2024/2/9 Fri
これですっきりだ
昭和レベルのどうしようもないアナログ対応にブーたれたKazchari.
「ゆるざん!」と拳を握り締め,このもやもや感を解消することにした.
つーことで貴重な有給休暇を1日申請.
M銀行の札幌支店に殴り込...じゃなかった乗り込むことにした.
コスパを鑑み,札幌へは高速バスを使う.
夏ならモンキーやったけどな.
高速バスの出発地は旭川駅である.
自宅近くのバス停から駅に向かうバスの始発は7:30.
余裕を持って家を出たところ,7:20にはそのバス停に着いてしまった.
早朝なので気温はマイナス10℃を越える.
長時間の待ちはかなりヤバイ...と,思ったら,すぐにバスがやってきた.
おお,中で待てると思ったら,乗り込むや否やすぐに出発.
まだ24分なのだが...ギリギリに着いていたらヤバかった.
平日朝なので通勤通学の乗客が多数.
渋滞とも相まって,駅への到着は8:04.
残念ながら8時発のバスに間に合わず,8:30の便にする.
往復チケットは¥4,700.
数年前は¥3,000台だったように思う.高くなったなぁ...
それでもJRの約半額.助かる.
通路をはさんだ隣席は(たぶん)台湾人旅行者.
深川あたりの雪景色を見て大騒ぎしていた.
KazchariはバスのWiFiにつないでYouTube.
これがなかなか面白かった.
「宗谷600」なぁ...今年どうすっかなぁ.
特に天候も荒れず無事札幌,時計台前で下車.
目指すM銀行はすぐそこである.
見つけた.
銀行のリアル店舗を訪れるなんて何年ぶりだ?
長時間待たされるかと思いきや,1時間待ちぐらいで案内される(それでも長いか).
ここに来た目的は大きく2つ.
1)カードローン統合型を普通口座に変更
そもそもいつの間にか設定されていたこいつのせいで,ネットでOlive開設ができず,わざわざ出向くことになったのだ.
対面の手続きでもラチあかへんかったら暴れてやる!
「すまん息子よ.とーちゃんは犯罪者になるかもしれん」と言い残しては来たが...あっさりと口座番号そのままでカードローン契約は解除された.
カード,マイナカード,ハンコの提出だけで済んだが,どこに対面の必要があるのか,いまだにわからん.
窓口のおねーさん曰く「90年頃に口座を作ると,ローン特約がついてくるのが当たり前でした」とのこと.バブルやな.
その後も,おねーさんの指導の下,スマホ画面を見ながら設定サポート.
確かにややこしい箇所もあったので助かった.
2)旧札の入金
先日,物置を整理中,古いアルバムに挟んであった聖徳太子の¥10,000と岩倉具視の¥500を見つけた.
ヨメさんのへそくりではない.
ちゃんとKazchariの私物である.
諭吉に変わる前に記念にとっといたんかな,過去の自分.
日本銀行が無効を宣言していないので,今でも市場で普通(?)に使用可能.
そやけどコンビニバイトの若いにーちゃんとかやったら,外国の紙幣,もしくは偽札通報されかねん(なんかそんなニュースがあったような).
とりあえず自販機は無理でしょう.
番号揃いのレア紙幣であれば,額面以上の価値があるらしいが,残念.ごく普通の太子くんでした.
検索すると,日本銀行に行けば諭吉と硬貨に変えてくれるようだが,面倒なのでこの場での入金を頼んだ.
これまた,おねーさん曰く「聖徳太子の一万円札は偽物がものすごく出回っていますので,確認に時間がかかります」とのこと.そうなの?
つーことで,少し時間が経つとOliveのクレジット審査も通り,無事NLとの2枚持ちとなった.
いろいろと特典が付いてくるのだが,一番のポイントは「年間100万円のご利用でVポイント10,000pt進呈!」が2枚のカードそれぞれに適応されることやな.
ようするに20,000ptゲットの可能性があるわけだが,年間200万も使いますか?
さて,この終わりがないかのように思えた戦いにもようやくけりが付いた.
都会嫌いのKazchariは,雪まつりの見学なんぞせずにクールに去るぜ.
中央バスターミナルから12:35発の旭川行のバスにそそくさと乗り込む.
順調にいけば15時頃には旭川に戻れる.
おっ,映画でも行きますか.
つーことで駅前の「イオンシネマ」にて,原作再現度が半端ないと評判の『ゴールデンカムイ』を鑑賞.
株主優待で¥1,000.
おまけでドリンクかポップコーンのサービスチケットも付いてくるのだが,2月いっぱいでこのサービスは終了らしい.残念だ.
さて本編.
実写の邦画作品を劇場で観るのは久しぶり...ってこないだ『G-1』観たやん.
あっちもそうやったけど,日本の特撮系映画も低予算ゆえのチープ感は感じさせなくなってきたなぁ.
CG技術の進化のおかげだろう.
「金カム」に出てくる羆も狼も,完全とは言わないが違和感ほぼなし.
ストーリーは,うわさ通り驚くほど原作に忠実.
地獄の「二百三高地」を長めにし,一方で連続描写可能なエピソードはまとめるなど編集が素晴らしい.
序章ゆえ,クライマックスが作りにくいハンデの中,馬ぞり戦闘シーンにボリュームをつけている.
そして,見事に続きが気になる映画となっている...いや,これもう「第二部」の撮影済んでるんちゃう?
昨年の9月にEMONDAで望岳台に行った際,撮影中のアシリパさんの後ろ姿を見た.
しかあし,今回の映画に十勝岳のシーンはない.
それにエンドロールの協力自治体にも「美瑛町」がなかった.
つまり続編に登場するのだろう.
原作でも網走に行く前に大雪山を越える話もあったしな.
変態度が加速していくこの漫画,ここからが正念場か.
江渡貝くんと姉畑先生に期待ッ.
つーことで,面白かったです.
アニメにせよ,実写にせよ,ここのところ日本映画が絶好調.
何があった?
もちろん気になる点も少し.
まずはアシリパさん.
悪くはない.悪くはないが,いかんせん身長が高すぎる(159cm).
周囲の人間に子ども扱いされる場面では脳内補完要.
まぁ,子役に「〇〇〇先生!」とか「ウコチャヌプコロ!」とか叫ばせるのはコンプラ的にアウトでしょう.
次にキャスト発表時のキーヴィジュでも言われてた「衣装がキレイすぎる」問題.
本編では,場面によってはちゃんと汚れていたりするが,次のシーンではまたキレイに.
まるでヤマトの外装ダメージの様.特に杉元の青い外套に違和感.
ぐらいかなぁ.
いずれにせよ,このペースだと完結まで何部作になるんやろ?
識者によると真面目に作ったら15部作ほどになるとか...キャストの年齢が心配(あぁレイア姫).
そうか,人物もCG修正か!
ところで鈴木亮平と阿部寛はどの役ですか?
山崎賢人は『キングダム』もあるしな.忙しすぎる.
はたして日本の映画力で合従軍編は再現可能なのか?
さて,映画鑑賞後はヨメにクルマで迎えにきてもらい,家族で「はま寿司」に行ってから帰宅.
今日は全ての物事がうまくいきすぎてご満悦.
その勢いにまかせてか,ついに”アレ”をポチッてしまった.
到着が楽しみだ.