2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(4)

2019/12/2 Mon Day4 Raja Ampat

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

(3)はこちら ⇒ 2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(3)

クルーズ船に乗るといつも思うのだが...ホンマみなさん酒飲みだ.
かく言うKazchariは飲めないというより飲まない.忘年会等でもビールをコップ2~3杯程度.自宅でも夕食時に「ほろよい」系の甘く軽いチューハイをジュース代わりに飲むくらい.理由は単純,おいしいと思えないから.さらには翌朝,高確率で頭痛がある.特に今回は到着前から体調不良で服薬中.できるだけ万全の状態で潜りたいのです.

ちなみにこの世で一番おいしいと思う飲み物は,真夏のヒルクライム,頂上で飲む赤コーラ.同率一位は筋トレ後のプロテイン.異論は認め…(ごにょごにょ)

さて,ラジャ・アンパットダイビング2日目のスタートである.
いよいよワイドレンズの出番!

Dive262 Dayang (Wide)
「リゾート前にある浅瀬が大変奇麗なコーラルスロープで,マンタもクリーニングにやってきます」(D2Iのクルーズレポートより)
潜水時間51min 深度24m
水温28℃ 透明度12m

マンタ(ノーマル&ブラック),キンギョハナダイ,ピンストライプフュージョラー群,ササムロ群,キンメモドキ,ハバナフュージョラー群,ユメウメイロ群,ハルゲイダバタンガス(コンペイトウウミウシの仲間),ホホスジタルミ,ブラックチップリーフシャーク,テングチョウチョウウオ(希少種),etc

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

Dive263 Melissa Garden (Wide)
「ソフトコーラルとハードコーラルが広がり,色鮮やかで大変奇麗なポイントです」
潜水時間52min 深度30.2m
水温28℃ 透明度15m

ピンストライプフュージョラー群,ササムロ群,タカサゴ群,ユメウメイロ群,ウメイロモドキ群,パシフィックスパゲッティイール,ブラックチップリーフシャーク,ホワイトチップリーフシャーク,グレイリーフシャーク,ロウニンアジ,カスミアジ,イソマグロ,ヨコシマサワラ,ムレハタタテダイ,サザナミトサカハギ群,ヒラニザ群,ハナタカサゴ群,ブルーウィップテイル,デバスズメダイ,カブラヤズズメダイ,バラフエダイ,ナンヨウツバメウオ,ナポレオン,イッテンフエダイ,コガネアジ,etc

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

Dive264 My Reef (Wide)
「シーマウント上のリーフには大変奇麗なサンゴが広がり,魚も多く集まるポイントです」
潜水時間51min 深度32.1m
水温28℃ 透明度12m

ピンストライプフュージョラー大群,ウメイロモドキ群,タカサゴ群,ササムロ群,ユメウメイロ群,イエローフィンバラクーダ群,イエローリボンスイートリップス群,イッテンフエダイ群,ヒメフエダイ,ギンガメアジ群,ピグミーシーホース(バルギパンティ),ロウニンアジ,カスミアジ編隊,シザーテールピュラー大群,カンムリブダイ,ナポレオン,ブラックチップリーフシャーク,ニジョウサバ,バラフエダイ,コガネアジ,ヒラニザ群,イエローダッシュフュージェラー群,etc

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

情けないことに,このDiveにてライセンス取得以来,初のエア切れ! ガイドさんのオクトパスから空気をもらう.トホホ.確かに激流に逆らって必死に泳いだな.なぜか今回全般的にエアの消費量が激しい気がする.ブランクのせい?

さらに,ダイビングライト,INON LF1100-Wご臨終! 水中で点灯と消灯を繰り返し,on-offが全く効かない.浮上後,電池ケースを開けると,ボン! プシュ~で完全水没.去年の沖縄に続きダイビングライト2本連続アウト~! 大丈夫,予備のマクロ用がもう一本(INON LE550-W)ある!(持参しててよかった)

3本目終了後,ペネムー島に上陸.噂の300段の階段を登ってラジャで最も有名な絶景を観る.ついでにドラゴンも見たいところ(いないって).
展望台ではおそらくフランス人の団体さんが,何やら宗教的な弁論大会をしていた.大自然の中で神の教えを説いているのだろうか?

