物イベント『第7回キトウシ国際サイクリング』が開催された.
新コロ明けの昨年から通常運営.
つまり¥3,000の参加費で食べ放題のBBQが楽しめるという,道内1,2位を争うコスパ最高イベントなのだ(あぁ中札内)

昨年の第6回にも参加した.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

別にチームを組んでいるわけではないが,今年も同僚と学生数名でエントリー.
これをきっかけに,若人を自転車沼に引きずり込むのだぁー(成功例なし)

当日はキトウシ森林公園まで自走.
8時からの受付に間に合わせるべく,6時40分頃に家を出る.
もちろんトレーニングを兼ねたチャリのチョイスはTopstoneだ.

やや雨が心配な天気だが,余裕で到着.
「お城まで1本登っとく?」と『きとろん』のある高台まで登るが,城へのルートが開くのは9時からだった.

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8時前に会場in.
スタッフ,参加者を含め知人の姿を散見&挨拶.

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そんな中,ちょっとうれしくない噂を収集.

1)丘のまちびえいセンチュリーライドが今年で終了

今年9/8の第15回が最後らしい.
なにやら農家さんからの苦情が多いとか...
わからんでもない.
ここ数年は不参加だが,かつては第1回から数年連続参加していた.
その際,作業中のトラクターと参加者のトラブルも見たしな.
「オホーツク」と違って町全体で歓迎しているムードもない(らしい).

最近はインバウンド客の畑踏み入れ問題もあるし,とうとう堪忍袋の緒が切れた感.
大会自体も,60km+100kmの2日間開催だったのが,最近は1日だけになるなど縮小傾向だったしな.
集団走行がダメと言うなら,せめて新コロ禍で実施された「スタンプラリー」を復活してほしい.

過酷!びえい CYCLE STAMP RALLY 2021 ライド!

2)Cannondale Japanがなくなる

Cannondaleが日本から撤退.つまり総合窓口がなくなるらしい.
現在の新しい引き受け手を模索中とのこと.
ユーザーへの影響は?
もはや新車が買えない? メンテ,特にLeftyのような特殊機構は誰が?
全く予断を許さない状況.
昨今,TREKやスペシャのような巨大メーカーでさえ,常にセールを行っている.
やばいねぇ.

TREKが事業縮小とのこと

自転車業界がヤバいことに

以上,あくまで“噂”である.
公式からの発表がないので,むしろデマであることを望む.

さて,人が集まって来た.
自分もチームに合流.
8時半の開会式を待つ.

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スタートを待つ高級車がエグイ.
何も知らない学生たちに「あのPのつくチャリは200万コース」「あれはホイールだけで〇〇万円」「あのRで始まるウェアは〇万円」と余計な情報を教えまくる(これがチャリ趣味を避ける要因では?).

9時になった.
Aコース1班から出発.やがて我々の時間が来た.

昨年は曲がりなりにも学生のサポートをしながらゆっくりと進んだが,そうなるとタイムアウト⇒回収車もしくはコース短縮の憂き目に会いかねんので,すぐに見捨てる(これもチャリ趣味を避ける要因では?)

忠別ダムへの登りだけ踏むつもりだったが,ダメですね.
あまりにペースが遅いと脚がむずむずしてくる.
で,徐々にいつもの巡航ペースとなりゆっくりと前方へ移動.

やがて昨日お会いしたENIWA RACINGの方々を発見.
挨拶する.

で,いよいよ発電所で左折.徐々に登りが始まる.
色々話しているうちにSTRAVAのセグメント,緑の橋から始まる「忠別ダム管理棟ショート」にて,Canyon乗りのMさんに昨日のカミヒルでのリベンジを挑むことになった(無謀).

こちらのハンデはもちろんグラベルロードであること.
Mさんは...これまた初見の坂であること.

結果は...やはり残り200mぐらいでちぎられました(そらそうだ)
リベンジ果たせず.ぐぬぬぬ.

※ ゆるポタイベントでの競争行為はマナー違反です.良い子はマネしてはいけません.

