帰ってきたファットくん,冬シーズンinライド

2023/11/12 Sun

冬,突然の来訪

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曇り.温度:1 ℃,湿度:75%,体感温度:-3 ℃,風速:12.8 km/時,風向:SW

先月オーバーホールに出した我がファットくんSpecialized FATBOY 2019.

「仕上がりました」との連絡を受け,先週金曜日の仕事帰り,吉田輪業さんに受け取りに行った.

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ワイヤ・BB・チェーン・ブレーキパッド交換,各ベアリンググリスアップetc...本格的な冬シーズンin前に,7000km走ったファットくんを徹底的に整備してもらった.

店長「Kazchariさん,あんまり速く走らないよね?」

Kazchari「えっ? まぁ,冬のレースに出たりヒルクライムしたりしますが,このオーバーホールで軽く回せるようになったら,うれしいですけど...」

店長「えっ,そうなの? じゃぁ失敗したかなぁ.速さ重視じゃなく,耐久性の高いグリス入れちゃったよ~」

いやいや,それでいいです.
5年ぐらいは持つそうな.

ちなみにオーバーホール料金は¥27,500.
毎年行っているDOMANEとほぼ同じ(T_T).

この夜は雨だったが,明けて土曜日.
朝カーテンを開けると雪景色が広がっていた...
今季初の本格的な積雪となった.
この日は仕事でチャリはZwiftのみ.

そして日曜日.
ファットくん,いきなり雪の旭川(再)デビューである.
まず,オーバーホールに出す前に取り外したパーツを再装着する.

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ついでに突然の積雪により,急遽ヨメさん車のタイヤ交換.
旭川はしばらく雪予報が続く.
さすがに根雪はまだ先だと思うけど.

つーことでファットくんも,スパイクへの変更は今日はパス.
ノーマルブロックタイヤで本日はライドへGo.

タイヤ交換作業中は結構晴れていたのだが,出発準備ができた10時半,すっかり怪しい雲行きに...

まずは定点観測地点.すっかり冬.

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河川敷の忠別川サイクリングロードを東川方面へ.
もちろんアスファルトの路面は凍結までには至っておらず,快適に走行...と言いたいところだが,向かい風もしくは横風.
おまけに雪が激しくなってきた.正に横殴りである.

本日の装備はdhbの起毛ジャージとビブ
バラクラバ着用.
足元は厚手の冬用ソックスKEENのウインターブーツ.

[テスラ] スノーボード スキー 靴下 2足組 [抗菌防臭・吸汗速乾・保温]

グローブはこいつ.

防寒グローブ アウトドアグローブ【秋冬・2本指出し設計・裏起毛で高い保温性能】

真冬になればハンドルカバーを装着するのだが,「今日の気温なら大丈夫」と,今回はグローブオンリーで出かけた(この後タヒほど後悔).

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舗装路だけだと面白くないのでグラベルも.
これぞワビサビ感.

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さすがオーバーホール直後.
明らかに軽い.まるでマグネットコーティング後のG3.
何より長い間うるさかったキーキー音の消失がうれしい.

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おっと,今日の目的を忘れるところだった.
お気に入りの”森”へ向かう.
経験上,このくらいの積雪だとめちゃめちゃ映えるはず.

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とかなんとか言いつつも寄り道.
ようやく,魔界の入り口へ.
早くもその積もり具合がベネ.

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以前に転倒経験のあるカーブを慎重に曲がる.
ふわふわの枯れ葉と雪.その下に隠れているのはボコボコの舗装路.

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午前中の青空が欲しかったが,ほぼ期待通りのスポット.
この静寂感,寂寥感が良い.
もちろん,森の中では誰一人会わない.

ただし...汗冷えのせいか,急に寒くなってきた.
それに自撮りのために指を露出させていたので手全体も冷える.

気温低下に加え,標高も少し高いため?

ウインドブレーカーを着こむ.

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指先末端はどうしようもない.
グーパーを繰り返し,血流の回復を試みる.

オーバーグローブを家に置いてきたこと,ハンドルカバー未装着が悔やまれる.
ナメてた.

もはや太陽もすっかり隠れて曇り時々雪状態.
これ以上進むことは諦めて,家へ進路を取る.

