2021/9/9 Thu
お前はこれまで買った時計の数を覚えているのか?
楽しく乗っているモンキー125.
気に入っているが,いくつか欠点もある.
一番気になるのはLEDライトの暗さ.しかし,これは自転車用ライトを取り付けることで(暫定的に)解決.
こいつは本当に明るい.
もう一つはメーターである.
イグニッションON時,目の様にパチクリしたり,数字のフォントが楕円形だったりとデザインは非常に良いのだが,「タコメーターがない」「シフトインジケーターがない」,そして何より「時計がない」のが残念.
デザインはこのままでグロムと同程度の機能がつくのが理想なのだが...
アフターパーツとして,こういうのも販売されている.
スペシャルパーツ武川 スーパーマルチDNメーター モンキー125(JB02) タイモデル(MLHJB02) 05-05-0052
悪くないっつーか時々欲しくなるのだが,ノーマルのかわいさにはかなわない.
腕時計はしているので,そこに目を向ければ時刻の確認はできるのだが,ウェアの下に隠れてしまうし,目線の移動はなるべく避けたい.
つーことで,最初はお手軽な解決法として,G-SHOCKをハンドルバーに巻き付けた.
そう.今日の話題はG-SHOCKである.
冒頭の写真にあるように,KazchariはG-SHOCKコレクター(だった).
毎日日替わりでGを選んで出かけていた(一巡するのに何日?).
ハデでゴツイモデルを好んで着けていたせいか,以前は「Kazchariさん,時計いくつ持ってるんですか?」と周囲の人間に幾度となく訊かれた.
ブームの際の限定モデル争奪戦は正に地獄.
特に1998年頃の「イルクジ」やら「ラバコレ」「WCCS」限定モデルの抽選やら開店ダッシュはヒドかったなぁ...
今ほどネットが普及していなかったので,みんな噂を頼りに電気屋に開店前から並んで,開いたら開いたらで売り場まで全速力...あぶないあぶない.
ガンプラの悲劇再びである.
G-SHOCKの何が魅力って,やはりそのデザインと機能性.
最大のウリだったのが名前の由来通りの頑丈さだろう.
そして何より限定品の稀少性に完全に踊らされました.
ブーム終了後も,気に入ったモデルを無理のない範囲でたまーに購入していたのだが,ある時計を入手以降,G-SHOCKを全く着けなくなった.
そう『Garmin INSTINCT』である.
困ったことに「INSTINCT」はライフログを記録するという性質上,充電時以外24時間つけっぱなしとなる.
他の時計をつけるという選択はなくなってしまった.
結果,ここ数年,膨大なG-SHOCKコレクションが触られることはなくなってしまった.
言うまでもなく,モノはヒトに使われないと劣化していく.
モンキー125に装着するGを選ぶため,久々に状態をチェック.
ケースに保存していた”一軍”はまだ良いが(電池切れは仕方がない),ラックにかけていたGが酷かった.
確かに時計機能そのものは壊れていない.
しかし,ベゼルやベルトなどの樹脂素材はいわゆる加水分解によって崩壊する...
仕方がない.
モノによっては製造後30年近いものもあるのだ.
そんなコレクションの中から,モンキー125用として選ばれし第一号モデルは...「GW-6400C-1」こと,通称ガンダム!
なんてこたない.
これまでも通常のベルトを使って,ハンドルバーにそのまま巻いてたヤツである.
1994年発売と,かなり古いモデルだが金属外装だけあって加水分解を免れている.
グレーの樹脂部分も問題ない.
「Gは古い時代の方が頑丈」という話が真実味を帯びますな.
今,メルカリ見たらとんでもない値段で売られていてびっくりした.
ベルトや緩衝パーツを外して本体のみにする.
裏側にREC-MOUNTSのGarmin用アダプターを接着.
REC-MOUNTS(レックマウント) 汎用アダプター [ GM-3M3
モンキー側のハンドルブレースにOLIGHT製のGarminマウントを付ける.
そもそもなぜこのモデルかというと,そのキャラクター性の強さ.モンキーにぴったり.
ただ,実際に運用してみるとこのガンダムモデルの欠点が見えてきた.
この時代のGはバックライトシステムがなく,サイドから麦球で照らす方式.
味はあるが非常に暗い.
かつ,そのボタンすらも小さく奥まった位置にある(これは対衝撃という観点からは正解).
そう,後のモデルに見られるような,正面オレンジのGマークはバックライトボタンではないのだ.
これはいかんと第二号の選定に入る.
これまたベゼルが加水分解していたこいつを裸に剥く.
元のモデルがお分かりになるだろうか?
まさか,あれだけ必死こいて入手した「MEN IN BLACK」モデルのベゼルを引っぺがす日が来るとは...
これまた美中古品がとんでもない値段で取引されてたりする.
第一号のガンダムに比べてこいつには優位な点がいくつかある.
まずバックライトの点灯である.
しかもベゼルを剥いたことで右上のボタンがぐっと押しやすくなった.
そしてこいつには気温センサーがついている.
腕に装着している時は,体温も拾ってしまうため,その精度はいささか疑問とされていたが,モンキー装着ならかなり正確なはず.
こいつにもガンダム同様,REC-MOUNTSのアダプターを接着.
第一号よりはるかに使い勝手が向上した.これで夜間走行時も安心.
贅沢言うなら,タフソーラーと電波時計が付けば完璧なのだが...
つーことで第三号も製作.
元のモデルがお分かりになるだろうか?
なんと!これまた限定品の「ガーディアン・エンジェルス」!
まさか,あれだけ(以下略)
こいつの特徴はタフソーラー,つまり太陽電池式ということだろう.
屋外を走り回るオートバイからすれば,まさに永久駆動機関.
オーソドックスな正面ボタン形式でバックライトが点灯する.
これも使いやすそうだ.
偶然にも麦球⇒バックライト⇒タフソーラーと進化してきたぞ.
次に引っぺがすのは...普通の3つ目モデルこと「GW-6900」でした.
もちろん,他に「ソーラー+電波モデル」も所有しているが,どれもこれもベゼル崩壊に至っているモノはない.
そらそうだ.徐々に最近のモデルになってくるからな.
つーことで,全く使われなくなっていたG達の再就職でした.
今後はKazchariの代わりにモンキー125が付けてくれることになった.
これはこれで楽しい...のか?