いつものダム管理所前で補給(牛乳,バナナ,まんじゅう).
天気予報が良い方に外れ,快晴である.

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同僚と学生を待つ.
ところが,いつまで経っても学生が現れない.
4人のうち1人だけ登ってきた.

どうやら学生の内1名は10kmも進まないうちに足つりDNF.
残り2名は超スローペースにて到着が遅れそうとのこと.
やはり初心者にはキツいか(これがチャリ趣味を...(以下,略))

元々いた班が出発の合図.
これまた知人のNさんがエスコートリーダーだった.
ダムを渡って対岸へ.
天気が良い.
まぁ,いつも来ているので見慣れた風景だけど.

対岸に渡ってしばらくするとNさんがスピードアップ.
ダムから一緒に出発した参加者が次々に脱落していく.

Kazchariは...そらもうヤバい.
ガチ勢Nさん&エアロロードの組み合わせは強力無比.
必死のパッチでついていく.

これまたいいトレーニングだ.
鉄下駄ホイールに44Cのブロックタイヤで緩斜面を踏み込む.
これは何かの養成ギプスか.

トンネルを抜け,これまたおなじみの天人峡着.

そこでNさん一言「いやぁ,ついてきてもらって助かりました.エスコートスタッフが単独で走ると怒られるんですよぉ」

な,なるほど.
Kazchariはセルフで地獄を作っていたわけね.

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出発式では工事のため入れないとされていた「足湯」も入れるらしい.
数名が利用していた.

地元のKazchariはパス.
やはり,ここは冬に来て,ワビサビを感じつつしんみりつかるのがええねぇ...

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帰りが極寒やけど.

ファットな冬の天人峡ライド~ぽかぽか

つーことで,ここからUターン.
下り基調となる.
またまたENIWA RACINGさん達のグループ(トレイン)を発見したので,こっそりと後ろにつかせてもらう(いわゆる無賃乗車)

快適な走行後,右折して旭岳...へは登らず「湧水公園」へ.
そこを過ぎるとミネラルウォーターの工場があるのだが,その周辺に何やら不穏な雰囲気.

警察車両および救急車が停まっていた.
事故のようだ.
自転車も数台あったので参加者どうしの接触? 落車か?

詳細はわからずじまいだが,やはりチャリは危険な乗り物やな.
カラダを守るのは発泡スチロール製のヘルメットのみ.

以降は全体的にスピードダウン.
河川敷のサイクリングロードを,ENIWA RACINGのMさんと話しながらゆっくりと会場に戻る.

ゴール.
水とおにぎりをもらう.
同僚と学生をしばし待つ.

12時半,ほとんどの参加者が戻った後,いよいよBBQ開始.
ホルモン美味し.
クーラーボックスに入れてきたノンアル飲料が大正解.

しばらくして抽選会が始まる.
足つった学生がお菓子をGet!
夫婦で参加した同僚の方が『きとろん』の入浴券とお酒をGet!

肝心のKazchariは...(今年も)何も当たりませんでしたぁ~!
何か不正の匂いを感じるぞ!(晴れ男だがクジ運悪し)

で,全日程を終えて解散.
雨が降る前に自走で帰りますか.
それにしても快晴で良かった.

6月第二週は土日とも期せずしてグループライドになった.
自由過ぎる“ぼっち”ライドもいいけど,こういうのもベネ.

台湾一周(環島)ライド Day13 九份~台北

2024/3/29 Fri – 30 Sat

Last Bicycle Home

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曇り.温度:22 ℃,湿度:85%,体感温度:23 ℃,風速:6.8km/時,風向:NNE

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その2)

早朝の九份は静かだ.

iPhone15 Pro

久々に朝食付き.
階下に降りる.
ビュッフェではなく,ワンプレート式だった.

iPhone15 Pro

味はまずます.ようするにクセがないということ.
つーかオシャレすぎへんかこれ?
固定のトーストとサラダプレートの後は,フリーぶっかけのルーローハンで〆.

iPhone15 Pro

食事しながらagodaアプリを開くと,もし今晩(金曜日)この宿に泊まるなら現状¥20,000越えになっていた.やっぱり高級宿やん.

