2021/7/18 Sun
共通点はタイヤの数のみ
Scattered clouds, 31°C, Feels like 33°C, Humidity 58%, Wind 4m/s from W
快晴っつーか猛暑続きの旭川,日中のチャリライドは危険な日々が続いている.
そこで,5ヶ月待ちでようやく納車となったモンキー125.先日の日曜午前中はこいつの慣らし運転日とした.
Amazonセール時に様々なカスタムパーツを注文したため,場合によってはこの日が最初で最後の”ノーマル仕様”でのツーリングになるかもしれん.
行き来は漠然と紋別方面.
できればオホーツク海まで抜けたい...
さて,ホンマに久々のバイクツーリングである.
服装は半袖Tシャツにペラペラのウインドブレーカー.
安全を考えるともっとちゃんとしたウェアが良いのだが,厚手過ぎて死ぬ.
実はAmaでこんなのを見つけた.
寅壱 TORAICHI 8970-554 デニムライダースジャケット
なかなかカッコ良い.
正式にはライディング用ではなく作業着らしい.
まだ届いていないが,次回インプレやな.
足元はしっかりコミネ製.
Kazchari的にライディングシューズと言えばMotoFango.
それこそ20年モノだがまだ大丈夫.
もちろん今では生産していないようだが,下記の商品が直系の後継品っぽい.
コミネ(KOMINE) バイク用 GORE-TEX(R) ショートブーツ ブラウン 25.5cm BK-065 632 防水
以前の装備品を倉庫から引っ張り出す.
まず,ラフ&ロードのアタックザック ⇒ 問題なし.
マグネット式タンクバック ⇒ モンキーの小ぶりなタンクにもぴったりフィット.そらそうだ.ずっとオフ車のBAJAで使っていたし.
地図はもちろんツーリングマップル.
このアナログ感が最高(スマホもあるけど).
実はこいつに興味がある.
スマホをハンドルバーにマウントして使うと,その振動のためにカメラの手振れ補正が壊れる話をよく耳にする.
そのトラブルを解消するのがこのグッズ.
実に便利かつ安全・安心のガジェット.
そやけど冷静に考えると,その必要性に疑問.
現在購入保留中.
さて東川から桜岡を抜けて順調に走行.
ホンマええバイクや.
【気になる点その1:停車時の振動がすごい】
ミラーがぶれて後方の状況の把握困難.走行中を含めハンドルを握ってたらそうでもないけど.
【気になる点その2:リアサスペンションのキズ】
普通に乗っているだけで,サスの内側の黒いパイプが傷だらけになってしまう(元々ネット界隈で話題).
これ,設計ミスとちゃうのん?
Kazchariの”青猿”は生産終了ギリギリモデルのはずなので,マイナーチェンジで修正されているかなぁ...と思ってたんですが,ダメでした.
噂では新型のリアサスは別物になったそう.評判が良ければ取り寄せて交換したい.
と言いつつもサスの挙動そのものに不満はない.うちのハスラーくんのフニャフニャサスよりずっとマシ.
桜岡のこの池,お気に入りである.R39に合流し,R273へ.
丸瀬布に向かうが,この国道は重複しまくっている.
交通量が極端に少ない.そして似たような風景が延々と続く.
【気になる点その3:ポジション】
こうした道ではじっとしているのが苦痛.
1人乗りと割り切ったせいでシートの厚さ,幅,長さに文句はない.
ケツに違和感が出てきても,ポジション変更自由自在.
できればアメリカンのように,アディショナルステップが前方にあるとさらに...ってそれはいらんか.
北見峠(?)かな.
【気になる点その4:エンジンパワー】
慣らし運転中ではあるが,法定速度+αは余裕.
坂道も極端な斜度でなければ,4速のままでもカラカラ登っていく.
そう,ロードバイク(人力)に比べれば,全道平地と言っても過言でもない.
そやけど,普段ようこんな何もない,ひたすら坂だけが続く道を「ハァハァ」「ゼェゼェ」言いながら登ってるなぁ...変態以外の何者でもない.
道の駅「まるせっぷ」着.
暑い暑い.
腹が減ったが新コロ対策のせいでレストラン休業中.
【気になる点その5:ライト】
ここまでの国道で長いトンネルを何度か通った.
そう,ライトが暗いのである.
LEDがウリなのだが,常用のローだと上半分(+横の半円状)しか点灯しない.
対向車がなかったのでハイにしても,それほど変わらない.
何ルーメンだ?
手持ちのチャリ用ライト,OLIGHTやらLEZYNEの方が明るいような気がする.
注文済みのハンドルブレースが届いたら,このチャリ用ライトとの併用を試してみるべ.
スピードラ SSK アジャスタブルハンドルブレース 225mm-330mm クランプカラー:シルバー センターバーカラー:マットブルー
昼食は近くのセイコマにて.
「チキン南蛮弁当」.
何度も言うが暑い.ひたすら暑い.
ここまでくると雨が恋しくなってくる.
出ました.36℃の表示.
ここはホンマに北国北海道なのか?
これまでの人生で,この気温に匹敵するのはメキシコの内陸部チアパス州および8月のカイロぐらいか.
ここの分岐は左折,道道305で滝上へ向かう.
道の駅「香りの里たきのうえ」着.
ピンク色の芝桜ソフトが有名だが,ここはソフトよりアイスが欲しい.
この先の無補給区間を考えると,水と食料を...と考えてしまうが,それはチャリでの発想.
オートバイだと60kmを1時間で走破してしまう.
道道61,101号をつないで帰路ルートへ.
例によって交通量皆無.民家もほぼなし.
標高が高い所を走るせいか,気温が下がり風もでてきた.
こうした道も普段チャリで走っているとは,我ながら信じられん.
愛別町を経由して無事帰宅.
トータルで300キロほどの試走だった.
いやぁ,これまで強敵だった激坂とか向かい風とトモダチになりましたよ.
ただ困ったことに...運動強度が全然足りない(当たり前).
欲求不満ゆえ,帰宅後は速攻着替えてDOMANEくんでライドに出かけた.
同じ二輪でも全然ちゃう乗り物やな(当たり前).
チャリは常に自分の肉体と会話しつつ乗っている.
筋肉・心臓・呼吸,全てを意識して使う.
オートバイはひたすら楽(手首ひねるだけ).
とは言え,以前であれば125ccで300kmも走れば,ヘロヘロやったような気もする.
さて,お手軽な負荷コースと言えば忠別湖ダム.
既に4時過ぎだがまだ暑い.
ダムからの下り,道端でパトカーが3台停車していた.
まさかこんなところで取り締まり?
そしてもう一つの仮説が頭に浮かぶ.
警官に尋ねると,案の定...「熊が出たので気をつけて走ってくださいね~」だそうな.
いやはやこの辺りも危ないのか.
オートバイとチャリ,双方にメリットとデメリットがあるが間違いなく両方とも楽しい.
これらの趣味に出会えたのが人生最大の喜びかもしれない.
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