ミニベロ(も)欲しい~気になるTyrell&Birdy

2023/11/17 Fri

手段のために目的を忘れる

iPhone11 Pro 2021年12月12日撮影

台湾一周(環島)作戦は決定事項である.
もはや引き返せない.

環島~台湾に行きたし

現状,台湾にはシーコンにてDOMANEくんを持っていくつもり.

シーコン エアロコンフォートプラス3.0 ブラック 輸行バック

Tigerairの自転車輸送サイズ規定,Di2バッテリーの取り外し,チャリ以外の荷物,サドルバッグの大きさなど「アテにならねぇ部品がざっと50はある」状態.
これから解決すべき事案だらけ.

だがしかし.これら全ての懸念をひっくり返す手段が1つだけ存在する.
それはっ!(それは!?)

新しいチャリを買うことだぁーッ!(大丈夫か,Kazchari?)

チャリはチャリでも小径車,つまりミニベロである.

なぜミニベロかというと...

1) 飛行機輪行におけるサイズ・重量とも完全にクリア.
なんならスーツケースにも入る.

2) Di2のようなバッテリーも無し.
なんならディスクブレーキでもない.

3) ロードバイクより荷物が積める.
なんならサドル-タイヤ間のクリアランスが異様に広いため,17リットルの大型サドルバッグも余裕(DOMANEだと無理).

ゼファール(Zefal) 大容量サドルバッグ 自転車 Zアドベンチャー R

4)「環島」後も普通に楽しそう.
なんなら憧れのブロンプトン軍団に加入し,某200ブルべをお祭り完走できる(おまけ).

走行距離に関しては,これまでもヨメさんのミニベロを時々借りて,そこそこの距離乗ったことあるしな.1日100km程度なら余裕っしょ(ホンマに?).

久々に登場/搭乗,ミニベロライド

ミニベロ初乗り&息子とびえいCSRライド

最近はファットバイクをオーバーホールに出している間,こいつで通勤.
短距離ながらこれが楽しかった.

ようするに「環島」を想定しても,その用途にぴったりなような気がしてきた.
となると,実際に買う買わないはともかく,ネットにて情報収集するのがヒトのサガ.

まずはMade in JAPANというより「Made in 讃岐」で有名な国産メーカー『Tyrell』

Tyrell Bike

材質からデザインから,はてはオプションパーツまで豊富な品揃え.
価格も様々だが,カッコよさで言えばハイエンド(?)のFCX
クロモリの細いフレームとドロハンが超イケテル.
値段だけはちょっとアレだが...

ただし,スポーツバイクの購入では通販は避けたいところ.
メンテなどを考慮すると実店舗が望ましい.
取り扱い店を確認すると,なんと我らが「吉田輪業」さんが扱っているではないか!

実は先日のファット引き取り時に,この「Tyrell」について尋ねたところ...

「うーん...扱っていると言えば扱っているけど,昔はともかく今はねぇ...」

と気のない返答.ようするに取引がほとんどない=売れてないとのこと.
ヨシリンさんで買えないことはないらしいので,“もし”購入決定なら再確認すべし.

お次は,Made in GermanyのBirdy

Birdy

なんつっても,ドイツの科学力は世界一ィィィ!(ビシィ!)...かどうかは知らんが,こちらもデザインが超カッコよい(特にR).

Tyrellと異なり太めの偏平フレームを採用.
フレーム本体はそのままの独自の折りたたみ機構.スゲー.

用途に合わせて種類も豊富.
なんとブロックタイヤのグラベル用(GT)まである.

最大の特徴はフロントサス.
サスと言っても究極にシンプルな構造でほほえましい.

もちろんカラーオーダーも可能! どの色にしようかなぁ...って,やばい!

現状,この2メーカーが候補.

ミニベロ業界で一番有名なのは,言わずと知れたブロンプトン(イギリス)だが,なんだかオーソドックス過ぎて触手が動かない.
Kazchariは今も昔もマイナー嗜好なのだ.

最近はKindleでミニベロ関係の書籍を読みまくっている.

おりたたみ自転車はじめました

なんだこのお気軽さは.
ガチ勢とは真逆のチャリライフ.
旅用チャリとしては究極の形態かもしれん.

次の本は小説部分はともかく,石井さんのインタビューが面白い.

どや? おりたたみ自転車乗らへんか

さて,かなりやばい状況なのだが,最大の問題は...チャリ4台,オートバイ1台という現状.
これ以上増やしてどうする?
どうあがいてもカラダは一つなのだ.

でも,ミニベロ...楽しそうやなぁ...

という白昼夢を突如見てしまったKazchariでした.

たぶん現実にはならないと思います.たぶん...きっと...おそらく(誰か止めろぉぉぉ!)

札幌芸術の森野外美術館~謎解きイベントで撃沈

2023/11/3 Fri

ナーメテーター

iPhone11 Pro

札幌芸術の森にある野外美術館.
かの地で開催されたイベントに,息子と参加した.

野外美術館謎解きイベント【白銀の空想ミュージアム】

この11月の連休は息子と「ふたりキャンプ+ラフティング」の予定だったが,後者の予約ができず断念.
キャンプだけやとなぁ...とモチベ上がらず.

そこで何か代わりのイベントはないのかと検索したところ,ネットにて上記を発見.しかも11/3で終了.
これは...札幌一泊二日で行かねば.

コースは「EASY」「NORMAL」「HARD」の3種.
これがチャリイベントだと迷わず「HARD」一択なのだが,今回は息子が主役
それに謎解きはストーリー仕立てになっているらしく「EASY」から順番にクリアしていく方が楽しめるらしい.

で,その「EASY」の対象は小学校低学年,「NORMAL」にしても中学生とのこと.
ふっふっふ,このKazchariをなめてもらっては困る.この2つをちゃっちゃとクリアして「HARD」もサクッとクリアしてやるぜっ!(※主役は息子である)

8時半,自宅を出発.
早めに到着すべく,プライベートにしては珍しく高速道路を使う.
休日割引効くしな.

ところが,札幌ICを降りてからはクネクネと.
道はややこしいし,クルマは多いしで,やっぱり都会は苦手やな.
思った以上に時間がかかってしまい芸術の森に到着して「EASY」コースのキット(¥500)を手に入れ,スタートしたのは11時半だった.

※ イベントは既に終了しており,公式でも謎解きの答えは公開中.

iPhone11 Pro

寝癖がひどい上,なぜか段ボール製の剣を持参.アホなのか?

iPhone11 Pro

「EASY」のミッション1はまずこの《ふたり》から.
隣の作品との合わせ技からスタートなのだが...”思い込み”のせいでいきなりつまずく.

iPhone11 Pro 《ふたり》

こ,これは意外に手ごわいかも.
続くミッションも,既に息子だけでは無理.
暖かく見守るつもりが...Kazchariの方がマジモードになってきた.

iPhone11 Pro 《亜古》
iPhone11 Pro 《道標ーけものを背負う男》
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro 《コタンクルカムイの詩》
iPhone11 Pro

これってホンマに小学低学年向け?
その年齢だと無理では.
親の助けがあること前提?

とりあえず「EASY」モードにおける,彫刻をチェックしながらの調査を終え,センターに戻る.

近くに寄ってもなぜか逃げないカラス.こ,これは不吉な予兆...(当たってた)

iPhone11 Pro

センター内で答えをチェックし,館長ポストにキー入力.
最後の問題の指示書を入手(なかなかゴールできん!).

iPhone11 Pro

指示通りに紙を折るとラストアンサーが浮かびあがるはずだが...

iPhone11 Pro

息子が雑もしくは適当に折ったせいで文字が読めない.
仕方なく最初から折りなおして,ようやく答えをget.

ぜぇぜぇ...な,なんとか「EASY」をクリア.
先が思いやられる.

iPhone11 Pro ※イベント終了済みのため無加工

この時点で既に結構歩いている.
つまりカロリーを相当消費している.

