2021/8/25 Wed
とうとう発令...
「出すのか出さんのか」とヤキモキしていたら,出てしまった緊急事態宣言.
今回は北海道全域のため,音更発となる【BRM828アタック三国峠300】の開催が中止となってしまった.
残念だが仕方がない.
前泊の宿もキャンセルした.
気を取り直して,今週末はどこかで「オレの夏休み」を満喫してやる!(計画中)
残るブルベは【BRM926十勝】のみ(エントリー済).

これも日程的に微妙.
祈るのみ...
2021/8/25 Wed
とうとう発令...
「出すのか出さんのか」とヤキモキしていたら,出てしまった緊急事態宣言.
今回は北海道全域のため,音更発となる【BRM828アタック三国峠300】の開催が中止となってしまった.
残念だが仕方がない.
前泊の宿もキャンセルした.
気を取り直して,今週末はどこかで「オレの夏休み」を満喫してやる!(計画中)
残るブルベは【BRM926十勝】のみ(エントリー済).
これも日程的に微妙.
祈るのみ...
2021/8/23 Mon
距離を走る
終焉を見通せない対新コロ戦争.
まだまだ予断を許さない状況であるが,個人の力だけでどうこうできる問題でもない.
仕事を失ったり,収入が減るようなことがないだけ幸せと考える.
何より,毎日趣味を満喫できている.
とは言え,今年のチャリイベントも,開催中止もしくは制限の中でかろうじて実施されている状況.
ヒルクライムレースに出たりしたが,やはり本業(?)はブルベ人.
決められたロングコースをだらだら走る快感.
プライベートライドとはまた違う楽しみがある.
そのブルベも緊急事態宣言やらまん防が発令されたり解除されたりと二転三転したおかげで,中止や延期,出発地点が変更になったりと大混乱.
とは言え,エントリーしなければ何も始まらない.
つーことで,Kazchariのブルベ活動の現状について.
【BRM828アタック三国峠300km】
正式ルートで初参戦となる.
2018年に同名のブルベを完走済みだが,その時は幌鹿峠が未開通だったので,主催者曰く「不完全」だったそうな.
当時は人生2度目のブルベ,しかも最長で,走行スキルが未熟だった.
後半キツかったなぁ...
その思い出を振り返る.
屈足温泉のスタートから三国峠までは約100km.
足切りタイムには間に合い,名物のカレーも食べることができた.
次は石北峠.
おそらくツール・ド・北海道のための道路工事中で,ダウンヒル中のコーナーに縦段差があり,ハンドルを取られて落車しそうになった(GoPro映像あり).
実際先行していた方が落車し,路肩の草むらで傷の手当とチャリを修理していた.
さすがに今では工事は完了しているだろうけど,やはり下りは要注意.
温根湯のセブンでだいたい200km消化.
ここからは南下していく.
徐々に暗くなる道.
初の夜ブルベへ.
一番思い出に残っているのがこの夜間走行.
コース上,照明がほぼない暗闇の田舎道を走ることになった.
小型ライトの頼りない光だけがチャリの前方をわずかに照らす.
周囲は暗闇.空には満天の星.
BGMは『月の繭』.
「宇宙旅行ってこんな感じやろなぁ...」と素晴らしい体験だった.
ゴールの屈足温泉に戻る.
15時間12分の旅.
営業終了に間に合ったため温泉に入った.
めちゃめちゃ股間が痛くて洗えなかった.
仮眠もとらずにクルマで帰宅.
未開通だった幌鹿峠は翌年の【新十勝200】で走破.
この時は大雨の中,糠平温泉側から登攀.
帯広側からは昨年,プライベートで走破している.
さて,週末開催の2021年版アタック三国峠.
エントリーリストが公開されたが,なんと参加者は18名と少な目.
通過チェック1つ,PCも2ヵ所.
相変わらず三国峠の足切りタイムが設定されているが(おおよそ6時間半後の13:08),まぁ,大丈夫でしょう.
前回はスキル不足かつ,装備が重すぎた.
今年のスタートはランドヌール札幌ブルベでおなじみ「クロスコート」である.
前泊の別宿も確保済み.
翌日の駐車許可もいただいた.
感染予防に細心の注意を払いますので,旭川ナンバーを差別しないでください.
その次のエントリー済みブルベは【BRM911石狩200km】だったのだが...
石狩管内の感染状況悪化が原因で,来年に延期となった.
今回のエントリーはそのまま有効らしい.
せっかくの記念大会やねんけどなぁ...
特別メダル欲しい.
ちなみに同日開催の【BRM911旭川200】も延期となった.
石狩200に関しては,貴重な記録を発見.
そして,今年の5月開催が延期となった【BRM926十勝200】.
ここも宿確保済み.
約1か月後だが,帯広(すでに結構感染者出ているけど...)大丈夫か.
初めて走るルートだが「中札内グルメフォンド」とかなりの部分かぶるド平坦ルート(たぶん).
こいつも楽しみ.
いずれにせよ,間近に迫る【アタック三国峠】.
久し振りということで,ブルベ用新兵器を用意.
まずブルベベストを新調.
これまで使っていた「R250」製も悪くないのだが,残念ながらポケットの類が一切ない.
少々くたびれてきたこともあって,今回新規購入.
TRIWONDER 反射ベスト 軽量 安全 サイクリングバッグ 自転車バッグパック ランニング マラソン リューク
胸と背中にポケットがあって,ブルベカードを挿したり,背中側にはペットボトルを入れれるようだ(重いと思います).
専用扁平ボトル付きバージョンの強気の値段設定は謎.
TRIWONDER 反射ベスト 軽量 安全 サイクリングバッグ 自転車バッグパック ランニング マラソン リューク
ライトはようやくOLIGHTを実践投入できそう.