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

夕食後はもちろんオプションのナイトダイブ.他のみなさんは宴会で,参加者はKazchariのみ(笑)

Dive265 Anita Garden(Night Macro)
「大変奇麗なサンゴが広がっており,甲殻類,軟体動物を楽しめるポイントです」
潜水時間45min 深度18.1m
水温28℃

サラサエビ,サンゴサラサエビ,ソリハシコモンエビ,サンゴカクレエビ,ソデカラッパ,マルコブカラッパ,ミミズクガニ,ケセンガニ,エダツノガニ,ナカザワイソバナガニ,etc

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

今回のラジャは透明度がイマイチだそう.もちろんプランクトンが豊富=魚影が濃いという法則も成り立つのだが.昼のワイド写真,スコーンと抜けた画もほしいねぇ.(その5へ)

OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

(5)はこちら ⇒ 2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(5)

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(3)

2019/12/1 Sun

潜るでぇ.

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

(2)はこちら ⇒ 2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(2)

00:30発GA682,ソロン行きの飛行機には結構な人数が乗り込んだ.日本人も多数.その中には同じ船に乗る人もいるはず.

今回は左側3列シート.通路側を無事確保.制限ギリギリの手荷物を持ち込む人が多いのか,Kazchariのバッグは自分の席よりかなり前方のボックスに収容された.何かそのうち大きさ規制がかかりそうで困る.

隣に座った年配の方,一見日本人.全く言葉を交さなかったので曖昧.服装がダイバーっぽくない.ダイコンもしていなかったような.ソロンでお仕事だろうか?と色々想像する(訊けばいいのに?).眠いのと風邪気味なのでコミュニケーションする気力・体力に欠けていた.同じクルーズ船に乗る人と後程判明.

ジャカルタ-ソロン間のフライトは4時間程.時差が解消されるので到着は6:35の予定.寝るのには中途半端.でも寝ないとキツイ.愛用のアイマスクと耳栓を装着.座席を目一杯倒し寝る態勢へ.さぁ,意識の深淵へダイブ...って眠れん.シート狭すぎ.昔から飛行機では眠れないのだ.意識の表層にプカプカ浮いたまま,結局朝食の用意音で起床.ほぼ徹夜.諦めよう.

OLYMPUS TG-5

そうこうしている内に着陸.やって来ました秘境ラジャ・アンパットのベース基地ソロン.

OLYMPUS TG-5

思えばニューギニア島には4度目(インドネシア2回,PNG2回)の上陸.何かと縁がある.1993年のワメナ高地トレッキング,2005年のマダン・ダイビング,2017年のワリンディ・ダイビングで訪れた.この地域はマラリアが心配.特にPNG側に行った際には,“強力”虫よけスプレーをたくさん準備していった.今回はあまり気にせず.ほぼ船上やし.

預け荷物も無事ゲット.このKazchari,けっこう海外旅行しているがロストバゲッジは一度も無い!って威張っても意味はない.
出口には今回お世話になる「Dive Dream Indonesia」のボードを持ったスタッフがいた.日本語ペラペラのガイドさん,Joryだった.

観光客でごった返す空港玄関にてしばし待機.
暑い.ムシムシする.そらそうだ,旭川+40℃なのである.身体が対応しきれていない.そのうち今回の乗船客12名がそろったため車に分乗して港に向かう.12名=満員.つまり,ラッキー・シングルルームは今回なさそう.同室,気の合う人やったらええなぁ...

と,眠い頭で物思いにふけっていると,車は街中へ.いやぁ,久々に帰ってきましたよ~我が愛する東南アジア.このごちゃごちゃ感.外国に来ている感がたまらん.やっぱり年に1度はこの喧噪を浴びないとな(車からやけど).

港にて荷物を小型ボートに載せ替えて,今回のクルーズ船,ハティク号へ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS OM-D E-M1 Mk-II / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ウェルカムドリンクをいただきつつ,今後のスケジュールや船内注意事項などの説明を受ける.メンバーの方々,さすがに秘境ラジャにわざわざ来る猛者たちである.いかにも慣れてますよ感が漂う.ここラジャにも数回来られている方もいる.いいなぁ.

部屋に案内され出港.朝食,昼食と続き,カメラ機材のセッテイングをして,いよいよ1本目のチェックダイブである.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

以降,同チームとなるSさん,Hさん,Tさん,よろしくお願いします.

Dive260 Yum Slope (Macro)

潜水時間60min 深度20.4m
水温28℃ 透明度14m
ヨスジリュウキュウスズメダイ,イエローディップドダムゼル(準固有種),バタンタドティバック(固有種),クモウツボ,ゴールドスペックジョーフィッシュ,カニハゼ,ブルーフラッシャーラス,ジュウモンジサラサハゼ,コロールアネモネシュリンプ,ニセアカホシカクレエビ,ピクチャードラゴネット,グレイテールエンゼルフィッシュ(幼魚),テールスポットコールトゥースブレニー,etc

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

夕食後,オプションのナイト・ダイブにも参加.