腹が減った.

だがしかし.
こんなこともあろうかと,事前にセイコマで補給食(菓子パンとバナナ)を購入済みなのだ!

息子に”覚悟”を確認し「NORMAL」キット(¥500)を購入.

iPhone11 Pro

やはりと言うか,当然のごと難易度アップ.
一問目から悶絶.

iPhone11 Pro

万策尽きた息子.
以降の謎解きはほぼKazchariの頭脳に託された!(※中学生向けです)

iPhone11 Pro 《道》

まぁ,せっかくなのでミッションに関係ない彫刻も見学しながら...(問題解けよ)

iPhone11 Pro 《石縁》

まぁ「NORMAL」からは出題文そのものが格段に難しくなり,小5では読めても意味が全然わからんらしい.

iPhone11 Pro 《夏引》
iPhone11 Pro 《SAPPORO’90》
iPhone11 Pro 《ユカタンの女》

それにしても,現代アートとやらは...

iPhone11 Pro 《若きカフカス人への追幻想譜》

全く...

iPhone11 Pro 《椅子になって休もう》

理解不能である.

考えるな! 感じろ!

iPhone11 Pro 《人物》
iPhone11 Pro 《うつろひ》 使徒?

そしてとうとうやって来た.
この作品《二人の空》

iPhone11 Pro 《二人の空》

とある法則に従って,ある言語を解読するミッションなのだが...悔しいことにどれだけ考えても,また,これまでの人生で解いてきたありとあらゆるパターンのパズル解法を当てはめても,さっぱりわからーん!

息子同様,Kazchariも万策尽きたぁー!
背に腹は代えられぬ.
ネットにつなぎ,公式が配信しているヒントを覗いてみることにした.ぐぬぬ...

さすがに手がかりをもらうと,ちゃんと解けた(にっこり).
でも全然威張れん.
プライドはズタズタである(←一応教師)

次なるミッションはキット内にあるマップをシールを貼って完成させること.

iPhone11 Pro

これはまぁ,なんとかなった.
ふん.半透明シートの使用法はてこずったがな(えー,またしても公式のヒントを覗いたことは秘密だ)

この戦いは完全に息子からKazchariに移った.
ゆえに暇そうに彫刻で遊ぶ息子.健全だ.

iPhone11 Pro 《のどちんことはなのあな》
iPhone11 Pro 《ベエが行く》

ようやく冊子の最終回答までたどり着いたのでセンターに戻る.
ところがポストの入力キーに答えの文字がない!
なぜだ! どこかで間違ったのか!?
何度解き直してもこれしか答えが出ない.

仕方なく,受付の方に尋ねる.

「これはですね,センターではなく,向こうにある「子どもアトリエ」のポストで入力してくださーい」

げげっ,なんてこった.パンナコッタ.
問題をよく読まなかったKazchariの致命的なミス.だとしても指示がややこしいわっ!(逆ギレ)

iPhone11 Pro

で,先ほどの半透明シート(北斗まんだらシート)を駆使し,ミッション2もクリア.
こんどこそセンターの館長ポストをオープン.
ついに真の最終問題をgetする.

iPhone11 Pro

指示書にある,とある「広場」に向かうが...
それらしきヒントの書かれた看板が何枚かあるものの,さっぱり意味がわからない.
正に,本日の最高難度が最後の最後にやってきた.
灰色の脳細胞をフル回転させ,ありとあらゆる可能性を想定してみるが...

11月の北海道は非情だ.
あたりはどんどん暗くなる.
もはや「HARD」コースのクリアなんぞ夢のまた夢.

iPhone11 Pro 《男と女》と《トライアングル》

まずはこの「NORMAL」を,「NORMAL」をクリアしなければぁ!
「もし,この私が異能者であったならぁぁぁ~」と心の中でロッチナったところで,答えは見つからない.

仕方がない.
恥を忍んでネットでヒントを覗くか...(プライドとやらは?)

ヒント曰く「答えはキットの中にあります」.

うん? どういう意味だ?

どう考えても「雪道マップ」が怪しい.
穴が空くほどマップを見つめ,あーでもない,こーでもないと逡巡するが...時刻は16時を回った.さすがにGive up.

泣く泣くセンターに戻り,敗者の証をもらう...

iPhone11 Pro ※イベント終了済みのため無加工

早速,解答をチェック.

なっ何ぃーッ! ま,まさか,そういうことだったとは...
マジでこんなんクリアした人おんの?

いや,今日も「HARD」コースに取り組んでいるガチ勢たくさんおったし,クリアした人も多いんやろなぁ...
ひたすらに,ひたすらに悔しい.

iPhone11 Pro

敗北者たちは肩を落としクールに去る.
そして本日の宿に向かう.
宿に入る前に夕食.

iPhone11 Pro

Kazchariお気に入りの,石狩太美駅前のラーメン&焼肉本家なかむらだ.
息子も気に入ったらしい.歴代2位だそうな.

iPhone11 Pro

太美に来たということは,言うまでもなくKazchariの常宿ふとみ銘泉 万葉の湯に泊る.

「部屋には泊らない」というKazchariの言葉に「???」な息子.
リラクゼーションルームで寝るぞ!

明けて翌朝(11/4).
息子もこの宿も気に入ったらしい.

iPhone11 Pro

つーことで,完全に”ナーメテーター”で完全撃沈.

どの問題もめっちゃ頭の良い人が作ったんやろなぁ.
「EASY」はともかく「NORMAL」コースは,某〇〇王みたいな知識量だけがモノをいう単純なクイズとは完璧に別物.
何より相当な読解力が必須.

2分で読解力ドリル

普段エラソーに「最近の学生は読解力が足りん!」とか抜かしていた自分が恥ずかしい.

だが,北斗神拳もといKazchariに二度の敗北はない.
パターンは見切った!
来年は「HARD」コースまでNo Continueでクリアしてやるぜ! ⇒ 息子のイベントでは?

モンキー125,高砂温泉サウナレビュー

2023/10/9 Mon

ごちゃまぜ感

iPhone11 Pro

連休最終日も朝から快晴.
ここはライドに出かけたいところだが,午前中は息子の付き添い.

まずは昨日のグラベル走行会で泥だらけになったTopstoneの洗車.

Topstoneなカミフグラベル走行会ライド

何かここ数日,チャリを洗いまくっている気がする.
それはそれで楽しいのだが,ケミカル代がかさむなぁ...

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次に,ファットバイクからリアキャリアやバックミラーなどの装備を外す.

そう,納車して4年,約7000km走ったこいつを,ついにオーバーホールに出すことにしたのだ.
原因不明だが,車体のあちこちから「キシキシ」と異音がするようになったファットくん.
各ベアリング,ブレーキ,ケーブル類を総点検してもらうことにした.
もうじき北海道も雪のシーズンに突入.
「今年もアイス&スノーライド,がんがん走ります」宣言である.

で,前後輪を外したこいつをハスラーの後部座席に積み込み,息子は助手席.
河川敷のラグビーグラウンドまで送り届ける.

息子を降ろした後,「吉田輪業」さんへ.

iPhone11 Pro

実は店長さんも昨日のグラベル走行会に参加されていたので,話が早い.
ファットくんを降ろすためにクルマに一旦戻ると,店長から「おーい,電話出て~」との声.
そう,昨日の走行会で海外輪行&ライドについて話したところ,その国に何度も行っているというお客さんに繋げてくれたのだ.

突然の対応にあたふたするKazchari.
思いついたことを尋ねるが,全く要領を得なかったと思う.
すんません.

でも,一番聞きたいことが聞けた.
うわさに聞く,人々の日本人への親切さは本当らしい.
それがわかっただけでも十分である.

徐々に現実感が出てきたなぁ.
旅の計画のワクワク感,久しぶりだ.

で,ファットの気になるところを店長に告げて辞去.
河川敷に戻る.

