2021/6/30 Wed
痛みに弱い
Scattered clouds, 27°C, Feels like 27°C, Humidity 50%, Wind 3m/s from NNW
近年まれにみる阿鼻叫喚の『Tour de France 2021』.
地獄の1~3ステージを終え,第4ステージは最後のブルターニュにおけるラインレース.
プロフィール上は平坦=スプリントステージである.
前半20kmほどは第3ステージの無茶なコース設定への抗議のため,スロー&ストップによるストライキが行われた.
こういう問題は難しいよな.
スリルを減らすとエンタメ性低下⇒視聴率低下⇒スポンサー離れの悪循環...
しかし落車続出レースも避けるべきである.負傷によって下手すると引退,もしくは復活までに時間がかかる(あぁフルーム).
さて,その第4ステージ.
カベンディッシュのまさかの復活勝利!
Kazchariがツールを観だしたのは2013年から.
当時のスプリント四天王と言えば,キッテル,グライペル,サガン,そしてカベンディッシュ.
キッテル以外は現役なれど,3人とも往年の力は失われた...と思っていた時期がKazchariにもありました.
いやぁ,カブのゴールの瞬間,それほどスポーツヲタでないKazchariも思わず叫びましたよ.
チームメイトは元より,他チームのライダーからも祝福される映像は泣けました.
で,本日は『旭ヶ丘ヒルクラ』前,最後のガチ登りのつもりで旭岳に向かう.
午後から有給取得の本気モード(そうなのか?)
いつもの軽量ホイール(BONTRAGER Paradigm Elite)を装着してクルマで出発.
デポ地点の親水公園に向かう.
登る前には「おいしい水」を補給.
さぁ行こう!
旭岳と言えば,最初の8%が一番きつい.
ここで踏み過ぎて,後はダラダラ...ということが多かったので,逆に今日は「高ケイデンス+引き足」走法で抑え気味に登る.
この時期は植物のフワフワな種が飛び交っていて,口に入る.
ガマ岩までガマンしたら,しばらく平坦コース.
アウターに入れてタイムをかせぐ.
再び登りが始まる.
ここで半分ほど消化.
いつもよりケイデンスが明らかに高い.
勾配に合わせてリアのギアを変える.
水を補給.
呼気二回,吸気一回のペースを保つ.
足がだるくなってきた.
心肺はまだ余裕(ここがダメですね).
建物が見える.
足(の筋肉)が痛くなってきた.
後2回ほどやや急な坂を登れば,ロープウェイ乗り場の駐車場,すなわちゴールが見えてくる.
ダンシングに移行...しようとするが太ももプルプル.柔すぎる.
ゴール...
帰宅してからのGarminデータの確認が楽しみだ(記録更新したと思った?残念)
ビジターセンター(新)にて,お楽しみの炭酸タイム.美味い.
さぁ,帰ろうと,外に出るとゴロゴロと雷鳴が聞こえる.
そして黒い雲が見える.
やばい...
ダウンヒルに備えてジレを羽織る(持ってて良かった).
少し下るとすっかり土砂降りに.
隠れる建物などどこにもないので,バチバチと身体に打ち付ける雨粒をガマンしながら,デポ地点を目指す.
寒さはそれほどではないが,降り始めの路面は滑りそう.
そしてリムブレーキの効きは明らかに低下.
ようやくデポ地点に戻ってきた.
いつも積んでいるお風呂グッズからタオルを取り出し,びしょびしょの身体を拭く.
チャリを積み込んで早々に出発.
帰宅後,Stravaでタイムを確認.
ベストタイム41:52に対し,本日は...♪デケデケデケ...42:39! なんでやぁ~
教訓:ウォームアップが足りなかった(ということにしておこう).