2025/9/6 Sat
それが理由

翌日9/7は「第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会」.
ゆえに本日はチャリ練はせず,脚を完全に休める日とする.
起きる時間はいつもと同じ6時.
先週,息子とのゆるポタ時に買った『軽キャノン』を組み始める.

例によって「RG」かと言わんばかりのパーツの細かさでローガン殺し.
作業中は眼鏡を外して,超近接距離でゲート処理&パーツはめをしてゆく.

今回から製作に新兵器を導入.
それがこれ.

普通のガラスヤスリなのだが,異様に厨二病感たっぷりの商品名(とパッケージ).よくわからない装飾.だが性能はホンモノ.
クラシックな鉄ヤスリよりはるかに使いやすい.

さて,9時半になった.
天気も良いし,久々にモンキー出しますか.
メールをチェックすると市立図書館より予約本確保の連絡.
仕方がない.
10時の開館を待って,本を受け取ってから遠出することにしよう.
本日の行き先は...幌加内.
先週は「新そばまつり」の大盛況がニュースになっていた.
普段静かな町内が,観光客でごったがえしていたという.
ところが,この祭りは今年で開催終了だそうな.
理由は人出不足.
そう幌加内は過疎の町なのだ.
小規模な地方イベントは次々と消滅していく.
祭りからちょうど一週間.
今日だと,それほど混んでなかろう,”新そば”とやらをいただくか.
近くに温泉付きの「道の駅 森と湖の里ほろかない」もあるし,お風呂グッズ持参でな.
つーことで出発.
しばらく車庫で眠らせていたせいか,蜘蛛の巣だらけ.
エンジンは問題なく始動.
頭の中で「ピピピピピ ♪ I Just Feel Rhythm Emotion~」が再生される.

まずは江丹別へ.
ついこないだ「納沙布岬1200km」で通った道.
あの日はこの後,北見まで向かったが...こんな風にオートバイやクルマで走っていると,いかにブルベが狂気に満ちているかがわかる.
どう考えても距離感がおかしい.
同時に人力を推進エネルギーに最も効率よく変換するチャリの性能にも,改めて驚嘆.

よくわからないネーミングの「若者の郷」へ向かう丘陵地帯を走る.
あぁ,ここもTopstoneで一度来たな.
アップダウンの激しいトレーニングにうってつけのルートだが,オートバイだと関係なし.
それにしても...リアの巨大なトップケースがブサイク.
確かに無い方が良いのは間違いない.
でもこの便利さには代えられない.
江丹別峠を越えると,そこはもう幌加内.

3年前の「旭川200」でも立ち寄った食堂へ.
開店間際だったが既にクルマやバイクが数台停まっている.
ちょうど出て来たカブのライダーに「混んでますか?」と尋ねる.
「1人ならカウンター空いてますよ」と教えてもらって入店.
ブルベの時と同じパターンやな.

つーことでカウンター席へ.
このお店,「そば」だけではなくうどん,ラーメン,カレーなどなんでもある.
とは言え,ここはやはり「そば」でしょう.
そしてたんぱく質摂取を考えて「肉そば」(¥850)にした.
豚肉の量多め.美味し.
これと「月見そば」が同じ値段なのが謎.

にしても...先週の大混雑は何だったのか...という人の少なさ.
「新そばが食べたいにしても,1週間遅らせれば余裕なのに...」と思っていた時期がKazchariにもありました.
この違和感を解消すべく,Gemini先生に「幌加内の新そばについて教えて」と質問した.
幌加内の新そばは,イベントとしては「第30回幌加内町新そば祭り」が2025年8月30日・31日に開催され,これが最後のイベントとなりました.
祭り以降は,収穫された新そばを一般的に食べられるのは,そばが乾燥・加工され、各店舗で提供される10月から12月頃までです.
...な,なんだと?
つまり,今日食べた「肉そば」≠「新そば」だったということかぁ.
お祭りの時しか食べられないから人が来るのか.
これは1本取られたなぁ.はっはっはっは~(ちゃんと調べましょう)
まぁ,こう見えて(どう見えて?)Kazchariは味音痴.
むしろ「そば」よりも「うどん」派なのだ(意味不明).
さて,昼も食ったしサ活へGo.
一番近いのはもちろん「道の駅」なのだが,このまま向かうのも面白くない.
近場で行ったところがない場所を,と「サウナイキタイ」を起動.
『剣淵温泉 レークサイド桜岡』が表示された.
おお,目の前は何度か通ったが中は知らぬ.
行ってみるか.