すっかり日が出て暖かくなってきた.
ハスラーの後方ハッチを開けて,リクライニングチェアをセット.

iPhone11 Pro

青空,草原,雪山を眺めながら,図書館で借りてきたキャンプ本を読む.

北海道極上キャンプ

実用というより雰囲気本.
インスタ的映え写真が多く,キャンプの“きれいな面”への憧れを募らせる構成.
これはこれで悪くないけどな.

驚いたのは執筆者のキャンプ歴.
10年20年のベテランさんもいるが,2年とか3年の方の割合が多い.
つまりここ数年の新コロ禍で始めた人が,最新ギアに囲まれた「おしゃれキャンプ・インフルエンサー」として書籍で紹介される...良くも悪くも時代である.

Kazchariが見本にしてたのって,伝説の“野宿ライダー”こと寺崎さんやしなぁ...オシャとは真逆.それが良かった.

そうこうしているうちに息子の練習終了.
あまりも空腹なので昼食は贅沢(?)に「はま寿司」へ.

まだ二人で¥3,000いかない.
男の子はこれから食う様になるからなぁ.エンゲル係数ガーッ!

13時半である.
中途半端な時間に帰宅してしまった.

これからライドというのも今一つ乗り気になれない.
となれば...モンキーの出番でしょう.
最近エンジンかけてないしな.
それに,今シーズンはもうじき乗れなくなる.

冬に向けて心配なのは,購入したバイクショップが廃業してしまったので,バッテリーをどこで預けるか問題.
以前は外したバッテリー用の充電器も高価だったが,最近は安くて実用性のあるものが出てきた.
これなんてよさそう.

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つーことで,モンキー発進! モンキー出ます!
もはやメッシュジャケットは寒いので,例によって25年モノの3シーズンジャケット&パンツを着込む.
これから向かうのは高砂温泉である.

旭川高砂温泉

これまで何度も訪れているが,サウナは未体験.
それに最近リニューアルが完成したらしい.
果たして行きつけサウナとなるか否か.

俺たちの高砂温泉は肩のコリを癒せるのか

モンキーは相変わらず絶好調.よく走る.

ただし,ライディングシューズがそろそろ限界.
こちらも20年以上使っている.
右足首付近の紐フックが錆びて取れてしまった.
ホールド感がない.
「新しいシューズを買うか」とポチる前にDIYを検討.

PH PandaHall ブーツレースフック 20セット

さて,高砂温泉である.
その昔は「アイスブルベ」「旭川200ブルベ」の発着場所として利用させていただいていたが,経営者が変わったらしく,そうした協力が得られにくくなったと,中の人から聞いた.
残念な話ではあるが,廃業せず継続してくれているだけでもありがたい.

入浴料金は自販機の電子決済で.
ちょっとどうかと思うのが,平日¥700,休日¥850という設定.

昭和感たっぷりだったホールは刷新.
食堂エリアが大きくなり,漫画コーナーができた.
ここは前回入浴時にも確認済み.

脱衣場は変化なし.
ただし,入口すぐそばに喫煙室があり,吸煙機は設置されているようだが,ドアが常時解放されているので脱衣所まで匂いが漂ってくる.ここは減点.

浴室に入る.
かけ湯,洗体,入浴の儀式を終えて,いよいよ初サウナ室へ.

三段と広め.
入口には定員10名とあったが,それ以上も余裕.
テレビあり.
あまりあてにならない室温計は90℃ほどだったかな.

と,ここまでは普通.
この施設最大の特徴は,このサウナ室,なぜか脱衣所からガラス越しに丸見え.
もちろん逆からも.
なんでこんな作り?
マジックミラーじゃないだけで,バンコクの繁華街にありそうな風〇店と同じ作りである.
まさかと思うが,あのウワサって...(自主規制)

10分後,サウナ室そばにある水風呂へ.
大きさ的に一人用かな.

高砂温泉といえば屋上の露天風呂が有名.
サウナーではなかった頃も,ジェット水流付き寝風呂で長時間,気持ちよくつかっていた.

だがしかし,その屋上への階段に「冬季閉鎖」との張り紙が!
ぐぬぬ.なんつー改悪.以前は冬も開いていたはず.
あきらめて,大浴槽横の白プラ椅子に腰かける.

すると,Kazchariの次にサウナ室を出た人が奥の方に歩いていく.
うん? いずこへ?

脳裏に高砂温泉のサイト画面が浮かぶ.
そういや「新露天風呂オープン!」と記載があったような...

そう,なぜか女風呂と共用されていた謎の子供用プールが潰され,露天風呂として生まれ変わっていた.

もちろんそちらに移動.
広くはないが,建物の側面がオープンとなった浴槽があった.
ここにも白プラ椅子が5脚ほど.
作りとしては「きとろん」に似ている.

『キトウシの森 きとろん』に行ってみた

頭上が開けていないのは残念だが,浴室内浴(?)よりはずっと良い.
こちらで10分ほどの“ととのい”タイム.

こうしてサウナ・ルーティンの3セットをこなす.
一部不満もあるが,やはりサウナはええのぉ.
もはや最低でも週一で入らないと体調が悪くなる気がする(ジジリウムか!).

浴室を出てコミックコーナーで『氷点下の三ツ矢サイダー』を購入.
なんか最近,凍らせ度が甘くないか? 単に慣れたせいかな.

棚に並んでいるコミックから『羊のうた』を手に取る.

羊のうた (1) (バーズコミックス)

とりあえず2巻まで読む.
この作者の本は数冊読んだが,誰にも似ていない独自性がある.
Wiki先生によると女性だそうな.
表紙も本編の絵柄も油彩風.
多摩美卒か.納得.

その昔は入浴料¥500ぐらいだった気がする高砂温泉.
休日割り増しの¥850は割高感あり.

これだとプラスちょいで「きとろん」(¥1,000)の方がサウナの質も含め,ととのいコスパは高いかも.
返す返すも「御料乃湯」の廃業は痛い.

『御料乃湯』がなくなる~時代なのか

日が落ちて寒くなる前に帰宅.

iPhone11 Pro

そういや,今日は「体育の日」もとい「スポーツの日」だっけ.
もちろん,この日の夜もZWIFTするわけだが,まさかこの年齢になってもカラダを鍛え続けているとは...若い頃は思いもしなかった.

健康を保ち,この美しい世界にできるだけ長く,そして自由にとどまりたいものだ.

-人生にとって健康とは目的ではない.しかし最初の条件なのである-by 武者小路実篤

Kazchari家,ふるさと納税に手をだす

2023/10/4 Wed

財テク?

問題山積みの日本.
現状の”何もしない”政府には全く期待できないので,自分の未来は自分で守るしかない.

某マッチョライオン学長曰く「資産形成には「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」力が必要」とのこと.

本当の自由を手に入れるお金の大学

人生を大いに楽しむ「使う」力には自信があるが,今回は「守る」に関する行動,すなわち「ふるさと納税」のお話.

ふるさと納税とは,本来自分が住む自治体に納める税金を,気に入った別の自治体に寄付し,代わりに返礼品をもらうシステム.
払った寄付金分は税額控除される.その上限は年収によって異なるものの,寄付金から¥2,000分を引いた額が控除される.

まっ,ようするに税金の納付先をスイッチするだけで好みの特産品が送られてくるということ(適当).

税金がからむ話なので手続きが面倒かと思いきや,知れば知るほど超簡単.
「ワンストップ特例制度」なるものがあり,それを活用すれば居住地の役所や職場に申請することも,確定申告も不要となる.

ふるさと納税とは?

ただし,寄付金集めのために,額に見合わない返礼品を設定したり,各地の特産とは言い難い商品を用意するなど,本来の目的(地方応援)の主旨とはかけ離れ,過剰な競争になっている面もあった.

で,とうとう国(総務省)から物言いがつき,今年の10月より返礼品のルールが厳格化.

