2019/12/5 Thu Day7 Raja-Ampat
海と陸の間.
(6)はこちら ⇒ 2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(6)
昨夜は早寝.ゆえに今朝は早起き.
4:00に目覚め,デッキに出ると見事なサンライズ.
いよいよ今回のダイビングクルーズのハイライト.ラジャと言えば!の“パッセージ”ポイントに向かう.
と,その前にジャブとして,ラジャでは少ないマクロ撮影ダイブへ.
Dive273 Nudibranch Rock
「ハゼ類が多く生息するマクロ撮影に特化したポイントです」(D2Iのクルーズレポートより)
潜水時間58min 深度11.3m
水温30℃ 透明度10m
ホシゾラハゼ,スマイリングゴビー,ヒノマルハゼ,ドーサルブローチシュリンプゴビー,カニハゼ,エビオータラジャ(固有種),イエローディップドダムゼル(準固有種),マンジュウイシモチ,アオハチハゼ,ファンシュリンプゴビー,モッテルドシュリンプゴビー,モンハナシャコ,etc
ここでも痛恨のミス! 潜水して10分ほどでガイドさんおよびバディをロスト.ブリーフィングで提示されていた地形を思い出して,壁を右側に進んでいけばいつかは見つかると思っていたら,もう少しで外洋ポイントの崖っぷち.思いっきり逆方向だったらしい.Kazchariを見つけるために浮上したガイドさんが呼気泡を頼りに発見してくれました.情けない.実はロストがよく起こるポイントだそうで一安心...するかい!
Dive274 Passage
「ラジャアンパットが有名になるきっかけとなった写真が撮影された素晴らしい水中景観のポイントです」
潜水時間50min 深度12.5m
水温30℃ 透明度10m
タマカイwithコガネシマアジ,ユメウメイロ群,ホソスジマンジュウイシモチ,ブラックチップリーフシャーク,ハシナガチョウチョウウオ,マスクドシュリンプゴビー,ギンガメハゼ,etc
今回のツアーは天気に恵まれ,本日も晴天なり,光が入りカーテンとなる.大型レフ機持参+ダイビングスキルの高いTさんがアクセントとなって良い画が撮れた.前半はうっかりストロボを使っていたが,途中で地形ポイントの鉄則を思い出しオフに.一方でサンゴのシルエットだけではなく“色”を出したい時にはダイビングライトオン! あれ,ライト忘れた.事前にここのポイントの撮り方を復習してたんやけどなぁ...
DIVER(ダイバー) No.456 (2019-06-10)
本ツアーのクライマックスポイントだけにエントリーからエグジットまでをGoProでフル撮影.後で観なおしてみたら,画面揺れ過ぎて酔う酔う.編集せんと使えない.やっぱつけっぱなし撮影はいかんね.
Dive275 Five Rock
「ウチワ類が多く,サンゴの大変綺麗なポイントです」
潜水時間52 min 深度22.6 m
水温29℃ 透明度10m
スカシテンジクダイ,キンメモドキ,ヤッコエイ,キンセンフエダイ群,ユメウメイロ群,ヒラニザ群,ピンストライプフュージュラー群,ゴールドスペックジョーフィッシュ,レッドマージンシュリンプゴビー,マスクドシュリンプゴビー,イレズミフエダイ,ミナミイスズミ群,テンジクイサキ群,サザナミトサカハギ群,カスミアジ編隊,ナポレオン,クレナイニセスズメ,ニセアカホシカクレエビ,etc
夕食後,今夜はNightへ.
Dive276 Tapokreng(Night)
「砂地のスロープで,様々なカサゴ類が多く生息し,レア物も出やすいポイントです」
潜水時間 62min 深度21.1 m
水温29℃
ハオコゼ,リチャードソンワスプフィッシュ,ココナッツオクトパス,コウイカの仲間,ボブテイルスクイット,カミソリウオ,クビナガアケウス,デコレータークラブ,キャリークラブ,ソメンヤドカリ,ヒメオニオコゼ,ヒラムシ,ゴンズイ,etc
ブリーフィング中,桟橋下なので生活ゴミが多いと聞かされていた.確かに多い.Kazchariはカメラが釣り糸に引っかかって動けない状態になった.ガイドさんがTさん所有のダイビングナイフを抜いて救助にきた.実際に使う前に糸が外れたものの,ナイフの有効活用方法を初めて知った.聞けばTさんたちのホームグラウンドの越前では釣り糸にからまることは頻繁に起こる.ゆえにナイフ必携らしい.
最後のNight Diveは懐かしのレンベのようで面白かった.珍種モリモリ.今回のツアーでもマクロの方が満足いく画が撮れている気がする.次のダイビング旅はマクロ集中編かなぁ.ボケ+ハイトーンのメルヘン系写真を撮りたくなってきた.
今日も見事なサンセット.そして青春ジャンプ!(その8へ)
(8)はこちら ⇒ 2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(8)