EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

2023/5/1 Mon

身構えていなかったから死神がやってきた

iPhone11 Pro ※再現画像

晴れ時々曇り.温度:13 ℃,湿度:56%,体感温度:12 ℃,風速:19.8 km/時,風向:WSW

やっちまった.
まさかのグループライドで大落車!

田舎道で土くれを踏んで前転したらしい.
自分では状況がわからない.
転倒時,空が見えたのでたぶんそうなのだろう.

では,痛みと悲しみを乗り越え,時系列で,今日のクラッシュの記録を.

事の始まりは数日前.
チャリ仲間のYさんのSNS投稿からだった.

道の駅「奈井江」出発で南下.
国道12号線沿いに点在する激坂でタイム...いや違う,満開の桜を愛でるライドのお誘い.

天気イマイチの予報でGW前半のキャンプをキャンセルし,ヒマだったKazchariは飛びついた.

朝7時半ごろ,ハスラーにて自宅出発.
世間的には平日なので,道路が空いており,9時過ぎにはスタート地点に着いてしまった.

iPhone11 Pro

先着の方数名.
しばし談笑.
STRAVAつながりで名前だけ存じている方もおられた.

「少し風があるかな...」と思った瞬間,突風により,なんと上記の写真の様にスタンドに立てていたEMONDAが倒れたぁ! うんなアホな!

「くぁwせdrftgyふじこlp~!」っと,声にならない叫び声をあげ,慌てて引き起こす.
しっかり右側のバーテープに傷が...

ちなみにこれが購入後,初転倒&初傷.
救いと言えば,5月末にEMONDAのオリジナルハンドルが届くので,いずれにせよバーテープは巻き直す予定だったこと.
最小限の被害で良かった...と少し安堵(甘い,甘すぎるッ!)

今思えば,このアクシデントが,この後に続く悲劇の予兆だったのかもしれぬ...

やがて,コース作成者のHさん,主催のYさん到着.
10時過ぎ,9名のグループライドスタート.

いただき画像

ええ,あくまでゆるポタですよ...と,前半はど平坦のまったりとしたライドが続く(MTBもいたし).

いただき画像
いただき画像

1時間ほど経過した頃,気温低めのせいか,トイレに行きたくなった.
林の影で済ませようかと思いきや,農家が続き,倫理的に許される場所が見つからない.

いただき画像

あー,もうこの時に集中力切れてたかもしれんなぁ...

それに加え,いつもぼっちライドなので,路面状況やらクルマの動きやら全方向に気を配ってたのが,グループゆえの安心感っつーか,人任せにボーッと走ってたかもしれん.

言い訳してもしても仕方がない.

おそらく美唄市,光珠内地域の農道で...やらかすことになる.

ダウンヒル時などのリスクを感じなからではなく,完全に不意打ち.
何が起きたのかさっぱりわからんかった.
覚えているのは空の風景と,前方で跳ねるEMONDAの水色のトップチューブ.

顎を引き,カラダを丸め,頭を守ることだけを意識する.

すぐに起き上がれた.
左肩に激痛.
かなり打ち付けたようだ.

一緒に走っていたみなさんが駆け寄ってくる.
せっかくの楽しいライドを邪魔して申し訳ない,という気持ちが先行する.

誰かがEMONDAの状態をチェック.
フロントホイールのスポークが数本折れていた.

あぁ,今日はもう走れんなぁ...つーか,ここからどうやって戻る!?

誰かが左膝の出血を指摘.
レッグウォーマーをめくると,ざっくりと裂けている.
生足でなくて良かった...
ボトルの水をぶっかけ,頂いた絆創膏を貼る.

スポークをタイラップを持参している方に仮止めしていただく.
ディレーラーも曲がっていたが走行可能.

「トランポ,輪行せずともなんとか帰れそうだ」と判断.

いや,ここでまっすぐ帰ってはブロガー失格(そ,そうか?).
サムネの再現画像および集合写真を撮る余裕をなんとか確保(かなり動揺してたけど).

いただき画像

「ちゃんと走って帰る姿を見ないと出発できない」とのみなさんの声援(?)を受けつつ,国道に出てひたすら北上.

スポークを失った前輪はグネグネするけどちゃんと周る.

よかった.走れる...けど,何か変.

リアのDi2変速が全然効かない.
トップに入ったままシフトボタンを押しても動かない.ハンガーの曲がりが影響しているのか?

フロントギアは動く.インナーに落とせる.
幸い,追い風だったのでそれほど苦労せずに進めた.

クラッシュポイントから道の駅「奈井江」までは約20km.
これ以上の禍が起きませんようにと祈りつつ,歩道中心に慎重に走る.

無事「奈井江」着.

あらためてEMONDAの損傷をチェック.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

安心したせいか,さっきまであまり気にならなかった左肩(肩甲骨)の痛みが強くなる.何かを持ち上げると激痛.
アドレナリンが切れてきたか...

なんとかEMONDAをハスラーに詰め込み,一路旭川へ.

市内に戻るとやはり最初に向かうのは...クランカーさん.
もちろんEMONDAは即入院となった.
前輪はスポーク張替えで済みそう(たぶん).

連休中なので部品調達に時間がかかるかも,とのこと.
いいんです.
しばらく乗れそうにないし...(くすん).
ついでに純正ハンドル交換およびコラムカット終了後に引き取ることにした.

一旦帰宅し,必死のパッチで着替えて(左肩がうごかん!),近所の整形外科へ.
これまた不幸中の幸い.今日は平日なのだ.

左肩のレントゲンを撮ってもらう.
少なくとも骨折線は見えないが,肩甲骨は診断が難しいので,念のため明日MRIを撮ることに.人生初である.

左膝も裂傷がひどく,消毒後縫合してもらう.
レッグウォーマーのおかげで,傷の割に小石などの異物の混入はあまり見られないとのこと.

Kazchari「それじゃ治り早いですか? 自転車いつ乗れますか?」

医師「(何を言っておるのだこいつは?という表情で)抜糸するまでダメです!」

がーん.
なんてこった! 5月末の青森遠征ブルベはどうなる!?(全てはMRIの結果次第...)

救いと言えば,自転車保険にちゃんと加入していたので治療費はカバーできそうなこと.
ブルベのために,入っていたのだが役に立つ時が来るとは...あまりうれしくない事態だ.EMONDAの修理代はカバーしてくれへんのかな?

つーことで帰宅.

肩を上げ下げすると激痛が走るので三角巾を装着.だいぶマシ.

思えば我が人生,おおよそ7年周期で,なぜか左半身のどこかを負傷する(左小指突き指,左膝蓋骨骨折,左アキレス腱断裂).何かの呪いなのか?

たまたま転職期間中で在宅,色々世話を焼いてくれる(早めの介護とも言う)ヨメさんに感謝.

そして,GW後半の男二人キャンプを楽しみにしていた息子よ,すまぬ...とーちゃんは連れていけそうにない...ガクッ

皆さんもお気をつけ下さい.

注意散漫,ダメ絶対!