ふるさと納税が10月から改悪?

9月のネット界隈はこの話題で持ち切り.
で,このBig Waveに乗り遅れまいと,長年悩んでいた「ふるさと納税」に手を出してみることにした.

参考になるかと,職場で尋ねてみると意外に使っている人が多かったりする.
ちなみにふるさと納税の利用者数は,最新のデータで約890万人.
もしかして株式投資している人よりも多い?

つーことで,まずはポータルサイトに登録.

年収を入力し寄付金の上限をチェック.
何せ初めてなので,人気ランキングから好みの商品を選ぶ.

そう,どこの自治体とかはなく,どうしても返礼品で選んでしまうのが人のサガ.
それが既述の暴走を招いたわけだが.

事前に調べたところ,やはり食品系が鉄板とのこと.
お米なんて,なんぼあってもいいですからねぇ.
ただし,肉や海鮮は冷凍で送られてくるので,頼み過ぎると家の冷蔵庫のキャパでは入りきらない悲劇もあるらしい.

なるほど.

こういった情報は貴重だ.
つーことで悩みに悩んで選んだのが,以下の5品(5自治体).

1)熊本県高森町:国産百花はちみつ1kg

2)沖縄県八重瀬町:完熟マンゴー約2kg

3)北海道留萌市:鮭いくらしょうゆ漬け400g

4)佐賀県吉野ヶ里町:佐賀牛入り黒毛和牛ハンバーグ150gx12個

5)茨城県境町:お米4種食べくらべ20kg

なぜ5自治体かと言うと,先ほどの便利システム「ワンストップ特例」が使える上限だから.

届くのが楽しみだ.

モンキー125,雨で挫折なツーリング

2023/9/20 Wed

楽しくは...ある

iPhone11 Pro

土日出勤の振り替え休日.
ようするに貴重な平日の休みである.

朝目覚めると,とりあえず晴れ.
そういや最近乗ってねーやの”モンキーでツーリングに行きませう.
バッテリーにもやさしいしな.

ここで,ロクに雨雲の動きも確認せず,この晴れが一日続くと思っていたのが敗因だったのかもしれぬ...

iPhone11 Pro

スタート時の総走行距離は6631km.
もうじき購入後3シーズン目が終わる.
だいたい年間2200kmぐらいか.
チャリの1/6ぐらいなのが笑える.

ウェアはいつものKOMINEメッシュ
まだイケル.
前回のツーリングでは,この下にTシャツ1枚で汗だくだったが,さすがに今日は長袖カットソーを追加.

下はジーパン.
もちろん,アンダー股引と膝パッド装着.

行き先は大雪高原山荘の温泉とした.
冬期は閉鎖されてしまうため,年間営業は123日というレアな温泉である.
しかも9/23から10/1までは紅葉期の車両規制(シャトルバス乗り換え)となる.

数年前に一度,BAJAで訪れたなぁ.
サウナはないものの,大露天風呂が心地よかった.

今日を逃せば今シーズンはもう行けないだろう.

まずは定点観測地点.不穏な雲.

iPhone11 Pro

国道39号線を快調にとばす.
プリウスミサイルの幅寄せアタック(!)をかわす.蹴ったろか.

当麻の道の駅を過ぎた頃からポツポツと雨が...
「ヤバイよ,ヤバイよ」とビビっていたら,大豪雨に.
ちょうど当麻の外れのローソンを通り過ぎたばかり.
この先に雨宿りポイントはしばらくない.

バス停でもなんでもいいので,どこかに屋根が欲しい.
と,左手に以前から気になっていた建物が見えてきた.
慌ててピットイン.

iPhone11 Pro

そこはかたるべの森美術館

玄関の軒下で雨宿りしていると,建物内から10時のOPEN前にも関わらず,「中で休んで下さい」とのありがたい声.
せっかくなので,トイレをお借りする.
知的障害を持つ作家さん達が製作活動や展示を行っている場所だった.
へぇ,知らんかった(おい).

雨が少し落ち着いてきた.
戻るか進むか選択の時である.

iPhone11 Pro

ずっと雨雲に覆われているわけではなく,時々雲の切れ目から青空が覗くのがいやらしい.それが決断を迷わせる.

「まっ,せっかくの休みだし」と目的地に向かって出発.

さて,「かたるべ美術館」を出る時にもレインウェアは着用しなかった.
これは完全にミス.
雨は収まっていたが,路面の濡れはどうしようもない.
すぐにシューズからヒザ下にかけてびしゃびしゃに.

愛別の橋で右折し公衆トイレにピットイン.
観念してレインウェアを着ることに.
ムシムシ暑いかと思いきや,気温的にはちょうどよい.

iPhone11 Pro

さて,ここでもまだ選択に迷う.
進むか戻るか?

自称晴れ男としては,その名にかけて進むことにした(アホです)

iPhone11 Pro

やがて上川町へ.
再び雨が降り出す.

国道沿いのセブンイレブンが見えた.

「あそこで小休止して引き返そうか.それが賢明」と天使のささやき.
「いやいや,せっかくの休日&ここまで来たのだ.まだ進める」と悪魔の誘惑.

悪魔が優勢.発想が旧大日本帝国陸軍っぽくなってきたぞ.
ここは地獄のインパールなのか?

滝上への分岐点.
少し迷ったが層雲峡方面にガシガシ進む.
ヤケなのか?

前後にクルマがいなくなった.
たまにすれ違うオートバイライダーも完全防水仕様でずぶぬれ.
あっち方面も止んでいない.

このまま行ったとして,ゴールの高原温泉へは10kmほどのダートとなるはず.
こりゃ無理かなぁ...とようやく冷静な判断.

ついにUターンを決心する.

iPhone11 Pro

ただし,レインウェアのおかげでカラダは濡れていない.
このまま帰宅したら欲求不満間違いないので,サウナでも行きますか.

アプリ「サウナイキタイ」で検索.
以前から目をつけていた,当麻のヘルシーシャトーへ向かう.

EMONDAな今年もジェラートをもらいに行くライド

iPhone11 Pro

雨雲の動きとは逆方向になるので...止んだ.

で,無事『ヘルシーシャトー』に到着ぅ!

iPhone11 Pro

どこでどう勘違いしていたのか,前情報と異なり,町民外料金¥700(JAF割10%OFF).そして...残念ながら外気浴なし.

脱衣所と浴室の間に小スペースあり.
エアコンが少し効いていて,外気浴っぽい雰囲気がないわけではない.

平日午前なだけにお客さん少な目.
これはありがたい.
冷水潜水おやじが多数やったけどな.

いつも通りの3セット.
上がると昼食時間.
期間限定「鶏おろしポン酢定食」(¥870)を注文.

iPhone11 Pro

味はともかく量が...(チャリじゃないのにおかしい)

せっかくなので,10分¥100の「無重力」マッサージチェアを堪能.
2階の休憩室では40分¥3,000の整体コーナーもあったが...贅沢は敵だ!

iPhone11 Pro

外に出るとすっかり晴れ.
せっかくのオートバイやし,いつもの帰り道でなく新規ルートを開拓.

iPhone11 Pro

ほほぉ,ここにつながるのかの新発見.
途中,楽しそうなグラベルへの入り口も多数.
誘惑だらけやねぇ.

帰宅後,泥だらけのモンキーを洗車.
チャリに比べると駆動系の徹底洗浄がない分,楽だ.

当初の予定通りからかけ離れたツーリングとなったが,まぁ良し.
モンキーも乗っているだけで楽しい.
2輪車万歳!

メールをチェックすると市立図書館から予約本確保の連絡.

今度はファットバイクに乗り換えて図書館へ向かう.
なぜ,これほど慌てて取りに行くのか?
どうしても読みたい本だったから.

iPhone11 Pro

「環島」 ぐるっと台湾一周の旅

おやおやおやぁ? どうしてこんな本を借りているのかなぁ?

