2020/12/28 Mon
相変わらず小ネタが面白い.
今秋に放送されて大好評だったNHK『光秀のスマホ』.
画面に映るのはスマホ場面だけ.
しかし! 光秀の性格やその生涯が”スマホあるある”を通じて,見事に伝わってくる素晴らしい内容だった.
実際,ギャラクシー賞他,テレビ番組に送られる様々な賞を受賞したそうな.
あまりの面白さに,以前このブログでも取り上げた.
この記事に対し,最近やけにアクセスが増えてるなぁと不思議に思っていたところ,番組の再放送情報がBushibook,もといFacebookで流れていた.
「ほいじゃ,もういっぺん観てみよか」と検索したところ,なんと北海道では放送されないことが判明.
なんじゃそりゃ.
どういう番組編成?
通常放送で観れないとなると,却って観たくなるのが人情.
幸い(かどうかは微妙)にも,Kazchari家はNHKの受信料を払っているため,公式の見逃し配信アプリ『NHK+』が使えるのだ.
つーかなぁ,こんなアプリ使わんでも,受信料払っている人にはBSやアーガイブを,追加料金なしで無料開放しろっつーねん.
それはさておきNHK+,しっかりと『光秀のスマホ 歳末の陣』もアップされていた.
早速,視聴.
新作パートとして,秀☆吉側の物語がかなり追加された.
最初は「おおっ!」と思ったけど,見終わった後は,正直,余計やったかもしれんという感想.
視聴者は光秀視点=自身だからこそ,その喜劇や悲劇に共感できるはず.
そこに秀☆吉の心情吐露が混じると,視聴者も神の視点になってしまう.
さらに言うなら,「おね」のからみももう一工夫.
ロック解除とかフェイクニュースとかスマホならではの印象操作とか(一部あったけど).
何より,秀☆吉視点を描くと決めたなら,オリジナルの光秀パートを思い切ってカットした方が良かったかもしれない.
後はまぁ...春画などのエロ要素が増えたおかげで,中二の娘と観るのが少々気恥ずかしかったで.
と,散々文句を言っているものの,安定して面白かったのが,スマホのホーム場面に並ぶアプリの数々.
相変わらずこだわりがすごい.
まず,光秀のホームに並ぶのは...
「暦」「天気」「銭」「連絡先」「石垣積む積む」「連歌メモ」「UnuTube」「OmoteTime」「馳走ログ」「家臣マッチング」「武士ナビ」「知恵嚢」「Ichizon」「暗箱」「写真」「SENGOKUU!JAPANニュース」「モノカリ」「地ノ図」「物見」「Bushibook」「通話」「FUMI」「囀り」「手紙(?)」
一方,秀☆吉のスマホは金色の背景でカバーもイエロー.
もちろん瓢箪ストラップ.
「日輪予報」「gunbai map」「Horadiko」「Rikyubucks」「連絡先」「Gungi」「駿馬picks」「SENGOKUU!JAPANニュース」「bushidle」「草履lack」「ゴクシィ縁結び」「つれあひ誕生」「ZenyFoword」「UnuTube」「Bushibook」「写真」「OmoteTime」「築ik城ok」「パズル&麒麟」「石垣積む積む」「通話」「囀り」「FUMI」「即席電報(?)」
真面目な光秀に対して,煩悩たっぷりの秀☆吉.
元ネタもわかりやすい.
今回は視聴者の要望に応えてか,石垣積む積むのゲーム場面が見られた!
結論.
オリジナルの出来が秀逸でした.
Kazchari家でもヨメさんがすっかりはまって,LINEの通知音声を「FUMI!」に変えたいとか言って,色々検索していたが諦めたようだ.
公式が配布すれば,話題になること間違いなし.