ファットな登って下って雨紛-共和スノーライド

2023/1/3 Tue

Beautiful World

OLYMPUS TG-5

最近の天気予報はどうなっているのだ?
Yahoo,iPhone標準,tenki.jp,どれもこれも全然あたらん.
冬だから?

そう,朝起きて外を見ると小雪+曇天.おまけに気温低め.
予報ではこれが日中続くという.

「今日は部屋ごもりでガンプラかぁ.昨日はZwiftの極悪コース走ったしなぁ」

と,すっかりモチベーション低下の中,ふと外を見ると太陽がしっかり顔を出しているじゃああーりませんか!
つーことで,速攻で着替えてファットで出撃した次第.

時,既に12時少し前だった.
昼食のタイミングを逃すなど,なんだか昨日と似たような展開.

さて,本日はクルマの少ない安全なルート,ということで雨紛方面に向かうことにした.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

歩道.
一見走りやすそうに見えるが,除雪が全然追いついておらず,凍結した歩行者の足跡でデコボコ.
荒れたグラベル並に車体がはねる.
空気圧やや高め(1Bar)なので,リアが時々空転する.

実に楽しい.
ホンマ,冬ライドは路面状況が刻々と変化するので飽きない.

ついこないだ「雪がない」と嘆いていた幹線道路も見事に圧雪.
刺さるスパイクピン.

ファットな『Rapha Festive 500』Day5,雪はどこだライド

OLYMPUS TG-5

無神論者のKazchariはお参り習慣はない.
だが,寺社仏閣の雰囲気は好きだ.
ついでに小乗仏寺(金ピカ)も教会もモスクもその様式美に惹かれる.

OLYMPUS TG-5

雨紛-共和と言えば,知る人ぞ知る激坂練習のメッカ(そうなのか?).
STRAVAのセグメントもいくつかある.
除雪済みの広めの道路を登っていくが,途中で行き止まりだった.

OLYMPUS TG-5

幹線道路に戻る.
ここはいわゆる「雨紛TT」セグメント.
ほぼ真っ直ぐな道.

冬は...除雪が追いついてないというか,除雪車が作業した後,またすぐに雪が降った感じ.

見覚えのある政党系ポスターの地点で左折.
ここからは確実に開通しているはず.

OLYMPUS TG-5

初っ端から休みなしのヒルクラスタート.
だいたい5~6%の斜度.
もちろん,車重,路面の抵抗,それにリア空転のハンデがついて夏+ロードのしんどさの5割増.

おかしい.本日はリカバリライドのハズ.

OLYMPUS TG-5

頂上を踏む.
風が冷たい.
STRAVAデータによると気温マイナス8℃,体感マイナス13℃らしい.
よくチャリに乗っているもんだ.

そうそう,某SNSでの投稿だが,現在南下中の「年越し宗谷」参加ライダーやチャリダーを非難する声が多くて驚く.
曰く「迷惑だ」「危ない」「転倒してクルマに轢かれたらどーすんだ」などなど...
はぁ...実際にその状況の当事者になったのだろうか?
何か,自分の気に食わないことをやっているのが気に食わない,つまり「このオレのイライラに同意してくれ」ということなんやろな.
それだけ危ない危ない言うんやったら,家に閉じこもっといたらええのに.

おっと,不毛な議論に巻き込まれたくはないので,自分のブログ内でのつぶやきだけにしておく.

OLYMPUS TG-5

それはともかく,頂上からの景色は素晴らしいの一言.
たぶん夏にも数回走っているはずだが,葉が生い茂って太陽を遮り,暗い道だったはず.
それが冬は一変.
まぁ,この好天のせいもあるけどな.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ここのカーブを曲がるとダウンヒル開始.
後ろからワンボックスが追い抜いてきた.
それなりに交通量がある.

OLYMPUS TG-5

もう,この道が気持ち良すぎる.
完全の独り占め.
I’m a king of the world!な気分で滑走.

寒さのせいで鼻が痛ぇ.

