モンキー125,カナダなサ活?

2022/9/15 Thu

温泉付き漫画喫茶.

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平日だが振休取得で一日休み.
天気も良い.

朝起きて,まずは日曜日に走ったファットバイクを通常仕様(リアキャリア装着)に戻す.
雨には会わなかったので,洗車や注油は大丈夫かな.

今日は久々にモンキー・ツーリング.
全くもってサ活日和だ.

行き先は....

芦別温泉スターライトホテル&おふろcafe星遊館

である.

以前より気になっていた場所.
できれば夜に行くのが正解らしい.
満点の星空の下で外気浴...たまらん.

まぁ,それはそれで次回のお楽しみ.
今日は空いているであろう平日昼間の調査.

10時過ぎに出発.
気温的にもうメッシュジャケットは厳しい.
さすが9月の北海道.
先日紹介した3シーズンジャケットの下にプロテクターを装着する.

オートバイの胸部プロテクターを購入~KOMINE「SK-688」

乗車姿勢を取ると,喉元が少し窮屈やな.
プロテクターというよりジャケットの首周りのカッテイングのせい?
いずれにせよ安心感には変えられない.
考え方が変わったなぁ.

家を出て5kmほど進んだ頃,忘れ物に気づく.

老眼鏡である.

新型 ポッドリーダースマート 東レ トレシー クリーニングクロス セット 超薄型 軽量 携帯用 折りたたみ老眼鏡 (イエロー, 度数+1.00)

いつものツーリングやサ活オンリーであれば気にならないが,今日は目的地が目的地である.字が読めなければ話にならん.

道中の100円ショップに飛び込むことも考えたが,まだそれほど進んでいないことだし,自宅に取りに帰ることにした.
往復10kmのロ~ス!(オートバイだとあまり気にならんな)

つーことで,一旦帰宅して老眼鏡を無事get.
国道12号&道道4号を使って,最短距離で芦別に向かう.
平日ゆえ,例によってトラック多めだがモンキーだと無問題.

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道道4号途中の展望台にてトイレ休憩.

この道はロードバイクでも何度か走ったことがあるが,何故かオートバイの方が疲れてしまう気がする.
いや,この道だけではない.
エンジン付きの乗り物と比較するのもおかしな話だが,事実(実感)なので仕方がない.

その理由が今日少しわかった(仮説).

ロードバイクには「巡航30kmの壁」があるとされる.

ロードバイク平均時速30kmの壁を突破する方法

もちろん体幹・脚力を鍛えれば突破は可能だが,この記事で注目したいのは空気抵抗の件.

125ccのモンキーと言えど,60km+αでの巡航は余裕.
ただし,Kazchariのモンキーにカウルはない.
ポジションもどっしり直立不動.
その間,身体は風圧を受け続ける.
そら疲れるわ.

もちろんオートバイはオートバイで楽しい.
特にうちのモンキーは,エキゾーストノートがたまらん.

...とかなんとか言っているが,感覚的な疲労はさておき,目的地への到達時間が早いのも揺るぎない事実.
「芦別温泉」行きの案内板を目印にルートを追う.

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案内板の指示通りに進むが,何枚目かの表示が白く塗りつぶされているのが気になった.

「この辺って,何かあったっけ?」

なぜか次のは無修正.
そこには「カナディアンワールド」とあった...

「あーバブルの時に,日本中に作られたテーマパークの1つやな.確か潰れたんとちゃうかったっけ? 芦別って巨大観音とか変な箱物多いなぁ...」

と,思いつつ進むと,草に覆われた駐車場と門までの橋が落ちた跡.
そして,その先にはくたびれた建造物.

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もしかすると,ここが「カナディアンワールド」の残骸?

静かに目を閉じ,観光客のざわめきが響き渡っていたであろう,かつての日々に思いをはせる(知らんけど).
あぁ,あの頃の日本は輝いていたなぁ...しんみり.

だがしかしッ!

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さらに道を進むと,なんと別の正門らしきモノが現れた!
なんてこった! パンナコッタ!
「カナディアンワールド」は死んでなかったのだ!(すいません)

赤毛のアン カナディアンワールド

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マシュウに怒られそう.

そやけどこの施設は,土日祝のみの開場.
今日は木曜日なので休園.誰もいない.

それに,開場日でさえも,無人の受付にある料金回収箱に¥500を入れて,クルマでぐるっと一周するシステムのようだ.
各建物にはカナダ人のコスプレをしたスタッフとか,いてるんかな?

無人の箱庭ワールドだとしたら,まるでプリズナーNo.6のヴィレッジ.
白い球体が追いかけてきそう.

「What do you want?」「Information」
「You are No.6」「I’m not a number! I’m a free man!」

♪チャチャッチャー チャンチャカチャン チャンチャカチャン

はっ,クセ強めのテーマソングを脳内再生してしまった.

