2020/8/4 Tue
迷い道くねくね.
オリンピックが中止…おっと,延期になったり,甲子園が中止になったりと,番組編成に苦慮しきりのNHK.
録画予約中のレギュラー番組が特番になっていることが多々ある.
そしてそれが大当たりの場合も.
今回,知らずに録画されていたのが『NHK神秘のヨーロッパ絶景紀行「崖の上に街があった」』という番組である.内容をサイトから引用.
ヨーロッパの国々の、断崖の上にある街の美しい風景や住人の暮らしなどを紹介する。ギリシャ・エーゲ海のサントリーニ島やノルウェーのフィヨルドなど、大西洋や北極圏を半周して集めた空撮映像が登場。標高が高いそれらの街は道が険しく、水も十分ではないという。そんな不便な断崖の街の魅力に迫る。
さすがのNHK.ドローンを駆使した素晴らしい映像である.
有名どころからツール・ド・フランスで観たような街まで,どれもこれも美しい.
こういう街って,自分で実際に歩いても「白い壁の狭い通路が視界いっぱい」で絶景に会いにくい気がする.
いつ撮影されたのかわからないが,出演者(一般人)へのインタビュー内容からすると,コロナによる移動制限中のようで,観光客の姿がほとんどない.
後世に残る貴重な映像になるかもしれない.
ドローン撮影と言えば,2016年にメキシコのラパスに行った時にお会いした,”セレブしか客にしない”という歯医者さんが大型ドローンを持参していた(PHANTOMとかいうヤツ).
ダイビングボートから飛ばして真上から撮影するなど,ホンマにプロみたいな画像撮ってたなぁ.
ドローン撮影は国によって規制が厳しく,撮影許可が下りないどころか空港にて問答無用で没収されることもあるとか.
そのドローン,最近はすっかり盛り下がっている.
確か,流行りだした頃って自動追尾式が一般コンシューマーに広まって(安くなって),自分の旅姿を第三者的視点で記録しまくれるようになるという噂もあったが,現状そこまで普及していない(たぶん).
いや,技術的には可能かもしれないが,規制の方が厳しくなったのかもしれない.中華製の独壇場やしね.
さて,番組内容に戻る.
Kazchariはあまりヨーロッパに詳しくない.
行ったのは2004年の地球一周旅で立ち寄ったスペイン,ポルトガル,フィンランドぐらいか? 端っこばっかりやな.
番組で紹介されたような崖上の街の雰囲気に一番近かったのって,スペインのコルドバかな.
いかにも~な迷路的路地裏に点在する民宿とバルとフラメンコテアトル.浴場もあったっけ?
ものすごく暑かったことを覚えている.
崖の上にある街はほぼ城塞都市.外敵の攻撃を防ぐ造りになっている.
増改築を重ねて迷路の様…って守備には好都合か.
ただし,番組内容にも書いてあるが,生活そのものは不便そう.
坂が多いし悪天候の時はどうなるやら…
そして買い物は?
ものすごく細い路地をクルマが走っていて驚く.すごいテクだ.
それにしても旭川というか今の居住地は平和だ.
台風も地震も火山も原発も(ほとんど)ない.
懸念の雪も近年は暖冬でそれほどひどくない.
また,我が家は川から離れた高台にあるのでハザードマップ上も安全地帯にある.
引っ越す前は全く気にしてなかったなぁ.
去年に引き続き西日本の水害がひどい.
もし引っ越すことがあるなら,ハザードマップを意識する必要があろう.
改めて当時のコルドバおよび一日観光したモロッコの写真を見なおしてみる.
こうして探してみてもあまり街の写真を撮ってないな.
さほど写欲が掻き立てられなかったか…
2004年の旅からは写真のテクというか撮影方法の知識はついた.
今,行くならもう少しマシな画を撮れる気がする.
年老いたらヨーロッパを巡る旅もええね.
そのためにもチャリで健康維持.