今使っているバラクラバはモーターサイクル用(KOMINE).
頭部を覆う部分が別素材で薄く作られており,ヘルメットがかぶりやすく蒸れにくいのだが,鼻を完全に覆うのがサイズ的にやや難しいという欠点がある.

また,チャリの場合は鼻と口を完全に塞いでしまうと呼吸が苦しい上に,口の周りがべちゃべちゃになりがち.
鼻をカバーしても不快にならないバラクラバの導入,要検討か(あるのか?).

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

爽快ダウンヒルが続く.
あまりに風景が美しく,撮影のために何度も止まるので全然進まない.

良い.
この世界の美しさを記憶だけに留めておくのはもったいない.

OLYMPUS TG-5

一山越えて,道道へ.
楽しい道が終わってしまった.
こりゃリピート確実なルートやったな.

『わくわくエッグ』方向へ少し進むが,やはり考え直して自宅方向へターン.

OLYMPUS TG-5

いつ太陽が隠れるかとヒヤヒヤもの.
この稜線の風景もやはり美しい.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

いつもは登ってくる道.
正月休みで除雪なしだったのか,雪面が(縦に)ボコボコ.
いつ転倒してもおかしくない状況.

さーて,こんな時には秘密兵器のドロッパーシートポスト!
斜度があるので漕がずに進む.
低重心になり,まるでスノースクート.

OLYMPUS TG-5

今日はイヌに吠えられることなく,いつもの分岐点へ.
美瑛まで遠出しなくても,この雨紛-共和エリア,まだまだ楽しめそうだ.

OLYMPUS TG-5

この辺りでは貴重な自販機で缶コーヒー補給.
Coke-on便利だなぁ.キャッシュレスバンザイ.

OLYMPUS TG-5

帰路も環状線沿いの歩道走行.
「ななかまどの実がキレイだなぁ...」どころではない!
路面が相変わらず荒れたグラベル状態.
漕いでも漕いでも進まない(やや登り).

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ようやく帰宅.
約2時間の充実ライド.
ホンマ,冬は近場でも楽しめる.
これもみんな,ファットバイクという夢のマシンのおかげ.
なのに,あまり人気がない.なぜ?

本日の雪かきを終え,STRAVAのデータをチェック.
あれ? 意外に登っていない.
なんか延々と漕いでたつもりやったけどな.

「体感と事実は異なる」という良い事例.

明日から年始の仕事です.

新年二日目の過ごし方

2023/1/2 Mon

噛めば噛むほど.

元旦の夜は早めに寝たためか,体内時計通り6時過ぎに起きてしまった.
期待をこめてカーテンを開けるとやや曇り.
うっすらと旭光が遠くに見える.外乗りに期待.

山に登るか,それとも少し遠いサウナにファット積んで出かけるか...と色々画策.

朝食後,いつもの冬用ライドウェアに着替える.
玄関の扉を開けると...吹雪だった.

「こらあかんわ」と雪かきにジョブチェン.
ご近所のみなさんも作業中.

ちーとも雪が収まらん.
雪かき無限ループに陥りそう.

外ライドを諦める.
しかし,トレーニングは行いたい.
レースが近いのだ.

第二回びえいスノーサイクルフェスティバル

そこで10時から,Zwiftのコース「Four Horsemen」にチャレンジ.
そう,正に”挑戦”なのだ.

https://support.zwift.com/ja/zwift-worlds-and-cycling-routes-rk3PMBUht#Watopiaより

距離:89.3km
獲得標高:2,112m

という,室内ライドなのにわけのわからん距離と獲得標高.
おまけに”途中”に「Alpe du Zwift」も含まれる極悪コース.

Kazchariも相当なZwifter(レベル53)だが,このコースはまだクリアしていなかった.
なにせ相当な時間とケツの痛みに耐える必要がある.
しかも,ちゃんとした厚パッドではなく冬チャリウェアの薄パッドビブを着用(さっき一度履いてしまったので).

結局,かなりの低速&休憩多めで5時間37分もかかってしまった.

その間,映画やらアニメを何本観たかなぁ.
そうそう,イチオシアニメの『サマータイムレンダ』を最終回(第25話)まで完走.