[パールイズミ] ストレッチ ウィンドシェル 2300

東川の町が近づいてきた.
ここは補給を取ろう.カラダにエネルギーを取り込めば,この寒さもマシになるか.

とは言え,この天候でコンビニの店先はキツい.

おや? ここは?

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どうやら新しい店のようだ.
なんとメキシコ料理とな!
おお,実はKazchariが日本食の次に美味いと思っているのがメヒコ料理なのだ!

ランチ営業中,これはぜひぜひ.

先客は1名のみ.
マスターとずっと親しげに話しておられる.
とんでもなく気さくなマスターのようだ.

メニューを見て,注文したのが「斜里町蝦夷鹿のピリアとタコスセット」
タコスはともかく,ビリアって何?
説明によるとピり辛シチューのようだ.おお,今日の天候と冷えたカラダの状態にぴったり.迷わず注文.

まずはビリア.ほどよい辛さ.美味し.

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こっちがタコス.
ご主人,配膳時に材料やら調理法を説明してくれるのだが,さっぱり頭に入らん.
少なくとも,Kazchariのイメージするタコスとはまるで異なる.
まず色が不思議.これが本場モノ?

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Kazchariはこれまで3回ほどメキシコを訪れたことがある.
ダイビング目的でカンクン-コスメル,そしてラパス
グアテマラからの国境越えでチアパス

そのいずれでも見たことがない.
なのでご主人にどこの料理か尋ねた.
どうやらシティ周辺の田舎料理らしい.
さすが広大なメキシコ.まだまだ知らないことだらけだ.

いずれにせよ,メヒコ料理にハズレ無し.
これも美味しゅうございました(ただし,チャリダー的には量が...おっと).

で,この質問をきっかけにKazchariの旅話で盛り上がった.
料理もおいしいし,お話し好きの,めちゃめちゃ感じの良い店長さんなので,みなさんもぜひ.
どちらかというと,ランチよりディナーに力を入れているそうな(¥5,500~要予約)

ポンすけ

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さて帰りますか.
食事中,ツールケースの中に使い捨てのニトリルグローブを入れていたことを思い出した.
そう,これをインナーグローブとして使うのだ.

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[マツヨシ] 使い捨て手袋 ニトリルグローブ ホワイト 粉なし 100枚入り 病院採用商品 (松吉医科器械) (M, 新パッケージ)

元々はパンク修理時に手が汚れないようにと入れていたのだが,まさか防寒の役に立つとは...
こいつのおかげで指先の寒さに悩まされることはなくなった.
おまけにスマホのタッチも問題なく行える.
なんてこった.パンナコッタ.

で,サイクリングロードを快走っつーか,ゆるポタ.
知らぬ間にだいぶ雪が融けている.

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取水堰を越えて対岸へ.

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この道も少し前はグラベルやったけどな.
Kazchariは河川敷の舗装化に断固反対します(ウソです).

家まであと少し.

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想定外の吹雪の中,新しいお店も発見したしで楽しい冬シーズンinライドでした.
久々の冬ライドで,装備やらウェア選びに少々失敗したけどな.

そして...とうとう来ましたね,今年もこの告知が.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

絶対出ます! ⇒ 11/13,無事エントリー!

前回の大会はこんな感じ.

第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

公式動画あり.

あぁ異国の地よ~過ぎ去りし日々

2023/9/7 Thu

全てが愛おしい

先日,Yahooニュースで面白い記事を読んだ.

いま空港でトラブル続出…日本人の若者の7割がじつは知らない?「パスポートの落とし穴」

この記事の若者(?)を笑えない.
新しいことに関しては誰もが初心者,失敗して成長するのだ.

むしろ,代理店に頼まず自分でやろうと思ったことを評価したい.
その考え方だけで既にチャレンジング.素晴らしい.

新コロ禍が(ほぼ)明け.今夏から海外旅行に出かける人が増えているようだ.
ただし円安が猛威を振るっている.

PBP参戦などの記事を読むと,燃料サーチャージはもとより,現地での飲食代,日用品の値段がえげつない.
赤コーラが¥500とか...

Kazchariが最後に海外(インドネシア)に出かけたのは2019年12月.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

当時ですら,円の価値は既に怪しかった...

本当に時代は様変わった.
海外旅行って,もっと気軽に行けていた気がする.
では,そんなKazchariは,これまでどこを旅してきたか.

