2020/7/9 Thu
続きましてリアライト
フロントよりもリアライトの方をたくさん所有している.
そして安全面からも自転車に付ける個数が多くなる.
問題なのが,リアライトに関するルール(マナー?)の複雑さ.
単に明るければ良いというわけにはいかない.
たとえば「点灯か点滅か」に関するブルベのレギュレーションはローカルでルールが違ったり,年によって変更があったりとわけがわからない.
「点滅不可(後方を走る人が幻惑されるため)」「昼間は点滅可」「2つのうち一つだけは点滅可」「ヘルメットライトは点滅可」などなど組合せは様々.
正直,ランタイムと自分の安全性で考えるなら,できるだけ点滅で走りたい.
では,道路交通法上はどうなっているのか,あらためて確認してみた.
夜間の道路を通行する場合と、50m先が明瞭に見通せないトンネル内等を通行する場合には、ライト(前照灯・尾灯)を点灯しなければならない。
なお、尾灯については、反射器材(後方反射板)を装備している場合には点灯しなくとも良い道路交通法で義務付けられているライトの「灯火」には、点滅も含まれ得るものと解されている。[警察庁]
そのため、点滅のみしか点灯していなくとも、そのことのみをもって直ちに違反(無灯火)となるわけではない。
条例で定められている基準を満たし、所要の目的を果たすものであれば、点滅のみの点灯であっても道路交通法上は差し支えないこととなる。引用:https://law.jablaw.org/br_light
つまり,プライベートで走る場合には「昼夜問わず点滅でも可」という解釈で問題ないはず.
実際,最近のプライベートなロングライドでは,リアライト2個(昼間1つ,夜間は2つを点滅使用),さらにヘルメットライトを追加しての計3個が標準装備となっている.
つーことで,現時点での保有リアライトをチェック.
【BONTRAGER flare R】
フロントの「ion800」と同時購入.
あらためて調べてみるとなかなかの高スペック.
USB充電式.65ルーメンで昼間点灯4h15m,昼間点滅5h45m.夜間モードだと大幅に伸びる.
コンセプトとして日中の視認性向上を図ったとのこと.
シートポスト装着型なので,サドルバッグをつけている時には使えない.
残念な点として,防水を謳っているが雨に弱かったりする.
以前豪雨のライドイベント後,点灯しなくなった(乾燥後復活).
他にも故障報告があるようで,充電口のゴムの密閉度が低い?
結果,荷物の少ない晴れの日帰り用.
視認性はめちゃめちゃ良いようだ(友人談)
現在は後継機が売られている.
【CAT EYE TL-LD155-R OMNI5】
ブルベ用に2個所有.単四電池式.
連続点灯100時間を誇るOMNI3(LEDの数が3個)も考えたが,なぜか購入検討時,どこもかしこも売り切れだった.
生産中止と勘違いしたブルベな人たちが買い占めた?(ナゾ)
今では普通に購入可.
キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト [TL-LD155-R] OMNI5 リア用
このモデルの最大の欠点は,振動で赤いカバーが外れやすいこと.
Kazchariをはじめ,ほとんどの人がゴムバンドで補強している.
どうしてメーカーは対処しないのか不思議だったが,昨年になってこんなのが発売.
キャットアイ(CAT EYE) テールライト TIGHT 防水 IPX7相当 点灯約120時間 ロングライドに最適 走行中の振動に強い頑丈なボディ TL-LD180-R
ええ,この耐振動,防水構造に惹かれてポチりましたとも.
ランタイムも文句なし.現在最強のリアライトか?
実は未使用で箱のまま保存中.
いつデビューさせようか?
【CATEYE TL-LD570R】
単四電池式.デカイので目立つ.おまけに中心にリフレクターが埋め込まれていて,万が一電池が切れても安心.
海外ブルベではリフレクター必須らしく,このライトでないと認められないとか.未来への布石?
特徴としてオート機能があること.暗闇+振動で点滅/点灯する.
ただし…日中の停車時には反応しないので,電池が切れているかどうか,故障しているかどうかがわかりづらい,という欠点もある.
リアライトの特性上,泥はね水はねで汚れやすいが,パッキンの作りが甘く,色々侵入してそうな痕跡あり.大丈夫か?
また,オート機能に関しては,“心”の問題もある.
例えばトンネルに突入した際,暗闇に反応して作動しているはずだが「もし壊れていたら…」と気になり股間から後方をのぞき込んで確認してしまう.一瞬ではあるが,もしこの時,前方に穴でも開いてたら….アウトだろう.
キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト [TL-LD570R] リフレックスオート 自動点灯消灯 JIS規格適合リフレクター
【CATEYE SL-WA100 WEARABLE X CLIP-ON LIGHT】
こいつもなかなかの優れもの.
USB充電式で重量はたった16.5g
視認性もめちゃめちゃ良い.まぶしい.
クリップ台座をつけて,サドルバッグやジャージの後ろポケットに”挿す”使い道の他,KazchariはR250の「おにぎりリフレクター」にセットして使用.適度な重しになって,リフレクターの位置も安定する.
キャットアイ(CAT EYE) セーフティーライト SL-WA100 WEARABLE X CLIP-ON LIGHT 充電式 544-2601
R250(アールニーゴーマル) おにぎりリフレクターDX テールライトポケット付 R25-L-REFLECTORWP
【CATEYE TL-LD700-R RAPID X リア用】
先日のロングライドで初出撃.
それまでは中華激安系リアライト(送料込み220円!)を使っていたのだが,最近ランタイムが短くなってきた(それでも7時間はもつ).
その後継として,シートレールに取り付け可能なすっきり流線形デザインに惹かれて購入.
キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト TL-LD700-R RAPID X リア用 USB充電式
USB充電式.先日の16時間,327kmのライドでも,最初から最後まで問題なく”点滅”していた.
デザインも良いし,長短距離問わずレギュラーライトに決定!
【Knog Blinder MINI NINER REAR】
(フォト)
詳細は以下に.
KNOG Blinder MINI NINER REAR
USB充電式の極小・軽量ライト.
Frontとペア.
メリット・デメリットも同じで,ロングライドには全く向かない.
視認性は悪くない.
以下はヘルメット用のリアライト.
【BikeGuyシリーズ】
最初に買ったのが電池式の方.
CR2032×2で駆動.わずか15g.
これでも十分明るいが,しばらくしてUSB充電式も出た.
光量が若干さがり,厚みがでたが重量はほとんど変わらない.
ホンマにまぶしいのでコンビニなどでは顰蹙かも.
目立ちすぎて,先日は女子中学生に指さされて笑われた(気がする).
いずれにせよ,両方とも残量がわからないのだけが欠点かな.
Bikeguy トライスター充電式 LEDリアライト 防水 強力発光
つーことで,来年参加予定の『納沙布岬1200km』時のライト装備を想定.
(フロント)
・BONTRAGER Ion800R
・LEZYNE POWER DRIVE 1100i + パワーバッテリー
・中華製18650 + 予備バッテリー26650×2
(リア)
・CATEYE CATEYE TL-LD570R
・CATEYE TL-LD180-R
・CATEYE TL-LD700-R RAPID X リア用
・CATEYE SL-WA100 WEARABLE X CLIP-ON LIGHT
(ヘルメット)
・CATEYE URBAN HL-EL145
・BikeGuy トライスター(USB)
そして忘れてはならない大容量充電器.7/9現在,3000円を切っている.
最新のライトはサイコンと連動し,オンオフや光量の調整,クルマ接近時のアラームなどいろいろとハイテクになっているらしいが,まだそこまでのこだわりはない.
もちろん,気になる製品が出たら…また買う?