2022/1/20 Thu
終活五カ年計画.
経済評論家の森永卓郎氏が先日,朝のNHKニュースに出演していた.
老後の生活に必要な資金として,以前発表された2000万どころか,5000万円必要と提唱していた.
まぁ,あまりに非現実的な額なので,スルーするしかないのだが,当の本人は「トカイナカ」という造語を用い,物価の高い都市部を離れるものの,ど田舎ではなく,その中間的な場所に住み,農業などによる半自給自足を提案していた.
勝手な想像かもしれんが,不安をあおる一方で,自分のセミナーや著作物の購入に誘導する手口なんやろなぁ(ボソ).
年収200万円でもたのしく暮らせます コロナ恐慌を生き抜く経済学 (PHPビジネス新書)
そもそも老後にいくら必要かなんて個人差が大きすぎるので,一律で語るのは無理があると思うけどな.
とは言え,額はともかく,リタイヤ後のお金の問題が切実なのは確か.
誰もが今の生活水準を落としたくないはず.
老後を考えるにはまだまだ早い若者でさえ,意識高い系界隈ではFIREこと「早期リタイヤ」願望が強くなっているらしい.
「目指せ,年収800万!(←幸福感の閾値) 金融資産2億円!(←利子4%でFIRE!)」
だそうな.
お金そのものは,みんな大好きなのに,公言すると嫌われる.
いずれにせよ,豊かな未来を築きたければ,国に頼らず自分で掴み取るしかないには全面賛成.
とまぁ,そんなことはさておき,節約⇒貯金だけではなく,好きなモノを買う,好きなことをすること,つまり消費も悔いなき人生のためには必要なこと.
人生経験は消せない(消したくない)財産だが,かつて衝動にあかせて購入したモノであれば,再び資産化できるはず.
つーことで,久々に不用品の売却をヤフオクで再開した.
1週間ごとに5品程度の出品をルーチン化.
思ったより,そこそこの値段で落札されていく.ありがたい.
ちなみに売れたのはこちら.
以上3点が約¥30,000で売れた.
転売目的ではなく,オタク趣味が講じて,気に入って買ったモノたちなので,少々寂しい気分,
しかし,これも”終活の一貫”と捉えよう.
フィギュア棚を見て「とーちゃんが死んだらこれどーすんの?」と,たまーに家族から(ひきつった)笑顔混じりで言われるが,いつかそれは間違いなく現実化するしな.
さて,以前の記事にも書いたが,Kazchariの資産形成法は,ほったらかしのインデックス分散投資である.
先に上げた厚切りジェイソンの著書も同様のパッシブ投資を推薦.
投資ド素人のKazchariも,この方法で確実に利益が出ているのでおすすめする.
一応,+αとして個別企業株も2社保有.
それは「イオン」と「GEO」である.それぞれ株主優待の最小権利となる100株を所有.
購入後,売りも買い増しもしていない.
ご存知の通り,新コロ禍にあっても(だからこそ),イオンの業績は良いのですよ.
配当金もそこそこ出るし,「ザ・ビッグ」を使うことが多いKazchari家では,キャッシュバックはありがたい.
問題はGEOである.
この記事内では勘違いしていたのだが,株主優待のレンタル半額制度は2021年12月で終了していた,
先日訪れたGEOのセルフレジでの会計時,これまではコミック10冊レンタルが¥275だったのが¥550と表示された時の驚き!
わかっていたとは言えショックだった.
確かに微々たる額とは言え,人は損することに敏感.
ネット上の株コミュでは,この半額制度の復活を望む声が多い(かつて復活したことがあったそうな).
リユースショップであるセカンドストリートの割引券は継続しているものの,こっちはあまり使わんし.
何より心配なのは企業としての将来性.
レンタルからサブスクの時代への移行に失敗したよなぁ...
日本企業を応援したい気持ちはあるけど,この改悪はダメージが大きい.
というわけで,2014年以来,保有し続けていたGEO株の売りを考えている.
2022年1月20日現在,GEOホールディングスの株価は¥1156円.
¥909円で買ったので,現状,+¥24,700
手数料をいくらを取られるかわからんけど,ここ数日で売れば¥20,000程度のゲインはありそう.
復活するかどうかわからん半額サービスを待つより,この資金を他に回すほうが正解かもなぁ...
さて,色々ほざいていますが,最後に決り文句.
投資は自己責任.銀行に預けっぱなしも自己責任.