で,その高級宿でトラブル発生.
Kazchariはクレカ支払いの度にE-mail通知が届く設定にしている.
昨日受信したメールを確認すると,キャッシュで払ったはずのこの宿の代金(約¥6,000)が,なぜかカードでも引き落とされている.

おかしい.

こちらの勘違いかと思い,宿名の漢字表記とアルファベット表記を何度も確認.
間違いない.これは二重請求やな.
早速,agodaにメールで問い合わせてみる(日本語対応).
おそらく証拠の書類などの提出は帰国後になるかと思い,昨日はもらわなかった現金払いの領収書を宿のスタッフに書いてもらう.

※ 後日談:何度か面倒くさいやり取りの後,無事リファンド.宿とagodaの間に仲介業者がいるらしく,そこのミスとのこと.

さて,本日はいよいよチャリ走行最終日.
泣いても笑っても,今日は台北に戻り,チャリを返却する必要がある.

パッキングを終えて重量級のチャリを慎重に階下まで下ろす.

iPhone15 Pro

まだ人通りの少ない老街.
セブンイレブン出口まで押し歩く.

iPhone15 Pro この時間でないと撮れない画
iPhone15 Pro やけたなぁ...
iPhone15 Pro

登りに登ったこの道,今朝は快適にダウンヒルをこなす.
さらば九份.
ここは夜が美しい.

iPhone15 Pro

そして最終日もしっかり快晴.

ここからゴールの松山駅まではたった39キロしかない.
それでこの旅も終わる.

今日は急ぐ必要はない.

iPhone15 Pro

今日も今日とて信頼と実績のGoogle先生.
指示に従って進むと桜を発見.
日本(北海道)より一足も二足も早い.

iPhone15 Pro

これが見たかった.

そんなGoogle先生も,いつも通りにスタンド攻撃を開始.
国道を避けて脇道を案内してくる.

iPhone15 Pro
OLYMPUS TG-5

ホンマ,チャリで走っていて楽しい所だ.

iPhone15 Pro

川沿いのサイクリングロードにはしっかりと「桜花歩道」の名がついている.
桜を愛でる風習も日本由来か.
ちょ,待てよ.桜花って確か...

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

世に言う「メタルクワガタ(亜種)」ってヤツやね.
台湾にもしっかりある.
パニア付きだとホンマに通れんぞ.

OLYMPUS TG-5

こうした道は「基隆(Keelung)」まで続く.

基隆は別名「雨都」と呼ばれているらしく,台湾屈指の多雨地域らしい.
だが,本日は御覧の天気.
(自称)晴れ男の完全勝利である.

OLYMPUS TG-5

サイクリングロードや幹線道路を行ったり来たりで基隆を無事通過.

OLYMPUS TG-5

元々線路が走っていたであろうトンネル.

iPhone15 Pro

めちゃめちゃ雰囲気が良い.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

徐々に台北に近づく.
道が入り組んでくる.
これは落書きではなくアート?

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

密集しすぎ.
端の建物,歪んでへんか?

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
OLYMPUS TG-5

高架下のスクーター墓場.
将来のEVの姿か.

iPhone15 Pro

台北市内.
「松山駅」の表示も出てきた.
ゴールはもうすぐ.

旅が終わりの脳内BGMはやはりこの曲.

イメージはインドを走る列車なのだが,こうした長い旅の終わりにもぴったりだ.目頭が熱くなる.

OLYMPUS TG-5

すっかり都会である.
安全を考慮し,自行車走行可であれば歩道も走る.

そしてついに...

iPhone15 Pro

12時17分.
懐かしの「台湾一周0kmモニュメント」到着ぅ.

叫び出したいところだが,ここは文明国.
通報されそうなのでヤメタ(嘘).