Kazchariが人生初の海外旅行に出かけたのは1989年である.
大学の卒業一人旅.行き先はケニア,インド,ネパールだった.

なぜこのように変則的なのかと言うと,当初は西アフリカのトーゴが目的地(フォスターペアレントの寄付先)だったからだ.
旅行代理店に相談したところ,「旅行初心者に西アフリカは難易度MAX」と諭され,代わりにメジャーな観光地であるケニアを薦められて変更した経緯がある.
今のスキルがあれば,ケニアからトーゴに飛べただろうが,当時はレベル1の雑魚.素直に断念した.

その際,利用した航空会社はエア・インディア.
往路,復路ともムンバイ(旧ボンベイ)でのトランジットが可能だった.

それで,インド(とネパール)を旅することになったのだが...いやもう,噂に違わぬカオスっぷり.それまでの全ての価値観がぶっ壊れた22歳の春だった.

その後,会社勤めをしたが,仕事のあまりのつまらなさに3年も経たずに退職.
大企業だったため,いわゆるブラックではなかったけど.
ひたすら自由が欲しかった.山の向こう,海の向こうの景色が見たかったのだ.

向かったのは盗難...おっと東南アジア.
タイ(バンコク)を皮切りにラオス,カンボジア,ヴェトナム,マレーシア,シンガポール,インドネシアを10ヶ月ほどバックパッカー.

旅の回顧録~1993年のカンボジア(1)

旅の回顧録~1993年のヴェトナム(1)

戻ったタイにて睡眠薬強盗の被害に遭い,パスポートと有り金を全部ヤラれたので旅は強制終了.
そんな26歳,無職の秋.

猛勉強(?)の末,専門学校に合格.
入学前に旅館住み込みバイトで軍資金をため,再びタイの事件現場へ渡航.
その時,お世話になった方々に御礼.
落とし前をつけるため,そこから前回の旅をリスタート.
訪問を予定していた国,ミャンマー(ビルマ)を訪れる.
あそこまでやさしい国民性を他に知らない.

専門学校にておとなしく1年を過ごす.
比較的時間のあるうちにと,進級前の春休みに再びインドへ.
全く予定になかったが,現地思いつきでモルディブを訪問.
ありえない美しさの海にて,初めてスキューバ・ダイビングを経験する.

『南の島の大統領』を観た~モルディブの思い出

残りの専門学生生活を送る.
バイク事故により1年留年する羽目になったが,無事卒業し国家試験合格.
同級生だったヨメさんと結婚し,久々にまともな社会人生活を送る.

3年が経過.
かねてからの野望,青年海外協力隊への参加を模索.
参加要件を満たしたため,選考試験を受ける.
ちょっとした病気に罹患したことにより,見事に不合格.
資格を活かして1年間パート勤務.

2回目の選考試験で無事合格.
ジャマイカに2年間滞在することになった.
そんな35歳の冬.

派遣中は3週間の自主的な海外研修が可能.
近隣&許可された国だったドミニカ共和国,パナマ,コスタリカを訪問.
各国の隊員によるアテンドがディープだった.

無事2年間の任期を終えた...のだが,これまた自費での帰路変更可能.
メキシコ,ベリーズ,グアテマラに立ち寄ってから成田の地を踏んだ37歳の春

これまた資格を活かして職を見つけ,大阪から北海道へ引っ越し.
失業状態から再就職まで3ヶ月ほど時間ができたので,ヨメさんと地球一周の旅に出る.

世界一周堂の3大陸コースを選択.

アメリカ(アラスカ),メキシコ,チリ,アルゼンチン,パラグアイ,ブラジル,スペイン,モロッコ,ポルトガル,エジプト,フィンランドを訪問.
特に幼年期からの憧れ,イースター島が想像以上に素晴らしかった.

旭川に住み,再び定職についてからしばらくはGWおよび秋の連休を利用して渡航する生活が続いた.

その多くはダイビング目的.

パプアニューギニア(マダン,キンベ湾)から始まって,フィリピン(セブ)タイ(コタオ)インドネシア(コモド)パラオメキシコ(ラパス)...

リゾート滞在やクルーズ船での旅である.
国内も沖縄の離島や小笠原にも行ったなぁ.
特に気に入ったのは西表島多良間島だ.