Dive261 Yum Slope (Night Macro)

潜水時間46min 深度15.5m
モンハナシャコ,シマキンチャクフグ,クロハコフグ,イソギンチャククモエビ,フラワーコーラルファイルフィッシュ,オニハタタテダイ,ヨロイウオ,ウミウサギガイの仲間,イエローディップドダムゼル,フィッシュネットピプセロドリス,イワシの群れ

OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
OLYMPUS OM-D E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ダイビングに関しては実に1年3か月のブランク.体調が悪いせいもあるが,いまいち勘が取り戻せない.画に余裕がない.特にマクロ撮影はダイビングおよび写真テクニックの両方ともごまかしが効かない.慣れるまでしばらくかかりそう.

大丈夫,この旅は始まったばかり.(その4へ)

OLYMPUS TG-5

(4)はこちら ⇒ 2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(4)

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(2)

2019/11/30 Sat

完全なる移動日.

OLYMPUS TG-5

(1)はこちら ⇒ 2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

朝6時前に起床.さすがの我が体内時計,いつもと同じ6時間睡眠である.これからの長距離フライトに備えてシャワーを浴び洗髪をする.7時頃にチェックアウトし,第一ターミナルから国際線ターミナルにバス移動.

さすがに11:45発のジャカルタ行きカウンターはまだ開いておらず.みんな大好き1階のローソンで朝食.まるでブルベメシ.

OLYMPUS TG-5

羽田空港のWifi環境はかなり良いので,Amaプラを観たり,kindleを読んだりで時間をつぶす.8時半頃ガルーダのカウンターを覗くとチェックインが始まっていた.
インドネシア国内乗り継ぎもガルーダなので,最終目的地のソロンまでクソ重いダイビングトランクともしばしお別れである.時々抜き打ちチェックがあって,ジャカルタで呼び出されることもあるらしいが基準は何だろう?

機内持ち込みはいつも2点.
1つは愛用の「ヒデオワカマツ ハイブリッドギアトロリー3」.使い勝手が非常に良い.トランクを預ける前はリュックとして,預けた後はコロコロキャリーとして使える.もちろん機内持ち込み可である.カメラ機材や交換バッテリで満杯なので見た目以上に重い.LCCなどで重量を量られるとヤバイ.

ヒデオワカマツ ハイブリッドギアトロリー3

もう一つは20×20cmのアルミケース.近所のホームセンターで買ったモノ.元々は工具入れだろう.ハウジング+OLYMPUS OM-D E-M1+8mm fisheyeがすっぽり.隙間にウエスやらダイコンを入れる.ただし搭乗前の荷物検査でよく開けられる.以前,メキシコで整備用の5mmレンチが見つかり取り上げられそうになった.これでどうやってハイジャックしろと?

希望のシート,つまりトイレ対策の通路側シートを無事ゲットできたので,ちゃっちゃっと出国審査.ほほぉ,これが噂の顔登録ってヤツな.スタンプがなくなって寂しい(希望すれば押してもらえる).

出国ゲートを抜けて次は両替.インドネシアのド田舎に行くので円からの現地両替は困難.カードも通信状態が悪いと使用不可.よって様々な支払いでキャッシュドルが必要らしい.

事前にレートの良いところを調べ,韓国系のSBJ銀行を利用.空港マップについているクーポンやらなんやらを使ってUS$450を手数料込み¥50000ちょいで入手(細かいレートは忘れた).現地出費を考えてこの額にしたのだが,これで適切でした.

ここでもゴールドカード発動でラウンジへ.コーヒーを入れて席につき荷物を点検していると...あれ? 飛行機のeチケットがない!?
どうやら先ほどのチェックイン時に返してもらえなかった.もしくはカウンターに置き忘れたようだ.最悪無くてもパスポートがあれば大丈夫とは思うが,帰りに面倒くさいことになりそう.休憩もそこそこにラウンジを出て,搭乗口に向かう.すでにスタッフもいた.Kazchariの名前確認後,にっこり笑って「これですね」と手渡される.まぁ,最終的にはここ(搭乗口)に来るわけですが,館内アナウンスもほしかった.ビビった.今思えば,この事件もKazchariに襲い来る数々の悲劇の序章に過ぎなかったのだった...

