歯医者を変えた~その後の話

2020/12/9 Wed

技術の差?

11/5のブログにて,行きつけの歯医者を変更した件について書いた.

歯医者を変えた

その後も息子ともども治療継続中.
以前の歯科とは色々と(良い方向に)違い過ぎてびっくり.

キーワードは「塩化歯石」
こいつは歯の根元周辺の歯石で,歯肉を“かなり”めくらねば見えない深部にある.
言うまでもなく歯周病の最大要因.

通常の白い歯石と違って,黒くて固い.

除去のためには,先の尖った器具(スケーラー)を歯肉の奥深くまで差し込み,強引にガリゴリする必要がある.

以前の歯科でも,半年に一度の割合で歯石除去を始めとするクリーニングは受けていた.
その際は検査+上下の2回の通院で済んだ(だいたい3000円ぐらい).

しかし,今の歯科では初日に「検査・レントゲン・表面磨き」,次回より上の歯を左右に2分割,下の歯を右,左,前の3分割で歯石除去と,非常に念入り.

ここまで細かく分けるのは,毎回麻酔を打つためである.
当然,治療中の痛みはないが,出血量や麻酔の違和感は相当なもの.

よくよく考えてみれば50年分のたまりにたまった“カス”を掃除してもらっている.
費用がかかるのは仕方がない.

20代の頃からこうした治療を続けていればなぁ...
Kazchariと同年齢の友人は既に何本かの歯を失ってしまっている.

それでも翌日には腫れも引いて快調.
口内唾液の力は偉大なり.
ブラッシング時の出血はなくなり,歯の表面のザラつきは明らかに減少している.

一方で,歯石や歯肉の腫れによってしっかり固定されていたかのように見えていた自分の歯の,根本が浸食された弱々しい姿にショックを受けてしまう.

よく誤解されているが,これは歯石を除去したから歯肉が下がったのではなく,歯肉の腫れがひいて健康な状態になったので,本来は喜ばしい状態.
何本かは「すきっ歯」となり,歯間ブラシも空気も通りやすくなった(涙).

全ての歯のクリーニングが済んだところで2週間様子見.
腫れや出血の状態を確認後,虫歯の治療や再充填などの段階に入るそうな
さぁ,来週の健診で吉と出るか凶と出るか

治療を受けつつ,現状は以下の手順で歯磨き.

- 歯間ブラシにて歯のスキマを掃除
- 上記で取れない物をフロスで除去
- 電動歯ブラシで歯肉のブラッシング
- 柔らかめの手持ち歯ブラシ+クリニカ(キシリトール多め)で軽くブラッシング
- 歯磨き粉を吐くだけでゆすがないイエテボリ・テクニック

虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法

こうした極めて丁寧な治療を受ける一方で,その対極にあったのが頸・肩凝りに対する鍼灸.

その鍼治療院には週一回,計3回受けたところで自発的に通院をやめた.
理由をあらためて考察する.

(1) 技術面の不安
3回中,2回,施術後の鍼の取り忘れあり.
髪やネックウォーマーにはさまったままだった(えっ?)

(2)ゴールが提示されない
いつまでに,どのような状態になれば終了なのかの提示なし.
経過も尋ねない.

(3) 治療効果が感じられない
施術後に楽になるどころか,むしろダルさが増した.
マッサージのもみ返しとは異なり改善しない.

(4) 施術費が高い
一回2500円.これを高いとみるか適正とみるかは人それぞれやけど.

(5)個人の事情を配慮してくれない
最初にごく簡単な問診があったが,経過を聞かれただけで姿勢や使い方,趣味,家庭ですべきことなどの,個人因子に関することには興味がなさそう.
そういや筋緊張や関節の動きなどの触診もなかったなぁ.
鍼灸では評価しないの?

通っていたところがハズレだったのかもしれないが,不信感を抱いたまま終了してしまったのが残念.
もちろん,ここの鍼灸院で著しく改善した人もいるのも事実.
単にKazchariの状態に合わなかっただけかもしれない.

しかし,(5)を重視しないのは,「病を診て,人を診ず」であることは否めない.
これを認めてしまうと,Kazchari自身の職業を否定することになる.

先日,たまたま職場の広報写真にて自分の立ち姿を真横から見る機会があった.
これがまぁ,見事なまでの猫背
やはり,姿勢の悪さによって僧帽筋や菱形筋が引っ張られ続けているのが原因だと確信.

結局,以前紹介したバンドを仕事中着用(8時間)することで,現状ほぼ解決.

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これまで費やした金と努力は何だったのか...

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