さて,ここは自撮りだけでなく,自分とチャリとモニュメントの写真が欲しい.

iPhone15 Pro

ここは駅前である.
忙しそうに歩く方々から撮影してくれそうな人を探す.

ここで興奮気味だったせいか選択を誤ったかも...
とあるおばちゃんに(英語で)撮影を頼んだところ,もうこれ以上はないほどパーフェクトに嫌そうな顔.

しかも,調子に乗って「WRYYYYYYYYY!」ポージング.
本人は「ハイッ!」だが,おばちゃんの冷たい視線を感じる.

iPhone15 Pro

「謝謝」と言ってもニコリともされず.
こちらもすっかり申し訳ない気分になった...ホントすいません.

何かここで終わってしまうのも消化不良なので,深呼吸した後,今度は慎重に人選び.
ちょうど,男の子を二人連れた女性が近づいてきた.
そのお母さん,Kazchariの存在は全く気にせず,子供さんとモニュメントの写真を撮り始める.

これはジャストタイミング.
「この人だっ!」と声をかけて撮影を頼む.

で,撮れたのが本記事のサムネ写真.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

チャリだけでもない,Kazchariだけでもない.
これからの台湾を背負うであろう子供たちとのショット.
実によろし(ただの自己満)

このお母さん,都会住みのせいか英語が流暢.
お子さんたちは双子で,日本のことが大好き.
将来,行ってみたいという.
やはりアニメの影響かな.こういう時,何か渡せるおみやげがあると良かったなぁ(ゴール直後の高揚感が続いている)

丁重にお礼を述べて別れる.

さて,延長戦と言うべきか,ライドはまだ終わらない.
MathewBikeに行かねば.

iPhone15 Pro

初日に走った河川敷のサイクリングロードにのる.

それしてもこのオレンジ色のSurlyはよく走ってくれた.

荷物満載の中,パンクすらもなく約1000キロをノートラブル.
荒れた舗装路は元よりグラベルも楽勝で走破.
直進安定性も良く,ヒルクライムもそれほど...重すぎない.

天気に恵まれたということもあるが,つくづくレンタルで正解だったと思う.
特にあのジャングル...

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

あそこがDOMANEだったと思うとゾッとする.
下りでは落車したしな.

iPhone15 Pro

なぜか川の色がターコイズ.まるで青い池のよう.

Mathewbikeのすぐそばまで来た.
返却前にセブンで昼食.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro 嘉義風味鶏飯

そして真のラストランへ.
Mathewbikeに戻ってきてしまった.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

相変わらずあっさりしているおにーさん.
仕事は早い.
自前のサドルやペダルをちゃっちゃと取り外し,店のモノは店に返す.

[セラロイヤル] サドル 2354HRMA10034 ブラック/スカイブルー 145mm×長さ約280mm

シマノ(SHIMANO) ペダル(SPD) PD-EH500

この2つのアイテムには本当に助けられた.

iPhone15 Pro

旅する前の姿に戻ったSURLYは,静かに次のオーナーを待つ.

OLYMPUS TG-5

総走行距離は1,166km.

最後に台湾一周完走証明書をくれた.
特にログの確認をするわけではないので,正式ではないMathewBike独自のモノのはず.

にーちゃんに別れを告げ,トランクを引きずって(キャスター破損)士林駅まで歩く.

iPhone15 Pro

サイクルジャージのままMRTに乗る.
日本だと少々はばかられるが,台湾ではチャリもそのままMRTに乗せられる,つまりピチピチジャージがいても特に珍しくない.

悠遊カードの残金使い切り作戦.
台北駅で桃園空港行きに乗り換える.

本日,つまり最終日の宿はここ.

バックパッカーズ ホステル 桃園空港 (Backpackers’ Hostel Taoyuan Airport)

空港に一番近い安宿である.
とは言え,羽田のように空港内にあるわけではなく,やや離れた場所にある.

桃園空港駅着.