あぁ異国の地よ~過ぎ去りし日々

2023/9/7 Thu

全てが愛おしい

先日,Yahooニュースで面白い記事を読んだ.

いま空港でトラブル続出…日本人の若者の7割がじつは知らない?「パスポートの落とし穴」

この記事の若者(?)を笑えない.
新しいことに関しては誰もが初心者,失敗して成長するのだ.

むしろ,代理店に頼まず自分でやろうと思ったことを評価したい.
その考え方だけで既にチャレンジング.素晴らしい.

新コロ禍が(ほぼ)明け.今夏から海外旅行に出かける人が増えているようだ.
ただし円安が猛威を振るっている.

PBP参戦などの記事を読むと,燃料サーチャージはもとより,現地での飲食代,日用品の値段がえげつない.
赤コーラが¥500とか...

Kazchariが最後に海外(インドネシア)に出かけたのは2019年12月.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

当時ですら,円の価値は既に怪しかった...

本当に時代は様変わった.
海外旅行って,もっと気軽に行けていた気がする.
では,そんなKazchariは,これまでどこを旅してきたか.

Kazchariが人生初の海外旅行に出かけたのは1989年である.
大学の卒業一人旅.行き先はケニア,インド,ネパールだった.

なぜこのように変則的なのかと言うと,当初は西アフリカのトーゴが目的地(フォスターペアレントの寄付先)だったからだ.
旅行代理店に相談したところ,「旅行初心者に西アフリカは難易度MAX」と諭され,代わりにメジャーな観光地であるケニアを薦められて変更した経緯がある.
今のスキルがあれば,ケニアからトーゴに飛べただろうが,当時はレベル1の雑魚.素直に断念した.

その際,利用した航空会社はエア・インディア.
往路,復路ともムンバイ(旧ボンベイ)でのトランジットが可能だった.

それで,インド(とネパール)を旅することになったのだが...いやもう,噂に違わぬカオスっぷり.それまでの全ての価値観がぶっ壊れた22歳の春だった.

その後,会社勤めをしたが,仕事のあまりのつまらなさに3年も経たずに退職.
大企業だったため,いわゆるブラックではなかったけど.
ひたすら自由が欲しかった.山の向こう,海の向こうの景色が見たかったのだ.

向かったのは盗難...おっと東南アジア.
タイ(バンコク)を皮切りにラオス,カンボジア,ヴェトナム,マレーシア,シンガポール,インドネシアを10ヶ月ほどバックパッカー.

旅の回顧録~1993年のカンボジア(1)

旅の回顧録~1993年のヴェトナム(1)

戻ったタイにて睡眠薬強盗の被害に遭い,パスポートと有り金を全部ヤラれたので旅は強制終了.
そんな26歳,無職の秋.

猛勉強(?)の末,専門学校に合格.
入学前に旅館住み込みバイトで軍資金をため,再びタイの事件現場へ渡航.
その時,お世話になった方々に御礼.
落とし前をつけるため,そこから前回の旅をリスタート.
訪問を予定していた国,ミャンマー(ビルマ)を訪れる.
あそこまでやさしい国民性を他に知らない.

専門学校にておとなしく1年を過ごす.
比較的時間のあるうちにと,進級前の春休みに再びインドへ.
全く予定になかったが,現地思いつきでモルディブを訪問.
ありえない美しさの海にて,初めてスキューバ・ダイビングを経験する.

『南の島の大統領』を観た~モルディブの思い出

残りの専門学生生活を送る.
バイク事故により1年留年する羽目になったが,無事卒業し国家試験合格.
同級生だったヨメさんと結婚し,久々にまともな社会人生活を送る.

3年が経過.
かねてからの野望,青年海外協力隊への参加を模索.
参加要件を満たしたため,選考試験を受ける.
ちょっとした病気に罹患したことにより,見事に不合格.
資格を活かして1年間パート勤務.

2回目の選考試験で無事合格.
ジャマイカに2年間滞在することになった.
そんな35歳の冬.

派遣中は3週間の自主的な海外研修が可能.
近隣&許可された国だったドミニカ共和国,パナマ,コスタリカを訪問.
各国の隊員によるアテンドがディープだった.

無事2年間の任期を終えた...のだが,これまた自費での帰路変更可能.
メキシコ,ベリーズ,グアテマラに立ち寄ってから成田の地を踏んだ37歳の春

これまた資格を活かして職を見つけ,大阪から北海道へ引っ越し.
失業状態から再就職まで3ヶ月ほど時間ができたので,ヨメさんと地球一周の旅に出る.

世界一周堂の3大陸コースを選択.

アメリカ(アラスカ),メキシコ,チリ,アルゼンチン,パラグアイ,ブラジル,スペイン,モロッコ,ポルトガル,エジプト,フィンランドを訪問.
特に幼年期からの憧れ,イースター島が想像以上に素晴らしかった.

旭川に住み,再び定職についてからしばらくはGWおよび秋の連休を利用して渡航する生活が続いた.

その多くはダイビング目的.

パプアニューギニア(マダン,キンベ湾)から始まって,フィリピン(セブ)タイ(コタオ)インドネシア(コモド)パラオメキシコ(ラパス)...

リゾート滞在やクルーズ船での旅である.
国内も沖縄の離島や小笠原にも行ったなぁ.
特に気に入ったのは西表島多良間島だ.

やっかいなのは潜るだけでなく,一番金のかかる水中写真にもはまってしまったこと.

スキューバダイビング,やめよっかな?

他にレンタルバイクによる「ボルネオ島縦断ツーリング」(ツアー)にも参加.
東マレーシア(コタキナバル),ブルネイ,インドネシア(ポンティアナック)を走破.
モニターツアーだったせいか,代金が格安だったのが印象的.
その大盤振る舞いのせいなのかどうなのかわからんが,数年後旅行会社が倒産するというオチ付き.

ボルネオ島縦断ツーリング

モルディブ帰りにスリランカもバイクで走った.

娘が生後4か月の時にはグアム,2歳の時にはタイ(プーケット)に連れて行った.何の記憶も残っていないそうな.

息子ができてからは4人で台湾に行った.
娘はともかく,こちらも1歳に満たなかった息子は何も覚えていない.

そして2020年,新コロ禍の到来.
以降,パスポートのスタンプは増えていない.

こうしてまとめてみると,行きたいと思った場所にはほぼ足を運んでいる.
一度は断念した場合も,なんだかんだで最終的には到達している,なかなかリベンジな人生やな.

辛いこともあったけど,やはり旅以上に楽しいことはないな.

自由が欲しい,社会的地位も欲しい.
内面が見たい,外面も愛でたい.
片方しか知らない人生は送りたくない.
これは19歳でヘルマン・ヘッセの『知と愛』を読んで以降,Kazchariの行動指針となっている.

知と愛(新潮文庫)

何だか全てが終わってしまったかのような書き方だが,まだ見ぬ土地への憧れはあるか?
答えはYESだ.

「若い時旅をせねば老いての物語がない」(とある古典)

見るべき物,経験すべきこと,会うべき人ははまだまだ存在する.

『ザリガニの鳴くところ』を観た~強肉弱食

2023/8/9 Wed

彼女が愛したのは...

サスペンス映画の視聴が続く.
本日のZwiftの友は『ザリガニの鳴くところ』(2022)である.

ザリガニの鳴くところ

原題は「Where the Crawdads Sing」なので,そのまんま? いや「歌う」?
こんな意味不明の邦題,よく日本の配給会社が許したな.
オリジナル尊重は最近の傾向?

原作小説があるようだ.

ザリガニの鳴くところ Kindle版

で,「おすすめ」にアップされていた&変なタイトルに惹かれて再生.
なぜか吹替版しかない(Kazchariは字幕派)

もちろん予備知識ゼロで鑑賞.

以下,あらすじとネタバレ感想である.