公式ページによると,レイヤーさんの撮影場所としても提供中.
いやいや,何か色々工夫されていてスゴイと思います...(「ねぇ,想像してみて!」ですな)

と,山中突如出現したパラダイスを後にし,ようやく目的地である「星遊館」着.

受付するが「平日限定入館パック」と「サウナパック」の区別がよくわからん.
入浴料とランチ代,館内着,タオル付きで,料金も同じ¥2,200.
サウナパックのメニューを入館パックに組み込めばよいだけでは?

まぁ,メニュー選択の幅が多いので前者にする.

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建物内をかなり歩く.
増築を繰り返したのか,かなりいびつな作り.
内装デザインも含め,新と旧が入り混じっている変な空間.

で,肝心の温泉...つーかサウナだが,実に素晴らしかった.
サウナ室温はやや低めだが,セルフロウリュウができるので無問題.

そうそう,最近サウナマットを購入しました.
Kazchariは何事も形から入るのだ.

SAUNOI 折り畳みサウナマット SAMATTO(サマット)

サウナハット?
いや,さすがにあれは...ノッポさんのコスプレ感が(そのうちかぶってたりして).

ここの温泉,珍しいのは水風呂も温泉,飲用も温泉.
良くも悪くも全般的に(非常に)硫黄臭い.いいねぇ.

最近読んだサウナ文献によると「水風呂が苦手な人は両手を出して入れば良い」とあった.
手のひらはクルマに例えるならラジエーター.ここを冷やさないことがポイントらしい.

自律神経の名医が教える!サウナのトリセツ

その通りだった.

次にお楽しみの外気浴.
あの”うわさの”ヒトをダメするチェアが並んでいた.

コールマン(Coleman) チェア インフィニティチェア

外は暑くもなし,寒くもなく実に快適.
1セット目から”ととのい”の波がやってくる.

さて,このチェア.
最初はリクライニングにする方法がわからず,レバーをがちゃがちゃいじって,背中で押すがうんともすんとも動かん.

しかあし,たまたま隣に座ったオジサンが,やたらに話し好きで,天気の話は元より自分の半生記を語り始めた.
それを聞き流しつつも,そのオジサンの動作を観察.
リクライニングするシーンを見逃さないっ.
そうか,足の方のバーを蹴り上げればいいのねん.

3セット目は塩サウナ.
こちらはスチーム.
マニュアル通りに塩をのせるが,やはり治りきっていない,アブの噛み跡がしみる.

満足なサ活の後はランチである.

「平日パック」はメニューが豊富.
写真も何もないので,オーダーを取りに来たおねーさんにおすすめを聞く.

おねーさん「えー,こちらの蒸し野菜プレートが女性に好評ですねぇ」

Kazchari「いや,おっさんなんですけど...」

おねーさん「でしたら,ガタタンラーメンはどうでしょう? こちら芦別の名物でして...」

Kazchari「いや,それも町中で何度も食べているので...」(なんか噛み合わん)

なんだか不毛な会話の末,メニューの一番上にあった「(なぜか)かみふらのポークのしょうが生姜焼きプレート」を注文.
特に期待していなかったが,出てきたプレートは見た目も味もボリュームも大満足.
あちこちで修行した一流シェフが料理長らしい.
これはいつか,他のメニューも試したいところである.

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ドリンクバーも付いており,水分&塩分&カフェイン&糖分補給も十分に行う.

お次は,これまたうわさの膨大なマンガコーナー.

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いやいや,これはスゴイ.
量,質ともに,下手なマンガ喫茶を完全に凌駕している.
有名どころのアウトドアメーカーのベンチ,テーブルがあちこちに置いてある.

人工芝やボックス内の寝っ転がりスペース.
フリードリンク(レモン水,コーヒーなど)もあり,何時間でも過ごせる.

途中だった『ブルーロック』『葬送のフリーレン』の続きの巻を読むと,そろそろ良い時間.

サッカーには全く興味ないのに『ブルーロック』を読む

このまま帰るのももったいないので,再度温泉へ.
露天風呂だけをさっと楽しむ.

ミスったのは,入浴後はバイクウェアを着なくてはならないこと.
ちゃんとした温泉なので,カラダのほてりがスゴイ.
そこにウェアを着ると...すぐに汗だく.

仕方がない.
走行しながら冷やすか.

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長い廊下を歩いて受付へ.
途中,空気清浄ロボがうろちょろしていた.
やっぱり不思議な空間だ.

これだけ遊んできっちり¥2,200(当たり前).
十分に満足.

「絶対にまた来よう」と思ったけど,休日はそれなりの混み具合らしい.
今回のような平日に訪れる場所候補として,かなり上位に位置するのは間違いない.

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次は夜かな?