リアライトもOLIGHTをおすすめ.視認性が素晴らしい.
実を言うと,OLIGHT公式のセール時の値引きは半端ない.
急ぎの方以外はセールを待つべし.
目標は13時間台かな.
いやぁ,楽しみ楽しみ.ワクワクするねぇ.
...と,ここまで書いてニュースを見ると...25日以降,北海道全域に緊急事態宣言だぁ!?
果たして,Kazchariのブルベ・ライフはどこへ向かうのやら...
2021/8/21 Sat
認めたくないものだな
Clear sky, 21°C, Feels like 21°C, Humidity 68%, Wind 1m/s from N
来週はいよいよ2年ぶりのブルベ,『アタック三国峠300』が開催される.
その前に「レースではなくペースモードで山行っとくか」っつーことで久々の十勝岳へ向かう.
結果は...惨敗.
タイム更新どころか,暑さのせいか途中で腹は痛くなるわ,白金温泉への分岐点を越えたあたりで足攣るわで散々.
完全に補給,特に水分と塩分不足やな,これ.
最近涼しくなってきたのですっかり油断していたが,夏は夏なのだ.
30℃越えのライドはやはり危険だった...
では時系列.
朝9時過ぎに家を出る.
純粋にタイムタックが目的なら,軽量ホイールに変え,クルマに積んでふもとの「日の出公園」まで行き,デポする.
しかし,今日はあくまでブルベの練習.
いつものディープホイールかつ,家から自走で山頂まで目指す.
順調にいつもの丘越え.
いつ来ても絶景.
登攀前,上富良野のセイコマでとりあえず補給.
11時という中途半端な時間.
スポドリとジャムパン,バナナ(これが足りなかったようだ).
さぁ,行きますか.
ブルベを想定し,ケイデンス高めでクルクル回す.
数名のダウンヒル・ローディに挨拶.
そう,前半は良かった...
途中の10%越えが始まる頃から,まず徐々に横腹が痛くなってきた.
「げっ,変なモノ食ったっけ? それとも水分過多?」
停車はせず,騙し騙し漕ぎ続ける...全然ペースが上がらない.
心拍を確認すると,既に180越え!
「うわ,マジで調子悪いわ...」
ようやく白金温泉との分岐点にたどり着く.
十勝岳クライムはここからの2km弱が本番(キバを剥いてくる).
最初の14%越えのカーブで,右足内側広筋がブルブルと痙攣&激痛が...こりゃあかんと,屈辱の足つき.
心なしか軽くふらつく.
軽い熱中症or脱水気味かも...
一旦,分岐点までダウンヒルして休憩.
常識的に考えれば,ここは素直に上富良野まで真っすぐ下るべきなのだろうが,アドレナリンが出まくってる,もしくは空気が薄いせいか,判断力低下中.
このまま帰るのはモッタイナイ&情けないと,冬山登山で遭難する人のような思考で,再度頂上を目指す.
もちろん持参した塩タブ摂取とボトルの水のがぶ飲み.
幸い再スタート後は脚攣りもなく,カミホロ荘前の激坂もなんとかクリア.
ゴールが見えてきた.
すると,今度は道端に登山客の縦列駐車の列がぁ~!
車線が狭い.クルマ同士のスレ違い時,路肩の端っこに追いやられる.
「ゴールに着けば,冷たい赤コーラが待っているんだ...」と,ウルトラセブンの某エピソード風に己を鼓舞し,凌雲閣になんとかたどり着く.
これほどキツイライドは久しぶり.
かつてない達成感...(レースじゃないのに)
しばらく休憩すると体調も戻って来たので,性懲りもなく白金温泉周りで美瑛に戻ることにする.
青い池からサイクリングロードに入る.
お盆が済んでも相変わらず観光客が多い.
地元経済にとってはありがたいことなのだろうが,少々複雑な気分...という自分自身も不要不急の外出をしているわけだが.
最近の変異種は空気感染するという話も聞く(あくまで噂レベル.しんあな).
となると,マスクやうがい,消毒では防御できない.
頼れるのは己の体力と免疫のみ.
いつもの美瑛のセブンで遅めの昼食.
色々言い訳してるけど,やはり脚力落ちてるなぁ...大丈夫か三国峠?
思い当たるフシは...めっちゃある.
これはきっと,モンキー125っていうヤツのせいなんだ...
2021/8/7 Sat
速度感と疲労感と充実感
今日も朝から快晴...ではなく猛暑.
NHKの天気予報に「旭川日中36℃」と表示されるのにも慣れた.
命と健康を考慮するなら,ロードバイクは避けた方が無難.
よってモンキー・ツーリングへ.
さて,どこへ?
思いついたのが,大雪山系を中心にぐるっと周回するルート.
ようは「ブルベ旭川400km」のコースやな.
昨年はプライベートでも逆走した.
今日のルートは後者でGo.
オートバイなら楽勝.
チャリとオートバイを同じ距離感で考てしまうこと自体,おかしい話ではあるが.
で,出発.
ウェアは標準スタイル.
Tシャツの上に,デニム風ジャケットである.
作業服 寅壱 TORAICHI デニムライダースジャケット 8970-554 S-LL 春夏 ストレッチデニム 作業着 メンズ
パンツもいつもの綿パンだが,この時期は股間に汗が貯まって気持ち悪い.
肌に張り付いて動きも悪い.
そして帰宅後,とんでもない状況になっていた.
やはりインナーが必要かも...
おたふく手袋 JW-631 BT冷感 パワテコ 7分丈パンツ ブラック
さて,お次はモンキー125のプチカスタム紹介.
昨日のうちに取り付けた「サイドスタンドプレート」だ.
元のスタンドは貧弱ゥ.