1960年代,アメリカ南部(ルイジアナあたり?)の湿地帯.
まずはその豊かな自然がたっぷりと映される.
肝心のザリガニはいたっけ?

20mはある見晴台のすぐそばで,若い男性(チェイス)の死体が発見される.
警察が捜査.
死体周辺に足跡もなく,手すりにも指紋がない(誰かが証拠隠滅をはかった?).
事件性を感じた警察は,森の中で一人暮らしをしている通称「湿地の娘(カイヤ)」に疑いの目を向ける.
ちょっとしたボートチェイスの末,カイヤは逮捕される.
事件のことについてほとんど話さないカイヤに対し,陪審員裁判が行われる.
検察の求刑は一級殺人の罪で死刑.

ここで場面は10年ほど遡る.

湿地帯の森の中に住む子沢山の家族.
まず,母親と子どもたちの微笑ましい交流が描かれるが,そこに登場するのがDVオヤジ.
戦争帰りのPTSDなのかわからんが,些細なことで妻や子供を怒鳴り散らし,さらには暴力を振るう.

やがて,我慢の限界に達した母親は失踪.
続いて姉や兄も次々と家を出て,幼いカイヤと父親だけが取り残される.

近くに黒人夫婦が営む雑貨屋がある.
学校にすら行かせてもらえないカイヤを色々と気にかけてくれる.

この夫婦,当初はオヤジだけでなくカイヤへの態度もやたら慇懃.
原語ではどうなっているのかわからんけど,アメリカ南部の差別性,保守性を表現する秀逸な場面だ(時代が進むと少しずつ変化してくる).

やがて父親もどこかへ去る(この後は出てこない).
小学生(?)のカイヤだけが一人で暮らすことになる.
湿地で採れるムール貝を雑貨屋に売ることで,なんとか生計を立てている.

数年後,美しく成長したカイヤは,森の中で鳥の羽根が切り株に立てられているのを見つける.時には各種生活用品も添えられていた.

それは幼い頃に何度か見かけた青年,テイトの仕業だった.
カイヤに会うため,森に通い詰めるテイト
読み書きのできないカイヤに字を教える.
なんだかんだで仲良くなっていく二人.
カイヤがその気になっても,なぜか一線は越えないテイト(怖かった?).

テイトカイヤの観察眼や画才に驚嘆し,出版を薦める.

しかあし,都市部の大学に合格したテイトはしばし町(湿地帯)を離れることに.
「数カ月後の独立記念日には戻ってくる」と言い残す.

はい.当然テイトは数ヶ月どころか数年間,現れません.
ベタな「木綿のハンカチーフ」ですな(あれ,ついこないだも書いたような).

数年が過ぎ,以前に比べると湿地帯にも多くの人が訪れるようになった(ついでに開発業者).
その中にいかにもなチャラい青年,チェイスがいた.

なんだかんだでチェイスの誘いに乗るカイヤ
見た目と違い,チェイスも割りと礼儀正しくて,カイヤがこばめば手を出さない律儀な面もある.
かろうじてキリスト教保守の価値観が残っているのか?
もしくはテイト同様,「こいつに手を出すとヤバイかも」という躊躇があったのか.

ただ,チェイスの性格についてはところどころ描写されており,カイヤの絵の扱い方や◯◯◯のシーンに,彼の身勝手さや粗暴さが表現されている.

うん,わかりやすい映画だ.

大学を卒業したのかまだ研究生なのかわからんが,テイトが湿地帯に帰ってきた.
チェイスと遭遇.彼の正体に気づきカイヤのことで諍いが起こる(おっと,ミスリード).

テイトは未練がましくカイヤに近づき,チェイスは悪いヤツだと告げるが,それはさすがにかっこ悪いぞ(♪けんかをやめて~)

滞納していた固定資産税を支払うために,図鑑の出版を企むカイヤ
原稿を送ったところ,思った以上に評価されて無事出版にこぎつける.

名前が世に出たため,離れ離れだった兄(軍人)とも再会.
おおっ,徐々に話が良い方へ.

...と思いきや,カイヤ,なんだかんだでチェイスの正体に気づく.
別れ話を持ち出しても,しつこく迫るチェイスを拒絶するが,逆に殴られてしまう.
そう,チェイスはかつてのDVオヤジと同じタイプだったのだ(あるある).

なんとかしてチェイスから逃れ,静かに暮らしたい吉良吉影...じゃなかったカイヤ.しかし,この湿地からは何が何でも離れたくない.

で,場面は法廷に戻る.

結局,検察の主張が無理筋だったのと,弁護士の有能さにより陪審員は無罪の評決.

ここからは怒涛の展開.

テイトとも和解して結婚(裁判の時,お腹を触ってたけど...あれは?)
湿地の家にて静かに年を重ねていく二人.なんか『ターンA』の最終回っぽいな.

やがて老婆となったカイヤ
森の奥から現れた若かりし母の幻を見ながら,水に浮かぶボート上で息を引き取る.

遺品整理をする老テイト
とある画帳を開くと,そこにはチェイスの似顔絵と,殺害現場から持ち去られたとされる貝の首飾りがはさんであった.
そして全てを察するテイトだった...

終わり.
えっ,終わり!?

謎解きの答えとしては,法廷にて弁護士が「こんなことは不可能でしょう!」と説明していたことが実行されたということやろな.

他には,出版社の社長に話した「自然には善悪の概念はない」「時には弱者が強者にかつこともある」が,彼女の行動理念なのだろう(決意表明か).

サスペンス物としてはイマイチ感が拭えないが,とりあえず回想で殺人場面を再現しない点は良かったな.完全に蛇足.

そもそも”サスペンス”として作られていないように思える.
むしろ人生哲学.

結局,カイヤが愛情を向けるのはヒトでなく,自然=湿地そのものやったんやろなぁと解釈.

つまり(ナードっぽい)テイトや(ジョックスっぽい)チェイスという正反対のタイプに惚れるあたり,彼女にとって人間も純粋に観察対象.
これまで画帳に描いてきた湿地の生き物と同じレベルかもしれん.

残されたチェイスの似顔絵.
彼との関係を考えると,普通そんなん残しますか?
あまりにも冷静過ぎる.
そこに感情はないのかもしれない.

「湿地帯で静かに暮らす」という最大の幸福を邪魔する者は,何がなんでも排除する.という決意の下に行われた犯罪なのだろう.
テイトも無理に湿地からカイヤを引き離そうとすればヤバかったかも.

そやけど...演出のせいか,どうしてもカイヤに同情っつーか,感情移入できない.
少女時代から服も顔も小綺麗やし,何よりずっと健康そう.
コミュ症・人嫌いと言っても生活に支障をきたすレベルではないし.

「町の住民から虐げられている」と訴えるが,そんな描写もほぼない.
せいぜい聞こえよがしに陰口をたたかれる程度.

このあたりの不幸描写が弱いので,カイヤにイマイチ共感できなかったのかも.

レビュー評価は高めなので,まっ,好みの問題でしょう.

そうそう,これも以前アップした『フロッグ』のように,キャラをジョジョ絵にしても馴染む気がする.特に7部あたりの絵柄がぴったり!

Amazon Prime Videoで『フロッグ』を観た~脳内変換すると楽しめるゾ

つーことで,サムネの主演女優さんの表情にビビッ!っと来た人にはオススメです.

Amazon Prime Videoで『フロッグ』を観た~脳内変換すると楽しめるゾ

2023/8/4 Fri

日常に潜む恐怖

Zwiftの友,Amazon Prime Videoにて『フロッグ』という映画を観た.

フロッグ(字幕版)

別のサスペンス映画を観て以降,ずっと「おすすめ」に上がっていた作品.
完璧に前情報なし.
この手の映画で評価は星4以下と,少々地雷臭がするが,まぁ,食わず嫌いはよくないと鑑賞.
結果的に...うん,偶然が偶然を呼ぶ無理矢理な展開でしたな.ただ...

