Cの記録~そして残りの人生

2022/11/30 Wed

後世の歴史家のために(ウソ).

「夢の濃厚接触者ライフ」から一転,Kazchari自身もCに感染してしまった.

ただ,結論から言うと,重症化することなく軽快.
今や普通に社会生活を送っている.

記憶が確かなうちに,発症から現在までをメモしておくことにする.

ちなみにKazchariは「Cは風邪」「反ワクチン」もしくは「毎回接種」「ロックダウン上等」という過激な思想の立場にはいない(ワクチンは2021年の夏に2回接種したのみ).

大多数が望んだリベラルな世の中が(ほぼ)実現した.
思考も行動も自由にすれば良い(ただし責任は取ってね)という立ち位置である.

【Day0】
息子の陽性反応に伴う自宅待機中.
のどに違和感あり.

【Day1】
のどの痛みと咳が出現.
倦怠感もあり,昼に2時間ほど昼寝.
回復を願うが叶わず,自覚症状悪化.
いわゆる風邪だと自己判断し,就寝前に市販のかぜ薬を服用.

【指定第2類医薬品】パブロンゴールドA<微粒> 44包 ※セルフメディケーション税制対象商品

ちなみにこの状態で市販薬を飲んでよくなった試しは,あまりなかった気がする.
体質に合わない?

【Day2】
起床直後から極度の倦怠感,頭痛,悪寒あり.
熱を測ると37.2℃と微熱中年.

手元にあった抗原検査キット(研究用)を使う.

iPhone11 Pro

うっすらと陽性反応.

保健所に電話する.
曰く,

「研究用の検査キットの場合,陽性反応が出たとしても感染者とはみなされません.近くの指定診療機関に出向いて正式に検査してもらってください」

とのこと.

午前9時.指定病院に予約の電話をかけるが,何度かけ直しても話し中.
10時半頃ようやくつながる.

病院の受付スタッフ曰く,

「軽症で検査だけが目的なら,保健所から医療用のキットを送ってもらい,それを使ってください.ネットから申し込めますよ」

とのこと.

おいおい,保健所の話と若干違うで.

早速,サイトから検査キットを申し込む.

咳と微熱のみで,いわゆるC症状の高熱や味覚異常などは全くなし.
食欲ありで普通に食事.
映画とガンプラで時間をつぶす.

【Day3】
微熱継続.
午前中,保健所から医療用の検査キット到着.
早速検査.

iPhone11 Pro

まごうことなく陽性.

サイトを通じて感染者登録.
いわゆる救援物資も申請する(Kazchari家では息子用に続いて2箱目)

この日も熱発なし.

【Day4】
平熱へ.
ただし,痰がからむ咳は継続.

救援物資到着.

iPhone11 Pro

体調回復7割.
Zwiftトレーニング再開(1時間,26Km)

【Day5】
起床後の倦怠感と頭痛がひどく,ロキソニンで対処.

【第1類医薬品】ロキソニンSプラス 12錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

この日もZwift.1時間,24km.

とうとう娘にC症状! ⇒ 医療用検査キットにて陽性.

【Day6】
昨日同様の症状と対処.
昼から3本ローラー.1時間16分,33km.

【Day7】
ほぼ軽快.回復8割.
この日もZwiftを1時間ほど行う.

つーことで,この翌日からは隔離解除.
外出する.
一応,ウレタンではなくN95マスクを着用.

95マスク 立体型 不織布5層構造 高機能 3D加工 使い捨てマスク PM2.5対応 飛沫防止 ふつうサイズ 男女兼用 CNAS認定検査機関認証済み

一時に比べたら安くなったが未だに高級品.

Cに感染したものの,結局重症化せず,寝込むことはなかった.
流行初期に比べ,今は弱毒化が進んでいるともいう.

いずれにせよ,運が良かったのだろう.

それでも,前後含めて10日ほどの隔離生活中,色々考えた.
カラダが弱っている時に陥りがちな思考,つまり将来への不安である.

濃厚接触⇒感染者になったことにより閉じこもり生活が予想以上に長引いた.

ほぼ毎日乗っていた自転車.
微熱と咳症状もあり,3日ほどは乗る気力を完全に失っていた.

C流行直後は,こんな記事も書いてたなぁ.

とにかく自転車に乗れ!

筋肉はともかく,心肺機能の不可逆的な低下が何より心配だった.

確かCが流行しだした頃,ひどい喘息様の発作で苦しむ患者の姿がTVに出ていたことを思い出す.
そして寛解してからの後遺症の訴えも...

それらを受けて...
「あぁ,Kazchariも,もうヒルクライムのタイム,伸びないのかぁ...」(←どういう心配?)

まぁ,よく考えれば競技の性質上,プロのロードレーサーも感染者多かったし,回復後はいつも通りのパフォーマンス発揮してるしで,ほとんどの人は重症化していない.
「普段から鍛えていたら大丈夫!」とポジティブに考えよう.

前回の記事にも書いたが,この引きこもり生活が,老後のシミュレーションになった気がする.

Kazchariもとっくの昔に人生の後半戦に突入.

今の仕事を続けるとしても,長くて後10年である(~65歳).

さらに健康寿命の平均に達するまで,プラス5年(~70歳).

そして男性平均寿命で考えると,プラス10年(~80歳).

さぁ,どこまでリベラルな生活を維持できるか.

より良く生きるために必要なものは?

橘玲の著作によく登場するキーワードは以下の3点.

幸福の「資本」論――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

1) 金融資本
後10年投資を続ける(Buy&Hold)ことで,投資歴はトータル20年ほどになる.
最終的に残る資産は...子供ら次第かな.
債権の割合が多めであることが,今後,凶とでるか吉とでるか.

2) 人的資本
今の専門職をベースに精度を高めていく...一番堅実.
ただ,ポジションや年収はもう上がらんやろね.
業界そのものの衰退が心配...つーか,少子化の影響がない産業ってあるのだろうか?
自己投資,自己研鑽という意味では,“書く”ことの重要性を訴える書籍は多い.
そう,このブログの最大の目的はボケ防止である.

3) 社会資本
あー,ぼっち大好き人間にはこれが一番ヤバいかも.
相手がいるので,自分ではどうしようもない.
家族はいるけどな.
うん? それでもチャリのおかげでここ数年,“トモダチ”が増えたかも?

陽性になった娘も軽快.
ヒマなのか,毎日部屋の断捨離に勤しんでいる.
この話についてはまた次回.