モンキーはむろん,これまでの愛車でも地面にスタンドがめり込んで転倒させた経験はないが,砂地などでヒヤッとしたことはある.
ファッション性も兼ね,以前より気になっていたこいつを購入した.
元々,この手の商品は大きく分けると2種類ある.
1)ホルダー型
普段は携帯し,停車時のみセットするもの.
昔は砂地で平たい石を敷いたり,融けそうなアスファルトで空き缶をつぶして代用していたような.
大型バイクで使っている人をたまに見かける.
デイトナ バイク用 サイドスタンドホルダー 砂利/ぬかるみ対策 ガレージ床保護 外し忘れ防止ひも フック付属 96485
2)プレート型
バイク本体のスタンドに固定するモノ.
今回買ったのはかなり安い物であるが,造りはしっかりしている.
Bruce & Shark(ブルース・サメ)本田 ホンダ グロム MSX 125 2013-2015用 msx125サイドスタンド キックスタンド プレート パッド エンド ブラック
けっこう値段がピンキリで,高級品だと¥10,000近いモノもある.
さて,購入した格安のプレート型.
一応,商品紹介欄には共通部品の多い「グロム用」かつ「モンキー125にも使えました」というレビューもあった.
取り付けてみると(やはり)スタンド側のサイズが大きすぎてはまらない.
片方1mmほどを金属ヤスリでガシガシ削る.
無事にはまったのでネジどめ.
ホンマやったらここでねじ止め剤を使うべし.
3M スコッチ・ウェルド ねじ緩み止め嫌気性接着剤 TL72J 10ml 高強度(高耐熱)/高粘度
こいつは持ってない.
とりあえず時々増し締めして様子をみるか.
結果,停車時の安定感がやや増した気がする.
シルバーのデカイネジが目立つ.ここはスタンドと同色のブラックだと良かったかも(塗るか).
プレートの厚み分(5mm)ほど車体が起きることになるが,ヒトの感覚って,そのわずかな差も認識するねんなぁ...いずれにせよ現状不安感はない.
以上,小ネタ・カスタムでした.
もう一つ,パーツではないが,とあるモトブロガーさんがYouTubeで紹介していたアプリ「ROADSTOCK」を試す.
これはすごい.
オートバイのSTRAVAやな.
注意点としては,GPSロガーのせいでバッテリーの消費が激しいとのこと.
まぁ無料だし,使ってみてから判断しよう.
さて,9時過ぎに出発したは良いものの,16時帰宅という条件を提示された.
チャリに比べると時間が読みやすいとはいえ,どこまで行けるのやら.
まして今回は周回コース.
反対側(鹿追あたり)まで行ってしまうと,もう逆走はできない.
つーことで,以下,道中の写真.
いやいや,ホンマこんな道,よくチャリで走ったなぁ...
そう,今回このコースを選択した最大の理由は来るべき「BRM828アタック三国峠300」の試走を兼ねてのこと.
このブルベ,300kmで3800mアップというなかなかな山岳コース.
PC1,つまり幌鹿峠を越えて三国峠まを結構なペースで入らないと足切りの憂き目にあう.
2018年にも同名のブルベに参加しているが,その時は幌鹿峠が未開通だったため,“完全版”ではなかったとのこと.
さぁ,今回はどうだ? ちなみに今年初のブルベ参加となる.
さて,肝心の16時までに帰宅するというミッションだが,層雲峡あたりで遭遇した「にわか豪雨」のせいで,レインウェアを着たり,セイコマで遅い昼食をとったりしたため,見事に20分ほど遅刻.
まぁ,ちょこちょこ連絡を入れていたおかげで,怒られずに済んだ(誰に?).
帰宅後は図書館へ再びモンキーで出かけようとするが,パンツのお尻に漏らしたような跡がくっきりと浮かんでいると指摘される.
雨だか汗だかわからんがカッコ悪い.
そのうち,気温が下がり,“ちゃんとした”バイクパンツを着れるようになったら解決するのだろうか?
つーことで,今日でモンキーの総走行距離が800mを越えた.
そろそろ初回点検やな.
やはりバイクは楽しい.
そしてモンキーは実に良いマシンだ.
2021/7/3 Sat
走る前に勝負はついている
Broken clouds, 22°C, Feels like 24°C, Humidity 73%, Wind 1m/s from N
さて,明日はいよいよ二年ぶりのヒルクライム大会である.
5月のブルベも延期になったため,今年最初のイベント参加となる.
ガチなレーサーではないので,特に意識高い系の練習(FTPがぁ,インターバルがぁ的な)はしておらず,ひたすら距離を乗るライドを続けてきた.
その真価が明日試される...あかん,既に負けてる.
つーことで,大会前日の過ごし方であるが,完全休養は却ってよろしくないと聞いたのので,軽く2時間,40kmライドのつもりで出かけた.
サイクリングロードがすっかりジャングル化しておる.
脚に負担をかけないようケイデンス90以上を維持.
長距離ブルベの時とだいたい同じ.
おお,そう言えば今日はAJHの名物企画「宗谷600ブルベ」のスタート日.
来年は(豊富の仮眠所が復活したら)出たいものだ.
志比内の交差点から峠を登る.
そういやここの交番がいつの間にか閉鎖(?)されている.
減ってんねんなぁ...日本の人口.
「就実の丘」近辺の丘陵地域へ.
ニュースでも話題になっているが,今年は熊の出没率が半端ないらしい.
道南で高齢者が熊に襲われて殺されたニュースでは「身体の6割が残され...」という文章がサラっと書かれていたが,想像したらエグイよな.
つーことで,Kazchariも最近,ファットくんによるグラベル散策を自粛中.
熊スプレーなぁ...高いしなぁ...何より冷静に風上に移動し,射程2mまで待つ自信が全くない.