OLYMPUS TG-5

問題はここから宿にどうやって行くか.
どうやら歩いていける距離ではないようだ.
バカでかいトランクもあるし.

Google先生はバスを示しているが,そのバス停がどこなのかさっぱりわからん.
そこでインフォメーションカウンターのお姉さんに聞いてみる.

英語で話しかけると,たどたどしい日本語で「そこに行くならタクシーがいい」との返事.
空港のタクシーカウンターなら安全で大丈夫と,入国ゲート前まで行けと指示される.

なるほど.それがベストやな.もはやケチる理由はない.

タクシーカウンターでは,これまた親切な人に乗り場まで案内.
定額の180元で,あっという間に宿に着いたが,さすがに徒歩の距離ではなかった.
チャリなら無問題って...もうSURLYはない.

さて,本日の宿「バックパッカーズホステル桃園空港」の話.
めずらしくagodaの写真との乖離があまりないおシャな内装である.
ご主人も流暢な英語で意思疎通に全く問題ない.
アメリカンな雰囲気からして,向こうに住んでおられたのだろうか(想像).

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

明日のフライトは早い.
2時間前チェックインを考えると,ここを4時半には出発する必要がある.
流しのタクシーが捕まるとは思えない,かつ電話番号も配車アプリも使えないので,ご主人に手配してもらうことに.
早朝のため,ハイヤー扱いとなり250元.まぁ,これは前情報通りだった.

シャワーを浴びてドミルームに戻ると茶髪の若者が1人.

iPhone15 Pro

てっきり台湾人だと思い,英語で明日の早朝アラームについて謝ると,実は日本人だった.
名前はH君,19歳.なんとKazchariの1/3である.

2泊3日の初海外旅らしい.主に台北と台中を旅した.
この彼,めちゃめちゃ聞き上手で,おじさん,すっかり旅の思い出を語りまくってしまったよ.

今回の旅がめちゃめちゃ楽しかったらしく,バックパッカー旅にはまりそうとのこと.
うむ.いい事だ.
人並の幸せは遠のくかもしれんけどな(言い過ぎ).

H君も明日帰国するというので,先ほど予約したタクシーをシェアすることにした.

話し込んでいるとすっかり外は暗くなった.
で,その彼と夕食へ.
本当は桃園市内の夜市に行くつもりだったらしいが,ここからはかなり遠い.

宿の近くにセブンもあるので,レベルが高いという(Kazchariの感想)コンビニ弁当を食べることに.

iPhone15 Pro 最後の晩餐

彼には(ク〇ソ不味い例の)サロンパス味ドリンクと,”みんな大好き”20元のプッチンプリンを勧める.
ちなみに彼が選んだタイ式ぶっかけ弁当はむっちゃ辛かったらしい.

宿に戻る.

iPhone15 Pro

おそらく仮眠しかできないと想定しつつ横になる.
この宿,最大のウィークポイントはベッドにカーテンがないこと.
泊まる場合はアイマスクと耳栓必携である.

H君の話によると,このドミにはもう1人台湾人(琉球大学留学中)が泊まっているらしいのだが,まだ出かけている.
深夜,うつらうつらしていると,その彼が戻ってきた.
スマホのライトをつけ,スーツケースを開けてガチャガチャとうるさい.

作業を早く済ませてほしいので,「電気つけてもええで」と英語で伝えるも通じない.
ならばと,日本語に切り替えても通じない.
おかしい.琉球大学に通ってるのではなかったか?

つーことで,熟睡できない台湾最後の夜.
そういやレビューにあった旅客機の爆音は気にならなかったな.

そして3月30日土曜日.最終日の朝を迎える.

きっちり4時半に起きて出発準備.
玄関に迎えのタクシーの停車する音が聞こえた.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

これにて2024年の一大イベント,台湾一周ライドが終了.

人生は選択の連続.それを痛感した二週間だった。
まさにリアルRPG.
これほど楽しい遊びはない.
だから旅はやめられない.

ありがとう台湾.
そして,そこに住む全ての人々に謝謝.