やっかいなのは潜るだけでなく,一番金のかかる水中写真にもはまってしまったこと.

スキューバダイビング,やめよっかな?

他にレンタルバイクによる「ボルネオ島縦断ツーリング」(ツアー)にも参加.
東マレーシア(コタキナバル),ブルネイ,インドネシア(ポンティアナック)を走破.
モニターツアーだったせいか,代金が格安だったのが印象的.
その大盤振る舞いのせいなのかどうなのかわからんが,数年後旅行会社が倒産するというオチ付き.

ボルネオ島縦断ツーリング

モルディブ帰りにスリランカもバイクで走った.

娘が生後4か月の時にはグアム,2歳の時にはタイ(プーケット)に連れて行った.何の記憶も残っていないそうな.

息子ができてからは4人で台湾に行った.
娘はともかく,こちらも1歳に満たなかった息子は何も覚えていない.

そして2020年,新コロ禍の到来.
以降,パスポートのスタンプは増えていない.

こうしてまとめてみると,行きたいと思った場所にはほぼ足を運んでいる.
一度は断念した場合も,なんだかんだで最終的には到達している,なかなかリベンジな人生やな.

辛いこともあったけど,やはり旅以上に楽しいことはないな.

自由が欲しい,社会的地位も欲しい.
内面が見たい,外面も愛でたい.
片方しか知らない人生は送りたくない.
これは19歳でヘルマン・ヘッセの『知と愛』を読んで以降,Kazchariの行動指針となっている.

知と愛(新潮文庫)

何だか全てが終わってしまったかのような書き方だが,まだ見ぬ土地への憧れはあるか?
答えはYESだ.

「若い時旅をせねば老いての物語がない」(とある古典)

見るべき物,経験すべきこと,会うべき人ははまだまだ存在する.

『海底47m 古代マヤの死の迷宮』を観た~いろいろトッピング

2022/4/14 Thu

久々に潜りてぇ.

ここ数年,海外旅行に行けていない.
言うまでもなく新コロのせいである.

一応,既に渡航は可能.
ただし3回のワクチン,自主隔離など手続きが色々と面倒(国ごとに異なる).
さすがに減客による経済的損失に耐えかねたのか,アジア各国はこれらの手続きを緩和し,開国へと方針転換しつつあるようだ.

日本はちょうど桜の季節.
外国人にとって一番魅力的なシーズンだったらしい.
観光業界にとっては完全なる機会損失.
誰がそうさせているのか?
「何も起きないことが最良」「事後の責任者不在」という日本人のメンタリティのせいか?

Kazchariは,新コロ前はほぼ毎年海外旅行に出かけていた.
その主な目的はスキューバ・ダイビングである.
目的がはっきりしている以上,現地で自力移動しつつ,あれこれ手配するのは面倒なので,パッケージツアーで参加していた.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

旅の回顧録~2015年のコ・タオ

おっと,今日のネタは旅行記ではなく映画評だった.
先日Amazon Prime Videoにて『海底47m 古代マヤの死の迷宮(原題:47 Meters Down: Uncaged)』(2019 米英合作)を観た.

海底47m 古代マヤの死の迷宮(字幕版)

この作品は2017年公開の『海底47m』の続編らしいが,ストーリーのつながりは全くない.Kazchariは前作も視聴済み.

海底47m [Blu-ray]

うろ覚えだが「サメ観察のケージダイブ中,トラブルでケーブルが切れ,海底47mに着底.酸素が減る中,そこからの脱出を試みるが...」みたいな話だった.

ダイビングがらみのパニック映画と言えば,『オープン・ウォーター』も有名.

オープン・ウォーター [DVD]

これらは全て一大ジャンル「サメ映画」の亜流.
一般大衆には「海でパニック=サメに襲われる」が完全に刷り込まれている.
おかげで,ダイビングが趣味と言うと,必ず「サメは大丈夫?」と聞かれるハメになる.

つーことで,前置きが長くなったがやっと『海底47m 古代マヤの死の迷宮』の感想である.

以下,ネタバレ.

舞台はメキシコ・ユカタン半島.