と思ってたら,最近はこんな商品が.射程距離10m!
お昼は美瑛町内のいつもセブンで.
大好きな「焼うどん」と「Drペッパー」がないっ!ついに商品入れ替えか.
代わりに「海鮮ピラフ」「ガブ飲みメロンソーダ」「バナナ」で昼食.
ここのセブンはゴミ箱が外なのがありがたい(何も買わずに家庭ごみを捨てていく輩が多いのには閉口するが).
さて,国道を横切って「セブンスターの木」経由で帰るか.
坂があっても踏んだらあかんでぇ.
2時間で戻るつもりが結局3時間かかった.
まぁええか.
ウェアを洗濯後,明日の大会に向けてDomaneくんの洗車&整備.
これまでヒルクラ練ライドの際は軽量ホイールを装着していたが,明日はそれに加えて軽量カーボンサドル!
お値段なんと,5万...ではなくて¥1600!(2017年当時)
TENDOC 超軽量 98g フル カーボン シート サドル レール Full carbon ロードレース
普段のロングライドではとても怖くて使えない.
とは言え,一昨年の同大会でも使って,その後の三国峠往復ライド(110km)でも問題なかった.
運が良かっただけ?
基本的に”登って終わりのヒルクライベント限定の飛び道具”という位置づけ.
「これで勝てねば貴様は無能だ」と言われそう...(無能です).
話は変わって,日夜鑑賞中の『Tour de France 2021』.
今年は,つーか今年も面白い.
特にマチューのバケモノ度が凄まじい.
ロードレースのセオリーやマイヨジョーヌの”基本的な”走り方を「知らんがな」と言わんばかりにことごとく打ち破ってくる.
ファンアールトとのライバル関係なんてほとんど漫画.
そしてポガチャルも”アホ毛”が立って,さらにキャラも立ちまくり.真波くん?
Kazchariは2013年からツールを鑑賞しているが,主役たる顔ぶれも,またそのキャラや戦法もすっかり変わったように思える.
あぁ,フルーム,キンタナ...そして今回のツールは終了してしまったログリッチェすら過去の人(おじさん)っぽく感じてしまう.
えっ,カベンデッシュ? うん,まぁそういう人もいるわな.
今日からの山岳でINEOSがどう動くかが楽しみだ.
今晩は早く寝るから観れへんけどな.
2021/6/28 Sun
生きている実感
Clear sky, 16°C, Feels like 15°C, Humidity 82%, Wind 3m/s from SSE
本来であれば『旭ヶ丘ヒルクライム』にそなえて,十勝岳か旭岳でタイムアタック...が筋なのであろうが,ここ数日,ずーっとインドア(ZWIFT)生活だったため,その反動で本来の主戦場(?)であるLSD(LONG-SLOW-DISTANCE)ライドに出かけることにした.
コースとしては少しでも涼しい箇所を...ということでまず海を目指す.
とは言え,留萌は先日行ったばかり.
ゆえに「留萌で左折=南下して一周」ではなく「右折=北上し,霧立峠を越えて旭川まで戻る一周」にした.
ざっと計算すると約300km.
おお,プライベート300ブルベだ.
朝5時起床.
昨晩から始まった『Tour de France 2021』.その第1ステージの残りを最後までオンデマンドで鑑賞しながら準備していたため,出発が遅れた.
それにしても第1ステージ後半の2回の大落車.
一回目の「迷惑看板おばはん」の所業はヒドすぎる.
これまでもレース中に観客が選手に接触⇒転倒事案はあったが,少なくとも選手を応援中だったのは間違いない.
今回のおばはんは違う.
単なる個人メッセージ(ドイツ語で「叔父さん叔母さん,ヤッホー!」らしい)をテレビに映したかっただけ.
凄惨な事件現場中継でのピース野郎と変わらん.
2019年ジロの自撮り並走でミケル・アンヘル・ロペスを転倒させ,タコ殴りにあったにーちゃんより質が悪い.
しかも,このおばはん,現場から速攻で逃げたそうな(現在,憲兵による追跡中).
驚いたのは,このニュースがYahooのみならず,お昼のワイドショーでも取り上げられていたこと.
一気にツールがメジャーに...ならんやろな.
では,ロングライドの装備チェック.
もちろんチャリは長距離最強快適マシンのDomane.
5mmハイトのワイドリム.
忘れてはいけないのが,超便利グッズのハンドルポーチ.
R250(アールニーゴーマル) ドラム型フロントポーチ ラージ ブラック
Kazchariは小さめのレギュラーサイズを使っているが,このデカヴァージョンも欲しい.
こいつを装着すれば,ボトル2本体制に.
そうしてなければマジで今日はやばかった...
次はウェアである.
少し前から股の付け根に再び”おでき”ができており,治療中.
まだ押すと痛い.
ロングライドということもあり,ビブショーツの選択に迷いはなかった.
Kazchariが愛用しているのは旧モデル.
このビブ何が良いって,超極厚パッド(3D-MEGA)がロングに最適.
なんだかんだで厚さは正義.
”おでき”の痛みもあまり気にならないっ! 気のせいではないっ!
で,7時出発.
以前から興味があった坂をちょちょいと登り,国道12号に出ていつもの神居古潭行き自転車道に乗る.
今日も暑くなりそうだ.
神居古潭を越え深川市内へ.そして留萌までの国道をひたすら走る.
途中で小平に抜ける道道へ.
ようやく日本海に抜ける.
ここまでで自宅からほぼ100kmとなる.ほぼノンストップ.
ブルベでもプライベートでもおなじみのセイコマ小平店で補給.
腹減りすぎ.
もう少し手前で補給すべきと反省.
ここからようやく海岸沿い北上開始.
ええ感じの昼顔(?)畑.