にしても,いつも思うのは空港ってのはホンマに巨大.遠近法の見本みたいな場所である.そして広大な空間の割に人が少ない.ある種のデストピア感さえ漂う.

OLYMPUS TG-5
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11:45,定刻通り出発.中央3列シートの通路側.隣はヒジャブを巻いた年配女性.その隣も友人の様なので,トイレなどでKazchariを起こすことはないでしょう.日中フライトなので熟睡はないけど.

しばらくすると昼食が出た.日本発らしく,煮シイタケやらそば.おやつにはスーパーカップ・アイス.Kindleで人の命がやたらに軽い『ヴィンランド・サガ』を1巻から読み直す.そう,連載が長い,単行本のスパンが長い,休載が多いと内容忘れてまうねん.まぁ,NHKで放送中のアニメの出来もやたらに良いので,こうして最新刊まで再読しているわけですよ.『進撃の巨人』といいNHKアニメのクオリティは凄まじい.ある種,国策なのか.

OLYMPUS TG-5
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風邪を少しでも回復させるため,もしくは悪化させないために出発時からずっと濡れマスクを着用している.保水シートも乾いたらトイレで湿らせる.あぁ早く治れ~

のどぬ~るぬれマスク 就寝用 無香料 3セット ×3個

Kindle読んだり,映画を観たり,ウトウトしたりで7時間ほどの時間つぶし.そうこうしている間に17:30ジャカルタ着.時差は2時間である.
少し前から日本人はvisa不要になったので,さくっと入国審査に並ぶ(というほど人おらず).珍しく「What are you doing here?」との質問.

国内線ターミナルへの道が非常に長かった.歩いた歩いた.先ほど羽田空港の巨大さに驚いたと書いたばかりだが,バンコクにせよ,シンガポールにせよ,ここジャカルタにせよ,その空港の巨大さは比べようもない.ジャカルタに至ってはまだまだ拡張工事中.国力というか,国の勢いを感じさせる.そうなのだ.20数年前,東南アジアやインドをバックパッカーしていた頃は日本(円)の強さや豊かさをあちこちで感じていたが,今は違う.明らかに日本は弱くなり,安くなっている.「ニッポンバンザイ・スゴイ」ばかりのTV番組はどうなのよ?

OLYMPUS TG-5

ところどころにある消化器モチーフのイラストが楽しい.

OLYMPUS TG-5

次のソロン行きの飛行機は深夜00:30発.
国内腺カウンター付近にわらわらとあるファストフード系の店で夕食にする.せっかくだからとローカルフードっぽい,これを注文.

OLYMPUS TG-5

大外れ.ただのインスタントラーメン(カップヌードル系)でした.写真と全然ちゃうやんけ.これで47000ルピア!?(だいたい0を2つ取って¥470).空港とはいえ高すぎる.とても空腹感は満たされず,次は冒険せずに『YOSHINOYA』へ.これまたせっかくだからと(懲りてない)”おそらく”日本にないメニュー「チキンカラアゲドン マヨネーズ」(?)を注文.確か60000ルピアぐらい? 味はまぁ冷凍チキン.何よりも量が少ない.

OLYMPUS TG-5

何か食べる毎に後悔しそうなので,無理をせず荷物審査を経て搭乗口へ.これまためちゃめちゃ歩いて移動.万歩計持ってきといたらよかった.あちこちにある給水機で水をゲットし,のどあめなめつつ飛行機を待つ.長いようで...長い時間.時折ベンチに横になるも寝るわけにはいかない.ギリギリで搭乗口の変更アナウンス.そちらに移動し,いよいよ東への大移動.ラジャ・アンパットはまだか.(その3へ)

OLYMPUS TG-5

(3)はこちら ⇒ 2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(3)

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

2019/11/29 Fri

OLYMPUS TG-5

さぁ,いよいよ年に一度の(嘘つき!)自分へのご褒美.海外一人旅である.

2019年の行先はインドネシアのラジャ・アンパット! 久々のダイビングクルーズにGo!
さすがに最初で最後かなぁ...と行く前から思ってしまう憧れつつも遥かな海.

とりあえず場所はここ.