まずオープニングが面白い.
主人公はいじめられっ子転校生のミア
プールに突き落とされ,ゆっくりと沈んでいくシーンをプール(水中)側から撮っている.
ミアには姉のサーシャがいるが,なぜか黒人.
両親が連れ子ありで再婚したという設定で,どうやらサーシャは愚鈍なミアにイラついている.(伏線,伏線

父の仕事は海底遺跡の調査.
忙しくてなかなか娘たちにかまってやれない.
今回も週末の約束を守れず,ミアとサーシャに「グラスボートによるサメ見学に行ってきたら」とすすめる.
あまり乗り気でない二人だが渋々行くことにする.
翌日港でボートを待っていると,サーシャの友人,アレクサニコールがクルマで乗りつけ「もっと面白い所に行こうぜぃ!」と二人を誘う.

Wikipediaで確認して驚いたのだが,なんと,サーシャはジェイミー・フォックス,ニコールはシルベスター・スタローンの娘!(大スターの娘にとんでもない仕打ち!).

4人はとあるセノーテの入り口へ.
父親の調査対象現場のようだ.

セノーテとは,ユカタン半島にある浸食によって陥没した穴に地下水が溜まった泉のこと.
深部では別のセノーテとつながっている.

劇中の女の子たちみたいに泉でちゃぷちゃぷも悪くないが,やはりここはタンク背負って洞窟ダイビングでしょう.

https://www.divenavi.com/cancun_cozumel/より

流れがないので透明度抜群.
水底から穴を見上げると光のシャワーが美しい.
淡水と海水でくっきりと層が分かれており,そこで視覚トリックが起きたりする.

Kazchariも2004年に潜った.
まだ水中カメラを持っていなかったので水中の記録はないが,記憶にはしっかり残っている.

さて,本編に戻る.
父親が残していたダイビング用具を勝手に借りて,4人で海底遺跡探検に向かおうという流れになる.
マイク付きのマスクが人数分用意されているが,なぜかフィンは置いてない.
砂の巻き上げ防止? 水中で進まんぞ.

その後潜航し,水中シーンになるが,セノーテダイブの美しさを見せることはない.
本来存在しない彫像や,サメの模型(CG?)を登場させる都合上,撮影はプールセットなのだろうか.

まぁ,その後はお約束.
ちょっとしたミスから遺跡を破壊してしまい,帰る道が塞がるわ,どこからともなく現れた盲目のホホジロザメに襲われパニックになり,エア残量に悩まされる”いつもの”展開となる.

もちろん最終的に登場人物のほとんどが死んでしまうのだが,セリフや構図(配置)から実にわかりやすく死亡フラグが立つ.
サスペンス映画は主人公たちが「助かった!」とホッとした瞬間が危ない,という正に王道展開.
そういう意味で安心・安定感のある脚本だ.
とは言え...エア保ちすぎでは?

修羅場をくぐり抜け,”覚悟”したヒロイン,最期はサメに(なぜか)甘咬みされている姉を助ける.
武器は発煙弾? あれが水中で当たって効果あるのか?
おまけに自分も甘咬みされるが,無事脱出のハッピーエンド.

いじめっ子の前で食い殺されるバットエンドになるかと,一瞬思った.

つーか,あの盲目のサメはどこから現れたんや? しかも複数.
なぜお父さん達はこれまで襲われなかった?

などなどツッコミどころもあるが,まぁまぁ面白い映画でした.
残念ながらセノーテダイビングの絶景風景は皆無なので,宣伝にはならん.
ラストバトルは海の色からして,カリブ海っぽかったけどな.

最期にメキシコの治安について.
ユアン・マクレガーの南北アメリカ大陸縦断ツーリング『LONG WAY UP』では,やたらメキシコの治安の悪さが強調されてたなぁ.

『LONG WAY UP』の感想(その6)「メキシコ&USA編」

メキシコシティやグアテマラとの国境地帯(チアパス州)とか,どんだけ無法地帯扱い.昔はやたら暑いだけで危ない雰囲気はなかったけどな.

今も昔もユカタン半島,つまりマヤ文化圏は別格.
平和な世界やった(2004年の情報).
カンクンは都会過ぎてスルーしたけど,コスメルイスラ・ムヘーレス,そしてセノーテがあるプラヤ・デル・カルメン...何もかもみな懐かしい.

Nikon Coolpix950 / 2004年4月13日撮影 一応リュックは前抱え(中南米旅の基本)

あれ? 結局旅の話になってしまったよ.