次週の土日,7/3-4にかけて「宗谷600」ブルベが開催される.
Kazchariは2019年に完走している.
ここからしばらく同じコースを辿る.
その時と比べると,圧倒的に天気が良い.
やはり海は左手(近い)に限る.
そして追い風基調.
ペルフェクトだ.
追い抜いていく数台のバイカーがサムアップしていく.
そして,いつもはクルマで立ち寄る道の駅『おびら鰊番屋』着.
道の駅周辺には,シーズン真っ盛りの「うに丼」を出す店がちょこちょこあるのだが,どこもエライ人出.密っていた.
平日だったらまだ余裕あったかも...あっ,手持ちの”現金”が¥3000では空いてても食えないか.
ひたすら北上.
そしてやってきた地獄の入り口.
右折して霧立峠に向かう分岐点である.
先ほど小平のセイコマでジャムパン,バナナ,コーラで補給したが,この後の長丁場を乗り切るにはカロリー的に不安がある.
スマホでコンビニ検索すると,少し進んだ古丹別という集落にセイコマがあった!
地獄で仏とはこのこと.
峠越えの前に昼食を済ます.梅風味和風スパ,美味い.
ここを過ぎると幌加内への分岐まで何もない.
自販機すら怪しい(なかった).
昼食時にペットボトルの水を一本飲み干し,さらにもう一本買っておく.
♪さぁ行こう.
昨年の霧立峠ライドは以下に.反対側から,かつ途中までやけどな.
予想通り,進めど進めど全く風景が変わらない.
民家,牧場などの建物もほとんどない.
峠に向かいじわじわな登り.
無風.
午後1時過ぎの直射日光が身体を痛めつける.
どんどん消費されていく水.
意識が飛びそうになってきた.
ゾンビ走法とは似て非なるヤバイ状況.
何もない場所で小休止.
さきほどのセイコマで買った「一本満足バー」で補給.
期せずしてこの休憩場所が,峠への最期の登りだったようだ.
元々ピークがあいまいな峠だが,ここから6%ほどの登りが始まる.
ひたすら暑い.
2本あるボトルのうち,一つは既に空.
もう一本も半分ほど.飲み干すわけにはいかない.
どこか公園などの水飲み場はないか...と変なあせりが出てきた頃,頂上近くで,トンネル工事現場を発見.
プレハブの事務所と簡易トイレがあった.
日曜日なので無人.
トイレの横にはポリタンクに蛇口がついた手洗い場があった.
ひねると,チロチロと水が出る.
助かった.
「この水は飲めません」との表記があったので,ペットボトルに汲んで,頭からかぶる,頸の周りにかける,手や太ももを濡らすために利用.
これで多少涼しくなった.
さらに進む.もう少しで頂上.
広めの幹線道路のせいか,熊には遭遇しなかったが,延々と続く登りの途中,反対車線にキタキツネがいた.
通常,チャリ(ヒト)の姿を見ると逃げ出すのものなのだが,今日のキツネ,なぜかずっとメンチを切っておる.
坂の途中だったため,こちらもスピードが出ない.
横を通りすぎた後,なぜかこのキツネ,後方から猛ダッシュで追いかけてくる!
「おっ,襲われるのか!?」
と恐怖にかられ,思わず踏んで逃げた.
ご存じの通り,キタキツネはエキネコックスという寄生虫を持っており,脚でもかまれた日には大変なことになる.
しかしびびったぁー.迷惑なキツネだ.誰かに餌付けでもされていたのだろうか.
どこが峠だがよくわからないボンヤリ霧立峠.
なんとか到達したようで,下り基調に変化.
何しろ水が欲しい.冷たい水が欲しい...
記憶にある幌加内との分岐にある「そば屋」が頭をよぎる.
自販機が置いてあったはず.そしてようやく到達.
なっ,なんと神々しい...そして美味い! 超美味い! 十勝岳凌雲閣で飲む赤コーラより美味い.
ここまで来たら,今日のライドに終了感漂う.
小さめの峠を越えて士別へ.
途中,自販機にて2,3回水分補給.
今日何本飲んだ?
道北の大動脈,国道40号に到達.
後は南下して旭川に向かう.
青看板の表示は「旭川32km」.
和寒のローソンでおやつ.
まぁ,甘くて冷たいモノは正義な日.
愛別からは高速道路こと自転車道に乗り,一気に旭川を目指す.
陽はまだ高い.
明るいうちに帰れそう.
追い風基調でAveも40km/h近い.
途中,道の真ん中に棒状のものが...直前で気づいた.ヘビだった.
避けきれず轢いてしまう.
少し進んだ後,後方を確認すると,そのヘビがのたうちまわっていた.
Kazchariの体重が58kg,チャリが8kgとして,単純計算で66kgの半分,33kgの寸断力がヘビに加わったことになるが,ヘビってこの程度では死なないのだろうか?
ほら,聞くやん.ヘビの呪いとか...とりあえず白ヘビでなくて良かった(そうなのか).
今後,自分の身に不幸があったら,このアクシデントのせいにしそう.
自転車道をさらに進んで旭川駅まで帰って来た.
噂には聞いていたが,最近の熊出没情報のせいで,あちこち通行止め.
走りにくいことこの上ないが,安全管理上は仕方がない.
でもどこに潜んでんのやろ?
ファットくんにいるフットパス散策も計画中なのだが.
つーことで,19時前に無事帰宅.
走行時間はグロスでほぼ12時間.
300kmまで28kmを残しだが,それを差っ引いてもまぁまぁ良いペースで走れたと思う.
ただし獲得標高は1272mと,距離のわりにはド平坦ルート.
身体のダメージはほとんどなく,お股の”おでき”も気にならなかった.よしよし.