以下,あらすじとネタバレ感想.

原題は『I SEE YOU』
内容的には,こちらの方が適切.

『IT』の舞台に似た,典型的なアメリカの田舎町.
MTBで林道を走る少年.
何か未知なる力で,突然“後方に”ふっとばされる!

おっ,オカルト物なのか? 透明なナニカに襟首でも掴まれた?
...と思いきや,実は誰かが木の間に張ったヒモにひっかかっただけでした(後でわかる)

あれれ,おかしいぞぉ.

ヒモがMTBにひっかかったなら,少年は前方に吹っ飛ぶのでは?
と,まず物理法則を無視した展開にツッコミ.

場面は変わって,郊外の豪奢な住宅.
中年女性が朝食を作っている.
息子が2階から下りてくるが,なぜか険悪なムード.
二人の会話から,どうやらこの母親が不倫をやらかしてしまい,それがバレ,街中で噂になっていることがわかる.

母親(カウンセラー)が外出した後,リビングのソファで寝ていた父親(刑事)も起きる.
冒頭のMTBの少年は行方不明らしく,その捜査を担当中.

この街では過去にも少年の連続誘拐事件があり,犯人は収監中.
特徴はグリーンの五徳ナイフを現場に残していくという特徴がある(この設定,あまり意味がない)

さて,この日を境に,この家では数々の怪奇現象が起こる.
いきなりテレビのスイッチがついたり,マグカップが行方不明になったり,銀食器が全てなくなっていたり,レコードプレーヤーが鳴り出したり...うん? なんかしょぼいな.

さて,これらの怪異を訝しがる一家だが,ある日,母親の浮気相手が家に乱入.
なぜか中途半端な拒絶の母親にイライラさせられる.

そこへ,どこからか飛んできたマグカップが男の頭にヒットして出血!(大したケガではない)
それをなぜか地下室で治療する母親.なんなんだこの人.

息子を学校に送るために出かけた合間に,この不倫相手は何者かに撲殺される.
帰宅した母親は死体を発見して絶句.
夫に助けを求める.

息子の仕業と思い込んだ二人は,死体を森の中に埋めに行く.
うん? 息子に確認せんでええんか?

二人が戻ると,なぜか気絶した息子が手足を縛られて浴槽に転がされていたッ!
何ぃ! この家には誰かがいるのか!?

ここで舞台暗転
時間が巻き戻り,タネ明かしが始まる.

他人の家に勝手に侵入し,屋根裏などに住み着き寝床にする.(バレない程度に)食料を頂き,短期間でまた別の家に移る.決して家の持ち主に危害を加えない.
こうした行為を「フロッギング」というらしい.
もちろん犯罪だが,悪意というよりスリル満点のゲームと捉えている感がある.

この家にも男女二人が侵入.フロッギングを楽しむ女と違って,ビギナーの男の方は期待外れで面白くなかったのか,ルールを破り,家人に対しいたずらを仕掛けるようになる.それが数々の怪奇現象の正体だったのだぁ.
ちなみに男はカエルの被り物をしている.

男は精神的に不安定で,行動がどんどんエスカレート.
とうとう,寝ている父親に小便をかける荒業!(なんで!?)

そろそろ潮時と思った女は,地下室にて母親の浮気相手を父親に撲殺するシーンを目撃してしまう!(なんてこった!)
そう,誘拐事件もしかり,真犯人はなんと刑事である父親だったのだぁー(棒)

女は「これはヤバい」と男に知らせるも,壊れている彼(息子を緊縛中)には話が通じず,もめた末に階段から突き落とされる.
そして後頭部を強打し死亡(っぽく見せる演出).

あわてた男はガレージのクルマに女(の死体)を乗せて逃亡を図るが,そこへ夫婦が帰宅.
気絶している息子を発見し大騒ぎ.母親が病院に搬送することに.
父親は「家で犯人を探す」と告げるが,女の死体が乗ったクルマでどこかへ出かける.

車内で目覚める女.
偶然,そばにあったカバンの中に血まみれのバットやら,グリーンの五徳ナイフやら,行方不明中の少年のシャツを発見.
全てを察してしまう.

女はどこかの森で停車したクルマから脱出.
周囲に父親はいない.
携帯電話で警察に助けを求めるも電波弱し.残念.

徘徊中,偶然,森の中でキャンピングトレーラーを発見.
早く逃げれば良いものの,なぜか好奇心にかられて侵入.
なんと,そこには...はい,おわかりですね.なんと誘拐された少年2名が監禁されていたッ!

助けようとするものの,背後からビニール袋を持って近づく父親!
女はまたしても殺される(ように見える演出).

父親,女の死体を連れて帰宅.
ソファに横たえ,ほっぺたをペチペチすると女が蘇った(またかい!)
父親は全てがバレたことを知り,この女を犯人に仕立て上げることにする.
銃撃戦の末に女を銃殺(したように偽装).
さすがに今度こそ死んだ?

女が殺されたことを知った男は逆上.

父親との最終バトル開始.

さすがに拳銃を持った刑事相手では分が悪いのか,気絶させられ,強盗犯の濡れ衣を着せられそうになる(半分は本当).
ところが油断したスキに男が拳銃を奪って反撃.

父親も,死に際に「聞いてくれ,オレも...」とかなんとか言ってたので,過去に何らかのトラウマ経験(誘拐?)がある模様.
男はそれを意に介さず発泡.

警察に取り囲まれた自宅を見て,呆然とする母と息子.
全てが終わった.

ここで回想.
フロッギングの男も子供の頃,まさにこの犯人(父親)に誘拐・監禁された被害者だったことが明かされる.

終わり.
えっ? 終わり!?

つまり,虐待の連鎖ならぬ,誘拐・監禁によるトラウマや連鎖を表現したかった...のだろうか.
アイデアは悪くないけど見せ方がなぁ...
役者もあまり魅力がないし.

にしても,登場人物のほぼ全員が胸糞.

フロッギングの男女にも同情できないし,真犯人(父親)と母親は言わずもがな,
これはあれだな,どっちもどっちの『ドント・ブリーズ』パターンか.

ドント・ブリーズ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

しいてあげれば,息子はわりとまとも.
それでも母親はアレだし,父親の正体がバレればこの街にはいられない.
中学生(?)にしてこの先,過酷な人生が待ち受けている.

超常現象に頼るのでもなし,無意味にスプラッタ描写もなし.
そこは良い.
偶然には頼っているけどな.

いわゆる”日常に潜む恐怖系”映画だった.

おっ,言われてみれば「ジョジョ第四部」もしくは「岸辺露伴」シリーズにあっても違和感のない話やったな.
そう考えて,各キャラを荒木絵に置き換えると...ゴゴゴゴゴッ...おぉ,馴染む馴染むぞ!

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

真犯人が平穏を愛する殺人鬼,吉良吉影(川尻浩作)で,街並まで杜王町に見えてきたぜッ!
そして,真相をあばくのは息子(川尻早人)!

例の放尿シーンとか,むっちゃありそう.
もしかして監督もしくは脚本家はジョジョラーだったりして.

つーことで,散々ネタバレしてしまいましたが,脳内でジョジョ風にキャラを変換できるなら,めちゃめちゃ楽しめるかもしれない映画でした.

チャン♪チャン♪

『映画を早送りで観る人たち』を読んだ

2023/7/7 Fri

倍速視聴はしないけど

7/1より『ツール・ド・フランス2023』が始まった.

例年だと,一週目は出場選手の顔見世.
つまり,個人TT,スプリントステージ,丘陵ステージ,週末に一級山岳1つだけステージなど,ヴァリエーションに富むものの,まったりペースでスタートすることが多い.

だが今年は別物.

珍しくラインレースとなった第1ステージから全力全開.
早くも総合2強のポガチャルとヴィンゲゴーの争いが見られるなど,とんでもない展開.