2007年ナショナルジオグラフィック誌に「インドネシアに無数の生命が溢れる奇跡の海が広がる」と紹介され、現在世界で最も注目されるホットな場所の1つです。
この海がダイバーに知られる事になるのは、1990年にオランダから戦争遺物を探し訪れた冒険家がこの海に潜り、その素晴らしさからダイビングサービスを開設、1998年にオーストラリア在住の魚類学者ゲリー・アレンを案内した所、この海の特別性を理解したゲーリーアレンがCI(環境保護団体:Conservation International)に働きかけ、2001年に調査へ至り、この調査で970種の魚類と450種以上の造礁珊瑚が確認され、続く2006年行われた調査では1300種近くの魚類、600種の珊瑚(うち9種が世界初)、700種の軟体動物が確認された事よりナショナルジオグラック誌に紹介されるに至りました。現在もCIの調査は続き今だ新種生物が続々と発見される生物の宝庫と言われる場所です。

(出典:Dive Dream Indonesiaサイト)

ようするに珍しい生き物がわんさかいる場所である.

往路は旭川→羽田→ジャカルタ→ソロンの大移動.自宅からだとおおよそ36時間かかる.到着は明後日の朝なのに時差はない大回りルート.

ちなみに復路はソロン→ジャカルタ→デンパサール→成田→(バス)→羽田→旭川のさらなる寄り道ルート.復路のガルーダ羽田直行便欠航のせいである.

以前はジャカルタから,さらにマッカサル(個人的にはウジュンパンダンの方がなじむ)乗り換えが必要だったらしく,これでもマシになったそう.

出発までの数週間は体調がずっと良くなかった.熱は出ないものの,のどの痛みがひどい.22日の日曜日は一日爆睡.しばらく市販薬でごまかしていたが,出発日が近づき,ついに病院へ.幸いインフルではなく風邪.薬をたくさんもらった.風邪気味で潜ると耳抜きがしにくいので少々心配.

出発日になっても完調にはほど遠い.普段「鍛え方が足りん!筋トレしろ!」ばかり言っている人間がこの体たらく.プライドズタズタである.

金曜日の仕事は午前中で終わらせて,ちゃっちゃと帰宅.最終パッキングに取り掛かる.

ダイビング旅行でいつも気になるのが預け荷物の重量制限.直接国際線に乗る場合,器材分の重量をおまけしていることがある.今回利用のガルーダインドネシアもそう.通常20kg+ダイビング器材23kgまでOKなのである.問題は国内線.重量制限は20kg.最近とみに厳格化が進んでいる.
幸い今回は重器材レンタル無料サービス付きだっただめ,トランクの荷物を軽量化...のはずがやっぱり20kgちょい.プラス持ち込み荷物が10kgはある.これも全てカメラ機材(マイクロフォーサーズボディ2台,レンズ4本,コンデジ,GoPro,ハウジング,ストロボ,ライト,アーム,etc)のせいである.

ヨメさんに空港まで送ってもらい.JAL558,20:30発の羽田行きに搭乗.しばし雪景色ともお別れである.
毎回そうだが旭川-羽田(もしくは札幌-成田)はマイレージの特典航空券を使うことが多い.普段の生活でなんでもかんでもクレカ払いにしていると年間15000マイルは余裕で貯まる(Amazonめぇ).

おっと,その前に国際線拡張でできたフードコートで食事.なんだかんだで日本食が一番.

OLYMPUS TG-5

さらに最近作ったゴールドカードで旭川空港のラウンジ大雪を利用.

OLYMPUS TG-5

クリスマスが近いとやらで電飾付きの誘導車.夜の空港は美しい.

OLYMPUS TG-5

旭川空港の就航率は99.5%,かつ“映える”空港としても知られている.フェンスギリギリまで近づける上に,この季節は雪山をバックに降下する飛行機が正面から撮れる.これ,都市にあったらバズーカおじさんたちが列を成してそう.

22:30頃,何のトラブルもなく羽田着.最初の目的地ジャカルタ便は深夜ではなく翌朝発.往路に空港ベンチで寝る気力はないので宿をとった(歳やなぁ).ターミナル内にあるファーストキャビン羽田である.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ちょっと贅沢なカプセルホテル.これで¥5800なら文句はない.いえ,できれば髭剃りもアメニティに付けて下さい.
面白いのは,個人アラーム使用禁止.周りの客に配慮してスタッフが直接起こしてくれるそうな.一応7時半で依頼するが,さすがにそこまで寝ないと思う.

フェリーにありそうなタイプの大浴場に入って0:00前には就寝.寝るで寝るでぇ.