サマータイムレンダ

実に素晴らしい最終回だった.
クライマックス,ボスキャラとの戦闘はジョジョ並の頭脳戦.
タイムリープものでは最高傑作ちゃう?

他には『21ブリッジ』を鑑賞.

21ブリッジ

ブラックパンサー役で有名なチャドウィック・ボーズマンが主役刑事.
内容的にはとことん平凡.
意外なことが何も起こらないありきたりのプロットだった.
犯人とボーズマンの顔(ひげ面)が似ているので,全然区別がつかず,当初は義賊な話?と勝手に思っていた.

マンハッタン島にかかる橋の数から『21ブリッジ』と名付けられた題名だが,特に橋を使ったアクションやトリックがあるわけではない.
「原題は別やろ」と思ってたら同じだった.
何か深い意味があるのだろうか?

ご存じの方も多いと思われるが,ボーズマンは若くして病気で逝去されてしまった.合掌.

「Four Horsemen」はオマケを少し追加して100Kmオーバーで終了.

既に時刻は4時前.
漕ぎながらエナジージェルやお菓子で補給は行っていたものの,昼食時間を完全にロスト.

足の疲れはもちろんのこと,肩こりも相当だったので,近くの『御料乃湯』でサ活&夕食を摂ることに.

すっかりホームサウナ化している『御料乃湯』
中途半端な時間にも関わらず客多め.さすが三が日.
いつも通りサウナ3セットをこなすが,氷点下の外気浴はキツイ.3分が限度(それもどうかと思うが).
つまり”ととのい”が困難.
Kazchariの体質では,夏サウナの方が合っているかもしれん.

新コロ罹患時,保健所からもらったレトルトやらインスタントの保存食ばかり食ってたせいか,久々の『御料乃湯』メシ(唐揚げ定食)はむっちゃ美味かった.
まぁ,Zwift+サ活後という最強カロリー消費コンボ後なので,何食っても美味いはず.

帰宅しても時間はたっぷりある.

昨日観に行って以来,なぜか頭にモヤモヤが残る『アバ2』.

『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』を観てきた~3Dはいらん

どうしても気になるところがあって,無印『アバター』(2009)を十数年ぶりに観てみた.

アバター

はい.『アバ2』の数百倍面白かったです.

無印にあって『アバ2』にない大事な要素がある.

1)主人公の葛藤

『アバ2』では,かつて自分が人間だったことを忘れているのではないか,というくらいただの異星人.
よく考えたら,このテーマを作品から除外したら,タイトルの「アバター」っておかしくない?
確かに大佐の心変わりが,その”葛藤”にあたるのかもしれんが,それならそれで大佐側の事情(地球の状況も含め)を掘り下げるべき.

2)ビジュアルの意外性

前日のレビューにて『アバ2』唯一の美点と称した海の描写.
無印の,地球ではない異世界感満載だった森の描写に比べると,『2』の海は想像性が希薄というか,現実の海をそのままCGで再現しましたどまり.
だとしたら,CGじゃなくて本物を見れば良いわけで...と,ダイバーでもあるKazchariは思うわけですよ.

確かに深く潜れば潜るほど,水中は青く,やがて暗くなる.
色鮮やかなサンゴ類も赤色が吸収されてドス黒く目に映る.

水中写真に観る色とりどりの風景は大光量のフラッシュのおかげ.

海中散歩

スキューバダイビング,やめよっかな?

それにしても50インチの4Kテレビで観る無印『アバター』
とんでもなく画質がキレイ.
13年前には既にCG映画ってほぼ完成の域に達してたかもしれんな.

となると,やはり「映画は脚本」という言葉にいよいよ重みが増してくる.

『アバター』シリーズは残り3本.
パンドラのナビィ軍が一斉蜂起して宇宙船を拿捕.
地球に攻め込んで,人類を逆支配(こ,これは猿の軍...じゃなかった惑星?)
まさかと思うが,パンドラの神秘の力(キリ)で,地球の環境汚染を一掃して,共存して生きていく...とか,ありきたりのプロットで終わらせるんとちゃうやろな?(ありそうで怖い)