ちゃんとオートバイ専用の駐車場がある.
ヘルメットを脱ぎ,膝のプロテクターを外す.
夏用のバイクパンツを所有していないので,ふつうのコットンパンツの上に装着している.
まるで教習所? いいのだ.見栄よりも実用性.
転倒して膝を割るよりマシ(経験者).
ちなみにジャケットはこれ.
肝心の胸部プロテクター付き.

入浴券は自販機.
しっかりと「JAF割引」ボタンを探す.気のせいか目立たない位置にある.
フロントから浴室までは遠い.
2階に上がって,渡り廊下を歩いた先にある.
¥100ロッカー,使えるモノと使えないモノが混在.
いずれにせよ各部の老朽化が目立つ.
ボディソープ,シャンプー,コンディショナーあり.
カラダを清めてサ室へ.
ストーンのドライ式.ロウリュウなし.室温は90℃ほど.
レビューだと地元のじーさん達に占有されている...という記述もあったが,今日はガラガラ.
むしろ,観光客っぽいおとーさんが,小さい子どもを水風呂で遊ばせていて,それが邪魔.
露天風呂なしなので外気浴不可.
浴室内に白リゾートチェア4脚.
幸い,ガラス面の一部が網戸開口.
そこの前のチェアを確保すると,風が入って来るので疑似外気浴.
心地よく3セットをこなす.
その後のラスト浴槽が気持ち良き.
脱衣所のサーバーの水をたらふく飲んで退館.
悪くはないが,あちこちに貼ってあるテプラの注意書き(〇〇するな)の量が異常.それだけ非常識な行為が横行している?
一応ホテルだが,地元の高齢者が銭湯代わりに使っている場所...が実情なのだろう.

国道40号を使って帰路へ.
やはりチャリと違って速い速い(速度差が2倍以上).
39号に乗り換えて,あっと言う間に当麻のセイコマ着.
チャリじゃなくても腹は減る.ここで補給.

なんかブルベ中と買う物が一緒.
食べながらメールチェック.
朝行った図書館から,もう1冊の予約本が確保できたとの連絡.
閉館は17時.今から向かえば間に合いそう.

つーことで,再び図書館へ.
久々にシェルパ斉藤の本を借りる.
タイトルのみで予約したが,おっさんのヒッチハイクって成功するのか?
その昔,高速のSAで北海道旅行中のヒッチハイク青年を乗せたことがある.
まぁ,その彼が何ともつまんないヤツで何を聞いてもナマ返事.
逆にこちらのことを聞きもしない.
ようするに単なる”アシ”扱い.
乗せてもらった以上,ドライバーを楽しませるのが「対価」だと思うのだが...(Kazchariならそーする)

で,無事帰宅.
言うまでもなくオートバイツーリングはリスクが高い.
私見だが,絶対スピードが速い分,チャリより危険なのでは?
ちょっと丈夫なヘルメットをかぶっている以外の差はあまりない.
オートバイにも40年近く乗っているが,帰宅時には「今日も運よく生き残った」といつも思う.
どうして,そこまでして乗る? ⇒ それを上回る快感があるから,としか言えない.
ヨメさんと息子はラグビー遠征で留守.
孤独の夕食はカーボローディング.
昨年の「ふるさと納税」で送られて来た「佐賀牛のハンバーグ」を贅沢に2個焼く.
定番の返礼品だが,美味し.
何やら政府の横やりで「ふるさと納税」のポイント付与がなくなるそうな.
ラストチャンスは9月一杯.
さて,何を頼もうか.
明日はいよいよカミヒル本番!
5時に起きて臨戦態勢,である.
天気予報は...80%,雨だと!