ヒルクラ大会前に,軽量仕様で1本登っとくかぁ.
2021/6/13 Sun
熱射病?
Scattered clouds, 22°C, Feels like 21°C, Humidity 64%, Wind 4m/s from SSW
毎年恒例(?)の「東西南北100km行って戻ってくるライド」.
その一本目である.
自宅からウチから南に100km行くと,ちょうど南富良野のかなやま湖となる.
距離的にプライベート・ブルベやな.
予報によると最高気温は27℃まで上がるらしい.
暑いわ.
半袖半パンジャージに,インナーは手持ちの中で最も涼しいと思われるFineTrackメッシュを選択.
ファイントラック パワーメッシュ ノースリーブ FUM0816 ブラック L1 ドライレイヤー S
汗冷え対策に効果的なアイテムなのだが,現在Amazonでは品切れ中.
人気あるのかないのか謎.
チャリ本体には,ロングライド必須アイテムであるフロントポーチを装着.
R250(アールニーゴーマル) フロントポーチ レギュラー ブラック WWW-L-FPOUCHR-BK ブラック レギュラー
200km,つまり明るいうちに戻る予定ではあるが,パンクなどのトラブルにより夜間走行の可能性もあるため,前後ライトも2本ずつ装備.
フロントにはまずいつものBontrager「ion800」(製造終了).
もう1本は,ブルベ民に大人気のOLIGHT.
セールでしょっちゅう安くなる.買い時注意.
リアはまずCATEYEで.
キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト RAPID X リア用 USB充電 TL-LD700-R ライト 自転車
結果として点滅モードで10時間以上余裕.
リアのもう1本はまたまたOLIGHT.
こちらのOLIGHTもセール対象というか,フロントライト新製品の発表時におまけでついてくることが多い.非常に優秀.
『OLIGHT RN1500+SEEME30+i1R 2 EOS』のセットが届いた!
6時起床.7時半出発.
当然だが,朝早く起きると乗れる時間も長くとれる.単純にうれしいものである.
Kazchariは好きなのだが,なぜか人気イマイチの花,ルピナスが満開.
川沿い,道沿い,この時期はあちこちに咲いている.
上の写真,OLIGHT「RN1500」の位置が悪すぎる.
このまま点灯したらサイコンのシリコンカバー融けるやん.
新栄の丘を越えて.
まだ朝早いのでヒトが少なくて良い.
上富良野から通称「斜線道路」に入る.
ほぼ無風.
ひたすら南下すると,一時代を築いた懐かしの「鳥沼公園」着.
20年ほど前,オートバイで渡道した際に何泊かした.
あの頃はバイカーに”越冬隊”がいた.
ここに張ったテントに住んで,ここから近所の農家にアルバイトに行きつつ冬を過ごすのだ.
中にはポストを立てたり,オートバイのバッテリーから電気をひいたり,犬を飼っていたりとやりたい放題...
近所の住民からするとホームレスと変わらない.
結果,ある年から「鳥沼公園」はキャンプ禁止になってしまった.
今は静寂が支配する美しい水辺.
しばし涼む.
これもまたオートバイ関連.
いわゆるライダーハウスである.
今もやっているのだろうか?
有名どころの”ライハ”には主と呼ばれるおっさんがいてなぁ...
今,どうしてはんのやろ?
かなやま湖へ向かう国道にて.
川の色が美しい.
かなやま湖畔周辺の道路にあるトンネル.
斜め撮りするとSFっぽくって良い.
ただし,トンネルにも関わらず斜度がけっこうある.10%越えちょくちょく登場.
ようやく着いた「かなやま湖キャンプ場」.
水の補給他,昼食でも...と考えていたのだが,見事に閉鎖中.
残念.
キャンプに最適な時期やねんけどなぁ.
ぐるっと回って,映画『鉄道員(ぽっぽや)』の舞台セットが残る幌舞こと幾寅駅へ.
ここも映画公開直後に訪れた.
現在,災害により鉄道運休中.どこからともなく廃線の足音が聞こえる...
この後,とある場所で昼食をとったのだが,これがもう大失敗.
「味噌ラーメン」をオーダーしたが,出されたものがどう見ても『サッポロ一番』.
この麺,このスープと七味.間違いなくインスタント.
一応ネギとチャーシューと海苔が入っているが,それでも¥750はボリ過ぎやろ.
普通に作って,このコシと味が出せたらそれはそれでスゴイけどな.
この店,昔は美味しかったんやけどな.経営者が変わったか.
ここから北上して帰路へ.
今年最高の暑さのため,水分補給をこまめに.
公園などの水道で水をボトルに詰めるが,糖分も欲しくなる.
自販機最高.
日本はいい国だなぁ...
向かい風が堪えたが,往路同様斜線道路を通って上富良野に戻る.
おもしろ道路標識発見.確かに間違ってはいない.
そしてお楽しみのアイスタイム.
セイコマ最強.
と,安心したのもつかの間.
セイコマ出発時,右ハンドルに取り付けたバーエンドミラーが紛失していることに気付いた.
ミラー部分を固定するネジの増し締めを怠っていたせいか...
これでこのパーツを無くすのは三回目である.
なければないで走行に支障はないが,下りなどでは,ついついミラーを見てしまう.
プリウスを始め,最近は走行音の静かなクルマが多いので音だけでは接近に気付きにくい.
やはり目視が重要.
仕方がない.
もう一度購入するか...
ビーム (The Beam) ドロップバー用サイドミラー 国際特許 CORKY [コーキー] バーエンドミラー
つーことで,陽が落ちる前に自分の”ホーム”たる美瑛の丘に戻って来た.
ここから家まではあっという間.
ブルベに全く参加できていないので,今年に入っての最長ライドかな.
グロスタイム10時間をやや越えてしまった.