なんか,羽田までの話をここまで書く必要があるのかとも思うが,まぁ個人ブログは読み物ではなく記録なので良いでしょう.(その2へ)

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(2)

『GoPro ダイブハウジング』を買った

2019/11/21 Thu

いよいよ来週末から,インドネシアはラジャ・アンパットへのダイビング旅.
現在,旅の準備中.

今回のラジャ旅はクルーズ船で重器材レンタル無料.年に1度くらいしか使われないMy器材より,よっぽど信頼できる.そして荷物が減るのがありがたい.

今回に限らず最近のダイビングでは,水中にカメラを3台持ち込んでいる.

【1台目】
メイン機材は,『OLYMPUS OM-D E-M1』に『45m防水プロテクタ PT-EP11』,『防水レンズポート PPO-EP02』,『M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO』もしくは『M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro』.これに『INON D2000』の2灯体制.状況に応じて各種INONライトを装着.
重てぇ.水中では浮力でやや軽くなるとは言え,フルサイズの人,よく持てるなぁ...

OLYMPUS TG-4

MarkII用のプロテクタは高くて買えないし,これでも十分通用する.

【2台目】
みんな大好き『OLYMPUS TG-5』+『プロテクタ PT-058』.OM-Dがワイド装備の時はマクロ用に,マクロの時はワイド用に.
『TG-3』の頃から継続買い替え購入.コンデジならではの利便性から,陸でも大活躍.現状,最も多用している機種.当ブログのチャリ写真はほぼこれ.全天候対応,超絶マクロ,多彩なコンバージョンレンズ,それになんといっても壊れないのが良い(いつの間にか電池開閉ブタの爪が折れてたけど).ダイビングでは万が一の浸水事故でも本体+データが無事なのが良い,と安心してたらなぜか毎回浸水する.カメラは無事でも浸水するとレンズが曇るのです.今回はOリングを新品にする予定.

OLYMPUS TG-5用 防水プロテクター PT-058

すっかりプレミア化してるなぁ.今から買うなら『TG-6+PT-059』の組合せの方が良い.性能はあまり変わらない.

【3台目】
オリ渾身のアクションカメラ(だったはずの)『OLYMPUS TG-Tracker』は動画担当.セルフィをつけることで自撮りはもちろんのこと,岩の隙間の撮影やウツボのドアップなどが撮れる.打倒GoProのはずが,見事に1代限りでシリーズ消滅っぽい.
画質良好・超広角・耐衝撃と性能はいいのになぁ.水中WBも実装されていてフィルター不要で青被りしません.デザインもかっこいい.
弱点は重いこと.GoProの倍くらいあるかも.さらにケチがついたのはハウジングなしで30m防水のはずが,水圧による液晶死亡事故が多発したこと(メーカーからの公式発表はない).幸いKazchariは無事だったが,怖くて水中使用は遠慮したくなる.現在,あえなくディスコンとなり,値段も一時2万円ほどになった.
今でも一応買えます.陸上撮影中心ならおすすめ.

OLYMPUS アクションカメラ STYLUS TG-Tracker グリーン 防水性能30m 耐衝撃2.1m 耐荷重100kgf 防塵 耐低温-10℃

で,今回は『TG-Tracker』の代わりに手持ちの『GoPro HERO6』を持ち込むことにした.純正ハウジングがAmazonで売り切れだったのでYahoo shopping経由Joshinで購入.定価かな.

GoPro ダイブハウジング(HERO7 Black / HERO6 Black / HERO5 Black)ブラック Super Suit AADIV-001

昨夜届いたので開封の儀.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

Gopro本体のレンズカバーが固い.爪折れそう.なんとか外して装着.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

さらにAmazonにてレンズフィルターと吸湿剤を購入.はたして使えるか?

【Taisioner】GoPro HERO7/6/5専用 外線透過フィルター 三つタイプ レンズフィルターキット 水中撮影セット 3個入り

水中撮影の曇り止めシート 24枚入り再使用可能な水分吸収ストリップ

Kazcahriはプロではありません.ただのカメラ沼で溺れている素人です.水中写真はダメです.まともな人は足を踏み入れてはなりませぬ.毎回,この重装備に我ながらアホやなぁと思いつつも,こんな絵が撮れるからやめられない...

OLYMPUS OM-D E-M5 / ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
OLYMPUS OM-D E-M5 / M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro

ラジャ旅の回顧録は帰国後にアップ予定.

というわけでバリバリのオリユーザなのですが,ここに来て嫌な噂が...

オリンパスCEOが「カメラ事業は売却しない」という発言を撤回

えーっ!