第4ステージのスプリントもサーキットゴールが大混乱を産んだ.
道が広すぎ=ライン取りの自由度が高すぎて落車続出というスペクタクル.

そして,まさかのポガチャル失速からの倍返し!の第5,6ステージ.
面白すぎる.

今のところ天気も良く,悪天候続きだったジロの陰鬱さとは真逆.
毎日楽しみにしている.

イマイチ盛り上がらない今年の『ジロ』

さて,そんなツールだが,Kazchariは例によってJ-SPORTSオンデマンドの月払いパックで視聴中.

毎晩たいてい21時前後に放送開始となる.

とは言え,ずっと画面を見続けているわけではなく,山場を除き,洗い物やらZwiftなど何か別のことをしながらという,ラジオ的な活用をしている.
トイレ・浴室にも持ち込むけどな.
毎晩23時半には就寝するので,そこで視聴は中断.
続きは翌朝,というルーティン.

そう,ロードレースは中継時間が長いのだ.
一時,スーパースター・ペテル・サガンが「このスポーツは退屈すぎる.オレだったら最後の5分くらいしか観ない」なんてことを発言して物議をかもした.

確かに.

コスパ,タイパとうるさい昨今,競技時間が5,6時間かつほとんどの画面が「おっさん達のサイクリング」というエンタメが生き残っていること自体が奇跡.

さて,先日,このコスパやタイパ志向がすっかり強くなった現代人による映像作品の視聴スタイルについて言及した書籍『映画を早送りで観る人たち』を読んだ.

映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ (光文社新書)

最初にこの本について知ったのは,数ヶ月前の岡田斗司夫ゼミだったかな.
そこで興味を持ち,図書館に予約を入れたのだが,人気本のためか,なかなか確保できなかった.それをようやく読了.

さて,内容をざっとまとめる,

最近,映画やドラマ・アニメなどの映像作品を倍速再生や飛ばし見視聴する人が増えている.
具体的には「会話のないシーンや風景だけの描写シーンは飛ばす」「連続ドラマのサブキャラのエピソードは飛ばす」など.
さらには「後悔したくないのでドラマ視聴前に先にネタバレ・考察サイトを読む」などのコスパ志向.

これらの行動,Kazchariには,この本の著者同様,作り手に敬意のない失礼な態度と感じらたのだが,本人たちは「買ったモノはどう扱おうが個人の自由」という思考.

こうした人が増えたのは以下の理由.

1)サブスクが普及し,膨大な作品をチェックする時間に追われている.
映画館に行く,ビデオを借りるなどの手間が不要な分,視聴が手軽になりすぎた.

2)SNSで共感し合いたいので,多くのコンテンツを知っておかねば.
多数の人と話を合わせるため,もしくはマウントをとるためには,とりあえす流行りのコンテンツを押さえておく必要がある.

3)全てをセリフで説明する作品の増加.
登場人物自身が状況,心情をセリフで丁寧に説明しまくり.構図や風景,表情からキャラの思惑を類推しなくてもよい=画面を観続ける必要がない.

ようするに,視聴が手軽になったコンテンツをできるだけ多く,早く”消費”したいという効率化が何よりも優先されている.
だが,それはもはや”鑑賞”とは呼べない.

一番驚くのは,ネタバレ禁どころか,むしろ自分からネタバレ・考察サイトをチェックしてから,その作品を観るかどうか決める人がいるということ.
ハズレを引きたくないというコスパ志向に加え,「予想外の展開や心が揺さぶられる内容は疲れるから避ける」という驚愕の理由.

現実の生活で心身ともに疲れ切っているのに,単なるエンタメに芸術性や高尚さなんぞは求めていない.ただ楽しみたい.ひたすら見たいものだけを観たい.激しい感情を喚起させられたくはない...

世の中ハラハラドキドキ,喜怒哀楽も全て体験してなんぼと考える厨二なKazchariには理解できん.
単なる現実逃避に思えるけどな.

...と,こうしたコスパ・タイパ至上主義者に賛同しかねるのだが,次の一文で論破されてしまった.

「自分もAVでは早送りする」といったお茶目な反応が複数あった.たしかに,“目的”のために“物語”を無視して“お目当てのシーン”だけを“繰り返し”視聴する映像ポルノは,快適主義が求めるものと要素としては同じだ.

えー,はいすいません.
ヒトなんて根っこのところではみな同じ.
優劣はないっつーことやね,きっと.

それでも,現代社会のこの膨大なコンテンツの海に放り込まれた結果,「ヒマ恐怖症」になりがちなのも確か.
少しでも時間があれば,スマホを手に取り「情報」という名のエンタメを注入され続けてる.

「我々は暇を恐れすぎている」と,エライ人が言っていた.
つまり脳を休ませて,これまでの知識や経験を整理整頓する時間が必要.
そうでないと,脳が汚部屋になるだけ.
ようするにデジタルデトックスが重要ということやな.

そこで登場するのはやはりチャリ.

「ツール」の放送もダイジェスト版があるけど,やはり同じような画面が延々と流れるLIVE中継を,ダラダラと酒でもチビチビ飲みながらボーッと観るのが心地よかったりする.

そして何より,頭からっぽにして夢を詰め込めるブルベがやっぱり最高.
例えば400ブルベの200~300kmの間なんて,究極の退屈さ.

さーて,来月のブルベさんは?~悩ましの400

チャリこそ人生を満足させる最強のコンテンツ!...と言いたかっただけ.

あの『弱虫ペダル』の渡辺先生が...

2023/6/22 Thu

御堂筋と絵心の区別がつかない

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少し前の話だが,弱虫ペダルの最新刊,第84巻を購入(ダウンロード)した.

ようやく話が進んだ感.

坂道の後継者はともかく,というキャラクターは実に魅力的だ.
彼のおかげで,マンネリ化したIHの展開がようやく活性化するかも,と期待.

ところで,3年目のインターハイ,総北のメンバーはどうなる?

順当だと主役3人+鏑木+1年生2人かな.段竹脱落の伏線張ってるし.
鏑木もなんらかの事情でIHに出場できず,六代と元バスケ部二人が...って面白い?
杉本はさすがに難しいか.

そやけど,やっぱり鳴子は総北に残るねんなぁ.
京都伏見に転校して,総北のライバルになるという熱い展開に期待してたけど.

どうしても,IHの最後は3人手をつないでのゴールにしたいのだろうか?
だとしたら少々興ざめではある.

キャラが動き出すと作者の手には負えない,つまり作者自身にも展開が読めない,とはよく聞く話.

とまぁ,中身はともかく,今巻の目玉は巻末のおまけマンガだった.

ここは作者の渡辺航先生の近況報告ページなのだが,今回は新車購入レポートだった.

なんと渡辺先生,Kazchariと同世代のEMONDAを購入したとのこと.
機械式ディスクと変速機という,通好みのこだわりの違いはあるけど.

で,そのインプレが興味深い.

1) 集団内で速い

2) 登りのタイムはあまり変わらない

3) か...かたい

4) 単独でも速い

5) デザインがイマドキでカッコイイ

6) ディスクブレーキはよく止まる

基本”ぼっち”のKazchariも「1)」を除いて完全に同意.

そうそう,EMONDAだからと言って,坂道のタイムが(何もせず)伸びるわけはない.
むしろ,慣れているDOMANEの軽量化verの方が速いかも...
再来週のヒルクラ大会,どっちで出る?

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

やはりEMONDAっつーかハイエンドモデルのフレームは固いのねん.

デザインは文句なし.
けど旧型のような軽量というイメージはなくなったな(実際重量増).

そのの最大の要因であるディスクブレーキは,これからの必需品.
先日の「きのこの山300」におけるオロフレの下りで痛感.リムは止まらん.

BRM610きのこの山300km(その2)

いずれにせよ,チャリを乗り込んでるガチ勢の渡辺先生と同意見はうれしいね.

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