平坦基調なのに遅い.
次回はもう少しペースを上げよう.
色々と残念は出来事もあった休日のライドだが,やはりロングは楽しい.
風とケイデンスがうまくはまった瞬間はホンマ快感.
めったにないけどな.
2021/6/5 Sat
怖い怖い
Few clouds, 20°C, Feels like 16°C, Humidity 52%, Wind 5m/s from S
まずは『Critérium du Dauphiné』の話.
「フルームが歳くった」だの,「ベテランの「G」ががんばってる」などと不遜なことをほざいていたが,昨夜の第6ステージでは,なんと41歳8か月のバルベルデが優勝!(最年長優勝記録更新)
最後の1kmはすごかった.
計算つくされたスパート.
ゲイガンハート打つ手なし.
誰が言ったか”永遠の若手”.
”中年の☆”よりかっこええ.
つーことで,金曜日の暴風もすごかった.
隣町の小学校が休校になったほど.
しかぁし,本日土曜日は台風一過のごとき快晴.
これは出かけねばなるまい.
少しズル...ではなくて,得られた時間の有効活用ということで,まずは道の駅「ライスランド深川」までクルマで向かい,デポ.
ここまでで25kmほどあるので,自走より1時間ほどワープした感じ.
9時20分,留萌に向けて出発.
第三村か宇部新川駅っぽい深川駅陸橋.
これを越えたあたりから,不穏な風...そう,昨日の暴風の余波なのか,結構な風が吹いている.それも進路的に横風.
秩父別~幌糠あたりの吹きさらし付近はマジでキツかった.常に一人エシュロン状態.
北竜ICを過ぎ,峠をパスするとようやく追い風に変わる.
ここからはお待ちかねのヒャッハー・タイム.しばらくAve40km/h~は出てたな.
ところがこの道,Kazchariお気に入りの「プライベート踏切ロード」でもあるのだ.
以前より廃線のうわさが絶えない留萌本線.
はっきり言って,めちゃめちゃ田舎を走っている.
踏切も点在しているのだが,国道から遮断機を渡った先がすぐ田んぼだったり,森の林道に吸い込まれていたり,一軒家の庭に直結してたりと,なかなかユニーク.
一枚目の写真を撮ろうとしたら,いきなり後ろから軽トラが進入してきたので驚いた.
何か不法なことをしたか?とビビってたら...
おばちゃん「すぐに通るから,写真は後でゆっくり撮ってね~」と告げ,踏切をわたり,行き止まりのワイヤーを外して,あぜ道をぐんぐん進んでいく.
こんな,滅多に人に会わない場所で,作業の方に遭遇するとは,なんたる偶然.
信号坂の留萌市街を抜け,昨夏以来の黄金岬着.
さすがにシーズンオフ.人少な目.
ただし,記念碑のある場所に何やら怪しい人物が居座っていた.
写真のパネルと段ボールをディスプレイ.
チラ見すると,そこには「アフリカ一周〇〇日,南米一周〇〇日,日本一周〇〇...」といった旅歴が書かれていた.
何なのだろう?
帽子を深々とかぶっていたので年齢不詳だが,”戻ってこれなかった人”なのかもしれない.「並行世界のkazchari」という見方もできる.
さて,戻る.
今からでは,以前決行したような長距離ライドはさすがに無理.
少し南下して道道94号で帰るとするか.
海岸線には素敵なバス停がたくさんある.
反対車線になってしまうが,この快晴.
ちょこちょこ停まって撮影を決行.
風が強いので,チャリの停車に気を使う.「めだたん棒」を持ってくるの忘れたけど,今日は使えへんかったな.
りょうちん(Ryochinn) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド
ポツンと一軒「セイコーマートいとう増毛店」着.
みんな大好き¥100パスタが,さらに50%off! 買わずにいられないっ!
ゴミ捨て場ではありません.昼食場所.
ここから妹背牛まで40kmほど.
どう考えても補給地点はおろか,自販機すら望めないような道道94号.
一番大事な水分として「塩レモン水」のペットボトルを購入.
ふっふっふ,こんなこともあろうかと,今日はハンドルポーチを装着しているのだ.500mlのペットボトルも余裕で入る.
夏のロングライドでは必携.
R250(アールニーゴーマル) フロントポーチ レギュラー ブラック WWW-L-FPOUCHR-BK ブラック レギュラー
道道に入ったは良いものの見事なまでに向かい風.それに(わかってはいたが)途中まで完全に登り基調.
キツイキツイ.
さらに何の変化もない道なので,ゾンビ走法に徹する.
ようやく最高点着.ここから下りとなる.
それにしても,今日のライドでも美瑛周辺の山でも,やたらに木の伐採場面に出来わす.
住宅用木材の流通が滞っているというニュースを耳にするが,関連があるのだろうか?
下りでも,時折突風が吹くので油断できない.
平地では「向かい風地獄」継続.
息も絶え絶えに「セイコーマート妹背牛店」に駆け込む.
ここでは「ガラナ・アイス」「グランディア・缶カフェオレ」「京極の水」という強力なセイコマ・ブランドで固める.何しろ安い.
さぁ,ここからゴールの道の駅まであと少し.
余裕があったら「トトロバス・アタック」を決めたり,「まあぶ温泉」に入ってから帰るか...と少し考えたが,もういい加減,この爆風&突風にやられまくっていたため,速攻で帰宅を決める.
向かい風地獄&追い風天国のリピート.
しかしながら,天気が良い日の海ライドは楽しゅうございました.
2021/6/2 Wed
ハタ迷惑な客?
Broken clouds, 18°C, Feels like 15°C, Humidity 63%, Wind 5m/s from WNW
先日,アホ息子がやらかした件について書いた.
その修理代の見積もりを,ご迷惑をおかけした職場の同僚が持ってきてくれた.
予想よりもやや安く済みそうで,少し安心.
つくづく超高級車や,”ややこしい人”が相手でなくて良かった.
いずれにせよ「見積もり代金を先に払わないと作業に入れない」とのことで,本日退社後にそのままファットくんで,その某ディーラーに向かうことにした.
サングラスを忘れたので走行中の目が風で辛い.
平日にもかかわらず結構なお客さんで,担当の方が来るまでかなり待たされたものの,無事,クレカで支払い完了.
見積もり額を越えた分は追加払い...トホホ.
さぁ,用も済んだしちゃっちゃと帰ろうとすると,担当のTさん,Kazchariを待たせたことを気にかけたのか「いやー表の自転車(ファットくん)すごいですねぇ.通勤に使われているんですか?」と話題を振って来た.
Kazchari「通勤もですけど,今だと林道とか行きますね.冬はスパイクをはかせて...」
Tさん「えー!冬も乗るんですかぁ? 実は私も自転車好きで,ロードバイクに乗ってたんですよぉ~」
警報! 警報!
いやいや,Tさん,あかん,あかんて.Kazchariにチャリネタを振ったら...半分あげてたケツをイスに戻してもうたがな.
その後はファット,ロードの話は元より,ブルベやらZwiftのヴァーチャルライドまで,Kazchariのチャリライフがいかに変態じみているかについて(基本的に)一方的に語りまくってしまった.しかも関西弁で.
そしたらそしたらで,Tさん「いやぁ,羨ましいです.私は北海道から外に出たことがないので...」
いやいや,Tさん,あかん,あかんて.Kazchariに別の土地のことを振ったら...話は知らんうちに「海外で働いたらどないでっか?」という方向へ...
とまぁ,色々と話が(Kazchari的に)盛り上がっていたが,ふと後ろを見ると,他のお客さんは全員はけて,スタッフのみなさん帰り支度をされている.
営業終了時間間際でしたか,すいません...
そそくさと帰宅.
それにしても営業職も大変やな.
別に客でも何でもない,前頭葉のぶっこわれた変なおっさんの相手をせなアカンとは...
自重しよ.
2021/6/1 Tue
レースと旅のあいだ
緊急事態宣言発令を受け,5/30に参加予定だった『BRM530十勝200km』が延期になってしまった.
てっきり中止になると思い込み,宿をキャンセルし,主催者のAJ-HokkaidoさんにDNSのメールを送ったりしたが,最終的には9/26に開催日変更となった.
是非とも参加したい.
とは言え,その頃に新コロがどうなっているのか誰にもわからんけどな.
ホンマにオリンピック(特に札幌マラソン)するんか? 狂気の沙汰やと思う.
ただし,先日終了した『Giro d’Italia』でも後半につれ,山岳では超密な状況で”いつも通りの”応援がなされていたり,Jsports解説陣も何事もなかったかのように,”オリンピック開催前提”で会話している.
問題はオリ・パラ終了後のパンデミックやねんけどな.
まるで幕末の「♪ええじゃないか,ええじゃないか」状態.
それはさておき,今年も昨年同様,安易にエントリーできへんな.
確かにエントリー開始を開催日に近い設定にしてくれてはいるが,いきなりの宣言やら解除には対応が難しい.
さらには現状,札幌発のブルベは避けたいし...2年前のように,もっと気軽に参加したいなぁと思っていた矢先,新しいイベントがアップされていた.
それが『SR600 Shikotsu Toya』だっ!
この『SR』は「Super Randonnée」(シュペール・ランドネ)の略で, 同一年に200km, 300km, 400km, 600kmブルベを完走した称号である「スーパー・ランドヌール(Super Randonner)」とは異なる.ややこしいなぁ.
ようするに距離は600kmかつ累積標高10000m以上の難関ブルベのこと.
公式サイトを確認.
...なかなか楽しそうな...ルートではないか.
風光明媚なのは間違いない.
一番高い地点は倶多楽湖か.
『SR600』は信州や中国地方で頻繁に開催されているイメージがある.
平坦の多い北海道(道央)で山岳ルートを組むのは大変かと思いきや,なんとかなるもんだな.
ちなみにKazchariのブルベ最長距離はド平坦で有名な『宗谷600』で,獲得標高は2568mだ.
あれの4倍か...
まぁ,エベレスティングなどという酔狂なチャレンジをする人も多いようだし,想像するほど困難でないかも...(と都合よく解釈)
通常のブルベとの違いはスタート日が決まっておらず,開催期間が長いこと.
PCも全て写真チェック.
ただし制限時間はある.
「ツーリスト部門」と「ランドヌール部門」に分かれており,前者は60時間,後者は1日75km(約8日間)のリミットがある.
まぁ同じ走るならランドヌールで認定されたい.
フレームバッジをつけて走りたいなぁ(ミーハーだ).
と,かってに妄想が膨らむわけだが,旭川在住のKazchariとしては,遠征時の駐車場問題が気になる.
制限時間60時間として,約3日間クルマを放置する事になる.
公園などへの駐車は困難だろう.
そこで「琴似」「駐車場」で検索をかけてみると「akippa」というサイトがヒットした.
ようするに,個人または法人が私有の空き駐車スペースを時間単位で使わせるシステムやねんな.
写真を見ると,普通の個人宅の1階駐車場に停めるようなのもある.
まぁ,色々と不安要素あるけど,安いのは確か.
一泊¥400~ってのもある.
はっ! 何か参加するような雰囲気になっているぞ.
関係各方面(主に家庭)との調整が必須だが,『RM812 Okhotsk1300km』より魅力的やな(本当はこっちも出たい).
たくっ,こんな状況でなければ...